田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

十三夜の白い月 

2009年10月30日 | 日記
10月30日(金) 朝靄 湿り気のある空気 暖かな一日

歯医者へ寄ってから役場へ行き「ふれ愛むら環境フェア」の会場見取り図を作る作業に向かった。
役場で会場となる施設の図面を受け取ると敷地だけの公図で建物が記されてないのだ。
500分の1の図面を頼んでおいたものが役に立たないので、持ってきた50mの巻き尺を使い計る作業をした。
大まかな図面を書いたところ昼前にブースを受け持つ団体の長現地を見学した。
しかし、想像がつかないのかなかなか決まらない・・・・・
何れにしても限られた場所でやるしかないと思っているが・・・・
後は女将たちに任せた。


家に戻り昼飯を摂ってから久しぶりに畑作業に向かった。
玉ねぎを植え付けるのだが先ずは小型耕運機で簡単に耕すことにした。
しかし、エンジンをかけてアクセルを葺かそうとレバーを引くと軽い・・・・
エンジンをかける前にきつかったワイヤを引いたときに切れたのだろうか?
点検をしてみると先の方で短いワイヤーだけがガイドから出てきた。
具合よく予備のパーツがあったので交換したが大分時間を摂られてしまった。


玉ねぎの苗を植えるときには植床を固めることが大切だと聞いていたので角材で叩いてから植えた。
三列20段に植えたが苗はまだ倍くらい残っている。
今日のところはこれで終わりにして明日には残りを植えることにした。


苗の間に藁を敷くために太陽光発電パネルの下を見ると猫が寝ていた。
野良ネコなのだが畑のイモや人参を食うネズミを取ってくれる。
近くまで行ってみるが起きる気配はないようだ。
タヌキではないから寝たふりをしてシラを切っているわけでもあるまい。
藁を敷くのは明日の心としよう。


マキ運びを済ませて作業を終えようと東の空を見る十三夜の月が白く浮いていた。
今日の月の出は信州で14時40分ころだと思った。
十五夜は日曜日となり雨模様と予想されている。
明日の月のでは15時20分ころだろうか・・・・
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暖かすぎる 10月の末 小春日和とでも云うのか

2009年10月29日 | 日記
10月29日(木) 靄   暖かく風もない一日 

昨夜の天気予報で濃霧注意報を流していた。
明るくなるに従い霧と云うよりは靄のような霞がかかっている。
太陽の光も柔らかく目覚めには物足りないと云われそうな穏やかな朝陽だ。
脱穀で稲穂を取られた藁は束ねた元を上にして三角に並べてあり、その影も何となく弱い光の影を落としている。


昼過ぎに玄関わきに赤茶色の姿が見えたかと思うと直ぐに飛びだしていく姿があった。
後ろ姿から背中に白い斑点が二つ見えるジョウビタキだ。
今年は姿を見せるのが早いような気がするが、10月の末を迎えるのに暖か過ぎるようなきがする。
人懐っこいジョウビタキ、窓の近くまで来るので冬の間が楽しみだ。
ヤマボウシは赤く紅葉した葉を全ておとしたところへジョウビタキが姿勢よく止まった。
落葉するのを待っていたかのようなタイミングだ。


太陽が西に傾きかけると今まで逆光で秋いろをハッキリさせなかった崖の上のケヤキ・・・・
背景のカラマツも僅かに色の変化を見せているが、何という欅かはわからないが毎年美しい姿を見せてくれる。
しかし、この崖の地質は泥炭が多く含まれており太平洋戦争中には燃料の確保として炭鉱のようにして掘り出したと云う。
厳冬期には沁み込んだ水が氷となり解けるときにボロボロと固まりになって落ちている。
いつの日にかは上の欅も落ちるのではないかと毎年春の話題になっている。


4時を過ぎると陽が陰り急に空気が静かになる。
浅間山は朝からの靄が取れずにボンヤリとしながらも噴煙を南へ靡かせている。
裾野の紅葉した木々の色がボンヤリと茶色に靄を染めているようにも見える。
来週には浅間の戴きも雪に覆われるようになるのだろう。


午前中は薬局へ行き昨日頼んでおいた目薬を受け取ってきた。
明日には玉ねぎの苗が届くと云うが・・・・
苗を植えるのはなるべく硬い場所が良いと云うことから自然農法にも挑戦してみたい。
肥料も薬もやらずにコンパニオンプランツで乗り切ってみたい。

午後は家の周りの板壁を塗り直すための見積もりに業者が来た。
10年目に入り雨と風と直射日光が当たるところはだいぶ風化されているように見える。
塗る必要が有るのか無いのか?
とにかくメンテナンスができなくなるようでは困るのだから・・・・

夜は7時から町の≪ふれ愛むら環境フェア≫の最終的な会議があった。
しかし、事務局任せの進行を見ていると何も決まらないうちに時間が過ぎていく。
あきらめムードの出席者・・・仕方なく閉会後に環境部門だけが残って打合せをした。
大成功に終わらせたいのだが・・・ 
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眼科に通いながら 新蕎麦に納得

2009年10月28日 | 健康
10月28日(水) 晴れ  何となく霞んでいるが 暖かな一日

11時に予約してあるいつもの病院佐久総合に向かう。
駐車場に入ると満杯ながら僅かに開いているところを見つけていくとカラスがいる。
俺が入ろうとしてもどかないのだ・・・
回るように大股で歩いていていて無理やり車を近くまで寄せると“Car~”と云って飛び立った。
洒落を云うカラスがいるわけではないが・・・・


眼科の受付に着いたのは5分前・・・直ぐに検査室に入るように呼ばれた
先ずは視力検査室で空気で計る眼圧を計り次は視力の検査・・・・
検査台が増えているのか、隣の人との距離が近くなったように感じた。
眼鏡を使っているのに裸眼から計り徐々にレンズをたしていくやり方にだいぶ慣れた。

瞳孔を開く目薬をおとされて再び待合室に行き本を広げた。
初めは字を読むことができていたがやがてぼやけてきて本を閉じた。
TVの刑事ドラマではないが、人が倒れていると先ずは瞳孔が開いているかを見る場面がある。
俺は今ああいう状態になっているのだなぁ~っと思いながら大分長い間待ったような気がする。
そこに町内でお世話になっているKさんが高齢のお母さんの車いすを押しているところに出会った。
挨拶を交わしお互いに身体を気遣う言葉で分かれたのだが、親を身近にお世話する姿に俺の親の姿を思いだした。

診察室に入ると医者は「如何でした お代わりありませんか」と云う。
俺は内科だと“すこぶる元気です”と云うのだが・・・眼科では自覚症状がないのだから・・・
“はい 代わりありません”としか言いようがない。
ここでも眼圧を測りましょうと云うことで機械に顎を置く、何か尖ったようなものが眼に向かってきて触る・・・
これを右、左とやって終わる。
このために瞳孔を開く目薬と痛みを感じさせない薬を注したのだ。

次に医者は「手術どうします」今手術ができるのは12月ですね。
即決で12月に決めた。
どんな手術をするのか?何を用意したら良いのか?身体の準備は????
いろいろ聞きたいことがあると云うと、
手術前に一度検査をしますから・・・看護婦さんと日にちを決めてください。
先ずは手術日を決めて・・・次に検査・・ 
まな板に乗った鯉!! 状態なのだろうか?

手術をしたからと云って良く見えるようになるとは限らない。
今は生活に全く不自由がないが迷うことの要因となっている。
しかし、先が長いことを思えば体力気力があるときに手術をした方が良いに決まっている。
そ~自分に言い聞かせている。

帰りは時間も早く1時過ぎにはいつもの中込の蕎麦屋≪めん茶房 つたや≫に寄った。
いつものように ざる蕎麦を注文する。
先ずはエビの佃煮と思える小皿が出てきたが、旨い・・・色つやが良く歯触りも良い。
女将に聞くとイナゴだと云い、茹でたものをから揚げにしてから佃煮にすると云う。
脚も髭も全てついたままに調理してあるのがエビに見えるのだろう。
別に小皿が二枚にデザートはワインで煮たリンゴとカリンのムースだろうか?
カリンの香りが強くなくほのかに香りながら羊羹のようなし舌触りだった。
これに炊き込みご飯がありその上には俺の大好物の特製の佃煮が載っているが美味だ。
勿論、このご飯は新蕎麦の硬茹でを戴いてから腹に収めた。

       ≪めん茶房つたや≫http://gourmet.yahoo.co.jp/0007446808/

暖かな陽の光を受けて家に着いたのは午後3時に近かった。
さてハテ 12月半ばまでには済ませておかなければならにことが山ほどあるのだが・・・・

今から眼で見るものは左目に残像をのこすようにしよう・・・
もしものことがあっても記憶を残すために・・・・
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台風一過とはいかないが ・ ・ ・ 青空が嬉しい

2009年10月27日 | 日記
10月27日(火) 朝陽が眩しい 青空が見える嬉しさ 久しぶりの晴れ

青空を二日も見ないとなんとなく鬱陶しくなるが、雨は雨でそれなりに良さも発見する。
しかし、どうしても晴れてないと困るのは秋の景色だろう。
春の桜は雨でも風情があり地面に落とされた花びらが蛇行して流れる雨水と共に動く様はよい。
昨日のブログでは無理やりに濡れた白樺を載せたが・・・・あれは戴けない。
今日は濃い青空が広がってきた午後に白樺の元まで行ってみた。
昨日の雨で大方の葉が落とされたがそれはそれで、青空が見えるのでよい景色が作られている。


台風が過ぎたあとは一面の青空が広がるのが一般的のようだが、それは風も風も激しく吹きまくったときの現象だろう。
信州へ移り住んで台風で酷い風だったということはない。
太平洋側も日本海側もそして西の岐阜県との境も高い山に囲まれている東信州のこと台風一過には御目にかかれない。
今日も雲が次々に流れ浅間の山麓をキャンパスのようにして黒い影を描いている。
雲を見ているとそれほどの速さではないが、地上の山麓の影は鳥が飛ぶような形やクジラのようなものがどんどん流れていく。


午後は頼まれ仕事を優先してPCにかじりついているが、先にやらなければならないことがどんどん遅れている。
北の窓から西日が射しこんでくるが3時を過ぎるとその西日も直ぐに山陰に閉ざされてします。
午前中に陽が当たっていた畑の西側の山との境の木々をもう一度見に行く。
思ったとおり太陽が当らないほうが黄色に変化した葉の色が深く見えるのが美しい。
全山見渡す限り錦の紅葉やモミジの赤や目薬の木の派手な赤も良いが緑が黄色に変化する様が素敵だ。


庭の地面近くに眼を向けると黒龍の実が丸く大きくなっていた。
春に咲いた紫の花が終わり緑の細長い実が夏には浅黒く変化していた。
真冬の雪の中で春を待つには実を太らせて寒さから種を守るのだろう。


ハマナスに実ができているのではと探すが一つも見当たらない。
狂い咲きの花が一つだけ白い花を見せているが・・・既に黄葉した葉が見える。
何かが動いたように見えたので探すと越年トンボがいた。
レンズを向けると首をぐるっと廻し一瞬だけ眼があったように思えた。


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台風の余波  一日中雨が降り続く

2009年10月26日 | 日記
10月26日(月) 雨   雨  雨 

朝から雨・・・
台風の余波と云うが風は信州までは届かないようだ。
冷たい雨だが外はそれほどの寒さはない。
家の南東角の近くにある白樺は急に黄色い葉が増えたように見える。
西側にある数本の白樺は既に落葉が始まっていることから見ると遅いように思える。
雨に現われた白樺の幹がやけに白さを増していた。


一日中冷たい雨が降っていたが・・・・
午後は国会中継をTVで見て、鳩山政権の施政方針演説を聞いた。
わかりやすい言葉なのだが・・・・・見かたも聞き方もいろいろなのだろう。

夜は社協の会議が開かれた・・・・
午後に予備知識を仕込んでおいたものがあらぬ方向に進んでしまった。
社協=福祉 福祉とは???? 御紋が膨らむことは良いことなのだろう。。
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カフェオレが欲しくなる 炎とイチジクのパイ包み 

2009年10月25日 | 日記
10月25日(日) 曇り 冷たい風 一日中重たい雲に覆われていた

昼前になってやっと東の浅間山麓の雲が切れ始めた。
しかし、今日の天気は雨が降らないだけ良いと思わないといけないようだ。
町では中山道ウォーキングが行われることになっているが青空もなく浅間も蓼科山も見ることができないは残念だろう。


昼飯を摂ったあとやけに寒さが増してきたような気がする。
ストーブの扉を開けて、灰を掻きまわすと、昨夜の残り火が僅かに残っていた。
マキを入れて下の通風口を開くと少し間をおいてから炎が上がった。
徐々に太い薪を積み重ねていくと勢いよく燃え盛った。
オレンジの炎を見ていると元気が出てくるから不思議だ。


部屋が暖まったところでパイシートが余っていることと、イチジクのジャムでお菓子を試作することにした。
パイシートは先日のリンゴのタタンの残りが2枚ある。
正方形に切ったパイシートにイチジクのジャムをスプーンで乗せ、そこへ炒ったクルミを載せた。
パイシートの四隅を中央に寄せて軽く摘み卵の黄身少しだけの水で溶いて塗った。
オーブンを250℃に熱したところへ入れ25分焼いた。
市販の冷凍パイシートをつかったので油が完全になくなるまで更に5分焼き上げた。


焼き上がりは少々焦げめが強いが油のにおいが残らないためには仕方がない。
冷めたところで試食をしたが軽い舌触りとイチジクの風味が強くなっている。
歯触りがない材料の中にクルミを入れたのが良かった。
今日は“脳みそ型”の半分を入れたが、食感からすれば大きいままいれても良かった。
次の時には鬼クルミを使うとパンチが効いた風味が加わるのだろうか?

何もない日曜日 思いつくことで過ごすのが楽しい。
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寒い外 厨房に子どもたちの歓声があがる

2009年10月24日 | 日記
10月24日(土) 曇り  今にも雨が落ちてきそうな天気 寒い一日

朝からどんよりした雲が広がり昨夜の天気予報とは正反対の空模様となる。
それでも家を出るときには雲の切れ目から僅かに太陽が薄く存在を示していた。


8時半にはいつもの交流促進センターに着いたが既に“こめっこエコ体験学級”のスタッフが来ていた。
厨房に直行して今日のプラグラムの豆腐作りの道具を班ごとに揃える。
この施設は「蕎麦打ち」「味噌づくり」「豆腐」と様々な調理体験ができるようになっている。
町の施設ながら農業体験を基本とすることから地産地消の発信基地としているが、建物の名称を『耕福館』としたようだ。
如何にも前時代的な“当て字文化”的発想なのがいただけない。

9時には子どもたちも全員集合となり朝礼が始まったが・・・・
寒くなったためか元気がない!! 
部屋の中に入ったら帽子を取ることとされているが多くの子どもが被ったままでいる。


今日のプログラムは春に畑に蒔いた大豆の収穫をする。
これは緑の葉が全て枯れてからのことだから状況を見ることが目的となる。
畑には全員長靴に履き替えて少しだけ山道を歩くと着く。
夏には堆肥の中にいるカブトムシの幼虫に夢中になったが、景色はすっかり秋いろと云うか冬の景色を見せていた。


30分で何本かの大豆を引き抜いて豆を取りだして、今日の豆腐はこの豆からできるのだと云うことが理解できない様子。
畑から戻り厨房に入ると子どもたちの表情が変わった。
学校の給食当番のかっぽう着と白い帽子の姿が可愛い。
特に男の子とはバンダナで頭を巻くよりも給食用帽子の方が恥ずかしさがないようだ。


大豆は前々日の午後から水に浸して置いたものをミキサーにかける。
豆をカップでミキサーに入れる役、カップで水を入れる役、スイッチを押す役・・・それぞれ順番に全員が体験する。
4つの班に分かれての豆腐作り一つの班で2つの豆腐を作りそれを10人で食べることになっている。
ミキサーで砕いた「ご汁」を布袋に入れて豆乳を絞るのだが・・・・
これが重労働となった。子どもの非力な腕力では少々難しさがあり、大人の男性は俺と役場のIさんが引っ張りだこになった。


取りだした豆乳はそれぞれ3リットルとなり鍋で沸騰させてから80℃まで冷ましたところでニガリを入れる。
あとは静かに撹拌して分離してきたところで四角い型枠に流し込む。


3・40分固まるまで待つのだが・・・その間にたてしなエコ・クラブの「エコ話」の時間となった。
紙芝居あり・・・クイズありと春から始まった“こめっこエコ体験学級”のエコ学習の総仕上げとなった。
この間に厨房では豆乳を絞った後のオカラの調理が始まった。
オカラにジャガイモを摺って入れるとよいのだが、今日のところは片栗粉を入れて餅状にした。
これを戻ってきた子どもたちに焼いてもらう・・・・
フライパンを使ったことがない子、上手にフライ返しを使いこなす子・・・様々なのが楽しい。


4皿分が焼き上がったところで、豆腐の方を見るとボールに張った水の中で静かに型枠を外す。
四角い角がある豆腐が木綿の布と共に水の中で広がると子どもたちから歓声が上がった。
見事な豆腐ができた・・・・


畑でも見た大豆がこのように一度はミルクのようになってから四角く固まる不思議・・・
子どもたちは今月も新しい発見と体験をした。
判別にテーブルに並べた豆腐、オカラお焼き全てを完食して解散となった。
後片付けはスタッフの作業となったが、子どもたちの満足度200と充分な手ごたえが嬉しい。

午後は1時半から公民館で男女共同参画講演会があり参加した。
前宣伝が多い割に参加者が少ないのは・・・・・
このとことの行事が重なり合っているようだ。
講師は長野短期大学国際地域文化専攻准教授 築山 秀夫氏
演題「男女共同参画社会と地域づくり」~女性は地域の役員になれない?~となっていた。
久しぶりに大学の講義を聞くような2時間。外の寒とは裏腹に部屋には暖房が入り睡魔と戦うことも体験させられた。
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冬に向かって マキ作りも終盤を迎える

2009年10月23日 | 日記
10月23日(金) 晴れ 風もなく暖かな一日

午前中はチェンソーで長さを合わせきる。
2年前にリンゴ園から運び込んだままの木もあり乾燥が進んでいるのでチェンソーが悲鳴を上げる。
太い木で残っているのは枝分かれするところや根の近く、何れも硬くねじれているのだ。
2本切っては刃を研がないと切れ味がよくない。
木端が沢山出来るがこれもストーブに火をつけるときには重要なアイテムとなるのでおろそかにはできない。


昼飯を挟んで午後はマキ運びに徹した。
一輪車に割ったマキを積み込みマキを並べてあるところまで行き、再び並べる作業で腿の裏側がきつい。
立ったりしゃがんだりを繰り返すのだが・・・・
突然マキの間からキタテハだろうか姿を表した。
大分翅を痛めているのだが、今まで生きてきた証のような尊厳のある姿を見せていた。


3回目の運び込みで全てのマキを映し終えた後でなにか動いている者が眼に映ったので・・・・
台車を診ると大きな蜂がいた・・・・オオスズメバチだろうか???
しかし、翅をバタつかせて飛びあがれない?
若しや季節を終えた女王蜂が越冬のためにマキの木の間に隠れていたのかもしれない。


4時を過ぎると太陽も西の山に姿を消した。
陽が入らなくなると急に寂しさが増してくる。
太陽だけが僅かに紅葉した雑木の山から光を送り込んでいた。


最後の片づけは焚火の始末・・・たっぷりの水をかけてレーキでかき回して水分を充分に含ませた。
下の方を掘り返しても湯気は上がらずなんとか一日の作業をやり終えた。


夜は公民館でミーティングが開かれた。
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暖かさがありがたく感じる もう晩秋 ?

2009年10月22日 | 日記
10月22日(木)晴れ 風もなく暖かな一日 雲が広がっては消えている

田舎に移り住んたことを文字にしてほしいと云われたのをすっかり忘れていた。
尤も、此処に移り住んで10年を迎えようとしているのだから、田舎と思っていないのだ。
≪住めば都≫と云う云いつくされた言葉を実感しているのだが・・・・
“田舎”って田舎に住んでる人はその場所を田舎って云わないだろう?
実家=田舎または、お爺ちゃんお婆ちゃんがいるところを田舎と限定すわけにもいかない・・・
グタグタと言い訳がましいが、そんなことで“田舎暮らし”からは意識が遠のいているのかもしれない。
なんとか800字をまとめて送信しておいたところで昼となった。

簡単の昼飯しながら少々食べ過ぎてしまった。
3時頃に雲が消えて再び陽が射してきたの外へ出て見た。
朝から聞こえていたタカタカ・・カチカチの音の方向を見ると、我が家からは東の下の田んぼで脱穀をしていた。
10月の初めに稲刈りを一番でした田んぼに機械を据え付けて男女一組で作業をしていた。
男性が稲束を機械に刺し込んで、女性が干しているハサから稲束を抱えて渡している。
遠くから見ると機械に張り付いているほうが楽なように見えるのだが・・・・


二三日前に集落の婆さまが今年の山はキノコを出してくれない!!って云ってた。
我が家の椎茸はお休みしているようが自然のままにほおってあるナメコはどうなっているかと見に行く。
朽ちたクルミの木はダメかと一本ずつ裏側み見れると3本にキノコが顔を出していた。
まだ続けて顔を出しそうなのでそのままに置いておいたが・・・・


そこから離れてここに移り住んで直ぐに植えたブルーベリーを見行くといくつかの黒い実と一緒に赤い実がなっていた。
ブルーベリーの遅い実は葉と同じように実も紅葉して赤くなるのを始めて見た。


大内道沿いの暖かな陽だまりのところへ行くとシジミチョウが沢山いる。
ヤマトシジミとベニシジミそれも翅が傷んでいるもや美しい翅のままの者もいる。


改良種と云われる濃い紫いろのノコンギクにオレンジ色のベニシジミはよく似合う。
これだけで秋の気配充分に表しているように思える。


キチョウだろうか2等がクンズホグレツで飛び交っている。
高く上がっては降りてまた、上に登る・・・・
求愛行動?それとも場所取りなのだろうか??


一回りをした庭もすっかり秋いろが濃くなっているが、春先から咲き続けているアカツメグサが一層赤さを増していた。
陽ざしがスポットライトのように当たるとまるで菊の華のように見えた。
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憂鬱さがつきまとう一日

2009年10月21日 | 日記
10月21日(水) 晴れ  快晴  昼には 流れる雲が秋を装う

このところ朝飯の時間が遅い・・・・
8時前に食事が終わると一日が長くなるのだが、遅い朝飯は昼までの時間が短くなる。
日が短いから4時半ごろには夕方になり、定時の仕事をしていない者には明るさが活動時間帯となる。
朝は夏よりも2時間夜明けが遅くなり、夕方は7時まで明るかった。

今朝の浅間山は全容を見せているが噴煙を上げているわけでもないので変化に乏しい。
裾野は木々の紅葉で赤茶色く見えるが、霞が濃いのでそれもはっきりと判るほどでもない。


昼を挟んで辺りが暗くなったり明るくなったりと変化している。
暗くなるときには太陽が雲に隠れるのだが・・・地上の庭では色彩が消えて静かな寂しさを見せる。
流れてきた雲は瞬間的に鰯雲になったり絹糸のように細く靡いたりしている。
その変化は太陽と直線的になるところは雲が蒸発して解けてしまいそうなほど白く輝いていた。


昨日のイチジクジャムを仕上げるのに瓶を買いに行くために車に乗ると・・・・
Mが外へ出てきて瓶はあると云う!!
初めっから云えは良いものを・・・・
彼女がイチジクジャムは好みでないからか、息が合わない上に話しが噛みあわない。
所詮 ジャム・jamujami1の話しなのだから・・・・こんなことで憂鬱とは寂しい

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生温かな強い風 穏やかならウム ジャムジャ

2009年10月20日 | 日記
10月20日(火) 強風  晴れ  一日中生温かな風が吹く

昨夜から激しい風が吹き家の中からも風を切る音がビュービューと聞こえる。
ゴミを出しに集落の中央まで行くが風知草が風にゆれ乾いた音をたてている。
秋いろに変化した風知草、去年刈り刈り込んだ手元の鎌の動きが昨日のように思える。


突風の吹き抜ける庭の中でも静かに過ごしている一角があった。
ハマナスに風を防いで貰っている黒竜に寄り添うようにコスモスが短い茎の先端に一つだけ花を開いていた。
今年の種から芽がでたのだろうか・・・・


数分おきに強い風が西から吹き付けるが生温かい・・・
寒冷前線なら風が収まると冷たい空気が流れ込んでくるだろう。
強い風に白樺の黄色い葉も錦木の赤から茶色に変わった葉も東の方へ運ばれている。
錦木の葉は殆どが風に飛ばされたが今まで見えなかった橙色の実が沢山顔を出している。


午後は月初めに大失敗をしたイチジクのジャム作りに取り組んだ。
木に着いている実を全て収穫して皮をむくと2kgになった。
乱切りにして鍋に入れグラニュー糖をまぶして火にかけた。


砂糖は少なめに全重量の%としたが、今回ばかりは慎重に袋を確かめながら・・・
Mの計る手元を確認しながら同じ失敗を二度と繰り返さないことを念じた。
失敗の話題には進みたくないが・・・10月1日のこと・・・
http://blog.goo.ne.jp/kana655969/d/20091001
煮えてくると灰汁取りに忙しくなる。
何回もどんぶりの水を変えながら灰汁を掬い取るのだが・・・・・


30分煮込んだところで大きな果肉が崩れないまま残っているのでミキサーにかけた。
ペースト状になりトロミも其れなりについてきたところで今日の作業を終えた。


仕上げにはレモン汁を軽く混ぜ合わせ瓶につめればよいのだが・・・・
ところが、Mが瓶をどうするのかと云う!!
俺はてっきり瓶は在庫があるものと思っていたが・・・・
Mはトマトのジャムを作る予定でいたと云う・・・
青いトマトはこの町ではカレー味のピクルスにする人が多いが、それをジャムにすると美味いと聞いてきた。
っと 云うわけで俺のイチジクジャムは明日の作業となった。
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秋空に パンダの種  リンゴのタタンは 明日の心

2009年10月19日 | 日記
10月19日(月) 快晴  冷たい風が強く吹く 

快晴の元久しぶりにソーラークッカーの大掃除をする。
31日に児童館で子どもたちとイベントをするのだが、太陽の光の強さを測る実験も兼ねている。
使いっぱなしになっていた反射鏡には飛び散った油が点々とあり太陽光を受けるのに効率が悪くなっていた。
洗剤をつけた柔らかい布で綺麗に落としピカピカにした。


綺麗になったところでヤカンに1リットルの水を入れて乗せた。
どのくらいで沸騰するのか時間をチェックすると10時20分・・・・
湯が沸くまではしばし時間があるので豆の収穫に向かう。


7月に実験的に蒔いたのだが鞘が茶色くなってからだいぶ日数が経っている。
鞘ごと採って戻ると既にヤカンから吹きこぼれるほどに沸騰していた。
20分くらいの間で沸騰することがわかったが、31日のイベントは午後1時からになっている??
鞘から豆を採りだして並べて見ると300個以上はありそうだ。
この豆は白と黒のあまり見ないものだが昨年松本で買ってきた“パンダ”と云う名で売っていた。


12粒を蒔いて200倍以上の収穫とは豆の力に感謝ということで≪一人収穫祭≫を開くことにした。
庭のハーブは既に旬を過ぎているのでティーバックのハーブティーと贅沢をした。


豆を採っただけで大げさに≪収穫祭≫ってなんて極楽トンボなヤツだろうって誰かが見てるような気がした。
横を振り向くと・・・・オツネントンボのオヤジ顔が目をギョロつかせていた。


午後はリンゴの紅玉が余っていると云うので新聞に載っていたお菓子を作ってみることにした。
紅玉6個はちょうどレシピの数と同じ・・・・・
先ずは皮をむき4つ割りにすると書いてあるが6つに割ってみた。


フライパンで60gのバターとグラニュー糖でリンゴを水分が飛ぶまで炒めると書いてある。
ところが・・・・リンゴの水分は相当なもの・・火力を強くすれば焦げるし弱ければ水がでる。
騙しだまし・・・と30分くらい炒めたところで器に並べてパイ生地を被せた。
パイ生地は冷凍のものをつかったのだが少々幅が足りなかった・・・・
しかし、パイ生地がそこになるのだからヨシとしてオーブンへ入れる。


200℃で30分と云うことだが・・・水分が飛んでキャラメル状になった果汁が冷めると形を整えると云う。
しかし、キャラメル状には程遠いい状態だが・・・冷蔵庫で眠らせることにした。


エッツ 味・・・??
リンゴの甘酸っぱいアノ味は あしたの 心だぁ~
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秋いろの町内 信州教育の礎 保科百助五無斎先生を学ぶ

2009年10月18日 | 日記
10月18日(日) 快晴  心地よい秋晴れ 爽やかな一日

昨夜の雨もすっかりあがり清々しい朝の光が明るい。
外に出て見ると既に朝日が届き庭の木々も埃を現われて清々しい。
愛息Salaはガラス戸と障子の間20cmくらいのところへ入り込んで日向ぼっこに興じている。
太陽がでれば必ずここへ入り込むのだが今では障子を破ることもなく器用に開けて陣取っている。


玄関わきの花が盛りが終わったツワブキにはスズメ蛾の仲間“ホシホウジャク”がホバリングをしながら蜜を吸っている。
翅は小さいながら重たそうな身体を空中に浮かせているのは、彼自身は身体が重たいことを知らないのだろう。


午後は町内の偉人≪保科百助五無斎先生≫の伝記を紙芝居にすると云うグループに誘われて津金寺へ出かけた。


五無斎先生生家のある山部の津金寺は幼少期には境内を遊び場としたことから死後偉業を讃える碑が建てられている。
境内は椛が色づき秋の色濃く見せていた。


五無斎先生の研究者である竹花初雄先生の優しい語り口調で、五無斎先生が尋常小学校へ入学したとき
江戸時代から地域の郷蔵とされていた建物を改修して学校にしたこと。
後、昭和60年竹花先生が山部の区長をされていたときに山部学校を修復した話など興味深く知ることができた。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/gaiyo/bunkazai/236/000223.html
建物の屋根には鯱鉾が載せてあり、四隅の鬼瓦には『学』の字が掲げられている。
明治6年から破損することなく維持されているのは集落挙げて大切に維持していることからだろう。


この建物の正面は東を向いているが俺が好きなのは西側から見る建物のシンプルな姿だ。
日本古来の建築ながらモダンなデザインが北ドイツの建物を思わせる。
二階は講堂となっているが、その北側に出窓のようなものが見えるが、俺はこれを手洗い場で後につけられたものと思っていた。
今日の先生の話で判ったのだが、明治の教育勅語発布に合わせ掲げる場所として設けられたものだと云う。
明治政府の時代から天皇を利用して格式を保つものとしながら軍国へ向けて邁進してしまったとのことだ。


山部学校の次は五無斎先生の墓所を御参りし、32歳のときに蓼科高等小学校・蓼科実業補習学校(現:長野県立蓼科高等学校)校長に赴任したときに寄宿した近くの寺「完聚院」へ伺い曾孫となるMY氏に話を伺った。
太陽は西に沈み既に車のライトをつけての帰路となったが楽しい一日だった。
紙芝居の絵を描くYさんも同行したのでより現実味を帯びたものができることだろう。
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冬を想わせる寒さ 生き物はどういう防備をするのだろう

2009年10月17日 | 日記
10月17日(土)曇り  昼前に陽が射す 午後 雨  寒く冷たい空気

昨日までの青空は何処へ行ったのか、朝から低く垂れこめた雲が一層寒さを感じさせる。
段ボールで堆肥化する生ごみを持って外へ出ると以外にも暖かい。
庭では紅葉した錦木が既に葉を落とし始めているが、その奥のヤマボウシは最盛期を迎えている。
集落を囲む山のカラマツも夏の深い緑から黄色みを帯びて、黄金色になるのも直ぐ近くのことだろう。


生ごみがを入れたプラスチックの箱を洗い水を切る間に庭を一回りしてみた。
どんよりした雲から僅かに射した陽を受けてナツハゼの実が映している。
黒い実の皮は弾けるのか切れ目が見えているが・・・・


井戸端の先には畑に残された唐辛子が赤くなって見える。
既に2回も収穫してオリーブオイルに漬けこんだ瓶が3本もあるが、次の収穫のものは何に加工したら良いのだろう。
寂しくなった畑に赤く色づいたものが見えるのは嬉しい。


昼過ぎには明るくなった空も再び黒い雲に覆われた。
雨が降るのだろうか・・・・・
雨が降れば庭の紅葉した葉は一気に落葉するだろう。
雨が降る前にもう一度外へ出て見ると、家の北側にある白い花を咲かせたアジサイが紅葉している。
葉はもちろんのこと、花が赤く変化しているのがよい。
しかし、そこにはまだ身体を碧のままのアマガエルがいた。
お腹を膨らませているのを見ると充分に餌を得ているのだろう。


畑の脇まで行くとアカトンボが葉の落ちた草の茎に止まっていた。
陽が射さないとこれほど寂しい表情をするのかと思うほどにうなだれている。


その下ではマツバギクに来ているウラナミシジミも翅を痛め辛そうだ。
秋が深まるごとに数を少なくする蝶、これまでに身体を張って生き抜いて来たのだろう。


庭の先のナツハゼは既に紅葉した葉が黒ずんでいたが、葉の裏にキチョウがいた。
これも翅には傷が沢山あり千切れている、冬に向かって最後の力を絞り葉にしがみついているように見えた。


雨が落ちてきたようなので家に向かうと玄関わきの既に花が終わりかけているツワブキに見慣れない蝶が来ている。
瞬間的にカメラを構えシャッターを押したが3枚目には姿がなかった。
何という蝶なのだろうか・・・・雨も降り方が激しくなり再び姿を見ることができるのだろうか?

               ≪この蝶の名前 教えてください≫
コメント (6)
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抜歯 久々にアノ感覚を味わう

2009年10月16日 | 日記
10月16日(金) 霧  快晴  暖かい 風もなく穏やかな一日


歯医者は9時半に予約を入れてあり、2回目ながら歯を抜くことになっている。
出がけに庭にオレンジの何かがあるの目に入ったので見に行くと、菊の花が開いていた。
今まで黄色の花と思っていたが・・・・・


乳歯が生え換わったときから俺の口の中で生きている。
今日でお別れともなると愛おしく感じてしまう。
ゲテモノから美味しいもの・・・
俺の命のつないできた食を知り尽くしている歯に何も思わなかったことに反省仕切りだ。

受付を済ませると直ぐに診療室へ招かれ後は流れ作業のようにヨダレカケをして口を開けて麻酔を打つ・・・・
少しだけ待つ時間は窓の外の稲刈りを終えたばかりの畦道にワレモコウが秋を演出している。
長閑な景色もあっという間に背当てを倒されて上顎でギシギシ・メリメリと音がして終わり・・・
止血の綿を噛みしめながら再び窓の外を眺める。

瞬間的な作業と思っていたが帰りに薬屋へより「痛み止め」と「腐り止め」を購入して家に着くと1時間半が過ぎていた。
左の顎が熱く感じながらPCに向かい、出来上がったデザインを役場に送った。
なんとなく鬱陶しいので庭を一回りする。
ホトトギスがまだ咲いていた・・・・既に終わったと思っていたが良く見るとまだ蕾も見える。


歯を抜くときの麻酔は何時間くらい効いているのだろう?
その昔、俺は歯痛ではそうとう我慢強くなったことを自負していた。
仕事で出張する時に必ず歯が痛くなりバッファリンと根治水は俺の常備薬だった。
残る14年で80-20は無理だと思うが其れに近い数字を維持したい。
そんなことを思いながら左のホホに氷を含みながら午後を過ごした。

ソファーでうとうとしていると玄関に誰かが来た。
俺が行く前に愛息Salaが引き戸の前で尻尾を振っている。
開けると郵便局が小包を届けに来たのだ。
福岡のKHさんからの贈り物・・・丹精込めた無農薬で育てたヘチマかた採った≪美人水≫だった。
同封の手紙を見ると毎年作っていると云う。
ラベルも美しくその中身は体中に点けることで美男美女に変身できると云う。


昨年は俺もヘチマの種を撒いたのだが旨く育てられなかった。
夕方Mが戻ってきて来てから電話をすると明るく艶のある元気な声が響いた・・・
若しや、彼女は“美人水”で嗽をしているのか?ロックで咽を潤しているのかもしれない??

東の空には浅間山をシルエットにして巨大な雲が茜色に染まっていた。


いつの間に歯の(歯は抜いてしまったが)痛みは消えていた。
左側の唇がなんとなく痺れている・・・久々に味わった麻酔の感覚だった。
コメント (6)
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