田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

著名な詩人にでもなっているのだろうか・・・

2009年01月31日 | 日記
1月31日(土) 雨 激しく降る 午後には止むが 曇り 暖かな一日

昨日からの雨で集落を囲んでいた雪はほとんどが溶けてしまった。
わずかに残っているのは崖の下や植栽の下で雨が直に当たらなかったところだろう。
いつもの起きる時間になっても明るくならず雨音だけが聞こえた。


朝飯を終えたころには雨足も少しだけ和らいだようになってきたが、相変わらず屋根からは雨水が糸を引いている。
気のせいか集落のカラマツは枝先が冬色のグレーから赤みがかったように見えた。
このところ暖かい日が続き、昨日からの雨で枝先が刺激されて新芽が膨らみだしたのだろう。
2月の厳寒期になって芽の先が寒さでやられなければよいが・・・・
見ている人間にとっては春を先取りしたように温もりを余計に感じる。


愛息Salaは遠くに何か見えるのかガラス戸越しに盛んに尻尾を振っている。
彼はキジや猫、ヤマバトとありとあらゆる物にフレンドリーなのが可笑しい。
秋にはススキの穂が風に揺れているのを見て尻尾を振っていた。
今日は黒のコスチュームが特別にお気に入りのように見える。


彼は言葉と文字ができれば著名な詩人にでもなっているのだろうか・・・
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生ゴミから発した 高山村の底力が 素晴らしい

2009年01月30日 | 日記
1月31日(金) 曇り 暖かい4月頃の陽気 夕方雨

今日は8時に役場に集合して環境のお勉強に出かけました。
大勢の参加があると思っていたが・・・・バスに乗り込んだのは総勢18名のほぼ高齢者から後期高齢者予備軍でまとまっていた。
主催は町民課環境保健係に事務局を置く、「ゴミ減らしま専科」と云ういかにもローカルな当て字言葉の団体だった。

午前中の目的地は県内北部上高井郡高山村です。
ここは温泉ではその昔大変お世話になった野趣豊かな湯治場がある村だが、俺が通ったのは既に30年前のこと。
すっかり景色が変わりながらも村役場近くはさほど変わりガないように見えた。
変わったのは役場で説明を受けてその素晴らしさに仲間全員が感動しすっかりイメージが変わった。

目的は生ゴミの堆肥化ということだで、このプラントを見学することだったが、話を聞いてみると作られた堆肥の活用に素晴らしがある。
先ずはこの村が県内で初めて景観条例を定めたことだ。
『条例では、自然と人が共生する高山村固有の風景を守り、育て、伝えるため、わたしたちすべてが共有し、尊重しなければならない基本理念を次のとおりとします』とあり詳しくは以下のHPをご覧いただきたい。
http://www.vill.takayama.nagano.jp/ct/other000001800/keikan_jorei_gaiyo.pdf

この発端が生ゴミ処理することから発したと云い、それは昭和53年からの村を挙げての展開だった。
そして村の主力産業であるリンゴ生産者全員がエコファーマーに認証されてたという。
この制度はともかくリンゴ生産者が土づくりを行い、化学肥料や農薬を削減できたことの基はこの生ゴミ堆肥プラントが稼働してことだと思う。
村役場で説明を受けた後に再びバスに乗り堆肥化のプラントのある山奥へ向かった。
施設に着くやすぐにこの類の施設特有のにおいが襲ってきた。
牛フン、生ゴミの粉砕したもの、下水の汚泥を混ぜ合わせて発酵施設で3か月かけて完熟させるという。
http://www.vill.takayama.nagano.jp/hp/page000000900/hpg000000801.htm
原料の生ゴミも新聞紙と専用の紙袋が混ざったグレー色に変化した山、それに奥の下水汚泥は茶色をしていた。
このグレーの山は匂いはさほど気にならなかったが夏場は大変な匂いだという。


これらの原材料を混ぜ合わせて50mくらいある発酵させる施設に墓場れて3ヶ月間かけて熟成させるという。
この熟成の時の温度は75度から80度になるという。
北信の山間地故雪の降る量も多いがこの熱で屋根に雪が積もりことはないそうだ。


発酵させる施設の末端ではかたまりになった堆肥を砕く作業を自動で行っているが、回転する鉄の刃は高温にさらされるために石などが混入していると曲がってしまうという。
説明をしてくれる黄色いジャンパーの若者は20代でこのプラントの責任者だという。
若いながら自信と誇りをもって仕事をしている姿勢が説明の言葉に読み取れた。


乾燥され細かく裁断されたたい肥は粉末状になり袋詰めとトラックに直に積み込む方法とで出荷されるという。
この広大な施設は2人の技術者と事務職1名で管理されているそうだ。


この施設から生み出される堆肥により村の産業を支えているそうだ。
地力増進施設としての重要な働きから「迷惑施設」ながら堂々と輝いているのがすごい。
≪環境保全型農業取組内容≫
http://www.vill.takayama.nagano.jp/ct/image000001100/sigen_g2.jpg

村全体の素晴らしい取り組みが詳しくは説明できないが、興味のある方は是非高山村を訪ねてみてほしい。
できることなら、果物や農産物の収穫時期を問い合わせて・・・、そして、温泉も素晴らしい景観と一緒に楽しめるから・・・・

昼飯は小布施の食堂で済ませ、一路午後の見学地松本へ向かいました。

松本は共立学舎という知的ハンディーをもった人たちの施設だが、ここで食用廃油を燃料に変える作業をしている。
http://www.pref.nagano.jp/nousei/nougi/kankyo/natane_actor.htm#matsumoto
松本市内の家庭や公共施設から油を回収してディーゼル燃料にできる軽い油(植物性)と重い油(動物性)に分けて後者は石鹸を作るという。
ポリタンクで集められた油は大きなタンクに移し替えられる。


大きなタンクからプラントまでは手を煩わせることなく、パイプラインが引かれているそうだ。
以外にも小さな機械で精製がなされるのには驚いた。
バイオ燃料は車の性能が良くなるにつれてつかえなくなるという。
燃料フィルターが詰まりやすく8千kmくらいで交換を余儀なくされるそうだ。


今日の見学は興味のあるもので立科町でも必要とされるものだし、今までも議会で同様の施設の必要性が訴えられている。
このように先進的に進めるには町のトップがいかに情熱的に動くしかないだろう。
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ばちがいな じゃぬわりぃの はるがすみ 

2009年01月29日 | 日記
1月29日(木) 春霞で朝を迎える 暖かな一日

朝からぼんやりとした景色に感化されたのか、今日も一日予定を伸ばしてしまった。
当初はリンゴ園に切って置いてある薪材を運びに行く予定にしていた。
ところが・・・・朝飯を終えた後に予定を確認してみると明日は一日家にはいられないことがわかった。
すっかり忘れていたと云う事で、今日外仕事をしてしまうと土曜日までに提出しなければいけない書類も作っていない。
これは今月末までに提出と去年の秋から解っていたことなのだ。

リンゴの木運びのは予定は未定という言葉に甘んじて来週に延ばすことにするが、これも天候次第になる。
昼過ぎには愛息Salを風呂に入れるので、そのあとは俺も風呂に入ることになる。
春めいた真昼間にのんびりと風呂に入るというと後ろめたいが、犬を洗うという作業は結構な大仕事になるのだから・・・
のんびりと過ごすことも必要と自分で納得しながら冬に極楽トンボも可笑しいと思う。

庭の雪は全く姿を消してわずかに残っているのは陽の当たらない影しかない。
畑では鹿の食害からまぬがれた秋に芽をだした青梗菜だろうか?
厳しい寒さに耐えた姿をさらしていた。


南に面した芝のはずれに毎年ひとつだけ花を咲かせる福寿草が蕾をだしいた。
いつもは2月の末か3月になってから顔を出すのだが・・・・
今年は暖かいが花が咲いてから寒さが戻ってきたらどうするのだろう。


のんびりとした日なので先のことを片付けようと夕方からPCに向かった。
“たてしなエコ・クラブ”の会報とお知らせを郵送する封筒の印刷、歴史研究会の役員会のレジメ作り・・・・
歴史研究会も来年度から庶務のT女史が復帰するするそうで俺はお役御免となる。
できるだけ役を減らしてマイペースな生活に戻りたい。
今の生活がマイペースでないなどと言ってはMから訂正の指示がでるのは必至だ。

場違いな JANUARYの 春霞
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儚い 氷壁の山脈

2009年01月28日 | 日記
1月28日(水) 暖かな朝 風もなく 穏やかな一日

このところ何故か撮影意欲が減退している。
出かけるにもカメラをもって家を出ることもなく、レンズを向ける対象が冬ごもりをしているためだろうか・・・・
そんなことを感じつつも眼が覚めた少し経つと朝陽が昇る気配を感じた。

日の出前のガラスに着いた氷は何ら面白みは見えなかったが、太陽の光を受けるとたちまち姿を変えた。
無表情の氷に魂がよみがえったように生き生きとして数千メートルの山脈が現れた。
幾重にも重なる山並みは氷壁を重ね合わせた連山そのものだった。


洗面所へ行き窓から浅間を見るとすでに春霞の中にあるように見えた。
朝焼けと紫の裾野の色の組み合わせが素敵だ。
空気が澄んで山襞の隅々まで見える浅間山もよいが、今日のようなぼんやりとした風情がたまらなく好きだ。


リビングへ行くとストーブの火が消えたように窓が黒く見える。
薪をいれていつものように空気口を開けると勢いよく炎が昇った。
障子を開けると朝陽はすでに隣の集落との境の山の上にあった。
窓越しにシャッターを切るとペアガラスいたずらか、太陽が二つに・・・・
たまには太陽と月がランデブーでもしてもよいのではないか?

          ≪らずたいのスラガアペ≫

10時半に佐久総合病院に予約をしてあるので、それに間に合うように家をでる。
採血と筋肉注射を外来処置室で待つが、処置台は6個、待合の椅子は8個だが俺が入ったときは10人が待つことになった。
やがて椅子に座るとあとから来た人もどんどん終わってでていき、ふたまわりしたとことで俺の名が呼ばれた。
若い看護婦さんは奥のベッドが並んだところ俺を案内して「注射はどこにしますか?」という。
粘度が高いホルモン注射は怖いという、新人の看護婦さんだろうか?
俺は痛みは感じないから大丈夫・・・・と言いながら・・・
看護婦さんも慎重派は人の腕に初めての注射は怖いのだろう。

次の内科を待つ間に持って行った本は大方読めてしまった。
いつもより30分も余計に待ったが、気になっていた本が読めてよかった。
全てが終わり会計に向かうと、なんと軽井沢の友人と久しぶりにあった。
東京で親しくして彼らは脱サラをして菅平峰の原でペンションを開いた。
大成功のペンションをさっと引き上げて今では軽井沢でペンションを経営している。
息子も調理師の免許を取り厨房に入っているという。
懐かしさと積もる話もあり30分以上話し込んでしまった。
彼らのペンションhttp://www.karuizawa.ne.jp/~edohara/edohara.htm

帰りはいつもの蕎麦屋つたやさんによる予定だったが、営業時間の2時をトックに過ぎていたので諦めた。
この店には俺の写真を飾ってくれるというの、プリントしても気に入った物ができないので約束を守っていない。
いつになったらできるのやら申し訳ないやら・・・
相変わらずの優柔不断の姿勢が治らない。

家に帰ったら急に疲れてしまった。
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夕陽を受ける 浅間の噴煙

2009年01月28日 | 日記


1月27日(火) なんとなくぼんやりした天気 暖かく風もない一日

早朝から起きだしてストーブに薪を入れて部屋の温度を18℃まで上げる。
まだ陽の出前だがだいぶ明るくなるのが早くなった。
浅間山は霞が掛かっているのかボンヤリとしている。

早々に朝飯を摂り今日中に済ませておかなければならない作業を始めた。
「たてしなエコ・クラブ」のイベントのお知らせとと当日のスケジュールなど事務局のYTさんから頼まれたものだ。
手書きにされた資料を忠実にPCに打ち込むのは面倒だが敬意を表して進める。

昼前にMが友人と戻ってきた。
どうやらやはり家が一番良いらしいが言葉にはださない。
軽く昼飯を済ませて午後は役場へ出かけた。
土地改良区の事務所が目的だが、手前の町長室のドアが空いていたので顔を出すと町長が話しがあるという。
小さな町故のこと町長自らお茶を入れてくれる。

町づくり研究会のことも議会へ提示して来年度の予算を着けられるもの、先送りするものなど提案に実現性が有る物から採り上げるのか曖昧な言葉だ。
町長が決定するわけ訳ではないが、必要とする者なら業務命令でもだして徹底して欲しい。
顔出し程度にと思っていたが30分も話をしてしまった。

帰りには久し振りにガソリンスタンドへ寄り満タンにしたが釣り銭が来た。
少し前は軽トラに満タンにして4000円近くなったこともあったように思う。
一端家に戻り、夕方?夜7時から町づくり研究会の役員会に出かけた。
我々の部会は実現性のある提言をしたが、実行する段階でどのように取り組むかなど熱い意見が出たのが嬉しい。


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俺には持合わせない 湯遊という 逃避行 

2009年01月26日 | 日記
1月26日(月) 快晴 風が冷たい  午後から 雲が張り出してきた

早朝から目覚めていつ起きようかとボ~っとしていた。
だいぶ明るくなったのでベッドから出ると空気が冷たい。
洗面所に行きブラインドを開けるといつもは浅間山が見えるのだが、今朝はガラスに凍りのカーテンが掛けられていた。
そうとう冷えたのだろうか?
ガラスに張りついた氷紋を通して浅間山に朝陽が当たっているのが見える。


朝飯のはまだだいぶ時間がかかりそうなので・・・・・Mはまだ起きていない!!
外へ出てみると陽が当たっているのに寒さを感じた。
風が冷たい・・・・温度計を見るとマイナス9℃~10℃になっていた。
暖かい日が続いたあとの寒さは余計に冷たさを感じてしまう。


新聞を読んでいると軽トラが登ってくるが、こんなに早く客人でもないだろう。
そう思っていたら町内のリンゴ農家の爺さまだった。
既に80になろうという爺さまは新しいもの好きで、リンゴと巨峰を作っている。
リンゴをたくさん持ってきてくれた。
久しぶりだから話を聞きにきたという。
俺の方が話を聞きたいくらいのだが、町づくりの話や行政、農政の話を面白おかしくしてくれた。
お茶を啜りながらの朝飯前の客人を迎えるのは気持ちが良い。
1時間くらい話し込んでこれから佐久へ行くといいながら下って行った。

朝飯を終えてから生ゴミをコンポストに投入して拡販するが、既に満杯なので難しい。
明日にはコンポストの大型を買いにいこう。
午前中は少しだけメールで送られてきたレジメの編集をして昼前には送り返した。
Mは午後から温泉に行くからとなんとなく忙しくしているが、俺まで急がせるのは辞めてほしい。
俺が『温泉に行くくらいなら家にいた方がよい』と云うとMは温泉に行けば『あなたと同じになれる』と云う。
掃除をしたり飯作らなくて良いのが嬉しいのだという。
俺は食事を作るのは大好きだから・・・そうは思わないが、これ以上話を続けない方がよいと本能的に感じるのでやめた。

Mがいない夜はリビングでPCができるのがよい。
飯は好きな時に摂って飲み物も自分好みでよい。
良い良いが続くが話し相手がいないのは寂しいことは俺も理解はしている。
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風の強い 寒い一日

2009年01月25日 | 日記
1月25日(日) 晴れ 快晴 一日中冷たく強い風が吹く


昨夜で“たてしなエコ・クラブ”の会報は校了として印刷をしてくれるTNさんにメールで送ったので少し気が楽になった。
午前中は次の巡見道のマップをどのようにして印刷をすればよいのかなど調べてみた。
資金をどこからねん出するかが課題となるが、今年の秋には町東部の2地区4コースを完成させたい。
国土交通省HPにある『地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律』巡見道を整備し、今でも昔ながらの道が残されている部分を強調することで、この法律に関連した支援がないもだろうか。

外は強い風が吹き荒れていてモミガラを入れていた袋が風に舞って庭まででていた。
あわてて外に出ると寒い、冷たい風に一瞬たじろいだがそのまま拾い集めてガレージの奥にしまった。

昼飯は簡単にしたと云いながらMはすぐに出かけて行った。
福祉センターでボランティアのミーティングがあるという。
なんとなく手持無沙汰になったが4時過ぎまで、町づくり研究会のファイルを整理した。
会議の記録を見ながら思い起こすと提言したものに予算が付き実行できることに不安がよぎる。
行政との温度差を感じないわけにはいかない。

4時半からはテレビ信州のモニター番組をみた。
90才に近づいた両親を三姉妹の夫婦が助けながら生まれ育った、広島の山中の生活を助けるというドキュメントだった。
「親に世話になったから、親を世話をするのは当たり前」と云いながらも自分たちは子どもに世話ににはならない生き方を選ばなければいけないという。

俺の人生のように東京から信州へ移り住み、終の棲家として自分の将来は子には世話にはならないことを決めている。
妻が先か俺が先かはわからないが、どちらも自分事が出来なくったときにどのように身を振るかをしっかりとシュミレーションしておきたい。
好い番組だった。

番組が終わると同時にMが返ってきた。
朝青龍が優勝した。
あれほどにバッシングをした人たちはどうするのだろうか?
マスコミも、評論家もこれからは、彼を誉めたたえるのだろうか?
俺は朝青竜が優勝してよかったと感じている。
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夢のある話は聞いているだけでも楽しい

2009年01月24日 | 日記
1月24日(土) 晴れ 雪 曇り 冷たい風 晴れ 

なんとなく安定しない天気 東は雲がなく浅間山が顔をだしている。


庭には雪と霰の中間のようなものが降った。
日が射しているが上空の雲からは直線的に落ちくてくる。
玄関外の植木鉢を見ると顆粒状の雪?霰?がたまっていた。


離れたところにおいてあるスツール代わりに使っているリンゴの樹を切った上にも白くなっている。
雪が降った時とはことなり食欲をそそるケーキのような風情だ。


太陽が出ていたがやがて雪が降り出したが、それも瞬間的に降っただけだった。
昼飯を終えてからは薪運びと、生ゴミをコンポストへいれ攪拌して空気を底の方に含ませた。
風が冷たく手袋をしていても指先が冷たくなった。

3時には千葉から立科町へ移り住んだK夫妻が一年ぶりに訪れた。
彼らは農業をやりたくてリンゴ、コメを作っている。
昨年はコメ15表も収穫できたという。
無農薬、有機栽培でやっているのがすごい。
久しぶりに夢のある話をたくさんできて楽しかった。
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モノトーンからの解放 浅間は青空がにあう

2009年01月23日 | 日記
1月23日(金) 雨 午後から晴 春のような暖かさ 夜には冷えてきた

今朝もモノトーンの世界が広がっていた。
雨、部屋の空気も冷たさがなくなんとなく暖かさを感じた。
外は静かに雨が降るがなんとなく春の臭いがする。
集落の家々の屋根は白から赤やブルーのトタンの色が現れだしている。
雲が割れて太陽の光が射し込んで来ると濡れているトタン屋根が光るのがきれいだ。


やがてMが起きだして大きな声で“アレレレレ・・・・”と声を上げる。
声の方に行ってみると彼女が大切にしているシクラメンの花や葉がもぎ取られている。
おれが鉢植えの上にセーターを乗せたのかと一瞬吃驚した。
しかし、よく見るとSalaの仕業だ。
彼が何を思ったのか彼女が丹誠込めて10数年育てているシクラメンを囓ったらしい。
大きくなった球根が丸出しにされていた。
今日のゴハンは無しだと云われているが、Salaはその意味がわからずに尻尾を振っているのがいい。


こう云うときには当たらず触らず遠回りで静かにしているのが一番だ。
Mは午前中は仕事なので出かけていった。

昼過ぎに雲は急に消え始め午後2時半に出かけるときには浅間山も姿を現していた。
久し振りに見るがこの暖かさで頂上部分の雪は直ぐに解けてしまうだろう。


3時前に社会福祉協議会へ行き、季刊誌「愛ちゃん」のゲラ刷りを校正した。
「たてしなエコ・クラブ」の記事の字数が多いので20文字少なくして提出しておいた。
3時からは町づくり戦略会議の最終回が開かれ、町長へ答申して閉会となったのは5時少し前だった。
数多い提案を幾つかにまとめて答申したことはよいが、具体性に欠ける面もある。
事項するための検討には柵を外しての真剣に討議が必要だろう。
閉会後は懇親会が開かれたが、この先がどのようになるのかが心配でもある。
バンザイと一本締めで閉会した。
この後は7時半まで「たてしなエコ・クラブ」のイベントの打合せをYTさんNYさんと話し合った。
有意義な打合せができたので先が明るい。
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6インチの煙が 立ち昇る ストーブの心地よさ

2009年01月22日 | 日記
1月22日(木) 曇り 一日中太陽は出なかった 暖かな一日

昨夜2時ころに外を見ると除雪機がオレンジの光をつけて走っていた。
あれから雪は対して降っていないのだろう。
障子を開けるとまだ暗い時間だが雪明かりで街道が黒く見える。
ガラス戸を開けてカメラを外に向けるが寒くはない。
集落で唯一になった茅葺屋根の家もすっぽりと雪に覆われている。
この辺で降る雪は乾燥した粉雪で風が吹くとすぐに雪煙となって飛び散るのだが
今日の雪は湿り気があるためべったりと貼りついているようだ。


ストーブに薪を入れてから外へ出てみた。
雪は重たく量がありコンポストの上にもこんもりと積もっている。
このところの低温で微生物の活動が鈍ったために発酵温度が下がり雪が溶けない。


煙突を見上げるときれいに掃除をしたためか、煙突の太さの6インチの煙が筒状に立ち昇っているが見える。
今までは防鳥ネットが詰まっていたので煙がまとまりなく漂っていた。


畑の方を見ると昨年の今頃集めたストーブの燃料にする薪の上に雪が積もり、太陽光発電の上にも同じように積もっている。
ローテクとハイテクの上にも同じように降り注ぐ雪が偉い。
この曇り空で雪に覆われていても僅かだが発電しているのには驚く。


家に入るとストーブの前で愛息Salaが横になっていた。
カメラを向けシャッターを押すところでやおら起きだして伸びをした。
煙も室内には入らなくなり安心して前で横になるが火傷はしないかと心配になる。


外では餌場を雪で覆われたホオジロが仲間たちと枝先の止まり物色している。
彼らは何を餌とするのだろうか?
柿の熟したのを木の枝に置いてあるが食べにくる様子はない。
腹が減っているのか?正面から見るホオジロの顔が険しいのは雪のためだろうか??
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煙突掃除 安心して託せる 長野総商KK[

2009年01月21日 | 日記
1月21日(水) 薄日が射す暖かな一日 夜 ぼた雪

このところ浅間山の姿が見えないのが寂しい。
今朝もぼんやりとうすぼんやりと姿を現したが、青空が似合う山としては物足りなさを感じる。
昨日に続き暖かい青ぞらもほんの少しだけ覗いているが浅間の麓は霧に包まれているように見えた。


17日にストーブの燃えが悪いことが気になり8年前に購入した店に点検をお願いした。
冬のさなか煙突掃除をする人も大変なので無理かと思ったが午後きてくれるという電話が入った。
この時期は無理かと思っていたので今朝も薪を入れていたのでこれを燃えつくさなかればならない。


午後2時過ぎに2人の若者が道具一式を車に積み込んできた。
早速梯子を掛けて屋根に上る者、家の中でストーブを点検する者と二手に分かれて手際よく作業に入った。


5mの煙突にブラシを入れてゴシゴシと煤を落していく。
一番の原因は煙突の頭に付けた、鳥が入り込まないためのネットだった。
ステンレスのネットを巻いておいたものに煤が溜まり既に炭化していた。
温度を上げてストーブを焚いていたら火事になっていただろうと云う。
煙突に入るのはスズメで新しい時だけだというので取り外すことにした。


煙突内部についた煤は削り落されてストーブの中にたまった。
8年間の煤ということで大型の掃除機で吸い取るがタンクがいっぱいになったようだ。


煙突を奇麗にした後はストーブ内部の点検と清掃でこれも掃除機で全てを吸い取った。
前面の扉のガラスもきれいに掃除をしてもらい新品と同じというわけではないがきれいになった。


最後は煙突の頭には金網を外したトップをつけてすべての作業が終わった。
おれも珍しい作業を見るために外にいたので体が冷え切ってしまった。
彼らは屋根の上での作業は大変だっただろう。


このストーブを購入した会社は長野総商と云い、設置した時の図面など一式を持っていたのには驚いた。
歴史のある会社のやること安心して任せられる。
因みにHPは http://www.naganosohsyo.co.jp/
この会社はピザの石窯も扱っているようだ。
窯を買えば美味いピザが食べらられるのなら安いものだろう。

夕方からは雪が降ってきた。
タイミングよく煙突の掃除ができ、奇麗に薪が燃える姿が心地よい。
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フキノトウが顔を出す 大寒

2009年01月21日 | 日記
1月20日(火)暖かい一日 風もなく穏やか 太陽はぼんやりと薄い影を落とす

午前中は昨夜の“たてしなエコ・クラブ”のミーティングで新聞の校正をしたものを書き込んだ。
全て書き込んだつもりでメールをしたが、すぐに訂正箇所無修正の返信が届く。
すぐに昼飯の時間になってしまった。

昼飯は簡単に済ませるエコ食のようなものだが、愛息Salaは食事が終わるのを待っている。
彼は食事が終わったと見るやすぐにMの膝の上に飛び乗るのだ。
もしや、おかずの一欠けらでも残ってはいないかとテーブルの上の食器を一渡り点検するのが日課のようだ。


少しだけのんびりしたした後は生ゴミをコンポストに移しに外へ出た。
暖かい、大寒というのに暖かい、太陽は出ていないのにこの暖かさは異常だろう。
コンポストから少し離れた所で、雪が溶けて地面が見えるところにフキノトウが出ていた。
まだ固く食べるには苦味が強そうだ。


夕方は7時から役場で「ゴミ減らしま専科」の会議があった。
これは役場環境係りが事務局を司っている会なので、少々情熱が足りないように感じる。
いつも会議とは行っても物足りなさが残る・・・・・
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花の香り 

2009年01月19日 | 日記
1月19日(月) 雨 朝陽が顔を出す 雨  午後 晴れ 暖かな一日

早朝、暗いうちから起きだしてゴソゴソしていたが・・・どうやら外は雨のようだ。
ストーブに薪を入れたりしながら時間を過ごしたが太陽が昇る気配もないので風呂にはいることにした。
窓を全開にして冷たい風に当たりながらの野天風呂気分は満点と云いたいが・・・
外は明るくなりかけたが曇り黒い厚い雲が覆っている。
風呂から出ると東の空には僅かに雲が切れて朝日が出てきた。
だいぶ昇ったところでカメラを向けたが、マニュアルで雪面を写したママになっていたので月夜のような写真になった。
差詰め満月と云いたいところだが、遠くの送電線が写っているので昼間には違いがない。


朝飯を済ませてから夕方まで、一日中「たてしなエコ・クラブ」会報の編集をやった。
昨日のミーティングには写真は本気でなかったので、イラストや写真を選びサイズを縮小する作業に手間取ってしまった。
基本的にはワードに表を描いてその中に文章と写真を入れて行くのが手間取った。

昼飯を素早く済ませ6時までシッカリと作業をした。
編集後記だけを残して仕上げたのであとは楽なものだ。
昼飯を採った後に気分転換にと花の写真を撮ったので載せたい。
今年になって始めて咲きだしたがなぜか花の数が少ない。
この花が咲きだすと部屋中に甘い香りが漂うのが良い。


夕方7時には公民館でふるさとプロジェクトの会合があった。
今日も集まったのは5人寂しいものだ。
4月からは自立した住民活動となるが少々危なっかしいものだ。
2時間の会合も雑談が多く会合という雰囲気がないのはナゼだろうか?
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日曜日の何もないできごと

2009年01月18日 | 日記
1月18日(日) 濃霧 昼には薄日が出る 午後 曇り ハッキリしない一に

昨夜の天気予想は大はずれ、晴天で夜が明けるはずが濃霧・・・・
霧は晴れると青空が見えると云われているが、薄日こそでたが一日中曇り
寒くはないが、陽射しがないのは雪の日よりも寂しい。

いつもは東の窓から見る浅間も今日は霧の中・・・
隣の集落の家並みも全く見えなず、田圃の雪だけがハッキリと見えた。


8時を過ぎても霧は晴れることもなくなく留まっている。
集落に入る東の小さな街道は雪が解けて黒く見えるのが寂しさを誘う。


10時を過ぎた頃にやや明るくなってきて公園の上の崖上の欅がシルエットを浮かべた。
普段は後ろの山の景色に被さって存在感のない欅だが、単独で見ると形がよい。
この崖も風化が激しく欅の根元を毎年のように崩している。
この冬が開けた春には欅が崩れ落ちるというようなことはないだろうか??


昼前にリビングからMの大きな叫び声で“蟻・・アリ・あり”と聞こえた。
今時家の中にアリがいるとは、もしやシロアリがいるのならば大事だと直ぐに行ってみた。
しかし・・・1mmにも満たないカマキリの生まれたばかりの子だった。
カマキリだと云ってもMは蟻だと主張する??
カメラのレンズを近づけるとこの小さな幼蟷螂でも身体を反らせて鎌を持ち上げる素振りをするのには驚いた。


午後1時半から公民館で「たてしなエコ・クラブ」のミーティングがあった。
会報の編集を役員7名で読み廻してできたのがよかった。
3月1日の『仲間とエコを楽しむ一日』のスケジュール等詳細の打合せがスムーズにいき準備万端となった。
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暖をとり 腹で息する 心地よさ (哉)

2009年01月17日 | 日記
1月17日(土) 晴 少し暖かさを感じる 風もなく穏やかな一に

早朝から起き出すが余り寒くない・・・・
ストーブの具合を見るが夕べMが入れた薪が少し残っている。
最近は煙突の具合が良くないのか、煙が逆流することが多い。
残っている薪は全て燃え尽くすように空気を入れる。

遅めの朝飯を済ませてからは、3月1日の“エコを楽しむ一日”の思いつくことを書き出してみた。
メインテーマは地産地消・旬産旬消となっている。
蕎麦打ち、豆腐作り、お焼きを作ることになっているが、参加者が多い場合はどうするか等々
また、家庭で作る地元産の食材を使った加工品を持ち寄るのもよいと思う・・・・
天気が良ければよいが雨が降ったら・・・・雪ならば・・・
それに、食に関する講演会もすることになっている。
あっと言う間に午前中は過ぎてしまった。

午後はストーブの灰を全て取り除き、内部の天版部分を確認したが空気孔が詰まっているのは見あたらない。
構造がどうなっているのかを調べないといけないだろう・・・
薪を入れて火を付けてみるが空気の吸い込みが悪いように見える。
本来は空気を入れればボーっと音を立てて炎が上がるのだが・・・
再度薪を入れ直し、空気孔を広げて見た。
徐々に燃えてくるが庫内に煙が充満しているので外へ出て煙突を見た。
余り煙が出ていない・・・浅間山と比べるわけではないが僅かに黒い煙が真っ直ぐに上に向かっていた。


5時頃に再度外へ出ると浅間山の噴煙だけに夕陽が当たっていた。
集落はすっかり夕闇に入る準備ができているように静かだが寒くはない。
浅間山の周りを取りまく空気も僅かに夕焼けを映していた。


家に入るとストーブは勢いよく燃えだしていた。
愛息Salaはその前で横になっている・・・・・
何時からこのような姿をするようになったのだろう?
ストーブの前で床に寝ころぶのは行けないと云われているのを知っているのだろうか?
だれのマネをしているのか判らないが・・・心地よさそうにお腹で息をしている。
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