9月1日(日) 晴れ 午後には 走り雨 不安定な気候
昨夜は大雨・暴風雨に見舞われ今朝の防災訓練の計画が実行できるか不安な想いで朝を待った。災害を待つわけではないが、俺が住む地区が主催する防災訓練は初めてのこと、企画する側ともなると落ち着くことはできない。夜明け前には昨夜の暴風雨のちぎれ雲が南東に流れる中、不気味と思えるほどの朝焼けに午前中は雨がないと安堵した。
地区の集会所に着くとスタッフは三々五々集まりだしたが、計画の35名体制の訓練に人員が足りるのかと懸念しながらも開会が宣言される。7時には各集落で点呼したグループが避難所とした集会所に集まりだし、避難者の受入と炊きだしの訓練が始まった。時計を横目でタイムテーブルに合わせて作業を進めるが、農村地域ということから仲間意識が強くスムーズにことが運ぶ。


日赤ハイゼックス包装袋に入れた米と水そして調味料の梅干しは100個が揃い煮えたぎった鍋の中に投入する。次なる訓練は初期消火、消火栓からホーズを引いて放水体験となるが、先ずは消防団のお手本を見ながら ・ ・ ・ そうは言っても参加者のほとんどは消防団員卒業者、未経験者は俺のような都会から移り住んだ者や、県外に職を持った人が帰ってきた人たちだ。30分間の体験もこと無く終わり、集会所では出来上がった炊きだし袋食とアルファ化米と言う段ボールに入った、干に湯を入れて30分でご飯が出来る炊きだしの試食となった。試食での声は「こんな美味いモノなら毎食でもよい」などと主婦連からクレームが付きそうな声がアチコチから聞こえる。



食事の次はビデオを見ながら最近の調査で解った町の危険箇所や気候風土の変化などを学ぶ。参加者全員で78名と言う予想以上の大人数、企画側としては嬉しいことで、町の地域担当職員の協力と消防団の消火活動以外にも気を配った動きがあったことが成功の証だろうか。片付けを終えて9時30分から9月の末にある秋祭りの準備として神社境内の草刈りと町道の草刈りが少人数の役員で行った。


午後は社会福祉協議会、町民活動センターの研修会“一息いれよう”が町の施設「交流促進館」で開かれた。9月1日の催事だからテーマは?となれば、防災が応え。主婦連が多い構成から炊きだしは通り一遍のメニューは淋しいとの声で、ハイゼックス包装袋を使って、ナポリタンスパゲッティーや肉じゃがなどを作ろうと試みた。これは米の代わりにスパゲティー、水の代わりにトマトジュース、それにコンソメやソーセージを入れて湯の中に投ずる。これが以外にも美味いスパゲッティーとなった。
研修会の主食は?となると焼き肉が定番となり、準備周到となったところで大雨、稲光 ・ ・ ・ 危ぶまれた焼き物 それでも夕方には雲が流れて賑やかなパーティーが可能となった。



早朝からの防災一色
地区の催しは初めてのコトながら大成功
次回は要援護者への対応をマニュアル化する必要がある
要援護者対応は明日は我が身
えっ 齢からは既にリスト入りしている ・ ・ ・ とか