田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

畑仕舞い 耕耘機から除雪機へバトンタッチ

2015年11月30日 | 日記

11月30日(月) 快晴  温か  午後 冷たい風が吹く

 11月の響き まだ秋だよ冬支度は早い は 都会の人

耕耘機と除雪機を入れ替え 最後のご奉仕に畑に連れ出す

ジェエットで洗いオイルとグリス 除雪機は新しいガソリンを入れた

畑の隅で二ツ星テントウムシがひなたボッコ 越冬場所はあるのか?

零下15℃を超す寒さ 二重のシートを掛けた耕耘機の中にそっと入れた

 

午後の作業 庭の花木の片付け 秋明菊は毎年思う存分種を飛ばさせる

濃紺菊はあの妖艶な紫の衣を脱ぎ捨てたのか 際だった秋の風情

おなじ色のコムラサキ こちらはお疲れ様と声をかけたくなる

山裾はすっかり西日も影になり風が急に冷たくなった

畑の境  種が飛んだニンジン モッテイケと云う

 

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収穫祭の前とあと 鹿の食害から桜を守る 

2015年11月29日 | 山裾集落のこと

11月29日(日) 農務  昼前には太陽が顔をだす 午後 温かくなる

朝の濃霧も明るくなった昼めしどき 収穫祭が行われた

公民館長の開会 長老のM氏の あいさつ には蘊蓄が深い

行事はヤウチ(家族全員参加)でなくちゃイケナイ 蘊蓄ある言葉

準備は若手男子の役 太さが揃った美味い蕎麦は跡取りたちが打ったそうだ

根菜 葉菜は自前 具だくさんの汁はすいとん 海産物 牛豚肉は収穫祭定番の料理 

霧がのこる湿り気のある空気のなか 2時間30分の作業も汗こそ掻かないが きつい仕事

この柵本来は集落を取り巻く有害鳥獣進入防止柵 地区の会議で数年間借りる

桜も大きくなれば問題ないがまだ幼木では牡鹿のツノ研ぎには絶えられない

30本植えた桜も既に6本が枯れた 開花期の10月桜も枝先は囓られている

8人4 時間の作業で全ての桜に囲いができた 花見が楽しみになる

 

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明日は収穫祭 副産物で満腹

2015年11月28日 | 日記

11月28日(土) 晴れ 寒さはあるが 午後から雲が多い 穏やかな一日

 毎年11月末か12月初めの日曜日は集落の収穫祭

俺は そば粉を用意する係り 自前で蕎麦を作ってはいない

町内産の蕎麦は 粉になっていないことで県内産の粉にした

そば粉と小麦粉 2×8 ニッパチの蕎麦は喉越しが良いと俺の調合

計りにかけて粉をふうる 雪が降るような粉 噴火口か蟻地獄を連想させる

 

若しも 粉が 少し余ったら ほんの少しだけ 蕎麦クレープと思った

たっぷりのオリーブオイルで鉄板を焼き 少し白くなるのを待つ

火力を弱め 再度油を敷 東北支援で入手した南部鉄器

種を落とし 静かに円を描くのを待つ 蓋を被せ2分

食味ヨシの蕎麦ホットケーキ クレープは次回

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田舎のあかり 寒いほど美しく見せる月

2015年11月27日 | 日記

11月27日(金) 晴れ  冷たい空気 夕方かは厳しく冷え込む

 毎年のことだが 冷え込みが増す頃の月 限りなく美しい

寒気と月明かりに照らされ 遠くの小諸 さらに先は軽井沢か

夕暮れ前に見た東の空 限りなくブルー 天地の境を茜色に染めた

やがて満月を迎える演出 美事な色使いの照明マニュアルはどこにあるのか

月明かりに惹かれ 脇を締め 手首を固定 カメラを額に着け 凍えるのを忘れた 

明るさを感じる太陽が昇る少し前 障子が紅に染まる

そっと開けると流れ込む寒気 浅間の頂上を隠した雲

朝陽が下から緋色に雲を照らし 中腹まで雪を被った浅間山

月末の金曜日 俺の 健康維持活動 としての病院行きの定期便

いつ乗り込んだのか 助手席の同伴者 千曲川沿いの駐車場で別れた

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ごみ減らしま専科 段ボールで生ゴミ循環

2015年11月24日 | エコな はなし

11月24日(火) 曇り 温かな朝  夕方には晴れて気温が下がる

生ゴミは資源です を合い言葉に始めた段ボール式生ゴミ堆肥化

始めて13年くらいになる 水分が多すぎも少なすぎもだめ 60%が理想

3年前の段ボール 中身は入れ替わるが使い続け 形が変化しているが丈夫

覆いをとって撹拌 新鮮な空気を含ませ新しい生ゴミを投入  再び撹拌して混ぜる

基材に棲んでる微生物が生ゴミを分解 活発に活動する微生物は発熱し70℃近くなる

 

朝の暖かさは風に運ばれ夕方には澄んだ空に夕日を浴びた浅間山

町の公民館に行くと玄関でネコの太鼓打ちが出迎えてくれた

今夜は 役場町民課環境係りに出前講座を依頼しゴミ考

「ゴミ減らしま専科」と云う団体の勉強会 熱い意見が飛ぶ

有意義な2時間 新たな発見や ? 春には第2弾って思う ゴミは資源デス エコにはお金がかかります デス

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水路のメジ補修 講習会

2015年11月22日 | 山裾の住む地区

11月22日(日) 曇り  薄日  冷たい風

計画していた 宇山地区農地水保全会の講習会

農産物への影響があるものから優先順位を話し合った

近隣の施設の見学 食害から「鹿の頭数削減」結果田んぼの水

講師は(株)OS長野のY氏、資材提供のトライアン(株)のK氏2名の3名

水路が乾かないなか  伸縮セメントなるものを使った実技講習が行われ

・・デス

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農閑期の計画 里から山へ

2015年11月17日 | 山裾の住む地区

11月17日(火) 晴れ  昼には雲が広がり  夜には雨

雨の夜 集会所に出向く 農地水保全の委員会

議題は事業の進捗状況 話題は農村の維持発展を説く

倒木の話題 水路を破壊し 落ち葉が溝を埋め水が溢れている

古道があったと云う藪をさぐり 人の手で加工されたらしい石 盛り上がった

昔は畑だったいう山肌 後に木が生え今では巨木になりそれが倒れる時を迎えている

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晩秋とは思えない暖かさ 秋色を拾い歩き

2015年11月17日 | 日記

11月17日(火)午前中 晴れ 午後には曇が覆う

午前中は集落の『ふれあいネット』の昼食会 カツ丼を食す

腹ごなしに午後の散歩としゃれ込み  集落を取り巻く道を訪ねる

暖かい11月秋はまだと思っていたが 僅かに残された秋色を拾い歩く

道沿いに張られた有害鳥獣進入防止柵 逞しい蔓植物はしっかり子孫を繋ぐ

赤い実を着けた木 葉の形から別種 つまんで噛んだ  カラダゼンタイに感じた渋サ

今にも降り出しそうな雲 耳には雨粒の音が聞こえる

生憎の曇り空 金の糸とはならないが 唐松の葉が落ちる

唐松の花 枝の上下に別れた雌雄 春から冬 緑 黄 金 そして黒

夏草が枯れ雪が降る 雪面に残す獣や鳥たちの足跡が春までの楽しみ 

笹藪におおわれた急坂を降りると 畑? 草刈りのあとか 美事なクサモミジ

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雨上がりの半日ボラ 眩しい 午後の陽射し

2015年11月15日 | 日記

11月15日(日) 雨   青空がひろがる昼  午後 温かな一日

眩しい太陽が葉を落としたシキブの実を照らす 昨夜の激しい雨が嘘のよう

昼を過ぎると雲の流れに合わせ いつまでも隠していた浅間を見せた

頂には噴煙か雲か見分けがつかない 幾筋に白く見えるのは雪

南西側は一番陽があたる マグマの熱と陽の熱で雪は溶ける

雨で種を地面に落とされたタンポポ 素の美しさを見た

小雨の降る朝 ちょいボラ 町の東端にある “たてしなホーム”

施設の夏の陽を避けたヨシズ外し 建物周り夏仕舞い 農場の草刈り

広大な敷地を持つ “たてしなホーム” 一年数回 協力会の活動が展開する

創立30周年を迎えた東京都の施設 運営は地元 社会福祉法人しらかばの会

ベテラン強者たちの手際の良い作業 昼食はホームのスペシャルおいしいランチ 

みてね http://www.janis.or.jp/users/bdh20aab/

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ボチボチ 冬支度 

2015年11月13日 | 日記

11月13日(金)  晴れ   午後 雲が張りだし 夕方は 風が冷たい

紫陽花 スミダノハナが咲き出した頃 黒竹やアジサイに近寄るなとハチ

花は遠くから見て黒竹は剪定を見送り ここは鬼門として通行止め

恐るおそる近寄るとハチの気配はなく 雪に負けない強剪定

紫陽花は葉を紅葉させ 花は僅かに面影を残している

今年も僅か ではなく 春からを思うと楽しみが多い

濃い緑の葉を秋色に変えたハマナス 赤い実をしっかりと抱く

畑の畝間で黒い実を着けた草 覚えがないトリビトシラズ

冬芽を起毛で守り 病弱か親木の葉が傘となる

地際の稲科草 全て名を変えてクサモミジ

植物は季節を的確に掴み確実に備える

ここ信州の山裾 厳寒期には-17℃になる

寒さを知る ミツマタの木 葉を全て落とし蕾で冬を迎える

俺は 寒くなった今日この頃 外仕事には焚き火が欠かせない

 この季節 おかしなことに 花を開いている木 タラの木はどうしたのか

朝から暗くなる頃まで 外にいるとなんとなくワイルド感が湧く 冬 早く来い

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滅私奉公とは云わないが 多面的な役員はきつい

2015年11月10日 | 日記

11月10日(火) 小雨  曇り   午後からは 気温が下がる

夜半の雨音も朝には僅か ポストの新聞はビニールで密閉された雨バージョン

朝一で役場、社協に出向き、その帰り 地域の田んぼの 用排水路の点検

農業者のKさんに水の流れと配分 過去の整備のことなどを聞く

水路の下を流れる水はパイプで逃がすことが大切と云う

夜はゴミ環境の90分原則の役員会 45分で閉会

 

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たてしなふれ愛むら ボラと過ごした一日を

2015年11月07日 | ボランティア

11月7日(土) 曇り   薄日  温かな一日 

 福祉でまちづくり たてしなふれ愛むら 今年で10回目

障がい者も 健常者も 誰もが 互いを認め 尊敬し合う が標語

俺はコーヒー屋として一日ドリップしながら 一杯50円のふれあいCafe

沢山のブースの中 国際交流を掲げたタイのブースから 実演販売のお菓子が届く

朝から午後2時までの短時間ながら 前日のテント建てと片付け 久々に快くバテた一日

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エノコログサも浅間山も秋の姿に

2015年11月05日 | 山裾の住む地区

11月5日(木) 快晴 寒い朝 日中は暖い 過ごしやすい一日

先週で大方の薪割りを終え その後は地域の農業団体の事務作業

月末に報告される共同作業の日当計算 それに会報の編集

楽しみながらやるつもりが予定どうりに進まないとイラつく

講習会の案内ハガキに切手を貼る前に郵便屋さん

袋に入れてポストの前に置く が間にあわない

「水路の目地修繕」講習会を月末に開く イベントの企画 楽しさと参加人数は比例しない

準備は万端 雨が降っても講座が開けるように手配 田んぼの水の課題はどこに

午後 郵便局にハガキを投函に行く 傾いた陽射しに冬色になった猫ジャラシ

夕日に一際色鮮やかな紅を映し出す浅間山 今年は格別な秋色

会報7号 すっかり遅れてしまった発行日 ネット版は少し挽回

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文化の日 文化と文明 俺の文化の源

2015年11月03日 | 日記

11月3日(火) 快晴  湿り気のある空気は温もりを感じる

文明の利器を使いこなすのが文化などと思いを巡らす文化の日 

集落Aさんから電話 山椒にいるイモ虫 どうしたら好い?

駆けつけるとアゲハの幼虫 坊主の木に動かない

頭のロゴはYOU?とかに読める 俺の前世か

しばらく 主のAさんと アゲハを観察

近くこの木を降りてサナギで信州の冬を過ごす

陽だまりでお茶をいただきながら 彼のコレクションを見る

職業柄か刃物の収集が趣味 そうとうなビンテージものらしい

柿の皮むきではなかろうが つるし柿を見ながら 良く切れますネ

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日本はどこでも10日一度は雨が降るという

2015年11月02日 | 日記

11月2日(火) 夕べからの雨 朝には激しくふる  午後にあがる

秋雨はさほどのことはない 俺の思いは外れ激しく降った

夕べから止むことなく降り続け 朝方に鋭いシカの雄叫びで起きた

明るくなる前にストーブに火を入れ 暖かさが伝わり至福の時を過ごす

昨日積み上げたマキ 雨の洗礼を受けて姿を換えたか 若しや崩落などと

久しぶりの雨に紅葉した葉は重さに絶えて枝 びしょ濡れのタンポポ哀れを誘う

秋雨の名にふさわしくヤッケに当たる雨粒も音をたてない

畑の西側 草紅葉とは良く言ったもの 木々の艶やかにない美しさ

近づいて見ると花柄がアマガエルが手指を広げたような白さが際立った

天気予報ではこの先一週間は雨が降らないと云う これで秋色が一段階上がる

唐松もだいぶ色づいて美しいグラデーションを見せる 今年こそ金糸の雨に濡れてみたい

 

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