11月30日(火) 晴 っと思ったが 雲が張り出し 薄日の一日
夕方前の午後4時 浅間山からの噴煙が消えたと思ったら入れ替わるように ぽッ と雲が紅に染まった。
こう言う情景のとき直ぐに家人Mに声を掛けるのだが ・ ・ ・ 感覚の違いだろうか? 単なる夕方前の現象と捉えたようだ。確かに、俺的な物の見方をすれば全てが自己中心的で、浅間の噴煙も、朝陽がヨード卵の黄身のように赤いのも、心に染み入るのはオカシナ+ニンゲン の感覚と見るらしい。この程度だと人的被害が及ばないせいか、ちらっと東の窓を覗いただけで元の作業に向かっている。
俺は朝からINAXのHPを検索してサティスと云うウッシュトイレの仕様書を捜した。本棚の奥にしまい込んだ取説を捜せばよいのだろうが、PCの便利さを承知している者としてはネットに頼る。
取説と云っても10年前のこと、ネットの方が最新の情報を読み取れる。この要件は我が家のトイレの具合が悪い。よそ様の家でも同様だと思うがトイレは北側、小さな窓があっても太陽の温かさは望めない、ましてやシャワーノズルからでる水が冷たいままではたまらない。PDFの取説を読んでも結局は分からない。お助け電話を掛けた。
この手の電話は久しぶりだが、紋切り口調のお姉さんが出てくるかと思ったら、これが素晴らしく、ほどほど丁寧でフレンドリーな対話、瞬く間に解決と云うことで明日の、午前中に来てくれるという。その後担当者から電話があり、細かい不具合の様子などを聞かれたが、こればかりは文字にしてここに載せるわけにはいかない。
INAXと云うフレンドリーな会社 アクセスをしてみて欲しい。http://www.inax.co.jp/
午後にはもう一つに10年選手の登場となった。それは、最近我が家ではカステラやパウンドケーキと云う焼き菓子はおろか、オーブンを使った料理が食卓に上らない。木枯らしが吹くようになり、薪ストーブを炊くほど寒くないとき、オーブン料理は欠かせないのだ。
家に入れた電機製品は5年ほど前にひととおり調子が悪くなった。あれから更に5年、10年ともなると危険だ。オーブンの温度が上がらなくなった、温度が低いと焼き菓子や熱々のグラタン系の物が生焼けになる。それなら作らなければ良いのだが ・ ・ ・
調理器具の10年を顧みることなく酷使して、経年変化を思く、無意識に焼き上げた菓子は、はそれなりに立派に焦げ目が付、旨そうに見える。しかし、粉っぽく水分が飛んでいないのだ。ご当人はしっとり感があるケーキだから ・ ・ ・ だから ・ ・ ・ と次の言葉はつながらない。
そんなときには、いち早く型番を調べ、製造番号をメモしてこれも先ずはネットだ。据え付けた店に問い合わせるのが一番と云われるが、ここ信州の片田舎では難しい。一通りマニュアルを調べ、予備知識を仕入れて電話をする。電話口では丁寧な受け答えでテキパキと必要事項を聞いてくるので、間髪を入れずに相手のリズムに合わせ要求してくる数字や記号を伝える。出来ることならば、相手の話すリズムより少しだけアップテンポがよい。少なくても、ここでモタモタしてはいけない ・ ・ ・ と云うわけで、「明日の午後に伺えます」とリズムを崩さずに云われた。 う~ン と ここでベテラン(らしい)お姉さんに一本取られしまった。明日の午後はダメ ・ ・ ・ それでは、木曜日と少しゆっくりした口調で言ってきたので、一呼吸合わせてからOKをした。
外見はきれいなのだが ・ ・ ・ 内側を見ると相当病んでいる。庫内の通風口は汚れで詰まってないのだろうか? 明後日までに掃除をする必要がある。自動的に清掃機能が付いているのではないかとMに訪ねると知らないと云い、その後に“ネットで調べたら”と云う。当然彼女もネットが庫内を綺麗にしてくれないないことは承知なのだ ・ ・ ・
10年も経つと家のメンテナンスが必要になる。今年の春は外回りの塗装を塗り替え、床暖の不凍液と温度調節バルブを交換 ・ ・ ・ ニンゲンもパーツ交換したいと云えば、下取りができれば全交換と答えが聞こえるようだ。
19時からはボランティアの役員会があった。 少ない人数ながら、濃い打合せができたことはありがたい。後期の企画は来年2月の町民活動センター活動発表会もタイトルと素案について話し合えた。来月半ばに具体的なことが決まることだろう。21時終了予定を25分も過ぎてしまった。
ボランティアだと思っていない活動、だからボランティアだと云う。
熱い意見が飛び出した。