田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

獅子のご年始 一足お先に あけまして・・・

2008年12月31日 | 日記
12月31日(水)夜半 雪 快晴 暖かな一日

昨夜降りだした雪は朝方には止んでいた。
もっとの昨夜寝る前に外を覗いた時には止んでいたように思う。
今朝は薄っすらと白くなっていたが、暖かい風と太陽の熱ですぐに溶けてしまった。

我が家は瓦屋根の人が出入りしないところは雨樋を付けていない。
そのために雪が降った翌朝には氷柱がつきやすいし、今日のように降った雪が解けるときには天水が糸のように垂れる。
昨夜の雪は急激な春のような暖かさに一気に解けだし、まるで運針の見本のような様を見せた。


日中は久しぶりに何もせずのんびり過ごした。
年越し蕎麦は早めにと云うことで昼飯に蕎麦を打つことになった。
8割そば粉で2割が小麦粉、共に立科産という地産地消を地でいった。
少々水廻しが多かったように思うが、自分で打ってることで写真を撮る余裕はなかった。
先ずはそこそこの昼蕎麦ということでケリがついた。

明日から3日間は世間も休みということで、負うものをないということだろう。
夕方には集落の子ども獅子舞が太鼓と鉦で囃子立てながらがやってきた。
オカメの面をつけた子どもが、道祖神のお札を盆に載せて家に上がり正座して「明けましておめでとうございます」という。
ここでは大みそか日没とともにお節料理をたべ新年が始まる。
続いて、梵天役が「かぜの神叩き出せ、福の神舞い込め」と梵天を外と内に振りながら3回繰り返す。


続いて獅子の登場だが五色の御幣を持って締め太鼓と胴付き太鼓の音に合わせて踊る。
御幣は足を出すごとに左右に振り・・・・あとは太鼓役や付き人の歌に合わせて舞うのだ。


獅子役は頭と後ろの2人が組になって踊るのだが、歌に合わせるのが難しい。
歌は太鼓に合わせるのだが「ちいさいどうのさいどうのよいやさ」と3回繰り返し
「身は三尺の剣を抜いて、悪魔を払えばめでたいな」この辺になると太鼓も早くなるし・・・子どもたちは意味がわからない。
さらに「おさきにたっちゃあなんじゃいな、つぶれやかんのそこのめだぁ、いかりてすみからすみまで舞ってこい舞ってこい」
この最後の『舞って来い舞って来い』で家の中を駆け回るのだ。

最後は家人全員の肩を噛み厄をはらう。
これを集落全戸を周るのだから大変な仕事だ。
おれは今年初めてなんの役にもついていなかったので家にいた。
子どもが少しづつ増えているから良いが3年前は大人がやるしかなかった。
家の中に落としていった御幣などは15日のドンド焼きに燃やすことにしている。
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今年 最後の朝陽 

2008年12月30日 | 日記
12月30日(火) 湿り気の多そうな朝 快晴 午後から雲が広がる 夜 雪

早朝まだ真っ暗な時にリビングのラジオが鳴り出す。
大音量で何をしゃべっているかは聞き取れないが・・・・・・
飛び起きてリビングの電気をつけるとSalaはしっかりと寝ている。
不思議な犬だ・・・・
犬は音に敏感なのにぜんぜんびくともしない。

ラジオはMが掃除をした時にどこかスイッチを触ったのだろうか?
タイマーが入った状態になっていた。
時計を見ると4時40分陽が昇るまでには時間があるが、ストーブに薪を入れた。
もう一眠りしようとベッドに入ったが寝付けずに5時に起きてしまった。
東の空と山並みの境が紫色に変わってきている。
障子を明けると風が強く吹いているが窓を開けてると風は生ぬるい。
夜明けのコーヒーならぬ紅茶を煎れて新聞を読んだ。
ストーブの炎を見ながら夜が明けるのを待つのもよい。

6時半過ぎに陽が昇る山の空が赤く染まってきた。
湿り気が多いためかいつもの黄金食よりも赤が強く見える。
朱色とオレンジ色そして真紅に近い色の変化が現れた。
明日は朝陽が昇らない予想だから・・・・今年の朝日は見納めになる。


やがて太陽がカラマツの梢から光を放ったが、なんとなく鈍く光るのは天気が崩れる前兆なのだろう。
集落の東の家々に光があたりだした。


リビングに朝陽が届くと、窓際に置いたシクラメンが急に生き生きと見える。
葉の緑と花の赤の表情が多様だ。
10年近く毎年花を見せてくれているが、毎朝一番の光を当ててやりたくなる。


午前中は年賀状の宛名リストを探すが見当たらない。
PCの具合が悪い時にアドレス帳も吹っ飛んだがエクセルにリストだけは入れてあったはずだ。
1月になってから年賀状を書くようにしているが・・・・・
住所録を始めっから打ち込むのは少々きついものを感じてしまう。

一日中 怠惰な時を過ごしてしまった。
23時になろうとするが、今外は雪が降っている。
薪にするリンゴの木を年内にもらいに行くつもりだったが来年の作業とする。

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穏やかな 年の暮れ

2008年12月29日 | 日記
12月29日(月) 快晴 暖かで穏やかな一日 

               ≪夕陽を浴びる浅間山≫

早朝から起きだして窓を開けてみると風はさほど冷たくない。
日之出時刻まではだいぶあるので、ストーブに薪を入れて空気口を開ける。
一気に炎が上がりゴーっという音とともに温度も上がってくる。
最近気になっている煙突の煙の状態を見に外へ出るが、ほとんど煙は見えない。
たまには高温になるまで燃やして煙突の付根の外で250℃くらいまで上げると内部の煤も燃えて落ちるようだ。
8年間焚いているが煙突の掃除は一回もしてないのは、直管で2階の屋根まで伸びていることが燃焼効率が良いのだろう。

午前中は“たてしなエコ・クラブ”会報の記事がメールで送られてきているのを、書きこんでなかったので割り付けをした。
1月早々には役員会で意見を聞かなくてはならないので、年内には形を作っておきたい。
A3両面となるがA44ページでは記事が足りないと思っていたが・・・・
残るのは400字1か所とと100字2か所のスペースとなった。
写真入りの記事を多くすることを考えたが印刷経費からせいぜい2色刷りに抑えたい。

遅めの午後にH集落のMYさんが米を持ってきてくれた。
少しばかりを頼んだのに、彼が杵でついた餅と干し柿も一緒だった。
彼は減農薬でこだわりの米作りをしている。
町づくりの答申がどのように出されるかなど熱い語り口調が頼もしかった。
夕方になっても暖かい外の空気が心地よかった。
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寒中 公園のテーブル作りに勤しむ

2008年12月28日 | 日記
12月28日(日) 晴れ 快晴 冷たい風 なんとなく寂しげな一日

朝は霧が出ているのかすっきりとした陽射しがない。
窓を開ければ相変わらず雪は溶けないまま辺りを白く見せている。
今朝は9時から集落の公園≪大内道竜の子広場≫の整備がある。

朝飯をすませて早めに行くとすでに昨日運び込まれた砕石の山にバックフォーが上に乗り崩しにかかっていた。


小さい集落ながら大型トラクターやバックフォーは自家用で共同で作業をする時にはスコップと同じ感覚で持ち寄る。
砕石は建ちあがった四阿の基礎の周りにできた段差を埋める作業と一部低いところを平らにする。
バックフォーで砕石をすくい一輪車で運ぶ、この作業は力も必要としない。


今日の二つ目の作業は四阿の中に入れるテーブルとベンチを作る作業だ。
テーブルの天板は2年前に切り倒して半分に割ってある木を使う。
電気かんなで表面を整え虫が食ったところはあとから木工ボンドに大鋸屑を混ぜて埋めることにした。


テーブルの脚は、昨年春に公園の上の山で切り倒した松を使うことにした。
長さを測り無駄な部分をチェンソーで切り取る作業から始めた。
幹の直径が70cmもある太い木なので横に置けばテーブルの高さに具合が良い。


この太い木を山から降ろすのは雪があるのでトラクターで引っ張り道まで出す。
道はバックフォーで挟み込んで公園まで持ち込むという、素晴らしい技と連携で4本の木が揃った。


晴れてはいるが風が冷たくてチェンソーを持つ手が凍えてレバーが押せなくなる。
交替で作業をしながら、太い木の幹に「逆さかまぼこ」型にくりぬき天板を修めた。


最終的には四阿の中に運び込んで微調整を行う。
残る作業は太い木を太鼓状に切るのだが、今日は寒すぎて午前中で作業を終えることにした。
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寒さは今日まで 明日からは・・・・

2008年12月27日 | 日記
12月27日(土) 晴れ 快晴 風が冷たい一日

予想どうりに快晴・・・・
昨日も遅く寝たのに夜明け前に目が覚める。
ストーブの火の具合を見に行くと室内の温度は18度とあったかい。
2~3本の薪を入れて空気口をあけるといつものようにボンッとという音とともに火が付く。
朝陽が登り始めるまでには少し間があるので新聞を読むが、電気をつけないと暗い。
やがて隣の集落との境の山から陽が昇りだした。


里の風景も冬はやはり雪が見えないとさびしい。
寝室の東の障子をあけると、ここは出窓のためか冷え込みが激しく、空気中の水分がガラスに凍りついてる。
浅間山は相変わらず日本海から雪雲が覆いかぶさっている・
雪印の氷の結晶とまではいかないが趣のある文様を描いていた。


朝陽が昇るにつれて南側の氷柱はますます透明感を誇張するように光を受けている。
今日の晴天ですべての屋根の雪は溶けてしまうだろうから、氷柱もわずかな命になる。


午後は信州TVのモニターする番組を観たが、ニュースに怒るということだが、バラエティーに作られた番組は見てるだけで空しい。
無理やり大層な言葉を使いはやし立てるだけのようでこの手の番組は最も嫌いな番組の一つだ。
愛息Salaを風呂に入れやっと冬用の毛糸のセーター?に着替えた。
腕白坊主ながらピンクのセーターを見つけるとなぜか気取った格好をする。


夜は集落の常会(各戸1名参加)があり、新年の獅子舞の役割と正月の行事の打ち合わせをした。
出席者が少なく日程を決める段階で調整ができなかったのだろうか・・・・
会終了後は忘年会と称して経費で弁当がでたが無駄のような気がする。

9時半に家に戻ったが、TVの行政チャネルでは、商工会町内の中小企業のために緊急融資の相談会を開く案内を流していた。
この暮に資金繰りが大変なことは全国的なこととして報道されているが、この片田舎にも不景気の影響がでていることを感じる。
商工会は外側からしか見ていないが、N会長の誠意ある対応に助かる企業も多いことだろう。
それにしても、暮の最終日まで企業への対応には頭がさがる。
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信州には雪が似合う

2008年12月26日 | 日記
12月26日(金) 雪 降りながらも青空が広がる 晴れ 超寒

夜半から降り出した雪はあたりを真っ白にしていた。
天気予想は外れで朝には少しだけ雪と言っていたのだが・・・・
そうとは云え、昨日の浅間山を襲った雪雲を見ればこのくらいの降りはいたしかたない。
しかも、雪の積もり具合から初雪と言ってもい降りだろう。
外に出てみると大したことはなく積もっているのは4~5cm程度だった。


朝飯を片付け終わったころには細かい雪は降っているが南の空を除くと青空が見えた。
西からの風に乗って雲は南東へ流れ、すぐに青空も雲に隠された。
まるで順番のように雲と青空が交互に窓ガラスに現れる。


午前中はMに再三言われている年賀状を印刷した。
PCの具合が悪くソフトを入れ替えたりメモリーを増強したので印刷しながらの次のデザインを作っても軽く動くのがよい。
午後出かけるまでにすべて印刷が終えたので少しだけ気が楽になった。

昼飯を終えた後に東の窓を除くと浅間山の上には西からの雪雲が覆いかぶさっている。
信州の山々に雪を降らせてきて最後に浅間山の北斜面に雪を落とし軽くなったのか、これ以上先には進めない。
一列に並んで雲のかたまりの上を少しだけ早く流れている雲がある。


4時過ぎに家に戻ったが、集落に入る坂道はすでに日陰になり、しかも、風の通り道なのでテカテカに凍りついている。
近場だからと冬タイヤに変えないで出かけたのを反省させられた。
軽トラをガレージに入れストーブ用の薪を運びやすいように移動していると、浅間の上空に覆いかぶさるような雲が赤く染まっている。
隣の集落はすっかり暗くなっていて、自分の周りは雪の反射へ明るく見えていた。


家に入るとMは今日印刷した年賀はがきの宛名書きをしていた。
彼女の信条だろうか、宛名印刷はこちらに要請はないのだ。
南の山の上に離れ雲が紅に染まり、軒に落ちていた雪解けの水が凍りはじめ氷柱となっている。
明日は猛烈に寒くなるとTVの予想で云っていた。


信州には雪が似合う
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大惨事と思わせた雲

2008年12月25日 | 日記
12月25日(木)寒さはないが風が強い 霜はなし 午後から風が冷たくなる

今朝の浅間は全体の姿のは見えないが、大きな笠雲が頂部を隠している。
天空の空は濃い青で空気が澄んでいることを物がっているようだ。


少し経つと上空の鰯雲が崩れてきてなんとも言えない文様になった。
上空は不安定な気圧の変化が表れているのだろう。


Mは午前中に冬タイヤに換えるためガソリンスタンドに行くという。
彼女の車は大きいので流石に俺に変えてくれとは言わないところが良いが、後ろの貨物スペースにタイヤを乗せてくれという。
重たい太いタイヤをラックから降ろして車に積み込むのは大した時間はとられなかった。
エコばやりの時代に太いタイヤを履いて大きなエンジンで町中を走るのはよろしくない。
俺の軽トラのタイヤなんぞは片手指三本で持ち上がるのだから・・・・
軽トラのタイヤは俺自身が自らタイヤ交換をする。
ナットの締め具合、ホイールの点検など十分に確認しながらの作業なので安心して乗ることができる。

午前中は年賀状のデザインを最終的に決めたが、イラストが気に入らない。
牛の写真が良いということで近くの牛小屋へ写真を撮りに行こうかと思ったが、我が家に鉄でできた牛の像があるのを思い出した。
バックにカレンダーの白い紙をしいてパチリ、ナイスショットとなった。

午後は“たてしなエコ・クラブ”の新聞の編集をしながらのんびりと時を過ごしたが・・・・
4時ころになって東の窓を見て驚いた。
どのような現象化はわからないが数分おきにシャッターを切ったので見ていただこう。


初めは目を疑った!!
浅間山の裾野から噴火したのかとおもった。
瞬間的に画面を引き寄せてみると、雲が崖のように切り立っていた。


すぐにラジオのスイッチを入れたが臨時のニュースはない。
日本海側の雲が浅間山を越えて裾野へ下りようとするときに、南側の高気圧が押し上げていたのだろうか?
不思議な現象だが、脳裏によみがえったのは阪神大震災の時のTV画面だ。
大惨事のときの立ち上る煙と同じように見えた。


やがて夕陽に照らされる部分と山の陰で闇に飲み込まれる部分にくっきりと斜めに分かれている。
初めて見る現象だが・・・・い小さな夕焼け雲が見えながら闇の中に沈んだ。


大惨事でなくて良かったが、外は激しい風が木々の枝を叩く音が聞こえる。
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横を向いてる クリスマス イブ

2008年12月24日 | 日記
12月24日(水) 快晴 暖かな一日

1週間延ばした病院に行く日になっている。
本来は第3水曜日17日に佐久病院の眼科を予約してあったが、会議が入ったので今日にしてあった。
一週間という間がすごく長く感じるのはなぜだろうか?
佐久病院は5年以上前から移転問題がこじれて迷走しているが、この建物を見ても老朽化が甚だしい。
佐久市の三浦市長は単に意地悪をしているようにしか思えないが早く決着をつけてほしい。


いつものように予約時刻の45分前の家を出て受付窓口に診察券と予約券をだしのは5分前・・・
40分で総合病院へ来ることができるのはうれしい。
ところが、今日はもっと嬉しいことがあった。
受付をして少し離れた別の科の待合所に座って本を読もうとしていると名前を呼ばれた。
名前は2回繰り返し、初めは苗字を呼び2回目は名前も付けて呼んでくれる。
自分の名前が呼ばれるのは何時かいつかと待ち望んでから俺の番になるので名前もしっかり聞き取れる。
ところが、今日は違った読みかけの本のページを開く前に俺の名前が呼ばれたのだ。
実際には俺の名前だったか、定かではないが・・?窓口へ行くと看護婦さんは
ハイ山裾さん(とは呼ばなかったが)
『2番の椅子に腰かけてお待ちください』と、中の様子が変わっていた。
中の配置が合理化されたようだ。

眼圧の検査を見るのが目的だが、一通り視力検査をしててから診察室に向かった。
11時から始まり、40分には眼科はすべて終わってしまった。
次はホルモン注射をするだけだが。これが少々まったされたが、12時過ぎにはすべて終了となった。
いつもは同じことをして、終わるのが1時半を過ぎていた。
早く終わることはありがたいことだ。
病院をでて裏の千曲川河川敷の駐車場へ行くと昼になっても相変わらず満車状態になっている。
ここからの浅間山は台形に見えて我が家から見る姿とは違う。


帰りにはいつもの蕎麦屋へより昼飯を済ませた。
のんびりしたした一日だが、なぜかクリスマスイブの雰囲気は感じられない。



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ほうれん草が 鹿に ・・・・・

2008年12月23日 | 日記
12月23日(火) 晴れ 風が冷たい 午後から雲が多くなる

今朝は曇り空で夜が明けるかと思ったが、目が覚めると青空が広がっていた。
昨夜の強い風が寒冷前線の通過だったのだろう。
浅間山の手前は千曲川の影響なのか今日も暑い雲に覆われている。


放射冷却のために地表には分厚い霜が張っている。
昨日の夕方に雪が舞ったためもあるのか、愛息Salaの遊び場と下の田んぼは一面白く陽の光を反射している。


午前中は“たてしなエコ・クラブ”の会報の編集に取り掛かったが記事が集まらないと形にならない。
大まかな枠だけを決めて書き込んでみるが、果たして魅力的なものになるのか心配だ。

午後に畑の様子を見に行く。
ホウレンソウが寒さに鍛えて葉を厚くし根には糖分をため込んで旨さを倍加するのでそろそろ収穫の時期なのだ。
近くに寄ってみると、葉が全て切られている。
鹿だ!! 鹿に早くもやられた。


例年だと1月の待つ頃に鹿が現れるので安心していたが・・・・・
先日の土曜日には町内すべての山で鹿狩りが行われたので、里に来たのだろう。
別の畝を見るとここも完全にやられている。
畑には先のとがった穴がボツボツとあいているのが、鹿の足跡だろう。


根まで鹿に食われてはもったいないのでストーブの灰を撒いた。
春には葉を伸ばし花を咲かせて種を作って入れるだろう。
ストーブの灰を全体にまぶしておけば鹿も食いには来ないだろう?


気のせいか裏山で木がこすれあうようなキューという鹿の声のようだ。
畑は日が落ちて急に冷たい風を感じる。
上空はいかにも寒そうな青空が木の枝の間に見えた。


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田舎は田舎の楽しみがたくさん

2008年12月22日 | 日記
12月22日(月) 小雨  昼にはやむ  夕方瞬間的な夕焼け 暖かな一日

冬至が明けた朝なのに暗く外では雨が降っています。
浅間山のすそ野もわずかに見えていますが、べったりとした雲に変化は見えません。
なんとなく寂しさを感じる朝です。


しかし、家の中はと云うと外とは反対に明るく、透きとおった香りが充満しています。
我が家では一番寒いとされる玄関の奥に置かれた花、カーサブランカのが花を開きました。
Mの友人KKさんから2日前に贈られた花は蕾でしたが我が家にきて二つの花を開いてくれました。


沢山の蕾を付けた花はクリスマス、正月を楽しませ、一月の終わりころまでは日々の語らいの糧になるでしょう。
純白の花と緑を多様に変化させる蕾は不思議な存在です。
最もMの水替えの作業には私も手を貸さなくては花をダメにしてしまいます。


今日のように外は雨が降り暗い田舎暮らしをどのように過ごすのかが都会人の憧れを軽減させるのです。
しかし、住めば都といいますが、都でなくても十分に楽しめることがあります。
今日のカーサブランカもそうですが、福井市で生産され都会を通過しないで、この山里へ届きます。
都会ではビルの谷間や団地の歩道で邪魔にされる電線もこちらでは長閑なものです。
集落に入る道は3本ありますが、その1本だけに電信柱が立ち各戸を順番に辿ってます。
そんな電信柱も電気は基より電話、ケーブルテレビ、有線放送そして、インターネットとたくさんの楽しみをもたらしてくれてます。


冬至が過ぎたとはいえ日が短い季節、これから一日にどれくらい日が伸びていくのか気になりました。
国立天文台のサイトで長野県の日の出・日没時刻を調べると、今日は昨日と同じ時刻の日の出、そして日没は1分遅くなっていました。
二日に1分ですが、これも徐々に加速度がついて夏至の頃にはどのくらいになるのでしょうか、楽しみですね。

http://www.nao.ac.jp/koyomi/dni/dni21.html

4時半を過ぎて午後のコーヒーを煎れているときに夕焼けです。
いつの間にか雲に動きがでて浅間の右肩から上の雲は紅く染まっていました。
コーヒーのドリップを途中でやめて、夕焼け撮影です。
沸かし直したコーヒー・・・・なぜか沈黙のままのMとのひと時でした。


田舎暮らしならでは楽しみを今日も感じました。
福井のKKさん ありがとうございます。
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明日は冬至? 夜も昼も同じというが一日が短く感じる

2008年12月21日 | 日記
12月21日(日) 晴れ  雲が広がる  異常な暑さ

起きてみると温かい、朝陽が昇る時刻だが湿度が高いのかぼんやりした景色だ。
青空は薄いベールを通したように白っぽく見える、

このところ重労働を続けた(たった3日だが)ので今日は安息日としした。
朝飯をすませメールのチェックなどしていると昼になってしまった。
外に出てみると温かい・・・・温度計を見ると22度を指していた。
近年の12月の気温としては異常だろうか。


庭の南側にある夏ツバキの木に小さな鳥が来ている。
少しだけ近づくとすぐに飛び去ってはまた来ている。
翅の色はグレーのようだが正面からの光線ではっきりとは見えない。
近づいて何を食べているのか見ると、花柄がはじけて種が見えた。
小鳥たちはこれを食べるために嘴で押し開くのでパラパラと下におつるのだ。
木についてる実を見ると中はほとんどが空だった。


天気予想の通り青空に塊の雲が張り出している。
日本海側の低気圧の雲がこの上空でせめぎ合っているようにみえる。
電線の上でモズがケタタマシク鳴くが俺に対して警戒を発しているのだろう。


午後はエコ新聞に乗せる記事をまとめたが・・・・完成にはいたらない。
昼飯を終えた後はTVウォッチングに時間をとられてしまった。
4時を過ぎると夕方の気配だが・・・
東の上州の景色は昨日は朝焼けで、今日もくっきりと山並みは見えるが、雲の様子が異なるので新しい景色が出現した。


4時40分前、日没は35分となっているが張り出した雲で夕日は全く見えない。
しかし、上空の雲を越えて東の浅間山の裾野から先はわずかながら夕焼け色に染まった。
雲があるために一瞬の紅の後は灰色の世界になった。


明日は冬至? 夜も昼も同じというが一日が短く感じる
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小春日和 これで良いのだろうか

2008年12月20日 | 日記
12月20日(土) 快晴 暖かな一日 空がきれい

いつものように朝焼けに浮かぶ上州の山々を見る。
望遠レンズで引き寄せると個性的な姿の山が並んでいる。
タンカーのように見える山は荒船山、これに続く山の名前はわからないが、近くに行くとこのようには見えないから不思議だ。


朝飯をすませてすぐに外へ出た。
今日も庭の枯れ枝や、伸び放題になっている木々を刈りこんだり、枯れた草を切り取った。
昼まで休みなく一気に作業をしたが、まだまだきれいになった云うにはほど遠いい。
昼飯を待つ間、浅間山をみると綿飴のような雲が浮いている。


北の方を覗きこむようにカメラを向けると、浅間から連なって見える見える山々が烏帽子岳まで見えた。
雲ひとつない景色、あまりにもすっきりとしすぎている。


足元ではタンポポが花を開いていたが、葉はこのところの寒さで緑の色を失っているように見えた。
太陽の光をいっぱいに受けて花びらの一つ一つが眩しく光っていた。


昼飯を摂りながらぼんやりと南の空を見ていると不思議な雲が現れた。
見えない棚から雲が流れ落ちているように二段になっている。
12月下旬に入ろうとしているのに10月の温かさだから、雲も不思議な行動をとるのだろう。


遅い昼飯を終えてすぐに作業にかかったが、3時半を過ぎると太陽は西の山へ沈む。
汗ばむほどの温かさだったが、陽がカラマツの林に落ちると、小さな焚き火の温かさを感じる。


今日の作業は予定の半分しかできなかったが、まだまだ天気は続くようだ。
明日は世界的な休養日のんびりしよう
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リハビリに 庭しごと

2008年12月19日 | 日記
12月19日(金) 快晴 強い霜 日中は暖か 

目覚めたときには既に太陽は昇り明るくなっていた。
久しぶりの庭仕事で肩や腰が重い・・・・
障子を開くと霜で雪が降ったように白くなっている。
外に出てみると寒さも厳しく、イチジクの木に昨日冬囲いをしてよかった。


10時に公民館でふるさとプロジェクトの代表から呼び出しがあったので出かけた。
HK氏も同席したが、代表としての役不足を自覚ないまま、人を攻める姿勢にあきれた。
人を呼んでおいて部屋の準備もなく、レジメも用意されたいない。
厚顔無恥甚だしく自戒の念を以て出直してほしいものだ。
紳士的なKH氏は怒りを押さえた発言に尊敬した。
30分超過して12時に公民館をでて家に向かった。

昼飯を簡単に済ませて、予定していていた町内のリンゴ園に向かう。
“虎御前”という地区でここには昔からの言い伝えと史跡『姿見の井』がある。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/b03_gyousei/12_kyouiku/mybunka/13/13.html

ここの集落は急傾斜のところに家があり、その上にリンゴ畑があった。
先ずはKTさんのお宅へ伺い、初めて撒き用の木をもらうリンゴ園の方を紹介してもらった。
高齢のご婦人だがしっかりした足取りで急坂を登りリンゴ畑いった。
何箇所かに分かれているが、一つ一つ丁寧に植えた時代、その時家族はどうだったなどしっかりと話をしながら歩いた。
リンゴの木を運び出すには軽トラが入れない場所が多く斜面を抱えて登るのがきつかった。
眺めは良く午後のために蓼科山はぼんやりとしていたがあまりにも近くに見えるのに驚いた。


3つの畑から薪を運び込んだところで浅間山が正面に見える場所にきた。
真下には虎御前三叉路が見え浅間山は俺の住まう所より北に3km程度移動したところだが、裾野が広く見えるのがよい。
ゆっくりと歩いてみたいコースがたくさんある。


低いところの木を運び出すには今日は道具を持ってきてなかったので、来週に来ることにしてお礼を述べて家に向かった。
家ではすぐに降ろし並べたが、太い木は近いうちに薪割りをしよう。


簡単に積み上げたが、夏前にに薪割りをして運び込び積み上げた薪が乾燥したためにゆらゆらするので、積み替え作業をした。
この作業は生木を割ってから薪にするまでに3回くらい積み替え作業をしないと倒れる。
倒れてから積み上げるのは重労働になるので今日少しでもできてよかった。


昨日に続き体を使う作業・・・・足腰が痛い。
明日はリハビリに庭仕事をしよう!!
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春に向けた庭仕事 楽しい

2008年12月18日 | 日記
12月18日(木) 濃霧 晴れ 雲はあるが 暖かい一日

久しぶりに外に出ることがない一日なので庭仕事を予定している。
5時前に目が覚めるが外を見ても何も見えない、外路灯(田舎表記)は一つも見えなかった。

やがて明るくなったので障子をあけると全く外の景色はない。
珍しい濃霧でこれほどまで濃い霧は初めて見た。
田圃も隣の集落の家々も全く見えない。
通勤時間帯になるR245を行きかう車も見えないが、いつもは静かに走る車もやけにクラクションを鳴らしている。
浅間山と手前の山が見えたのでシャッターを押すがすぐに霧の中へ消えた。


朝飯を摂っているときも普段は電信柱が景色の邪魔をするのでなるべく見ないようにしていたが、
今日は霧の中でやけに存在感を現している。
山裾の集落もすっぽりと霧に包まれ家々は見ることができない。


霧も晴れたのは10時近くなってしまったが、今日の庭仕事は“イチジクの冬囲い”と“風知草の刈り取り”この二つはやらなくてはならない。
まずはイチジクの木を縄でしばり稲藁で周りを囲むように縛り付ける作業だ。
本当はムシロかコモでもあればよいのだが・・・・自己流でなんとか防寒着を着せた。


次の作業は鎌で風知草の枯れた枝を根の上できるのだがこれが疲れるのだ。
左手で草を掴み右手で鎌を引く、はじめは大きめのよく切れる鎌を使ったが左を切りそうなのでやめた。
狭い石と石の間の草を切るには小さい鎌のほうが便利だ。


2/3やったところで昼飯となった。
今日はMが出かけているから焚火をたいて、湯を沸かしていたが作業に夢中になっていたらすっかりヤカンの湯が冷めてしまった。
Mも帰ってきたので昼飯は任せた。
1時をすっかり過ぎているのですぐに作業についた。
全てを終えたのは3時ころだっただろうか?
風知草のかたまりが4個できたので、来年の春に種を蒔くときに刻んで使おう。

明日はリンゴの木をもらいに行くので、焚火にあたりながら鉈の刃を研いだ。
チェンソーの刃の張り具合を確認したり燃料をタンクに満タンにして、チェーンオイルもポットにいれた。
ロープはリンゴの木を軽トラに山盛り積んだ時につけるように長いものを用意し、荷台のシートのゴムも新しいものをつけた。
準備が終わった時にヤカンの湯も沸いたので、お茶代わりにオニオンスープを飲んだ。
粉末を湯で溶かすだけでこれほど美味いのはありがたい。

浅間山も裾まですっかり見えて朝の霧がとは異なる景色を見せてくれている。
わずかだが夕焼けの気配見せる雲が紅い。


ストーブの薪を運び辺りを掃除して今日の作業は終えた。
浅間の上は夕焼けに包まれ、手前の山が陰になって写っているのがよい。


春に向けた庭仕事 楽しい
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「大深山 大内道龍の子広場」と云う手作り公演

2008年12月18日 | 日記
12月17日(水) 曇り 暖かい 昼には薄日が出たが 夜は小雨

今朝は暗いうちから起きだしてガレージ置いてある段ボールと新聞雑誌を軽トラに積み込んだ。
段ボールは箱になったままのものや、降りたんだたものなど大量に溜まっていた。
年内最後の段ボールなどの回収日となっている。
軽トラの荷台半分に積み込んでごみステーションに向かう。

荷台から全て降ろしたあと向い公園に建てている四阿を見に行く。
屋根はお金がないからトタン葺きになるというので心配していたが、体裁よくできていた。
基礎とのつなぎに追加工事をしてしっかりと固定したという。
長野県の「地域元気づくり支援金」を使っての工事ゆえしっかりと作ってほしい。
公園の名前も『大深山 大内道龍の子広場』と正式に決まった。


向かいの別荘のAさん夫妻も今日神奈川へ帰るという。
支那大根とネズミ大根を持ってきてお土産にしてもらった。
公園の土地は彼らが寄付をしてくれたので、やっと形がしっかりしてきたのでうれしい。
浅間山は曇り空の中頂上の噴煙をわずかにあたりの雲よりも白くして存在感を現している。
夕べから雨でも降ったのか、なだらかな肩の部分の雪は溶けてる。

朝飯を簡単に済ませ、午後の会議に向けて資料を読み直した。
町づくりの提言を町長が諮問する機関「町づくり戦略会議」なるものが1時半からある。
どのような質問を浴びせられるかわからないないので、マーカーで自分たちが提言した書面に印しをつけた。

定刻に始まった会議は前回のプレゼンにつづいて、町長が戦略会議に諮問する儀式から始まった。
ところが、会議が進行するなか、和やかムードと云うか少々表紙向けするほど審議に非定型が使われない。
俺たちが提言したものはすんなりと決まって行くように感じたが、すんなりだけにその先が心配になるほどだった。
3時間にも及ぶ会議は疲れた。
これでも全部の諮問事項は審議できず、10項目は次回1月15日に行われることでお開きとなったが・・・・
なんとなく中途半端な気持ちで役場をでた。

昨日の天気と異なり今日は全く寒くない。
少しフロントガラスにポツポツと雨粒が落ちていたが、それ以上の降りにはならなかった。
家に着くとMがストーブに薪を入れたばかりだというが・・・・・
燃えが悪いようだ。
空気口をあけると炎が出始めた。
前面のガラスは煤で汚れきって中の炎は見えないが、火が元気よく燃え始めると愛息Salaはストーブのそばに寄ってきた。周りの様子を見ながらいつものお気に入りの場所にどっかりと陣取った。
昨日は通販で毛糸の服が届いたが、Salaがストーブの前で寝ころぶからすぐに汚れると云って着せてもらえない。


Salaにとっては新しい服を着せられて、ストーブに近寄れないよりも夏のシャツがよいのだろう。。
今日は拍子抜けした会議で疲れ果ててしまった。
コメント (4)
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