4月22日(金) 晴れ 初夏のような一日 熱い
月一の病院通い マツのに慣れた
慣れたと云うよりも ガマン会と決め込む
本を読むことが少ないこの頃 読みたい本はある
30枚余を残した本を開くが 閑散として静か過ぎる待合
僅かな頁を残して俺の名が呼ばれる 読み終えないガマンが続く
4月22日(金) 晴れ 初夏のような一日 熱い
月一の病院通い マツのに慣れた
慣れたと云うよりも ガマン会と決め込む
本を読むことが少ないこの頃 読みたい本はある
30枚余を残した本を開くが 閑散として静か過ぎる待合
僅かな頁を残して俺の名が呼ばれる 読み終えないガマンが続く
4月20日(水) 晴れ 早朝 寒ッ 日中も冷たい風
畑の脇で小さな蟻を見たのは3月末 春を実感した
ボケの花が咲き見ると 花や枝に沢山の大きな蟻
アブラムシがいて蟻に蜜を提供しているのか?
蟻は花は喰っていない 蜜を吸うのだろうか
春から夏 虫たちを見ていると飽きない
ムスカリと土筆 同じような姿だが方やスギナの子
季節の移ろいに見とれる 突然割り込む蝶
咄嗟のパチリ どうにか姿が写り込む
ベニシジミは色合いも表情もよい
タラの芽も食い時 春も終わる
4月19日(火) 晴れ 風も無く 穏やか
久しぶりに早朝の散歩 早朝と云っても6時は陽が高い
道のない山を登り広場にでる いつもの鹿柵の里側になる
不整地の山登りは足腰に効く 歯磨き中のスクワットに効果あり
近頃は鹿が蕗を食うと聞く 獣道の脇 喰われずに花を見せた
野の花も早起きとは限らず キクザキイチゲは陽が昇るまで待てと云う
タウエグミは満開 春の到来 田に水が入るのは近い
三株植えられた花桃 ウエビトシラズと云うが見事に育った
山間で誰のためでもなく見事に花を開く 知る者 花笠の独り占め
春の嵐は付きものだが 風に弱いチョウジサクラ 今日が見納めと云う
山裾の春は短く初夏が幅を寄せる コブシ サクラ モモ 果樹の花も真っ盛り
散歩の終点 蓼科山から引いた宇山堰
緩やかな傾斜とサイフォンを使って送り分ける
昔は生活用水とされ 今では農業になくてはならい
開けた場所に ヨタモノ と呼ばれるアケビが花を見せる
陽当たりのよい散歩道 歩幅に合わせ 野の花 スミレが咲く
4月18日(月)晴れ 昨日の暴風雨がウソのような静かさ 午後 曇り
朝のやっつけ仕事を終えて 峠道を登った
峠の境 先は小県松本方面 この境に地蔵尊がある
左は幕末 右は明治中頃 ここ宇山の女五人衆が建立
その頃 西方で天然痘が大流行 子どもやおとなが大勢死んだ
遠来の坊様 流行病を封じるには地蔵尊だと 児守り地蔵尊となった
宇山地域全体のもの 今では大深山集落が お祭りをしている
第六天魔王(他化自在天)身体壮健 旅の人々の道中安全
世の楽しみを自在に自己の楽しみに替える法力
これらに因み 万願成就 の御利益
祭りのあとであるが 峠の地境まで歩いた
土曜の夕方のこと 祭りには前垂れと帽子を新調する
聞いたことがある 俺が? と思いながら 赤布を託される
数十年ぶりの夜なべの運針 役員さんがサイズはピッタリだったと
若しや 突風に頭巾が飛ばされているか不安 源平の花桃が見頃で迎えた
4月13日(水) 曇り 午後から雨 暖か寒い一日
4月も半ばになると冬鳥たちは渡りに備える
朝 昼 夕方まで庭を見ると何処かに鳥がいる
ツグミはせわしなく落ち葉を掻き回し尖った嘴で探る
ムシを咥え土から引出し石に打ち付け瞬時に腹に収める
数歩歩いては向きを変え胸を張る シベリヤまでの力を蓄えろ
餌探しを邪魔した訳ではないが 彼と目が合った
真顔で俺を睨みつけ “瞬時” に姿を消した
飛んだ方を見ると草むらで動く姿がある
嘴が分厚く蒼紫 色も地味 シメだ
落ちてる種は スグリ?亜麻?
4月12日(火) 晴れ 寒 霜を踏むように歩く
暗い内から起き出し 太陽が昇るのを待つ
サムッ カラダを縮めるほどの寒さ 冬を忘れた躰
白から黄色にバトンタッチの水仙 ツクシは霜に耐えた
春の代名詞の土筆 都会では懐かしさも忘れ去られている
野のスミレ パンジーの野生化だと 卵や鶏と同じ仲間にされる
昨日のガビチョウ ネットで見て改めて囀りを認識
声真似をするヒヨドリ ボリュームは届かない
360°? 首を捻り躰をネジリ蜜を吸う
3月に咲いたミツマタ青空が似合う
4月11日(月) 雪 晴れ 風の冷たい一日
目の前の桜 何かいつもと違う物陰に レンズを覗く
? メジロ ? 鶯 ?顔が見えるが更に ??
ここ山裾に来る鳥には注視している俺 ?
図鑑を見て ネットで探す ナイ ?
ガビチョウ 真逆 信州で?
朝の雪 予報では山沿いと聞いた
住めば都 信州の山裾 標高は820m
何はともあれ咲き出した 桜の花にエール
表にでれば刺すような鋭い氷雨 雪よりも辛い
寒さの備えはあると云う春の花 熊笹が一際美しい
4月10日(日) 花曇り 風がなく暖かな一日
東信州山裾にも遅い春がやってきた
サクラは雅 コブシ レンギョに続き開花
白も 黄色も 春を呼ぶ 桜は春の色一番
桜一面も良いのだろうが 俺は山間の桜が好み
桜花を見れば秋色桜も好し 天邪鬼と言われる所以
春うららの日曜日 町の福祉センターへ出向く
福祉でまちづくりを掲げた町民活動センター総会
町長を来賓に迎え いつもと ちょっぴり 違う雰囲気
次第に沿えば面白くもないが その他で聞ける活発な意見
初心忘るるべからず 人が好き町が好き だから ボランティア
4月6日(水) 晴れ 風も無く 汗ばむほどの一日
町の北端にあるりんご園 毎年声が掛かるマキ材
今年は半月早い季節 太い木 細い枝 リンゴのマキ
細いのは炊き始めに 太いのは火持ちが良いので助かる
畑の奥は人力 一輪車に積み 軽トラまでの往復 腕力の無さ
手に持ち 腕に抱え 腰をかがめ アスレチックと解す マキ運び
休憩はロケトストーブの出番 15分で沸騰する威力
三回目は山盛りにネコ(一輪車)を積む 坂道がつらい
切って 割って そして乾かし 一連の作業で次の次の冬のマキ
冬の怠惰な生活がマキ運びに現れる ならば もっと スクワットを
昨日のスズメ 朝になって部屋中飛び交い 冷蔵庫裏で確保 やっと解放
4月5日(火) 曇り 午後からは 晴れ 爽やか
暖かさが続くとストーブも火の気から遠ざかる
この季節決まって 煙突から招かざる客が到来する
鳥たちの巣作りの季節 煙突が格好の穴場と見たのか
一瞬でバタバタガサガサ 煤だらけ灰だらけ ガラスに影が映る
部屋の中を飛び廻られてはタイヘン ビニール袋で覆って脇ドアを開ける
よくあることだが スズメは怖い思いをした?
怖いといえば 相変わらずのコワゴワメールが飛び込む
何をターゲットにしているのか 待つ身のモノはツイ開きたくなる
そんな立場を知ってから知らぬか存ぜぬが 明らかに『犯罪』に繋がる
宛名がナイ 宛名がアッテも知らない相手 君子危うきに近寄らず 御尤も
室内で春を待つコダチベコニア 白に近いピンク 繊細な花びら
Sさんが丹精込めて育てた シベは“Y”を崩した 箏柱のよう
太陽の眩しい光が好き 鉢をつるせるようにしてあるから
そう言って持ってきてくれた 待ち遠しい陽の光
来月半ばには太陽と初夏の風をあびよう
4月3日(日) 薄曇り 淡い陽の光
ここ山裾は北国ではないが コブシが咲くと春が来る
蕾を開いたところに戻り雪 文字通りにデバナをくじかれた
雲を通した薄日にも陰影を落とす 花びらに春の喜びを表わしている
地面はまだまだ茶色 枯れ葉色で被われているが そこへ落とし物のような赤
見ればホトケノザ 仏様を守るべく葉も茎も花も全体を繊毛で被い棘に見せている
俺的な春はスミレ スミレとは女々しいなどと云われそうだが ムラサキが好い
ムラサキのスミレはいろいろあるが 一番に花を見せるのは葉が細い種類
固有名詞には拘らない 種類の多さと俺の目では判断が難しい
ムラサキ色で自己主張するムスカリ 四方に広がる繁殖力
冬に葉を鹿に喰わせ 肥料を残させる強かさを持つ
4月2日(土) 暖かな曇り空 午後からは薄日 風が吹く
新年度が始まり前々年度のいらいないモノの片付
部屋が狭くうっとうしい 物理的より精神的な面が強く感じる
印刷物の片付 金額や個人名の入ったものはリサイクルには出せない
地域や仲間内団体のものでも 金銭的なものは皆オープンで秘密はないが
俺の記録は兎に角 人様の印影と数字はマナーとしてシュレッダーの力を借りた