田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

日の短さと 陽の温もりをありがたく感じる

2013年11月17日 | 日記

11月17日(日)  晴れ   冷たい風  穏やかな晩秋

街道沿いのゴミ拾い 毎月のボラ活動も今年の終わり

峠を降る国道も毎月のゴミ拾いで心和む場面にであう

仲間の絆 検めて一つづつ紡いでいきたい

周囲の山は陽の光を受けて黄金色に晩秋の温もりがある

 

昼どきだと云うのに陽の光は低く影を真横に伸ばす

秋グミも渋さを消すにはまだ降霜が足りない

秋の終わりを知っているのかヒラタアブは僅かな風に身を任せる

陽だまりを好んで場所を移すツマグロヨコバイ 

コデマリは☆の花殻にタネを抱え込んで秋を迎えている

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南は表 裏は北 中途半端な日々

2013年11月14日 | 日記

11月14日(木)  濃霧   霜   ボンヤリした晴れ  風は冷たい

この一週間ですっかり辺りの景色が変わった

阿弥陀堂を解体する前の晩のことだ

それを因縁にしてはならぬと心したが何かがひっかかる

転ばぬ先の杖ではなく 鉄製の四つ足に強かに脇腹を打ち付けた

阿弥陀堂の解体に俺は口だけで参加したようなもの

日常の躰の動きを意識しなら日々痛みが遠のくを願っている

町内の蓼科山も遠望する浅間山も初冠雪を見せた

山々の紅葉も既に枯れ葉色に姿を替えている

 

北側から見る景色は一足早く真冬の姿を見せているのだろう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿弥陀堂たより 消える田舎の文化

2013年11月09日 | 日記

11月9日(土)  濃霧   風の冷たい日  午後は晴れ

 この集落の移り住むまだ東京に通っていた頃の話

深夜のラジオから“阿弥陀堂たより”が流れていた

そのころ集落の古老から、ここにも阿弥陀堂があるよ と聞いたことがある

誰に聞いても墓堀の道具が入れてある小屋と云う

トタンの外壁を剥がすと細い竹を芯にした土壁が見えた

辺りは濃い霧に包まれこの作業を隠すかのよう

明治の頃に建てられたと聞くが土台は朽ちているが梁や桁はしっかりしている

重機の唸りが念仏のように聞こえたのは俺だけではない

小屋の解体とは言え全てがマニフェストに沿って処理が進む

歴史が消え去るのではなく なにか新しいことにつなげたい

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一足早く冬支度 

2013年11月08日 | 日記

11月8日(金)  晴れ  冷たい風 太陽の温もりをありがたく感じる

柿食えば金がナルナル  ・ ・ ・ 

秋の冷え込みも本格的になると報じている

日毎に数を少なくする葉と対象に夕日のごとく色づいた柿

信州では甘柿でも寒さの影響で渋みが抜けない

然らば観賞用などではなく ひとカジリして金がナルことを信じよう 

金がナルキを持って 財布と崇め奉り 一年の手入れを怠らず

年ごとに大きくなる金のナル木 春からの埃を洗い流し

財布の口が広がることを信じて 室内でじっと待つことにする 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虹に願いを 

2013年11月07日 | 日記

11月7日(木) 雨   音もなく静かに降る  午後には眩しい陽の光

昨夜からの雨 昼になっても止むことはない

雲は風に押されて太陽の光を落とす

雲の流れに合わせ こぼれる光 木々は同調して輝く

光に合わせ太いに虹が梢から昇った

集落を囲む山の木 日頃は雑木と云われ見向きをされない

人に樹種を選ばれたわけでもない木々 秋になると個性を発揮する

眩しすぎる光に合わせて虹が膨らむ

願いを託せと云わんばかりに二重の虹を見せる

 

願いが多いと見たか それとも どちらを選ぶか試しているのか 

さて ・ ・ ・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の収穫 ほったらかしながら恵みに預かる

2013年11月06日 | 日記

11月6日(水)  晴れ   午後は風が冷たくなる 

プリンターの具合が悪く作業が止まる

 

機械任せっきりの日々 たまには機械も使う者の顔を伺うのだろう

ソフトを入れ替えここでも自動更新 気分転換にほったらかしのホダ木を覗いた

10月には未だ何も変化はなかったホダ木 2年物の木に沢山椎茸がでている

小さいものは小指の先ほど 大きなものは手のひらほどあった

クルミの木に椎茸の菌を打ち込んで二年目

その後は何もしていない 同じ椎茸ながら皆個性ある表情をしている

秋になってから雨が多かったことが椎茸の豊作につながった

ほったらかしに嬉しい悲鳴 太陽の力をかりて少しだけ手をかけよう

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨音と陽だまりの安息日 虫たちの季節の移ろい

2013年11月04日 | 日記

11月4日(月)  雨   北からの風と共に雨も上がる 雲と日差しの鬩ぎ合い

宵越しの雨も陽が昇るにつれ雨音が消え 北から雲が押される

太陽の温もりが草木に降り注ぐと虫たちはその場に止まりじっと暖かさを蓄える

蜜を吸うヒメアカタテハ 秋色の葉にツマグロヨコバイ 霜月には姿を消す女郎蜘蛛

幼虫で越冬する我が子を見守るのか長い毛足の外套を纏ったベニシジミ

 

 霜月の空気を読み取るためアンテナを張った女郎蜘蛛

彼女は毎年忽然と姿を消す

姿を消す基準は木枯らし 氷雨 何を基準にしているのか

靡かせた糸を風にのせる それとも 地面の落ち葉に身を伏せるのか

広葉樹の秋色が黒ずむと針葉樹に秋をバトンタッチ

金色の雨を降らせる落葉松の出番が来る

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世代を超えて ふれあい村 にぎやかなイベント

2013年11月03日 | 日記

11月3日(日)  晴れ    暖かな曇りがち  午後3時からは雨が降る

秋のイベント福祉のまちづくり “ふれあい村”も今年で8回となる

金曜の横断幕やテント建てで準備がはじまった

にぎやかなゲーム、喫茶、健康相談、子どもから高齢者までいろいろある

早朝の開会式も準備万端 併設の福祉バザーのスタッフも勢揃い

子ども達の賑わいはお菓子釣りゲームや綿飴作り

 

午後からは「ふれあいコンサート」

手話の会 コロコロリンの会 障がいを持つ人とサーポーターの歌声

小学生 手話ダンスの会 高齢者の歌声 明るい歌声が響いた

 今年で8回目 長く参加したものだ

主催者が代わり実行委員会が開かれなかったことが淋しい

センドウが多いことで無駄な動きが見えた これも9回を続ける糧なのだろう

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農閑期の営み 農地水と環境保全活動 

2013年11月02日 | 日記

11月2日(土) 濃霧  霧は晴れても冷たい空気 

穏やかな夜明けは濃霧となる

東信州の晩秋から初冬の風物詩

東京へ通っていた頃この季節 朝の峠超えは嫌なものだった

霧中の散歩を止め 昼前のぼんやりした日差しに生温かさを感じる

鉢植えの黄色の花は虫たちに最後の食料を与えていた

 

午後の陽が傾いた頃 地区北端の集落を訪ねた

干ばつのとき井戸や池に入れられた地蔵尊があると聞く

嘗ては赤い帽子と腹巻きをしていたという雨乞い地蔵尊

時代の変遷 農業の近代化 雨乞いも語りぐさに

地域の歴史をひもとき 農地水環境保全活動の会報に載せる

発行月を超してしまったが明日には校正が届くだろう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする