田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

Mr.SOHICHIROH 小池 宗一郎 翁

2013年09月22日 | 日記

9月22日(日) 秋晴れの空を雲が隠す 穏やかな一日

集落の長老 Mr Sohichiroh翁 が逝った

彼から学んだ集落のこと、町そして町を囲む周辺市町村のこと

多くの教えの中には自然、環境、行政、人、

全て此処の集落に住み着くために必要不可欠なこと

新しい出会いに恵まれたとき すぐに翁の言葉を思い起こす

 

囲碁将棋 スポーツ 農 に関することも蘊蓄が深い 

野球の公式審判員をしながらも

子どもたちがやる気を起こさせる審判の極意があると言う

集落の行事には必ず酒が伴う

その意味深いことを笑いと共にお知えられた

感謝 ・ ・ ・ 合掌

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木漏れ日の似合う 秋草の花々 

2013年09月18日 | 日記

9月18日(水)  晴れ   涼しさに秋の装い14夜 色濃く

徒長枝の切りどころを探す 庭木の選定

ここを憩いの地 伐るなとヒカゲチョウ

ミドリカナブンと呼びたいアオハナムグリ

キンポウゲ科だと言うシュウメイギク

木漏れ日が似合う仲間はいろいろあるようだ

夕霧にMILKYWayのように白く映したヤマボウシ

宇宙船の丸い姿に変えて秋の装い

行き着くことのない花芯を目指すアリ児

いくつと聞けば二十歳と応える曼珠沙華

木漏れ日を選んで身を振る 秋の紅

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白樺の伐採  台風の被害ではない

2013年09月17日 | 日記

9月17日(火)  快晴   涼しすぎる午後  夕方には一枚羽織るほど

大風が吹き荒れたと言う台風

四方を高い山に囲まれているこの地方は大風の被害が少ない

然らば 白樺の幹が折れたのは何故か

彼は文字どうり身を伐る覚悟で 虫たちに樹液を提供した

樹齢13年 イヤ 15年は経っているか 白樺レストラン

 

 

三兄弟の一本が伐られ 曼珠沙華に陽が注ぐ

来年は白樺の命を受けて いっそう華やかな朱となるだろう

切り株は焼いて樹液を無駄にしないようにしてやろう 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大過なく過ぎた台風 井戸の満水に対処

2013年09月16日 | 日記

9月16日(月) 激しい雨  経験のない大雨だという 夕方には青空が広がる

昨日からの雨は一段と雨音を高くして降り続く台風

朝方 バッシと言う音と共にブレーカーが落ちた 井戸の蓋を開けて判った

井戸もポンプがも雨水が入り込み満杯となっていた

感電に恐れながら 水中ポンプを投入し汲み上げる

5mの深さの水面は湧き水の勢いで波立って見える

白樺の枝一本と井戸のアクシデントで終わった我が家の台風被害

裏山から小石や水が流れ出したら要注意と認識しているが

夕方の陽の光 神のご加護があったようだ

根本的な井戸の漏電対策に取り組もう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨日の道普請 劃して田舎の緑が保たれる

2013年09月15日 | 日記

9月15日(日)  曇り 雨 激しく降る  雲間の青空の午後 台風は何処に

台風の前触れで雨を大雨を覚悟

夜明けと同時の道普請は雨天決行

通常の道路と公園の上の景観を保つ草刈り

作業を進めるほどに激しく雨が降る

一時の休憩の後 集落を取りまく道の草刈り

それで無くても細い道 雨に濡れた轍はぬかるむ

4時間30分の奮闘 雨にもマケズ 農道の維持管理

午後の雲間の青空は何を言いたかったのか

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネオニコチノイド系農薬が危ないのはミツバチだけでない 新聞の記事から 

2013年09月14日 | 日記

9月14日(金) 雲が多く 中途半端な一日 湿度は高く不快

新聞を見るとミツバチの大量死が取り上げられていた

今 始まったことではないが 長野県の新聞としては特集を組んで欲しい

県の農産物でミツバチに助けられていることは皆知っている

原因とされるネオニコチノイド系農薬

毒性はミツバチだけだはない 人にも影響するし 自然界の循環を狂わす

(clickして大きくして読んでください)

 

秋には稲穂の実りにカメムシが寄ってくる

カメムシは斑点米の原因としてネオニコチノイド系の農薬で防除する そうだ

これにより収穫した米の等級を落とされることがなくなるという

しかし この農薬は洗っても落ちない

そして

使われているのは米だけでは無い

 恐ろしいことは過去の記憶にもあるような有機リン公害と同じレベルとされる

詳しくは下記サイトをご覧いただきたい

http://kokumin-kaigi.org/wp-content/uploads/2011/03/Neonicotinoid2012-11.pdf

 

npo法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議  http://kokumin-kaigi.org/

資料を借用しました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

職人の昼飯 

2013年09月13日 | 日記

9月13日(金)  朝から蒸し暑い  風も湿り気を帯び 台風が来ると報じている

秋の草は丈の短さに係わわず花を開き種を作る

ジシバリ コウゾリナ この手の草はしぶとく生きる

朝からの草刈りも日曜日の道普請に備えて家の周りは刈り払う

小菊のような白い花 一本だけ刃を当てることをためらった

コスモスも畑の中の花 “増えて困るだに~” の老婆の声 自ら咲く場所を選んだと切らずにおいた

夏の初めに戻ったように 3時を過ぎると蒸し暑さが酷い

春からの不純な気候 白樺レストランも開店休業がつづいた

垂れた枝の葉は色づいて 閉店を促し 語りかける

昼飯のドライカレーを思い起こさせる 店終いの看板に見えた 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面見せず 翅広げるでもなし ウラギンシジミ 花より団子かミネラルか

2013年09月12日 | 日記

9月12日(木)  朝からの蒸し暑さ 夏日の戻り  夕方には涼しさが戻る

夏の暑さに戻ったのは朝飯を終えたあと

朝晩の寒暖の差があるほど色濃く姿を魅せるストレプトカーパス

花芯の白がこぼれたのか 俺の眼の前に落ちた

日の光の塊とも違い 乳白色のバラとも異なる

足下の石にとまり動かないウラギンシジミ

白色だけではなくバニラの粒をまぶした白

深紅のバラにも近づかず

ただただミネラルの補給か

面翅の妖艶さを見せるのは何時のときなのだろう

足下のスパイラルお洒落が物言うようだ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祭りの準備

2013年09月11日 | 日記

9月11日(水)  晴れ   冷たい風  太陽の光も午後には雲に隠れる

地域の祭りが月末にあり、灯籠の張り替え

破れていることはない 雨に濡れたシミがあるわけでもない

祭りには新調するのだと濡れ雑巾で剥がし新しい障子紙を張る

この役を担っているのは老人クラブ

男性は限りなく少ないのは何故だろうか

元気だ 腰が曲がっていたり 痛かったりが元気の源のようだ

昼までに全ての灯籠を張り替え

拝殿と神棚を履いて拭いて大掃除をした

神事は27日宵祭りは翌日

作業を終えた時は朝の光の眩しさはなかった

風が冷たく 神殿での墨書は何故か秋の寂しさを思う

 

全ての作業を終えると 祭りだ

祭りだ わっしょい だ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨粒に 追われるように 冬支度

2013年09月07日 | 日記

9月7日(土)  曇り   雨   激しく降る   午後には小康なるが 夜には雨音が響く

雨が降るの判っていたと 言い訳

8月には材木から薪へ変身する予定だった

濡れるに任せるにはいかず下屋に放り込む

雨は凌いだが 負け

昼迄は降らないは 俺的な予報

半分にも満たないのに濡れる

ぎぃぎぃ  ぎゅぃ~ぎゅぃ 薪の産声か

樋掃除を済ませたのに あふれる雨

俺の背中には8月が纏わり付く

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏から秋へ 季節のさきどり

2013年09月05日 | 日記

9月5日(木)  雨   雲の流れに合わせて太陽が顔をだす

夜が明けても激しい雨は音を立てて降り続く

昼前に雲の流れに合わせて太陽が顔をだす

太陽が遠のいたのか力が弱いのは秋の知らせだろうか

雨に洗われ滴をたくさん着けた純白のムクゲ

出穂を済ませ黄金色に変わる風知草

気の早い秋色のウメモドキ

サギソウが物陰で花を開いたのは何時なのか

雨上がり少しだけ庭を歩いただけ

夏から秋へ 陽も短くなった

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雷雨を避けて 

2013年09月04日 | 日記

9月4日(水)   晴れ   湿り気が多く 午後からの雨が 夜にずれ込む

夏を忘れさせる9月の涼しさと雷雨

薪割り機械に近寄るなと 稲光と雷鳴が教える

ならば予定は変更 家の中へ

 秋祭りの先取り宣伝

軽い昼飯で祭りのチラシに専念

雷をさけて電源を外したノートパソコン

先取りゲラの校正依頼  (click please)

雨のお陰で思わぬ早さに儲けもの

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストレプトパーカスとジムグリ

2013年09月02日 | 日記

9月2日(月)  雨  朝から 激しく 一日降る  夜には 止んだ

朝の涼しすぎる風に開けた窓を閉めた。夕べMが玄関脇の鉢植えにヘビがいると言っていたのをうろ覚えに覚えていた。昨日は朝から防災に明け暮れて夕方家に帰って来ても鉢植えを見ることはなかった。

玄関脇にある鉢植えは左には赤い実を未だ着けている万両やセンリョウ、そして盆栽仕立ての紅葉と根回りには岩檜葉が植えられている。右側にはストレプトパカスの鉢が4つあり、青紫の美しい花が盛んに数を増やして賑やかさを増している。どちらの鉢にいるのか?ヘビがいれば鉢いっぱいになり草木は押しつぶされてしまうのではないか?

俺はヘビは嫌いだ! 嫌いと言うよりも怖い!!カメラに200mmのレンズを着けて少し離れたところから見られるように玄関の引き戸を開けた。左にはいない。右の鉢もみれば何の編変哲も無く青紫の花が咲いている。もう一度Mに聞くと中にいるヘビは小さいと言う。葉を押しのけて覗くとイタ。色からするとジムグリだろうか?

躰全体は渦を巻いているが頭が見えない。しかし、この小さなヘビの腹を見ると大きく膨らんでいる部分が3つもある。小さな雨蛙でも飲み込んだのだろうか?頭が見えないかと、箒の柄で葉を揺すって見ると頭をヌルヌルと外側に出してきた。彼は何処へ行こうとしているのだろう。家の中へ入ってきて貰っては困る。

一時の雨宿りなら良いが

ここに居着いて貰っても困る

信州の秋は短く直ぐに寒い季節が来る

今、こんなに小さな躰で寒さを乗り越えられるのだろうか

家の中だけはゴメンと言っておきたい 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防災に備える 災害はナイをコトを信じつつ 九月一日を過ごす

2013年09月02日 | 日記

9月1日(日)  晴れ   午後には 走り雨  不安定な気候

昨夜は大雨・暴風雨に見舞われ今朝の防災訓練の計画が実行できるか不安な想いで朝を待った。災害を待つわけではないが、俺が住む地区が主催する防災訓練は初めてのこと、企画する側ともなると落ち着くことはできない。夜明け前には昨夜の暴風雨のちぎれ雲が南東に流れる中、不気味と思えるほどの朝焼けに午前中は雨がないと安堵した。

地区の集会所に着くとスタッフは三々五々集まりだしたが、計画の35名体制の訓練に人員が足りるのかと懸念しながらも開会が宣言される。7時には各集落で点呼したグループが避難所とした集会所に集まりだし、避難者の受入と炊きだしの訓練が始まった。時計を横目でタイムテーブルに合わせて作業を進めるが、農村地域ということから仲間意識が強くスムーズにことが運ぶ。

 

日赤ハイゼックス包装袋に入れた米と水そして調味料の梅干しは100個が揃い煮えたぎった鍋の中に投入する。次なる訓練は初期消火、消火栓からホーズを引いて放水体験となるが、先ずは消防団のお手本を見ながら ・ ・ ・ そうは言っても参加者のほとんどは消防団員卒業者、未経験者は俺のような都会から移り住んだ者や、県外に職を持った人が帰ってきた人たちだ。30分間の体験もこと無く終わり、集会所では出来上がった炊きだし袋食とアルファ化米と言う段ボールに入った、干に湯を入れて30分でご飯が出来る炊きだしの試食となった。試食での声は「こんな美味いモノなら毎食でもよい」などと主婦連からクレームが付きそうな声がアチコチから聞こえる。

食事の次はビデオを見ながら最近の調査で解った町の危険箇所や気候風土の変化などを学ぶ。参加者全員で78名と言う予想以上の大人数、企画側としては嬉しいことで、町の地域担当職員の協力と消防団の消火活動以外にも気を配った動きがあったことが成功の証だろうか。片付けを終えて9時30分から9月の末にある秋祭りの準備として神社境内の草刈りと町道の草刈りが少人数の役員で行った。

午後は社会福祉協議会、町民活動センターの研修会“一息いれよう”が町の施設「交流促進館」で開かれた。9月1日の催事だからテーマは?となれば、防災が応え。主婦連が多い構成から炊きだしは通り一遍のメニューは淋しいとの声で、ハイゼックス包装袋を使って、ナポリタンスパゲッティーや肉じゃがなどを作ろうと試みた。これは米の代わりにスパゲティー、水の代わりにトマトジュース、それにコンソメやソーセージを入れて湯の中に投ずる。これが以外にも美味いスパゲッティーとなった。

研修会の主食は?となると焼き肉が定番となり、準備周到となったところで大雨、稲光 ・ ・ ・ 危ぶまれた焼き物 それでも夕方には雲が流れて賑やかなパーティーが可能となった。

早朝からの防災一色

地区の催しは初めてのコトながら大成功

次回は要援護者への対応をマニュアル化する必要がある

要援護者対応は明日は我が身

えっ 齢からは既にリスト入りしている ・ ・ ・ とか 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の終わり 二つの遙かぶり

2013年09月01日 | 日記

8月31日(土)  晴れ  猛烈な蒸し暑さ と気まぐれに降る雨 

台風が来るのか来ないのか?と気をもんだが、温帯性低気圧になったことで一安心。8月も終わり、この町にとっては豊穣の秋を迎えるので雨風は困りもの。リンゴもサンサと云う品種は今が最盛期、田んぼの緑も黄金色に変わりつつある。

はじめの遙かぶりだが、仕事を辞めて10年が経ち当時の仲間や先輩後輩からのメールには懐かしさが先に立つ。昨日のこと、暑気払いをやった と先輩から写真を送ってもらった。この10年間、彼らと直接会うことはなかったが体型や顔かたちが変わっていない ・ ・ ・ と云うか、嘗ての若い頃の面影がそのままに見えるから不思議だ。未だ現職の人もいるが大方はリタイアしている。また、そのリタイアも早期退職と云う自ら己の道を選んでいる人が多い。

俺自身早退組だが、今思い返すと65才定年まで奉職することで自分の人生も終わってしまうかのような焦りがあった。勤務していた年月と退職後、人生を全うする年月を比べると早く仕事を辞めた方がよいと、心の葛藤があったことを思い出した。退職3年前に山裾に居を移し、週末田舎暮らしと決め込んだことが、俺の中では有意義な3年間だったように思う。“遙かぶりに”彼らの姿を見ていると躰の動きと共にあの頃が思い出される。皆が健康でいつまでもあの頃を思い出させてくれるのが嬉しい。

 

もう一つの遙かぶりだが、こちらは今夜のこと、3年半ぶりに活動を再開した「立科町9条の会」。こう言う活動は平和が当たり前になると集まる人数が少なくなり、こと重大事が起こるとこれまた足並みが揃わなくなるのが常のようだ。人を集めるのは難しいが、多くの人をムリに集めようとせずに、しっかりと地道に定期的に活動を継続することが大切だと思う。誰に負担を掛けるのでも無く、集まった人が平和な日本・世界に向かって背筋を伸ばすことが大切なのだろう。今日の講話は、憲法を変えようと云う今の政治について、望月町の9条の会、岩下和(かのお)さん。解りやすく難しい憲法と政治の流れなど聞き応えのある楽しく勉強になる8月最後の夜だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする