4月25日(木) 快晴 暖かな一日 昼には汗ばむ程
このところ一日おきに暖かさと寒さがやってきている。寒いと云っても零下4℃とか6℃、人はストーブを焚いたりするのでなんとか凌げるが、花たちは大変だ。先日の大雪では桜も桃もプルーンも一気に元気がなくなった。桜たちはそれでもまだ花はなんとか開いているが、辛夷は白い花びらを茶色く変色して秋に見せる赤い実を臨むのはムリのようだ。
地面に眼を移すと、花を開きだしたアカハナイカリソウも雪の影響か元気がない。雪を免れたのは桜草のピンクの花だ。雪が降ったあとに温かい日がつづき一気に蕾をもたげてきた。この花はシベが見当たらないがどのように受粉をするのだろう?子だくさんでは一番のハコベは寒さを予知してか蕾は沢山の繊毛で守られている。
春先にホッタラカシの庭で姿を見せるハナニラ、俺はこの花が好きだ。春から初夏になると辺り一面に花を開き、花を避けて歩こうとすると足を降ろす場がなくなるくらいになる。この花の開き初めが神秘的で春先の開花し始めは楽しみの一つになっている。
4月もあと数えるほどの日数となったが、関係して団体の25年度総会が3つとなったことを思うと嬉しくなる。明日はボランティア団体、土曜日は町の歴史の会、来週の火曜日で最後、地域の農業関係の総会で全てが終わる。安請け合いをしたツケが廻ってきて、往生しているがその中で如何に自己満足が得られるかを見つけ出すのが前向きになれるかの課題だろう。嫌々やっても楽しくないし、役が廻って来るのもこれが最後だと思っている。楽しくやらないと損をするような気になるのも仲間のお陰だろう。
もう一つ嬉しいことは、いままで花を見せなかった水仙が始めて姿を見せた。葉は細くよじれていて如何にもたよりなさそうな姿だったが、初めての花を観察するとチュ-リップのようにも見える。色も白だけでなく微妙にアイボリーで花心は黄色く花びらの外側が廻りの緑を映しているように見える。