田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

切り絵の作品展 病院の待ち時間の過ごし方

2012年10月31日 | 日記

10月31日(水) 晴   曇り   昼前 俄雨  午後は 晴れ

今日で10月は終わり、早い 6月ころから慌ただしく月日がながれあっという間に10月が通り過ぎた。

ここ数年間、月末の水曜日は病院通いの日と決めている。決めていると云っても俺の都合が主ではなく、医者の都合に合えばということで予約をするときにお願いして月末が決まる。今日の予約時間は10時30分だがいつものように2時間は待つことを見越してゆっくりと出かけた。病院には12時前に着いたがいつものように名前が呼ばれるまで読書の時間とした。しかし、本を読んでいても名を呼ばれるのを聞き漏らしてはいけないと集中はできない。名前を呼ぶのも天井のスピーカーなので近くに居る必要はないとして、待合の脇で催されている地域の団体「中込切り絵の会」の作品展を見た。全て鋏で斬るのだと思うが、細かく立体的に斬った蝶や人形の作品があった。また、紙を二重にして作るのだろうが、立体的なモノが多くその技を思うと素晴らしい。

この病院は地域の趣味の会の展示会を多く開いているが、写真や絵画、絵でも油絵から水彩画、また篆刻や刻字など大きなモノまで月替わりでいろいろなモノが多い。これだけイベントを行うには地域と密接に連携を取っているのだろう。

帰りは何時ものように大分遅くなってしまったが、中込の蕎麦屋 つたやさんに寄った。2時をとっくに過ぎてしまったが、家電を経由して俺の携帯に電話に「昼飯は用意してあるから寄れ」とのこと。豪華特別昼飯を腹八分目以上に詰め込んで帰路についたが ・ ・ ・ 睡魔 ・ ・ 「運転中は船を漕いではいけない」と訳のわからぬことを想いながらのぼんやり運転、なんとか無事に家についた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャリティーの心が隠れる バザー 

2012年10月30日 | 日記

10月30日(火)  晴    予想に反し暖かい  夕方からは冷え込む

朝から町の社協で開くバザーの準備に入った。準備と云っても持ち込んでくれる商品を受け付けたり、衣類や食器、靴、玩具、ありとあらゆる物を仕分けする作業がある。会場となる老人福祉センターの集会室にはテーブルを幾筋かに並べ、壁際にも陳列棚を設けて一点づつ見栄え良く並べる作業をボランティアの手で行う。

商品となるモノを持ち込む人がどのような志で持ち込むのか?持ち込まれた段ボールや袋を広げると中の物は酷い物が多い。特に衣類は想像に絶するようなもので、汚れたままのもの、全てのボタンが取り除かれたブラウスなど、人が欲しがるようなものは10点のうち1、2点しかないのが多い。夏から冬へタンスの整理をして、着古したものをそのまま袋に投げ込んで持ってくる人、下駄箱の履かない靴を片っ端から段ボールに放り込んで持ち込むものなど、ボランティアで整理をしに来ている人にも失礼だと思わないのだろうか?

 

中には上等なものでタグがついたままのコートやスカートなど新品そのままのものがある。また、子どものモノも包装されたままの商品などありががたいものがある。これらの商品を販売して収益は町の福祉活動に使われるのだが、このままのヤリ方では続けることは難しくなるだろう。集まった品を売れるものと捨てるものとに分けると捨てる方が格段に多いのが事実だ。

次は3日のバザー本番の日だが、それまでに沢山のボランティアにより作業が進められるが、嫌にならないような心のこもったバザーとなって欲しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤 白 紫 秋模様 

2012年10月29日 | 日記

10月29日(月)  曇り  雨  昼からは 青空は見えるが 陽射しは弱い

天気予報は外れ、朝から太陽が眩しく照らすことを想定して、ストーブの薪を下屋に並べ替える作業をよていしていた。朝飯を摂っていると雨が降り出し予定を変更せざるを得ない。雨降りなら本を読むのも良し、今月の地域役員のマトメをするのもよし、来月2日にある会議の次第を印刷、6日の会議の案内ハガキ ・ ・ ・ とやることはあると思っているうちに雨は止んだ。

午後は太陽の光が庭に当たるのは短く、直ぐに西の山の陰になる。庭の紅葉も陽の光を透かして見る紅葉も素晴らしいが雨にしっとりと濡れた椛も風情がある。椛ほど種類が多く、また葉の形に異形が見られるのはないと云う。突然変異か一本の木でもそのときにより葉の形が違うモノが観られるそうだ。紅葉といっても色は朱色も様々で葉の形に合わせているのか、いまだ緑の葉を見せるモミジもある。

濡れ落ち葉予備軍と云うと悲しい表現だが、紅い葉は濡れてもそれなりに美形をとどめるがムラサキシキブの実は哀れさを思わせる。白い実に染まって紫が褪せたのか陽に照らされて色褪せたのかは定かで無いが、植木に詳しい友人が言うには花は枯れる前に摘むのだそうだ。それから見るとこの紫式部、白式部も細い枝から全てのみをこそぎ取ってしまうのだろうか?俺はこの世代交代のような秋から冬の庭の姿が好きだ。

山裾の庭の姿を変えようとしている柿の木、今年初めての実が色づいてきた。柿の木は“秋の葉の色が好きだから”と実が成らない木を恨めしく負け惜しみ的な言い訳を繰・り返してきた。接ぎ木の苗木を買ったときの店主の言葉「3年目には沢山なりますよ」を信じていたが、植えてから既に9年は経つだろうか?昨年はあまり実も成らないので伐ってしまうことを考えた。ノコギリを持って木の近くまでいったがやはり、秋の葉の色が ・ ・ ・ と云うことでそのままにした。

同じようなことは紫の濃い色のノコンギク、これはフサスグリの株のなかから芽をだした。これも風通しが悪くなるから根から抜いてしまおうと思った秋のこと、近くまで来るとこの美しい紫に驚かされた。濃い紫に黄色のシベが美しい。この花は晩秋の霧が濃いときなどは一段と美しさが際立つ。 

 

何時の日か柿の実が鈴なりに

ノコンギクの紫が一層濃く見える

正しい日本の秋が近くになる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒さもひとしお ストーブを焚く

2012年10月28日 | 日記

10月28日(日)  曇り 雨  午後からは 本格的な雨  気温は下がる

朝の気温より更に低くなったように感じる午後、今年始めてストーブに火を入れた。昨日までは寒いと思っても差ほどではないと心していたが、今日の雨は寒さを倍加させるような雨だ。午前中はしょぼしょぼと降っているかと思うと止んでいたり ・ ・ ・ 午後には本格的な雨につれて気温も下がってきた。

ストーブの炊き始めは地下倉庫に片付けた薪運び用の段ボール箱を載せたカートや、火かき棒や灰取りスコップなど一式を整えてから、薪を運んだ。明日は晴ということで今日だけの薪として運ばれた。この薪運び、結構大変な作業だが基本的には家人Mの仕事となっている。俺が運ぶと廊下や部屋の中に木くずが落ちるということから、このような仕来りに落ち着いている。今年始めて火を入れることから竃の神様に礼を尽くしてということになるが、簡単に心の中で呟きながら薪に火を着けた。

薪を数本焚いただけでも部屋中が暖かい。床暖を強にするよりもあの、朽ちた木から作られた薪でも暖かさが数倍の違いを感じる。この暖かさで誰が一番嬉しさを表すかと云うと、SalaとAlgoだ。其れまでは寒くなると人の膝の争奪合戦をするのだが ・ ・ ・ 

ベッドからの平和な眼差し 薪を炊いて良かった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田舎暮らしの集い 蕎麦打ちで意気投合

2012年10月27日 | 日記

10月27日(土)   雲   晴   夕方から冷える

天で朝を迎えることを期待したが、雲いきが怪しい。僅かな雲の間から太陽がのぞいたが、俺が出かける頃は雲に太陽は隠れたままだ。

東信州田舎暮らしネットワークの交流会が望月で開かれた。会員には既に信州に移り住んでいる人、土地だけ入手して建築を検討中とか信州が好きで移り住むことを計画している人等など、田舎暮らしは十人十色その目的も手段もいろいろある。ところが、何をやりたいかと聞くと多くの人、殆どの人は“蕎麦を上手に打ちたい”と声たえる。

そう言うことで今回は新蕎麦で蕎麦打ちをして愉しもうと言う会となった。準備をしならがも、蕎麦打ちの極意を聞き出そうとするなど、朝から頭の中はソバのことでいっぱいという。指南役は小諸ソバ会、これも都会から移り住んだグループで起ち上げ今ではソバの栽培から始めている。

流石に信州に興味を持った会員諸氏、打てないと良いながらも細く長く立派な蕎麦の仕上がり。蕎麦には天麩羅がつきものと、スタッフの畑から沢山の野菜を持ち込み、立科宇山産のひまわり油、これが思いの外美味、癖がなく素材の良さを引き出すという。腹八分目ということ以上に思い思いに蕎麦を打った感触を残しながら集会の〆となりました。

70余名の会員のうち48名が参加という好成績。向後の会の在り方や田舎住まいの工夫など、話は尽きず午後4時前に散会となりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

閑だからではないが 油を売る算段をする

2012年10月26日 | 日記

10月26日(金)  晴れ   穏やかな秋の一日  

午前中はSalaの病院へ行った。彼は相変わらず左後ろ足の膝関節の上が腫れたままになっている。診察台の上では温和しくされるがままになっているが、今日は注射も腫れた部分から水を吸い取ることもせずに終わった。医者は痛みを感じていますか?とか、不自由はありませんか?と聞くが、Salaは一向に答える様子を見せない。会話が途絶えることに診察拒否をされても困るので、「痛みはありまえんが、座るときに足が閉じられなく ・ ・ ・ 」と俺が答えた。次は2週間様子を観ましょう。薬は同じモノを出しておきますね。だった。

AlgoはSalaだけが可愛がられて出かけたことに何か普段と違う対抗意識を見せた。Salaがベッドで横になろうとすると直ぐにAlgoが先にはいりジャマをする。しばし、互いに牽制しながらときが進む。

俺は明日の「東信州田舎暮らしの会」で蕎麦会が開かれ、そとのきに地元産の“ひまわり油”の廉価販売することになっている。地産地消の商品と云うことと絶妙な美味さがある「ひまわり油」一本づつにラベルを貼った。この油のウリは程よい焙煎のために絶妙な香ばしさと滑らかさにある。我が家では朝飯のフランスパンにつけて食するがこれが旨い。また、サラダと云うか野菜そのものを皿に乗せたベジタブルには最高の甘さを感じる。また、付け加えたいのが飽きが来ないことだ。オリーブオイルにバジルの葉を漬け込んだバジルオイルのようにイタリアンに偏ることがないのがスゴイ。

そんな油を売る算段を終えるころ、AlgoはSalaがベッドに入ることを許したようだ。しかし ・ ・ ・ 

 

いつもなら二人は鞠のようになって入るベッド

AlgoはSalaに背中を向けている

この仕草 どこで知恵がついたのだろう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤い根 山を一巡り 

2012年10月26日 | 日記

10月25日(木)  晴れ    暖かな朝  午後には風が冷たくなる

赤い根と云えば駅頭で主婦連や小中学生、ボーイスカウトやガールスカウトが一斉に金切り声で“お願いします オネガイシマス”と叫び続ける光景が浮かぶ。しかし、この山裾の住む町では駅もないし商店街もないことより、集落単位で赤い根の募金の袋が各家庭に廻る。

社協の関係役員が3つの班に分かれて町内の企業や事業所を廻り、募金をお願いした。俺たちは町の観光地とされる白樺高原の38事業所を訪問することで朝早くから山へ向かった。蓼科山の中腹標高1530mの女神湖で車から降りると足下から冷気を感じた。既に秋を通り越して紅葉も色濃く茶色に変化している。目前の蓼科山を見上げると雪、初冠雪と云う表現には及ばないまでも白く見えるところは雪だ。 

寒いと云いながらも太陽が当たるところは暖かいが、赤い根のパンフレットを差し出しながら説明をしてお願いをする。お互い様と云う共助互助という心で直ぐに応じてくれるところは個人の事業所が多いが、大きなホテルなど企業だとこれが難しい。

ところで、近頃の赤い根は少し様子が違う。これは前出の駅頭の話ではないが、金切り声を掛けてくる女学生、中でも可愛い子の募金箱へ向かうのは胸に赤い根を挿して貰おうと下心をもった男性諸氏のこと。こう言う輩を排出しようと言う分けではないだろうが、赤い根にはあの金色のピンは着いていない。針の代わりシールになっているが、安全と言うことから下心も抱けなくなった男性諸氏には残念至極。そんなことを思いながら一廻りを済ませると既に風は冷たくなっていた。大きな企業が拒むわけではないが、募金に躊躇するのは支出を少しでも抑えようという企業の姿勢が見える。紅葉と青空と清々しい空気、足りないモノは人出のようだ。

夜は町役場農地水保全活動の情報交換会が開かれた。難しい話と云うが、非農家の俺には、その難しさも解らない。何が難しいのか?農業の奥の深さなのか、それとも事務的な書類の煩雑さか ・ ・ ・  

理路整然と説明する県職員の物言いと役場の担当職員の懇切丁寧さには頭が下がる。さて、難しさ判るのは何時のときだろう?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遙かぶりと云われながら ボラ活動にいそしむ

2012年10月24日 | 日記

10月24日(水)  晴れ   風が冷たい一日  陽のみじかさを感じる

昨日の電話で月末に佐久地域のボランティア研修会があると云う。俺の予定とは合わないので出かけることはないが、資料を作って欲しいと言葉にはださないがそれなりの言い回しで察しがついた。

午前中は社協の一人住まいの高齢者から希望をつのりお弁当を届ける事業がある。作る人も配る人もボランティアだが、受け取る人は栄養バランスと配色を考えた弁当は楽しみだという。社協で用意された弁当を車に積み、一軒づつ廻る。彼ら(多くは女性)家で待っているというよりも大概は畑にいる。一軒目も二軒目も同じように会話は天気の話から躰の話し、寒くなってコタツを入れたら腰の痛いのが直ったとか、また、逆にコタツに入ると外に出られないと言う人もいた。歳は80過ぎだが皆元気だ。中には出かけるから“玄関に入れといてくれ”と隣の人に伝言を残している人もいる。隣の人は俺が来るのがいつなのかず~っと待っていたと云う。こう言うご近所の見守りと云うのは大切なのだろう。

一廻りして昼飯を摂り、社協へもどってボランティアルームで資料作りを始めた。そとは紅葉真っ盛り、一人作業で気が楽だが、4時近くになると急に空気が冷たくなった。細かい作業は家に帰ってからにして、資料の打合せを事務局と済ませておしまいとした。

家では家人Mもいないので、SalaとAlgoは留守番をしていた。彼らだけで留守番のときはどうしているのか知りたい。窓際にベッドを持ってきてその中で日向ぼっこをするのが常だが、それは人がいるときだ。Algoは気が小さいのか直ぐに吠える。宅急便が来てもネコが来ても遠くで耕耘機が動いていても1回は吠えてみるようだ。夜は俺が資料作りでパソコンに向かっているので、彼らは小さなベッドで丸く収まる。

昼の留守番にそうとう神経を使ったのか

彼らは鞠のようになって爆睡している

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャベツ料理ではないが 緑の葉と赤いコーリャン

2012年10月23日 | 日記

10月23日(火)  雨   激しさはなく風もない  穏やかな一日

このところ、愛息Salaは朝晩2種類のクスリを服用している。ところが、彼はクスリが苦手と云うかリンゴやパンの中に仕込んでも巧みにクスリだけを出すのだ。それがピルやカプセルなら判るが粉薬でも粉だけを床に撒いていてある。飼い主の人間も知恵を絞り、キャベツ巻くてやるのだが、ほどけるようだと彼の知恵では簡単にクスリだけを置き去りにする。しからば、第二の手として薄い外葉を電子レンジで柔らかくしてクスリを包み、ほどけないように糊代わりにジャムを使った。かれは怪訝な顔をしながらもパクリと二口で胃袋に送り込んだ。

 

朝から雨が降っている。激しい雨と風が吹くから充分に気を付けろと夕べのテレビで言っていたが、ここ立科町は相変わらず微風も吹かず雨もシトシト降りだった。雨と云うことで読書三昧に耽ることができるのはりがたい。地区の仕事も一段落したし昨日、今日はそれ程追われる音もないので、「赤いコーリャン」を読み切りたい。

文化大革命に翻弄された若い世代、しかも10才そこそこの子どもが紅衛兵となり大人を粛正するようになるのはどのように洗脳されて云ったのかをしりたい。日本も富国強兵を謳い小さな子どもから洗脳していた時代、俺はそれを居るところではないが ・ ・ ・ 中国の小説は余り目にすることはないが、今度の受賞でもっと音訳本が出て来るのだろう。残留日本人特に幼児で残された人は、俺と同じ1942年生まれが多い。彼らは文革でも苦労したことは「大地の子」 でもそうだが、「ワイルドスワン」「我が青春の文革」など、嘗ての軍国日本と共通するところがあるのだろうか?

 

この本のノーベル文学賞を受けたことで一期にメジャーとなり、俺もそれまで知らなかったことで、あの日に古本をAmazonで360円で購入した。ところが、今日見ると1500円が最低価格になっていた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬支度を終えた蜂たち 次は俺の順番

2012年10月22日 | 日記

10月22日(月)  晴れ    暖かい   夕方からは風が冷たくなる

断り切れずに受けたヤッツケ仕事、相手方がパソコンもメールもしていないので郵便で送った。夕べ遅くプリントアウトしたが、封筒ののり付けをしてから表をはめ込むのを忘れたことに気がついた、結局は今朝郵便局へ走ったが、東の山並みを隠す雲と上から降りてくる雲の間から元旦の絵のような赤く丸い太陽が昇った。

この所毎朝、最低気温が更新されるのだが今朝は暖かい。昨日、夏までの最高・最低気温の記録をリセットした。今朝の温度計の記録は7℃と暖かな朝だ。もっとも温度計の掛けてある壁の内側はボイラー室となっているので、百葉箱のように外気をそのまま計測しているわけでは無く標準より暖かくなっている。ここで一番寒いと思われる場所は一日中陽の当たらない紫陽花が植えてある家の北東になる。それでもノコンギクの小さな二つの花、逝く紫陽花見送るかのように暖かさが見えた。

 

先週の月曜日には蜂の威嚇攻撃にたじろぎ、中途半端のままヤメにしてある薪、昼に見に行くと蜂はいない。あれほど大きく見えた足長の巣も蜂がいないと小さく見える。周りの様子を確認して手を当ててみると掌の半分しかなかった。また、庇の一番高いところに巣を作っていたキイロスズメバチも姿が見えなくなっている。今年の巣は小さいが、ここには毎年スズメバチが巣を作る。肉食の彼らにしてみると、昆虫の多い畑の上は絶好の場所なのだろう。

薪の積み替えで問題が残っているのは蛇だ。蛇の抜け殻から見るとそうとうに長く太い。積み重ねられた薪を三段から四段はくねくねとうねっていた。薪が崩れたので原型は判らないが ・ ・ ・ 俺は蛇が苦手だ。

午後の陽射しが明るくなると、枯れる運命にある紫陽花も華やかさがある。八変化の花としては本望だろう。

夏前に花が終わったからと切られるのを好むのか

それとも

老艶な姿に胸を張っているのだろうか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕暮れは 秋だけではないが 特別に感じる

2012年10月19日 | 日記

10月19日(金) 快晴  寒い  陽射しは暖かいが 風は冷たい

10月中旬も過ぎると3時に陽は西の山陰に隠れる。畑や庭には既に陽射しはない。土手のヤクシソウは太陽が陰ると花は萎んでしまうが、その前僅かに陽が残るころ黄色を鮮やかに魅せる。

この頃になると風が冷たさを増すが、一段高い裏山との境に陣取り、釣瓶落としと共に変化を見せる浅間を眺めるのが好きだ。湿り気があるのか一瞬だが辺りがピンクに染まった。同時に風が再び温度を下げたように感じる。俺がダウンを羽織り、戻ったころには浅間山も薄暮に包まれていた。辺りに電灯がつき出すと景色が変わり温もりを感じる。

今朝はまた最低温度を更新したようだが、月曜日に薪運びをする俺を威嚇して、俺の頭上スレスレに飛び交った蜂は既に姿が見えない。南側の庇の蜂の巣を見上げると、僅か一匹だけが巣を守っていた。アシナガバチにしては大きいように見えるが、女王蜂だろうか?彼女たちは木の洞や落ち葉の重なる中で冬眠するという。来春には一人で卵を産み子育てをする。

今年は蜂用の殺虫剤を余り使わなかった。秋には少しガマンすれば寒くなり、俺が手を出さなくても蜂はいなくなる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日からの雨が一日中降り続いた 寒い一日

2012年10月18日 | 日記

10月18日(木) 雨   一時は雲が明るくなったが 午後には再び音をたてて降る

朝から寒いと云うよりは、昨日の夕方から一段と寒さが増した。予定では薪の積み替えをすることになっていたが雨でヤメとなった。

生ゴミの堆肥化グループの役員会の案内、鎮守の杜の樹木管理の依頼書作り、それと それ・ ・ ・ 先週から溜まった仕事を一期に済ませる決意をした。決意と云うほどのことはないが、ほっとけばホットクだけ後伸ばし、どうせやらなくてはならないなら雨の日に始末をつけたい。

地区役員の出役費用弁償の集計をして会計に送る書類をつくってメールしたところで昼飯。SalaとAlgoは新しく買って貰ったベッドに仲良く丸くなっている。しかし、9時過ぎから12時近くまでこの姿勢のままだ、山の中なら熊が冬眠していると思われるだろう。

軽く昼飯を摂ってから少しだけ休憩、午後は録音を聴きながら言葉を打ち込んでいくが、議題から外れるのが困る。しかし、この困る内容が以外にも俺の知らない過去のことでついついメモをしてしまう。メモ書きにはMicrosoftのNoteを使い雑談の項目毎に仕分けしながら書くのだが、以外にも雑談は短い言葉が続くので書きやすい。誰かがモノを云うと次に出る言葉はダレーと他の人が言う。このダレーって云うことばは単なる「非定型」だが、いろいろなことに使われる。東京弁で云えば「チガウチガウ」と単に一つだけ「ちがう」と云うのや「ちがうよ~」とも異なる。

3時間の会議も実質90分で時間は足りると思えるほど話題が飛ぶ。本来の議事録とNoteを使い分けながら、途中の休憩は晩飯時間だけ、夜は9時30分から始めて11時に全てが終わった。あとは整理をして会議の決定事項と継続審議、年度末の最終審議までに役員会を開き4月の総会で一期に解決したい。

一日の終わるのが早い

パソコンを置いている机が床から87cmもある

背持たれが使えないイスに直角に座る

肩こりの原因は これにあるようだ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の夜長 雨音も ドルチェでいこう

2012年10月17日 | 日記

10月17日(水)  快晴    昼から 雨  激しく降る  夜に再び降る

日毎に秋の深まりを感じるが、特に玄関脇にある石蕗が派手な黄色い花を見せ始めると物思いに耽る季節になる。秋だからもの悲しいということもないが、朝陽よりも夕陽、入道雲より鱗雲とイメージが先行するのも致し方ないことだろう。

石蕗の思いでは越前三国町へ行ったときに眼につくところにツワブキの黄色があった。海岸沿いの松林の境、旅館の玄関脇、秋を思う花というとこの花を思う。この花が咲くと決まって来るのがイチモンジセセイリ蝶、それとベニシジミ蝶が上げられる。イチモンジセセイリは近くで見るとキュートだが、蛾と間違われて嫌われることがあるそうだが、彼らの敏捷さからその次にピシャリとツブされることはない。一文字の名の所以、外翅に貝殻の象眼のように陽の光を反射するほどの印がある。反対側の根には〇を象った点線状に見える紋様が見える。

秋を思わせるのは夏から咲き出していたコシオガマにも感じる。これは明るい緑の葉を広げていたが、この所の寒さで色が濃い赤紫に変わっている。花は変わらずピンクの色を見せているが、あと僅かで花も姿を消すだろう。夕方に止んだ雨もまた、降り出しているがこの雨で花は見納めになりそうだ。

 

秋になると紅葉するのは木の葉も草も同じだが、常緑樹があるように草も色を変えずに一年中緑色をしているのがある。秋には可憐なピンクの蕾から花を開くと白く透き通ったストライプがある花、吉祥草だ。武蔵野吉祥寺から信州へ移り住むということで、友人がくれた花、キチジョウソウはじめは3株か4株だったが、既に11年も経ちすっかりとこの地に根を下ろした。不思議なのはこの花は陽当たりの良いところに移植したものは育たない。年ごとに株数が減って今では見る影もないが、一日中、イヤ一年中陽が当たらなず、しかも、石と石に挟まれたせまいところでつぎつぎに新しい芽を出し秋には花を見せてくれる。

 

陽が当たることを好ます

狭く痩せた土壌で仲間を増やす

この草の根には強心薬、傷薬として効果があるという

小心で傷みやすい俺の常備薬としたい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バジルの香りは気を休ませると云う

2012年10月16日 | 日記

10月16日(火) 晴れ  清かな   清々しい 一日

夢の中のような現実のようなハッキリしないが、軽トラが坂を登ってきてドアが開いた音を聞いた。聞いたと思って ・ ・ ・ 飛び起きて障子を開けてみるが軽トラも車の姿もなかった。それよりもすっかり明るくなり太陽が眩しくリビングに射し込んでくる。こう言うときはSalaとAlgoは障子とガラス戸の間に入り込み日向ぼっこを決めこむのが常だ。

このところ疲れもあり少々寝覚めが悪くぼんやりしているが、早めの朝飯を済ませ片付けも直ぐに終わらせた。昨年の夏にバジルをオリーブオイルに漬け込み春に葉を取り出したものがある。漬け込んだままにしてあったのでオイルに澱が溶け込んで透明感が損なわれるので、コーヒーの濾紙を使い精製した。使用前使用後ではないが、一手間掛けるだけで透明感と共に皿に出したときなどは澱が含まれないので見た目も美しくなる。

 

12時に予定したとおりに神社の樹木が隣地の田圃に影を落とす写真撮影にでかけた。今夜の地域の役員会で「神社の樹が稲の生育にジャマをしている」と耕作者から申し出があったことを審議することになっている。神社境内にある全ての草木は神の宿るご神木とされている。むやみに木を切ることはできないことになっているが、五穀豊穣を祈る神様のこと「稲の生長を損ねることなどしない」などと都合の良い解釈もある。もっとも境内の樹木も放りっぱなしということではないが、社殿や拝殿の屋根にも樹木の枝がかかり大雪のときなどドサリと落ちてくれば屋根もろとも建屋もつぶれかねない。

午後は夜の会議に使う資料の印刷や帳票の整理、何もなく終われば用意する必要はないが、若しものときの準備は怠りない方がよい。これも“備えよ常に”だろうか。司会進行は俺ではないので気が楽だがレジュメの意図を理解してくれればよいが、さて ・ ・ ・ 

横道に歩きだす 3時間の会議

朝のバジルの香り 夜までは無理のようだ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三日坊主ではないが金土日月まとめて4日

2012年10月15日 | 日記

10月15日(月) 秋晴れが続く 朝晩の寒さは堪えるほどではないが 

金曜日から環境フェアの準備や本番、そしてホッタラカシにしておいた男爵の芋掘りが今日になってやっと地中から掘り越すことができた。連続してスムーズにできたことも安定した秋晴れのお陰だと先ずはお天道様に感謝。男爵は30個の種芋に対して大小はあるにしても150個以上の収穫ができた。相変わらずネズミの食み跡は目立つがそれでも、手を着けてない芋の方が圧倒的に多いので先ずはメデタシとしよう。芋掘りに夢中になていて全く気がつかなかったが、薪のタワーが崩れ落ちていた。シートを被せてあったが、ピサの斜塔ではないが何れは崩れるのでは?と承知していたが、薪を積んだ奥には蜂が巣を作っていたので手を着けられられなかった。

 

昨日は家に帰って来たのは18時過ぎだったが、風呂に入りのまま爆睡してしまった。前日のイスや机の運び込み、そして看板立てなど、ブースの設営よりも手間がかかる実行委員としては物理的に少々荷が重すぎた。ダンボール式の生ゴミ堆肥化のブースは、「ごみ減らしません専科」という団体が実態がないまま続いていたが、この環境フェアを境に新たなスタッフで再出発となった。生ゴミを堆肥化しようという地味な活動ながら来場者には切実な問題だと、このテーマについて長く話して行く人が多かった。用意した段ボールセットも廉価販売のこともあり予想以上に売れたことは嬉しい限り、スタッフは次の施策は生ゴミを出さない美味しい料理の作り方教室を開こうとなった。

隣のブース、たてしなエコ・クラブでは町内の耕作放棄地で繁茂する竹を見直そうと云う地産地消の企画、竹馬や竹ぽっくりなど、子どもたちは新鮮な遊び道具、大人は懐かしさから竹馬に乗ると賑やかさ。中でも児童館でもやっ竹釜でゴハンを炊くと云うパフォーマンスには黒山の人だかりができた。

金曜日は午後からイスや机を会場に運び込み夜には最終的な実行委員の会議が開かれたが、検めて人数の少なさにドキリ ・ ・ ・ 準備から本番まで最期の3日、先ずは良かったと云うように終わりたいところだが、まだまだ反省点はある・ある

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする