田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

満月は蒼の世界に ふわっふわ を感じた

2010年01月30日 | 日記
1月30日(土) 快晴  暖かい陽ざし 風もない 穏やかさが不思議だ

町の交流促進センターで味噌作りをやると云ってМが慌ただしく家をでた。
寒さを全く感じない春のような陽気に味噌づくりとは少々季節感がない。
出がけに福寿草の花が沢山咲いていると云い残して走り去った。
ちょうど生ごみをコンポストに入れるのでカメラを持っていった。
23日は一つだけ花を開きかけていたが、今日は沢山の花が陽の光を反射させていた。
明るい陽ざしを受けて花弁を反り返らせるくらいに広げてシベまでも開いていた。
だいぶ長い間観察していたが虫が寄ってこないのが少々気になるところだ。



北側のロックガーデンを見行くとハーブは冬の寒さが通り越したと思っているのか?
正月には針金のような冷たい銀色を鈍く光らせていたが、今は銀色に緑を下から映し出しているように見える。
触ってみるとエキゾチックな香りが漂い、俺は直ぐにあのチョコレートを反射的に思い出した。
       

大きな石をまたぎながら少し離れたところにあるジャコウソウを見行く。
全体には既に枯れているが葉が多いが群れからランナーを伸ばしている新しい葉は元気だ。
春には明るい緑で夏には深い緑になるが、今はしっかりと紅葉しているのが美しい。
春には新しい場所に値を張ろうと云う元気のある姿が愛おしい。
       

梅雨時には雨に打たれながら可憐な花を垂直にたてた軸の先につける雪ノ下・・・
この花も次々に新しい場所を開拓して値を張っていく。
新芽に着いた葉は雪に枯れずに紅葉した姿を見せてくれた。


西側の畑の外れにあるコブシを見に行くと蕾?の外皮がユキヤナギのようになっていた。
春一番で白い花を見せてくれるのももうすぐだろう。
花も蒼空が似合うが綿毛に包まれたような蕾も蒼い空に似合う。
まだまだ先の話だが立春はもうすぐ其処に来ている。
       

昨日は十四夜の白い月を観て戴いたが・・・・
続いて今日は十五夜が昇って来るのを待った。
橙色の頭を僅かに蒼い景色の中に見せたのは、予想した時間どうりに昇ってきた。
大気全体を青から漆黒の世界へ秒単位で進んでいる。


十五夜が全容を見せると大気が揺らいでいるの見えた。
月の周りが急にぼやけ始めている・・・・僅かに浅間山の噴煙が二筋流れているのが見えた。
隣の集落は既に夜の帳に吸いこまれている。
       

毎月の行事ながら“満月”には神々しさを感じる。
月を目で追っていると・・夜型の俺に親近感を寄せてくれているように思えるのだが・・・
俺の思い過ぎなのだろうか ・・・
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十四夜の月 冬の星座には明るすぎる

2010年01月29日 | 日記
1月29日(金) 晴れ  今日も穏やかな一日  

朝はまぶしい光が射してきたが、集落で雪が見えるところが針葉樹の生えた山陰くらいにになった。
このところの暖かさで田も畑もすっかり地肌をだしている。
山には雪があり町営のスキー場は滑れるそうだ。
この暖かさで浅間山も雲に隠れていた昨日の雪がかろうじて冬の山を保っていた。


浅間の頂上付近をアップで見ると山肌が黒く見えて昼には雪が溶けてしまうのだろう。
雲が広がるような気配はあるのだが・・・・


明日は満月だと云うので今日の月の出を待つが4時というには明るすぎる。
眼を離して戻ってくると既に30°くらいの高さに登っていた。
白い月・・・・太陽の光をまともに受けて蒼い空とのマッチングもよい。


夜の会議に向けてレジメを開きながら前回の会議を復習しているが落ち着かない。
満月を見て落ち着きがないと・・・チョット危ないヤツ ではないのだが・・・
5時をすぎてだいぶ暗くなって来たが予想していた夕焼けは少々控えめのようだ。
東の空を見ると白かった月はやや黄色みを帯びて存在感を訴えているようだ。
     

夜るにはボランティア団体の集まり『町民活動センター』の役員会があった。
各団体の代表が集まっているのだが利益代表となるわけでもなく、まさにボランティア精神で成り立っている。
2月21日に開く活動発表会の準備について役割の代表を決められたのが良かった。
広報誌の発行も最終的な校正をこの場を借りてできた。
文殊の知恵ではないが編集員だけでは思いも寄らないところが発見されたのはラッキーだった。
19時からの会議もお茶も飲まずに21時30分と熱い議論が嬉しい。


帰りにはだいぶ冷え込んでいたが・・・・オリオン座の大三角形と蒼い月紅い金星が冬の夜空を照らしていた。
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締め切りが迫る 会報の校正 あわや幕切れか

2010年01月28日 | 日記
1月28日(木)  小雨   薄日は射すが雨が続く  午後には曇り  暖かい

生ごみが溜まっているのでコンポストに入れるか段ボールに入れようか迷った。
段ボールは前に入れたものがまだ未発酵で残っていると困る。
かと言って雨に濡れながら畑のコンポストへは行きたくないのが本音だ。
躊躇しているところへМが「コーヒー糟があるから段ボールへ入れてくれ」と声がかかった。
なり域で先ずは段ボールの覆いをとって驚いたのはしっかりと発酵して表面が白くなっている。
撹拌してみると生ごみ残っている様子はない。
いつものように底の方まで撹拌して新鮮な空気を含ませてから、新しい生ごみを投入した。
一連の作業を終えた後に表面にコーヒーの糟を撒いた。


午前中は雨が降っているのに太陽がボンヤリ顔をだした。
民家の瓦が濡れたところで陽の光を受けて眩しく光るのが美しい。
150年前の家だと聞いているが、瓦の経年変化が感じられないくらいに光り輝いていた。



午後はPCに向かい編集作業をやっていたが目がショボツイテきたので外の作業に向かった。
薪を積んである下屋からガラス戸から手が届くところへ移動する作業だ。
俺はもっぱら外の薪運びで家の中はМの仕事となる。
俺が家の中で薪を運ぶと家中が汚れるということで彼女が専任としている。



夜には町民活動センターの広報誌の編集会議があった。
デザインなど俺的には別のものを選ぶのだが・・・・・
賛同者が多ければ俺が口を出すことでもなさそうだ。


 
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病院のフルコース 自慢にはならないのだが

2010年01月27日 | 日記
1月27日(水) 晴れ  穏やか暖かな一日  夜には風が強くなる


2週間ぶりの眼科 の検診だが・・
受付に診察券を出したときに看護婦さんから
“今日は込んでいるのでいつもより永くまっていただきますよ 御免なさいね”と云われていた。
持って行った本は少々活字が小さく眼科の待合室で読む本ではなかった。
予約時間は11時なのだから50分遅れで、視力検査と風を吹きつけて計る眼圧検査を終えた。
ものの数分と云うことが込んでいるために手術をした右目だけの検査だった。
再び待合室で待つことになるのだが、その間に内科受診のための血液採取と注射をすることにした。
ここは昼飯時なので空いていて簡単に済ますことができた。

再び眼科へ戻り診察は12時25分・・・
いつものように目の中を除き“順調ですね”と云いながら眼圧を計りましょう・・・と云い
“右10 左16・・安定してきましたね”
続いて“では2週間後に抜糸をしましょう”と医者が云った。
目の手術で使った糸は全て溶けるもので抜糸は必要ないと思っていたが?


内科へ行く のでカルテを受け取り急いで・・・・と気は急くが
ゆっくりゆったりした気持ちで診察を受けようと、待合室で座った。
セルフでの血圧は106と60 これも俺的には正常値だろう。
13時45分に名前が呼ばれ診察室を出たのが5分ほど後のことだった。

10時家をでて14時に会計を済ませて家に向かったが・・・
駐車場もスムーズに入れ、本も読めて・・・右目の十語の経過も良好・・・
内科では悪玉コレステロールの数値が増えたこと、コンドロイチンの数値が極端に減ったこと・・・・

院内は写真を撮るのも気が引ける混雑・・・・浅間は綺麗に見えていたのだが・・・・・

明日の元気を保障してくれるような通院を信じて
次回を楽しみにしよう。 
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愛犬とはいえ 態度がでかいのではないだろうか

2010年01月26日 | 日記
1月26日(火) 晴れ 風もなく穏やかな一日

昨夜の雪の降り方では朝は銀世界が広がっていると確信していた。
眩しさで目を覚ましたという大寝坊・・・・
2時半に寝たのだから睡眠時間は5時間だと自分に言い訳をいいながら起きる。

陽の出直後の鋭い陽ざしが治まると、穏やかな空が広がりだした。
明るい白っぽい青空となんとなくボンヤリした春うららな景色が見える。
佐久平の上空には白い雲がふんわりと表現できるように浮かんでいた。


リビングの奥まで入る日射しは陽の出直後から10時過ぎまでで陽が高くなるにしたがって廂の陰になる。
ガラス戸の前は床に石を張ってあるので陽当たりがあれば暖かく保温される。
この暖かさを知っているSalaは足腰を延ばして横になるのが毎度のことだ。
この時にはガラス戸越しに猫が覗き込んでも全く気がつくこともなく鼾をかいて寝込んでいる。
徐々に日蔭になるのだが、彼は全く気にすることなく睡魔に身を任せている。


午後は社協へ行き、明後日の会議の打合せを済ませた。
来月頭に発行しなければならない機関誌が2つもあり・・・
先のことを考えると“前途多難”と答えが跳ね返ってくる。
なんとなかなる・・・ ことを願い明日を待つことにしよう。
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ボンヤリしながらも 次のことが頭をよぎる 夜には雪

2010年01月25日 | 日記
1月25日(月) 晴れ  風が強く 薄い雲が張り出す 

この処、忙しさにかまけてストーブを炊くだけで掃除を怠っていた。
灰が溜まりドアを開けるとこぼれ落ちるような状況になっているのは怖い。
いつものように灰を入れるバケツにスコップで運び込む。
このときにまだ火が付いている木端や炭状のものまで含まれるので密閉できる缶が便利だ。
その点この黄色い缶は蓋が締りさらにリングで締め付けることができるのがよい。

また、捨てる灰なのだが我が家で燃している薪は全て林檎の木を使っている、
林檎の灰は陶芸の釉薬に良い色が出ると云う。
俺は陶芸はやらないので灰は畑のカリ肥料となっているが、どなたか陶芸で使いたい方がおられれば差し上げたい。
釉薬になるまでは手間が掛るらしいが・・・灰を釉薬として再利用してもらえれば嬉しい限りだ。



昼飯前に新聞を読んでいるMの脇で愛息Salaが盛んに新聞の記事に指を刺している。
・・・と云うよりも俺的には≪指を指しているように見えるだけだ≫
いくら溺愛しているとはいえ・・新聞に目を向ける犬はいないだろう。
     

話題は変わるが月初めのころ≪消しゴムハンコ≫が流行っていることを書いたと思う。
東京の友人がソレにハマっていると云うのでどれほどのものかと聞くと、さっそく写真を送ってきてくれた。
写真をみて吃驚したのは・・・・俺は大きな(ハガキ大)の消しゴムがあるのかと思っていた。
実際にはそうではなく小さな消しゴムで沢山の図柄掘り上げ、それを組み合わせて大きな図柄にするようだ。
根気がないとできない仕事・・・・
彼女にこのような手技があるとは思いもしなかった!!
素晴らしい出来栄えなので皆さまにも是非ご覧いただきたいと思い、勝手にUPしてしまった。
素晴らしい出来栄えに感服でした。
          
         ≪写真左上は年賀用はがきに消しゴムハンコを押したものです≫

夜のには社協報の編集会議があったが、出かける時寒さを感じなかったのに・・・・
帰りには雪が降り道路は白くなっていた。
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第1回 合唱祭 大成功に幕を降ろした。

2010年01月24日 | 日記
1月24日(日) 晴れ 暖かな 穏やかな一日 

9時には夫婦そろって町の公民館へ出向き、第1回合唱祭の準備に入りました。
実行委員会は女性ばかりで組織されているので、会場作りは男性のボランティア・・・・
イベント企画専門の“やらず会”・・・
国道の草刈りを担い、小学校にコンサートや芝居をプレゼントしている“蓼科くらぶ”
7名の男性陣で250脚の椅子を並べ、ステージを引き出し、ピアノを移動する・・・・
この作業を45分で仕上げてしまう面々はさすがに手なれたもの素晴らしい出来栄えでした。


予定の半分で設営が済んでしまい、リハーサルが始まるまで少々時間が開きました。
2階の会場から外を見ているとナナカマドの実を盛んに啄んでいる鳥がいます。
逆光で羽の色を見ることができませんが、目が慣れてくるとツグミです。
だいぶ長い間静かに一粒加えてはジッとして、再び啄むまではだいぶ間がありました。 


リハーサルは順調に進み、メモを取りながらステージマネジャー役を仰せつかたのは良いのですが・・・・
参加団体は、混声合唱の立科コーラスは創立25周年を迎えるベテランで揃いです。
男性の数は少ないながらタキシードの蝶ネクタイの姿には一流音楽家の様相でした。


ゲスト出演は依然我が家で≪広島焼き≫を披露してくれたK女史のフルートとピアニストです。
本番は大勢の客席が水を打ったように静まり、黄金のフルートの音色に聴き入っていました。
フルートの名曲から日本の歌まで緩急変化のある曲に心癒されました。


小学生は2年生と5年6年生が参加してくれました。
元気な子どもの声は会場の雰囲気をガラッと変えてくれます。
楽しげに身体を揺らしながら歌う子、大きな口を開けて上を向いて唄う子・・・
皆歌詞を覚えて楽譜は見ないで唄っていました。
中でも5年生はカラフルのTシャツでのステージは楽しく聴くことができました。


女性三部合唱のコーラスグループ≪華≫は少ない人数ながら自然体の声のハーンモニーが素晴らしかった。
夏の思い出のテンポの動きなど微妙な歌声が会場を埋めた人々と一体感を為していた。


立科コーラスの「三つの汽車のうた」はアレンジが良く、伝統ある歌声が聴けた。
立科町の25年を歌声で盛り上げて来たことが、第1回の合唱祭の基礎となったものだろう。
参加団体は「童謡唱歌を唄う会・やまびこ」を含め3団体のコーラスと小学生に中学生の金管6重奏にフルート三重奏・・・
多くの団体と其れにかかわるスタッフの方々のご苦労のお陰で大成功に幕を下ろすことができた。


会場には近隣市町村からも出かけていただいた。
驚いたのはK町長他役場の多くの方々が来場し最後まで席を立たないで聴いてくれたのには感動した。
≪まちづくり≫の小さな活動から全町民と行政の協働が描いたイベントになったのが嬉しい。
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暖かな土曜日 町の民話に思いを馳せる

2010年01月23日 | 日記
1月23日(土) 晴れ  穏やかな一日 風もなく暖かい

周囲の畑に久しぶりに霜が降りている。
夜半に前線でも通過したのか、雪こそ降らなかったが空気が澄んでいる。
浅間の上空には黒い雪雲が広がっているが、浅間は元気に噴煙を吹きあげている。
上空の雲と山麓を覆っている雲海の表情が対照的なのがよい。


朝飯を終えたあとに生ごみをコンポストに入れるので外へ出ると暖かい。
このところの暖かさで段ボール式の生ごみたい肥化も元気づいているのではと見に行く。
覆いを外して天地返しをすると湯気が昇る、撹拌するたびに湯気が上がるほど発酵が進んでいるようだ。
春のような暖かさを段ボールの中の微生物も感じ取っているようだ。

庭の枯葉が溜まる処にある福寿草が顔を出しているのでは?
そう思いながら踏みつぶさないように枯れ葉を除けながら見ると一つだけ黄色い花が開きかけていた。
今朝花弁を開いたのだろう・・・・
太陽を受けながら蕾の外側を押しのけたようだ。


春一番で咲く庭の花この花を見ると春の嬉しさを感じる。
上から覗き込むとシベの先はまだ硬く閉ざしているようだ。
今から開くと虫が来るのだろうか・・・・・
受粉をするときに雪でも降られると彼らは花弁を閉じて身を守る術を知っているだろうか?


昼飯はごく簡単に済ませて公民館へ向かった。
浅間山は噴煙と云うよりも白い湯気を吹きあげている。
純白な水蒸気の煙を噴き上げる浅間山を見ると元気が湧いてくる。
富士山もよいが、浅間には活火山と云う噴煙があるのが一段上のようにも思える。


たてしな歴史研究会の定例学習会があり、後半は新年会もしようということになっている。
この会は昼間の会議でもある車で来る人が多いので、新年会や慰労会はいつも酒なしと決まっている。
先ずは学習会のテーマが『たてしなの民話の伝承と保護』として、この町のには多くの物語が伝えられている。
この話を紙芝居にして小中学校で上演している団体があるので、招いて公演をしてもらおうと云うわけだ。
町の西部「姥が懐」と云う集落に伝わる史実で、森沢仲次郎と云う人が狼を退治したと云うお話だ。


人食い狼を退治したが噛みつかれた傷が原因で仲次郎は命を落としたことが小諸藩に伝わり
小諸藩からは文政16年9月25日に狂狼に食い殺されたということで褒美に火縄銃と皿を褒美にもらっている。
そのときの文書と火縄銃、皿が森沢家に伝えられている。
この話を16枚の絵と物語にして紙芝居が作られた。
6人のメンバーが其々二役も三役も声色を使い、更に効果音も臨場感を盛り上げた。


公演が終わった後は新年会になったが・・・・
皆さんが持ち寄りの漬物や創作和菓子にしばし話しが盛り上がった。
約一時間の談笑と来月に開く3月14日に開く公開講座のことも忘れずに話しができたのが良かった。


片付けを終えて家に戻ると4時半を廻っていたが・・・・
浅間山麓には西日を遮る山の影がどんどん頂上に迫っていた。
見ていても麓が黒い陰に包まれている。
明日も暖かな日になってほしい。
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平和な日々 愛息 Sala が主役

2010年01月22日 | 日記
んぐm1月22日(金) 晴れ  風もなく 穏やかで暖かな一日

なんとなく穏やかな朝を迎えた。
陽の出は隣の集落との境になっているなだらかな岬のような突端から昇り始めた。
陽が伸びたのは夕方だけでなく朝陽が顔を出す時間も早くなっている。

午前中はMが慌ただしく出かけた後に俺は静かに家をでた。
社協へ寄るだけなのだが、町民活動センターの悶々としている部分を話しをすることになっている。
顔を見ながらでないと話しが良い方向にいかないような気がする。
僅か30分ですっきりしたのだが。ついでに社協報に載せる写真を差し替えてもらうように渡した。

昼前に浅間山を見ると昨日の新雪で眩しかった姿は既に変化している。
噴火口からでる水蒸気が南の山肌を滑る落ちるときに雪を溶かしてしまうのだろう。


午後には愛即Salaに用事があると客人の訪問があった。
客人は町のケーブルヴィジョンの撮影スタッフが約束の3時に到着した。
事前にアポがあってのことだが、Salaにとってはジゼンもトツゼンも関係ないようだ。
彼自身、まだ薄暗い夜明け前にベッドから連れ出され風呂場へ連れて行かれたことに不穏な様子を察知していたようだ。
いつもなら毛糸のセーターを着るのだが風呂から出てずーっとスッポンポンのままでいた。
カメラが廻り出すと同時にテーブルに載せられた彼の大好物、リンゴとイチゴのおやつとなった。
こんなものを食べる犬が珍しくはないだろうが彼には他にできるものはないのだ。


30分近くカメラを廻していたが実際の番組になるのは1~2分のことだろう。
タレント犬でもない彼は迷惑千万なのだろうが、芸を持たない彼にはギャラがないのは当然だろう。
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雪のない信州の冬 治まりがつかないようだ

2010年01月21日 | 日記
1月21日(木) 曇り   雨   昼から ときどき 雪

思っていたほど暖かさは感じない・・・昨日のように南からの風がまともに吹きつけるのとはわけが違うようだ。
しっとりした空気に合わせて僅かだが雨粒が落ちている。
Mが出かけるころには雨脚もやや強くなったが雪も混じりながらのモノフリに変わっていた。
集落の雪景色も2日間の暖かい風で溶けだし、僅かに日蔭のそれも、吹き溜まりで雪の量が多かった処も雪は姿を消している。


浅間は僅かに麓を覗かせその奥には青空が見える。
昨夜の天気予報では晴れとなっていたが今では午後も雨、夕方には晴れ間が出るようだ。
上空の分厚い雨雲は本来なら雪を降らせるのだろうが・・・・


9時を過ぎるころから雨から雪に変わった。
外気温はさほど寒さを感じいが上空には寒気が入り込んでいるのだろうか?
雪が降ると云うよりも舞っているのでつもる気配はない。
二三日前の寒気団が来ているころは少しでも降れば地面に白く残っていたが・・・・


午後には姿を隠していた浅間山も姿を表した。
昨日まで長寿付近の雪は解けていたが今は純白の新雪が降り積もった姿を。
上空にある雲の影を雪面に落としグレーの形を表している。
手前の黒斑山も新雪をかぶり陽に照らされているところがハレーションを起こしていた。
      

夕方には晴マークになっていたが僅かに浅間を見せただけで青空は広がる気配ない。
今日が社協報の原稿締め切りだが事務局には提出されたのだろうか?
昨日は≪たてしなエコ・クラブ≫の会報の原稿締切日だが、いつものように遅い人は出てこない。
温度差があるのは仕方がないが・・・・
イソガシイと云うほどのことはないと思うのだが・・・
締め切りを決めてはいるが、俺自身はそのことでヤキモキしないことにした。
浅間山のように廻りがどうあろうがマイペースで煙をくゆらせているのがよさそうだ。


夕方には社協から提出した写真のファイルが小さいと印刷屋から云われたそうだ。
明日、出かけるので持って行くことにした。
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南からの風 春を呼び込むには早すぎたようだ

2010年01月20日 | 日記
1月20日(水) 晴れ  生温かい空気 南からの強い風

暖かい・・・ぬくぬく・・とあたたかい
温暖化の影響?? 畑の雪が見る間に溶けていくように見える。
上空は薄ぼんやりした雲が広がっているが・・・
この時期に南の空に描かれる飛行機雲が久しぶりに現われた。
南へ向かう航路だろうが・・・南からの暖かい風でも飛行機雲は関係ないのだろうか?


午前3時ころに庭で鹿の鳴き声がしていた。
このところ鹿が毎晩のように出てきているが山には食料が無いのだろうか?
畑のホウレンソウは食べつくされたし、野沢の残りも全て餌として鹿の胃袋に収まったようだ。
庭を一巡してみて驚いたのは昨年春に植えたプルーンの苗木が食害にあっている。
幼木の柔らかい木肌を食っているのだ。
このプルーンは得に甘みが強い種類だと果樹園から分けてもらったものだが・・・・・
枝も折られて皮をむしり取られているが枯れてしまうのだろうか??
風知草の枯れ葉で防寒囲いをしたイチジクの被害は免れていた。


芹が生えているところを見に行くとここでも正月には若芽を採取できたが、ここでも鹿の食害があった。
葉が千切られ軸も茶色くなっている・・・鹿は芹を食わないと聞いていたのだが・・


再び庭に戻りサクランボ・佐藤錦の新芽も食われていた。
花芽ではないだろうが・・・・・
林檎園では低いところに枝先を鹿に食われるの見たが、まさか、庭に迄鹿が入ってくるとは思わなかった。



夕暮れになる前には南の山の向こうから次々に雲が湧いてくる。
この方角には蓼科山があり標高2530mあるので、この山に湿り気のある風がぶつかってレンズ雲が次々に湧き出す。
2・3日前の新聞にレンズ雲が東の空に浮かんでいる写真が掲載されていたが、ここで発生した雲が流れたのだろうか。


夜は社協の『仕掛け人塾』と称して≪まちづくりリーダー養成講座≫の第3回が開かれた。
レクレーション研究会が講師となって反射神経を応用したゲームや歌と身体の動きを連動させるゲームなど・・・
頭でわかっても身体が動かない・・・・
講義だと長く感じる講座もあっという間に終わってしまった。
13名の和気あいあいの時間が心地よかった。
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三寒四温 暖かさはいつまで続くのだろうか

2010年01月19日 | 日記
1月19日(火) 暖かい  春を想わせる南国の風

昨日に続いて暖かい・・・・・
朝飯前にゴミ出しに行くがダウンを着ることもなくセーターのままで歩いていく。
南からの風が入っているわけではないだろうが、南国から送られてきた空気が漂っている。
公園の上の山に昨日まではなかった足跡が一列になって見える。
人にしては一直線すぎるし歩幅も短い・・・・タヌキかハクビシンだろうか?
下の家で飼っていた犬が暮れに死んだというので獣も安心して降りて来たのかも知れない。


昼前に目を休めるためにPCを閉じて遠くを眺めていると背中に白い紋がついた鳥が来ていた。
右目は術後ピントがまだ定まっていないし、左目は手術をしていないのにメガネが合わなくなっている。
右目の視力が弱いのに合わせて左目の視力も低下しているのだろうか?
カメラで引き寄せて覗いて見るとモズだった。
ジョウビタキかと思っていたのだが・・・・・


午後には『たてしな歴史研究会』の会長宅へ出向き学習会の打合せをした。
演題は『立科町の民話について 「保護と伝承のありかた」』で町内の同好会
≪お話バスケット≫による紙芝居をお願いしてある。
この町の民話は地域ごとに沢山あるらしいが、
町の公式HPに掲載されているのは12話が掲載されている。
民話集として第1集と2集があるようだが、印刷した冊子は見たことがない。
お話バスケットは長野県の『地域発元気支援金』を受けて民話を紙芝居に作っているのが素晴らしい。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/gaiyo/81/index.html

家に戻ってきたのは4時ころになっていたが浅間山は噴煙を控え目に、暖かな空気に雪も大分少なくなっている。
ボンヤリした山の空気が暖かさを表しているようだ。


夜になっても家の中は19℃を保っており寒くない。
いつもはMがストーブを炊こうと云うが9時過ぎになっても寒くないと云う。
明日の朝のために火を着けることにしたが・・・・
ストーブのドアを開けて驚いたのは昨夜寝る前に入れた薪が灰の中で火種として残っていた。
細い木を数本と太い薪を入れて通気口を開けると直ぐに赤い炎が立ち昇った。
少々暖か過ぎるが明日の朝、寒いのは御免だ!!
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暖かさをにボンヤリは 浅間も同じ

2010年01月18日 | 日記
1月18日(月) 晴れ   ポワポワと暖かな一日

目覚めた瞬間に暖かさを感じた・・・・
日の出時刻も早くなり春の兆しとともに暖かさを感じてしまう・・・
やはりノーテンキなのだろう。

洗面所へ行くとその暖かさを払拭するように窓ガラスにレース模様ができていた。
今朝の温度はどのくらい観てはいないが?
町役場の庭にあるアメダスの記録は-11.1℃を示しているのが午前7時だった。
役場周辺の温度より山裾は-3℃低いと云うことから推測すると今朝の温度は-14℃になる。
TVでも今日は一番低い温度を記録したと報道しているのに納得した。
家の中でヌクヌクと暮らす者にとっては寒さはこたえないが動物たちは大変だろう。


午前中はたてしなエコ・クラブの会報の編集をしながらのんびりとしていたが暖かい。
ストーブには薪を入れないでも陽が入るために暖かく怠惰な気持ちになる。
浅間を覗いて見ると裾野をグラデーションを効かせた雲に隠しホワホワしている。
僅かに噴煙をあげているが・・・それがなければ浅間山と見定めるのは難しいだろう。


午後は「町民活動センター」の打合せの前に郵便局へ寄った。
暮れに入院したので保険を払い戻してくれると云う。
田舎の小さな郵便局だが、4名の職員のうち局長のT氏はか皆顔なじみになっている。
それでも、申請には本人確認の運転免許証を提示して作業・・・・
その間、他の客が来ないのが凄い・・・
マンツーマンで保険の手続きをしてくれる・・田舎の郵便局ならではのよさだろうか。
この郵便局では町の観光スポットを切手にして発売している。
女神湖を中心とした風光明媚な景色を“便りの友”とするのも良いことだろう。
     
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防災を心がけ 備えよ常にと 裏山を歩く

2010年01月17日 | 日記
1月17日(日) 晴れ  風もない暖かな一日 

朝飯を終える頃にリビングの床に貼った石板も温まり、其れを心得ている愛息Salaは横になる。
夏には身体が熱くなるとこの石の上に腹ばいになって身体を冷やすことも誰に教えられることもなく習得しているのだ。
このような姿の時は窓の外に猫が来ても気がつかず・・・何を感じるのか頭を持ち上げて見回すだけで再び日向ぼっこに興ずる。


ストーブの薪はこびを終えて掃除をするときに雪を使う。
この時期には土埃のようなゴミが沢山出るが雪をまぶして箒を使うと誇りが舞い上がらないのがよい。


一仕事を終えて久しぶりに裏山へ登ってみた。
朝のTVでも阪神淡路震災が15年も経ったことを報じていたが、災害に遭われた方からすれば昨日のように思い出されるのだろう。
もしも、この町が大きな地震に襲われたら・・・・防災訓練を重ねながら毎回新しい発見をしている。
食料と水には不自由しないと云っているが・・水は寸断されてしまうのだろう。

そんなことを思いながら裏山の頂まで来ると道が二手に分かれる。
人差し指を口に入れてから縦てみるが風がない・・・
風に任せて道を選ぶと言うことも不可能な今、どちらかを選ぶとなれば左は確実に雪がある道だ・・・


雪がない陽当たりのよう道を選んで歩き出したが・・・
唐松と赤松が繁る山を通り越すと底は一面雪に覆われていた。
長靴を履いて来なかったのでゆっくりと膝を高く上げながら歩く。
昼前だと云うのに雪は氷のように堅くなっていて歩くとガサガサと音をたてる。
道には獣の足跡が無数にあり動物たちの天国となっていおるようだ。


森を抜けると開けたところにでるが、南東は上州の山々が碧く広がっているのが見えた。
中でも中央にある荒船山は大きなタンカーのように見える山だ。


上州が見える南東方面の反対側は鬱蒼とした雑木に被われている。
少しだけ向きを変えて西の峰に向かう崖には鹿の集団が上り下りする獣道になっているようだ。
中には横幅の広い蹄のはカモシカの足跡だろう。
彼らは畑のホウレン草や野沢菜の残り葉は全て食い尽くし今は山の笹の芽を餌としているのだろう。



再び谷側が開けてきたがここは夏には畑として使っていたところだ。
あまりにも鹿の食害が多いので耕作を去年からやめたと云う。
雪の上には獣足跡が縦横斜めと都会のスクランブル交差点並になっている。
住職が亡くなられたという寺の屋根越しに浅間が噴煙をなびかせているのが見えた。
青空に雪を頂く浅間山はやはり噴煙があると躍動感を感じさせてくれる。


一回りして我が家へ戻る道に来ると南西の空には絹雲が広がっていた。
明日も晴れるのだろうか・・・・・
家に戻って見ると2時間も歩いてしまったようだ。


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ある晴れた日 浅間に明け 浅間に暮れる 

2010年01月16日 | 日記
1月16日(土)  晴れ   風は冷たいが 冬らしい天気

目覚めてた時には雪が降ったとは思わなかったが・・・・
まどろんでいる間に明るくなり障子を開けると雪景色が広がっていた。
夜半に一気に降ったのだろう・・・・
昨夜の外気温の低さから雪が降るのは当然なのだが、今年は雪景色を何回も見せてくれている。


外へ出て見ると北側の金木犀の葉にもしっかりと雪が被さっている。
寒さに弱いよ!!って云われながら植えたこの木も、一度は全ての葉が落ちてしまった。
年ごとに復活して今ではしっかりした木になり葉に雪を乗せるまでになった。
秋には季節を先取りして香りで知らせてくれる我が家では重要な役割を担っている。


夜半に雪が降り太陽が出るときに合わせて青空が広がると嬉しいことがある。
毎度のことなのだが瓦屋根の雪が太陽に温められて雪解け水が樋を流れ落ちる。
鎖を伝わって落ちる水は回転しながら方向を変えて落ちていくが・・・・
それを、狙い撃ちするように太陽光線がダイヤモンドに変える。そして・・・
落ちた水が雨水桝に流れ落ちるときに“水琴窟”のような音を奏でてくれるのも楽しみの一つだ。


昼近くになると真南に向いたリビングには太陽が直角になる。
一等地に置かれたセッコク(石斛)が新しい蕾を開く時間となる。
蕾から花びらが弾けるように開くときに“甘い蜂蜜"のような香りを部屋いっぱいに広げる。
この花は信州では外では咲かない花だと思うが、何故か蜂蜜と同じ香りがするのが不思議だ。
香りには甘さだけでなく懐かしさも含んでいるようだ。


リビングに入っていた陽が通り過ぎると太陽はだいぶ西に傾いてくる。
この時間帯では裏山に続く土手が一番の日当たりが良いところに変わった。
暮れにはなかった獣の巣穴が増えているのに気がついた。
土手の上にはいくつかの巣穴があったが、斜面の下の方の穴はこの2~3日で掘られたものだ。
去年掘り出された土は秋に片付けたのだが・・・・・
また、新しい土が巣穴から大量に出されているが・・・・
上下二段になった巣穴・・・・
陽当たりの良いことが獣たちの住環境に選ばれたのだろうか?
しかし、この住居の持ち主は未だ見たことがない。
タヌキ? キツネ?? ハクビシン??? 野良猫かと疑ったこともあったのだが・・・・


5時を境に東の空は茜色が頂点に達し最後にパッと明るくなったと思うと直ぐに灰色の夕闇が迫ってきた。
6時からは集落の役員が集まり今年度を振り返り来年度の事業の検討をすることになっている。
行事の多い集落故、このような会議も必要となるのだが、今回は町の唯一の中華レストランで開かれる。
集会所前で乗り合わせて出かけたが、そこへ行く道の雪は既に凍りついていて歩くたびにザクザクと音をたてた。


家に戻ったのは10時少し前だが凍てつく空気が酒を飲まない俺には余計に冷たさを感じさせた。
コメント (4)
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