田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

高齢を前に心構えを イソガシク動き回る霜月も終わり

2012年11月30日 | 日記

11月30日(金)  曇り  雨こそ降らないが見た目は寒い一日

来月を迎えると俺も高齢者の仲間入りをする。高齢者を鄭重に迎えてくれる施設と云うのも珍しいが、検めて教習所のシステムに驚いた。これまでに数回電話があり「ご案内したハガキをお読みになりましたか?」と始まり、70才を迎え運転免許証の書換前には講習を受けるのが法律で定められた義務となっていることを解りやすいことばで聞いた。昨日も朝、電話があり、明日は・ ・ ・ と教習所のお姉さんの確認だった。

今朝は定刻の5分前にガランとした教習所に着き、手続きを済ませて案内に従って教室へ入ると5人いる。5人が一部屋で講習を受ける。殆どしっていることばかりだと思っていると、教官氏は今日のことを3年後にも覚えているか?ですね。と高齢者となると免許の期間が3年に短縮されることを諭す。2時間のうち、一時間の座学につづき画面がついた運転席のようなイスがあり案内に従って操作するのだが、ここで誤魔化されてしまうのは、画面が路面が走っているように動くが、操作は神経の俊敏さを測るだけのようだ。これもなんなくパスをして次は教習所のコースを運転する。これも慣れたもので特に問題はなかった。終了証を受け取り教習所を出ると既に午後1時を過ぎていた。

 帰りに役場から地区に収められる鹿進入防止柵の確認に資材置き場によった。フェンスとなる網が320枚。これで鹿に壊された柵を補修しようというのだ。簡単な組立図を作らなければならないが、パーツが足りない。役場に電話を入れると夕方までには入ると云う。3時から同じく農地水保全会で来年の2月に行う講演会の打合せに町の環境関係会社へ向かった。

夕方に届いたパーツを前に役場担当Sさんの説明を受けて、更に細かい図面を書いたのだが、明日の朝8時30分には作業が始まると云う。保険も昨日正式に契約を行ったので若しもの怪我にも対応ができた。

鹿の被害は年ごとに大きくなる

大根を食われた 落花生もやられた

ネギ ニラ ニンニクは食わない

新たにエゴマも喰わないと情報が入った

人が鹿を美味く喰えれば一番だ

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冬寒の昨日とは打って変わり暖かな一日

2012年11月29日 | 日記

11月29日(木)  晴   雲が張りだすが雨が降ることはない 暖かな一日

昨日に続き今日も佐久病院へ通った。相変わらずの駐車場の混み様だが、通路に溢れる程に止まる車を牽制するかのように、大きな水たまりがスペースを空けていた。

昨日は朝から昼、そして午後、更に午後の後半にはMが到着するのを待合室で過ごした。待合室ではマイクから流れる名前に若しや?と振り向くと俺が住む町から来ている人だった。また、俺の名前を聞いて親しくしているH氏が声を掛けてくれた。彼も大病を患い大きな手術をしながら毎日のようにGolfを愉しむほどに快復している。日頃の通院で自己管理をシッカリしていると云い、好きな酒も今では一滴も口にしないそうだ。彼が診察に入ると次は高齢のMさん夫妻がご主人を介助しながらも、夫妻の明るく会話を交わす姿に素晴らしさを感じた。Mとも親しく今回の骨折には驚いていたが、骨の丈夫さはMさんたちのほうが若いように見えた。

Mの昨日の通院は骨粗鬆のフォルテオの治療に対するレクチャーで、彼女は2年間この療法をヤルと聞いた。今日は骨折して初めての診察。果たしてこの2週間の養生が良かったの悪かったかが判明する ・ ・ すると思う ・ ・ ・  尤も俺としては彼女が完全に快復して自由な行動ができるようになってほしい。

二日間の通院でも昨日と今日では気温が全く違う。冬日の昨日と暖かな今日、病院通いには暖かさはありがたい。千曲側の河川敷に車を止めて浅間降ろしの吹き付ける中、建屋に着くまでに風邪をひいてしまう。

空気の冷え込む朝

家の中から朝陽のあたる景色を見る

寒さを案じない冬の到来は嬉しい

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茜色のキジバトが消えた 霜月の暮れ

2012年11月27日 | 日記

11月27日(火)  晴    陽射しの暖かさに比べ冷たい風 夜は超寒

夕方の前、朝から出かけて家に戻って少し経った頃だった。ドスンと云う聞き慣れない音、若しや昨日激しく降った編めて裏山の浮き石が落ちて来て羽目板を打ち抜いたか?地下室のコンクリートの壁が崩れ落ち一期に土砂が流れ込んだかのような音だった。鈍く躰に伝わる音だけでなく、余韻の震動がリビングと寝室を隔たる板戸を振るわせた。

直ぐに裏山に面した外壁を点検し、西側のガラス戸から薪を積み上げてある下屋に廻り、車と壁の間が開いているかを確認した。リビングの南面のガラスは異常なし、寝室のガラス戸にも変化がない、そして東側のドックランのフェンスを開けて中に入ると出窓に映る浅間連峰が僅かに茜色に染まっていた。そして直ぐに気がついたのはガラスが汚れていたのだ。朝には汚れはなかったと云うか全く気がつくことなく南に移っている日乃出を僅かに見ることができた。直ぐにこの汚れに気がついたがよく見ると汚れと一緒に着いている羽毛はキジバトのものだろう。鳩は苦しまずに瞬間的に息絶えたのだろうか?何をそんなに急いでたのだろう?茜色の夕闇に飛び込みたかったのか。

朝から出かけていたのは季節柄、地区の集会所の大掃除だった。各集落総代と同じく地区からでている町議会議員二人の6人での作業となった。ここの地区184世帯が集まる集会所だけあって障子の枚数も多く40数枚と欄間の障子など一期にヤルにはちょっとキツい。午前中のお茶休憩と昼飯の弁当を挟んでの猛烈な作業によって、ガラス窓共々完遂した。それにしても3人一組で障子紙を貼る作業、手慣れた頃には全て貼り終えるというのが年末の良いところだろうか。

夜はたてしなエコ・クラブのささやかな忘年会と相成ったが、今年は時期を早くしたために気が乗らず、仕事も方が着かずで参加できたスタッフも僅かだった。俺も手作りの品を持って行くのが恒例だが、今回は時間がなくアウト。仲間の作って来てくれた料理に舌鼓、語る言葉もリズムに乗ったようだ。

 

さて、 会の始めに来月の定例会を決める話

すっかり忘れてお開きとなりました

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雨の降る寒い一日 瞬間的に虹をみる幸せ

2012年11月26日 | 日記

11月26日(月)雨 時間が経つほどに気温が下がる 午後には陽が射したが

朝方まだ暗いうちに鹿の雄叫びで眼が覚めてから寝付けない。じっと眼を閉じたまま上目づかいで物を見ようとしても寝つけない。大分経ったようなので起きてしまったが、外は暗闇のまま時計を見ると4時少し過ぎたころだった。

ストーブの残り火が僅か、直ぐに薪を入れ扉を開いたまま炎を眺めながら明るくなるのを待った。AlgoはMのベッドの中、Salaは自分のベッドで毛布にくるまっている。明るくなった頃に朝飯には、昨日友だちが持ってきてくれたスペインの家庭直伝のジャガイモと人参のオムレツを切り分け、トーストに添えた。ボリューム満点の朝飯だが少々重すぎた。

午前中はMの頼みで郵便局、JA、八十二銀行等の通帳を持たされ、俺が一番苦手なATM操作で現金を引き出し振り分けて別の講座に入れる。メモ書きのとおりに操作をするが、3番目の機械では通帳を受け付けない。2回やってもだめであきらめて車に戻って見ると、別の銀行の通帳だった。土砂降りのなか車から降りて今度は言うことを聞いてもらったが ・ ・ ・ 日頃ノーテンキに過ごしていると社会に適応しない人間になっているのを検めて知ることとなった。

野暮用を済ませて家に戻ると1時を過ぎていた。簡単な昼飯を整えてみたが、食欲がわかない。朝から気温は上がらず下がる一方のようだ。雨は小雨になり西に傾いた太陽が雲の間から顔をだした瞬間、僅かに虹が現れた。

Mも大分良くなったのか痛み止めの薬は飲まないで済むという。ベッドからでるまでは時間がかかるが、立ち上がると楽になったようだ。家の中をすり足で歩いてリハビリに励んでいる。夕方にはストーブの廻りを掃除してるとSalaがゆっくりと歩いて来てドサリと横になって動かない。Algoは晩飯のセッティングをしていると美味そうな匂いに誘われテーブルにアゴを載せて若しや届くのではとモガく。

 

何気ない一日 これが至福なのだろうか

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野良仕事 田舎ならではの合理主義

2012年11月25日 | 日記

11月25日(日) 晴   快晴  風もなく暖かな一日

集落の公園に半月ばかり置かれていた大型ダンプ2台分の砕石、砕石と云っても砂が多く含まれて居る砂利。これは集落を取り巻く農道に撒く作業が行われた。

軽トラのダンプ2台、平ボディーの軽トラ一台、そして公園で積みこみ使う重機1台と標高差80mくらいある農道で砂利を均すユンボ一台を主力戦力として投入した。人員は重機の運転ダンプの運転に5名、残る7名が農道に撒かれた砂利をスコップやジョレンで農道の凹んだところへナラス作業をする。

 

10時30分になると一斉に携帯電話がなり休憩に入るようにと指令が来た。休憩と云っても配られるのはお茶だけだが、話のオカズは眼下に集落を眺めながら、雪を戴く浅間連峰を遠望する。再びエンジンを呻れせ急勾配の坂を登ってくる軽トラダンプの音で作業が再開。皆黙々と落とされた砂利を追って農道を進む。予定の大内道(おうないどう)出合いまで達するのに距離はあったが時間はジャスト12時、下の公園まではそれぞれ軽トラの荷台にのって一同昼休憩となった。 大型ダンプ2台分の砕石の山は三台の軽トラダンプと2台のバックフォーによる活動で午前中に元の公園広場に戻った。田舎の道普請と云うと手仕事に聞こえるが、今では超機械化、然も自家用の軽トラダンプにこれも自家用のバックフォー、見事な連携と超合理主義で標高差のある道の補修は完了した。

昼前に俺たちが上で作業をしていたころ大内道下で何処かのRV車が路肩に落ちて水路を渡してあったパレット(荷物運搬用の台)とアルミの橋を壊したと云う。畑の持ち主の婆様は知らぬ振りをして走り去ったそうだ。しかも、坂を登り行き止まりと知ってバックで降りてきて溝に落ちたらしい。知らぬ振りをして逃げるように走り去るとは ・ ・ ・ 車のダメージも相当なものだろうが、途中でも事故でも起こしたらもっと大変なことになるだろう。 

午後には公園脇の水路の補修作業、これはU字溝が昨冬の凍結で破損したのか、山からの湧き水の悪戯なのか、パイプに交換しようということになった。これも集落の若者中心で作業が進められた。俺もこの場にいるから若モンと云いたい所だがニギヤカ氏とカメラマン、記録係として参加。

 

大工から上下水道、屋根、庭の植栽まで

集落の仲間でできる

水害 震災 火災 と全てに対応できる集団

彼らは呑龍会

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秋のなごり 本格的な冬の前に

2012年11月24日 | 日記

11月24日(土)  晴   青空と白い曇 秋と冬の間 あたたかな一日

昨夜、11時過ぎ鹿の息づかいが家の中でも聞こえた。今は繁殖期、鋭い雄叫びが頻繁に聞こえるのはハーレムに緊張する事態があったのだろうか。朝になって庭に出てみると玄関脇の鉢植えは夏には一面黄色で埋め尽くされたいたが、喰われることはなく、僅かに花を残しながら未だ蕾を見せている。白樺の葉は既に風に飛ばされているが根元の秋グミは霜に当たった実が赤く熟しているように見えた。一つ摘んで口に入れると酸っぱさと苦さ、舌が痺れる。これではヒヨドリが近づいても鹿が喰おうとしても実が残っているのが解る。冬の終わりには全ての実はトリや獣たちの腹に収まるだろう。

畑では完熟しないまま置かれたカボチャにしっかりと歯形がついていた。歯の大きさから狸やハクビシンではなく、鹿の食み後のようだ。

 

 

一日を買い物やナンやらであっという間に時間が経つが、陽がある内に薪を下屋に運び込まなければならない。年内のストーブを焚く分は充分に下屋に入れてあるが、雪でも降ると来春の分が怪しくなる。午前中の暖かさの感覚で外にでると風の冷たさに慌ててヤッケを取りに戻った。風は東からで強くはないが捻るように吹き、シュウメイ菊の種綿が千切れるように風に乗っていく。

薪タワー4本の内残るのは2本、今日のノルマは一本の半分にした。それでも上から取りながら運搬車に7往復にもなった。重ね合わせた薪を上から取ると其処には必ずテントウ虫がいる。この時期のテントウ虫少し傾けると転げるように落ちる。彼らは越冬の地を薪タワーとしたのだろうが、別の場所へ移って貰おう。

5時には暗くなりSalaたちのベッドは窓際からストーブの近くへ寄せられる。彼らの寝姿を見ると楽しくなる。AlgoはSalaより7年も後からこの家に来た。しかも、小さな頃、生まれて3ヶ月しか経っていないときだ。何時からAlgoがSalaより上に立つようになったのだろう。

Salaがジッとガマンをしているの解る

犬の性格 人の性格

どれも同じようなところがあるのだろう

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井戸ポンプの復活 再生とは行かないが一安心

2012年11月22日 | 日記

11月22日(木)  晴  あたたかな日中 夕方からは風が冷たくなる

小雪とカレンダーに記されている今日、意外にも寒くない。夕べの予報では夜半から朝に掛けて雪が降ると云っていた。雪が降ると困るのは、午後に井戸屋さんがポンプの交換に来てくれると電話があった。毎日のように地下室を気にしながら床下にライトを照らして点検するもの今日で仕舞となる。

予想より早く午後一番で来てくれたが、それでもナビが圏外を示して道路が消えてしまい、近所で聞いてこれたと云う。直ぐに井戸のポンプを点検して「やはり壊れてますね」と云い、新しいポンプは形も小さく故障するところがないと云う。前のものはナショナルの浅井戸用でパワーがないとものだ。新しいものは日立だと言いながら梱包を解いた。俺は電源のことや水を汲み上げるシステムのこと、汲み上げた水は畑のタンクに流れるようになっていることなどを話し、あとは作業を任せることにした。

ポンプの設置場所は凍結を防ぐために、地中に置くようになっている。新しいポンプを配管するには盛ってきたパーツを加工するのに時間がかかった用だが、全て上手くできて試運転をすると勢いよく水が吹き出た。雪が降る前に修理ができて一安心、あとは請求金額を気にしながら待つようになる。

Mはリハビリのことを考えてか一端起きるとリビングにいる時間が多くなった。生活圏にいる時間が多くなると何かと気になるようだ。AlgoはMのイスに座り込んで彼女が来るのを待つが、立っているのが楽だと云って座らない。彼女の膝を当てにしている彼、少々機嫌が斜めだ。いつもなら呼べば気がなくてもシッポを振るが今日は別、チラッと横目で見てシカトと決めこんだ

明日からは忙しくなりそうだ

慌ただしく過ごすと心が亡くなると云う

精々大きな気持ちで一日を過ごそう 

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男の家事と主婦の家事 どちらも正しいのだが

2012年11月21日 | 日記

11月21日(水)  曇り   晴れ  朝陽が曇を追いやる  風が冷たい一日

Mが怪我をして2週間が経とうとしている。ベッドマットやシーツなどを交換したいと言葉に出すことから大分痛みに慣れたようだ。痛み止めを12時間毎に服用しているのでじっとしている限りは痛みを感じてない。尤も事故は自業自得の自己責任、家の中でも其れを自覚してからは口数が少なくなっているが。

しかし、今日は洗濯やベッドの寝具の交換など朝から家事に明け暮れた。こうなると目で見た直感から主婦感覚が男の家事に許せないところを指摘してくる。

 

洗濯機の使い方や使った後の始末の仕方などは、先日も事細かに聞きながら作業に取り組んだので何事もなく済み、午前中はなんとなくOK。夕方に近い午後はベッドの寝具の交換だ。シーツはキャラメル包装式が俺の流儀だが、Mはゴムのような紐を三角部分にヒッカケル式を使っている。前回洗濯したマットやタオルケットを運び込み、シーツの上に布団乾燥機をセットする。布団も冬バージョンの羽毛を上にかけ、乾燥機のスイッチを入れる。

こう言う一連の作業をするのに連続して動くことはできない。機械が動いているときは俺は休み、洗濯機が止まると俺が動く、一日を機械に合わせていると俺の作業が途切れとぎれになりPCを使う仕事には不都合が生じる。どちらを優先させるかとしばし考えるが、直ぐに隣の部屋から声がかかる。機械に合わせて動くのが主婦の仕事だと云うらしい。俺としても限りなく協力的に動くために地区の作業をリビングに持ち込んでいる。事務所化しているリビングでは清掃はルンバに任せているがこれもホコリを巻き上げるからよろしくないと評価された。Mが現役復帰するとルンバの居場所がなくなるのではないと、少々気になるところだ。

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相変わらずの多用な動き ルンバに助けられる

2012年11月20日 | 日記

11月20日(火)  晴   風は冷たいく 秋の終わりを感じる

朝飯の片付けを終えると直ぐにリビングをルンバアージョンに変える。これは彼に床掃除を任せているのでイスや机、壁など全ての感覚を40cm話さないと彼の仕事のジャマになる。未だに彼の動く法則は解らないが、対角線や壁に沿って直線に動イスの足を一廻りして順番に4本の足を廻る所など神経質と思われる行動をとる。あまり見ていても監視しているようではいけないので外を見ていると、別荘のAさんが“来てるよノロシ”を上げ始めた。彼のストーブは煙突が低くしているためか白い煙が常にでるように設計されている。

大分長い間ルンバに纏わり付いてたAlgoは流石に疲れたのか、Salaのベッドに入り込みしばし休憩と決めこんだ。彼のシャンプーの時期に来ているが、Mができないので別荘のAさんがやってくれると云う。彼女は美容院の経営者、犬は商売ではないがトリミングもできるそうだ。そういう電話を聞いていたのかAlgoはいつもより緊張した顔つきになっている。外の風は冷たくリビング前のネコジャラシも秋の色濃く姿を変えている。

 

地域の農地・水保全事業の広報誌を作る作業を昨日と今日の午前中に済ませ、午後には地区内の編集委員宅に校正を依頼するので届けにでた。僅かな時間打合せをしながら話し込んだのだが、戻ってくると太陽は西に傾き集落は既に日陰となった。浅間もすっかり雪景色、朝には雪を被っていたが、いまはだいぶ雪が解けている。南面故に太陽の熱と活火山の地熱で積もるのはまださきのようだ。

夜には環境フェアのスタッフミーティングが開かれた。フェアのアンケートやコメントを集計したレジュメが配られ、議題の中心は来年の会場とこの実行委員会の通年活動について議論が交わされた。より多くの人にこの事業を知ってもらうには通年活動をして他のイベントにも実行委員会の名で参加しようと意見がでた。

どんな熱い議論でも 前を向いたものは気持ちが良い

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お互い様だと“結”に舌鼓 心と腹のあたたかさ

2012年11月18日 | 日記

11月18日(日) 曇り   午後から 晴れ  平穏な一日

日ごとに寒さが増す外とから家の中に入れられた鉢植え、その中でも一番に花を開いたのがフクシアFuchsia)は、夏には沢山の花を開き枝が折れそうになっていた。一昨日、枝を切り詰められながら霜を避けて、あたたかな家の中へ運び込まれると直ぐに花を開いた。この花の名前はホクシャと聞いていたが、調べるとフクシヤだと云うことが判った。寒さに弱いそうだが、原産国はどこになるのだろう?

午前中は集落の収穫祭のチラシ作りに取り組んだ。昼までに終わらせて今日中に各戸へ配ると云う。このイベントも年々盛んになっているが、50才代の若者が勤め先で責任ある立場となり参加できない人が多くなる。役場のお歴々にもご案内をしたいと担当の公民館分館長から携帯に連絡が入った。恒例の手打ち蕎麦も、高齢で参加できない人にも配れるようにパックを手配しよう。春からの水稲・葉菜、秋の根菜類など順当に育ち充分な収穫が見られたそうだ。食材は皆が持ち寄ることになているが、我が家では出すモノなく代わりに、PC作業を任せるというありがたい“えいっこ”となる。

ありがたいと云うことでは、我が家の状況から日々三食の賄いを俺がやることになっているが、Mの怪我と云うことでいろいろな方が“手づくね”の食料を持ってきてくれる。差し入れと云うには上等過ぎる手の込んだ料理、野菜を使った煮物など俺には想像すらできない料理を食卓に並べるコトができる。

 

ありがたいやら申し訳ないやら

差し入れは甘い物から辛いもの

充分なタンパク質が必要だと云う

「結」ならではのこと 感謝して食す

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冬への準備 薪運びと手芸材料の刈り取り

2012年11月17日 | 日記

11月17日(土) 曇り  午後から雨 夕方には激しく降る 夜には止む

椛の秋色も落葉松の黄葉も曇り空には似合わない。あいにくの曇り空、昼からは強い雨が降ると云うのでカメラに収めた。明日の朝には唐松林もバーコード化して向こう側の空が見えるようになるだろう。

この季節には初夏に青紫の美しい花を見せてくれた菖蒲の花柄を集める作業がある。これも花が終わったからと花軸を切り落としてしまうと適わないことで、種を抜いた殻を手芸の材料として使うそうだ。町のB型就労施設「たてしなふれあい園」では種が入っていた空間に赤や青の布で作ったものが人気でカワイ~と云って買ってくれるそうだ。枯れた軸を鎌できりとり種を取り除いて軸から枯れ葉をとる。100本近く作業を進めると雨が本格的に降り出した。

雨が降るなら薪運びをとガラス戸際に運び込んだが、今の寒さでは朝晩だけ焚くので一週間分はあるだろうか?下屋に運び込んである薪の積み替えをしていると肉食系のナミテントウムシが越冬していた。彼らはアブラムシなどを捕食してくれる益虫、静かに薪を陽当たりの良い場所に移し一冬過ごせる安住の地を与えてやった。薪運びを終える頃、雨も小降りになったので昨年挿し木をした浜梨を見に行くとしっかりと赤い実を二つ残している。鹿に食われないか心配だが、大根まで食う鹿のことも見つからないことを祈ろう。

辺りが暗くなりかけたころ友人が我が家に向かっていると電話があったが、町につづく道を見ていても現れない。彼がどこから電話をしてきたのか聞きそびれた。障子を閉めるとさっきまで騒いでいた犬たち、Salaは毛布の中に頭を突っ込みAlgoは毛布の上で寝る。犬でも眠る場所にも拘りがあるようだ。

 

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里の秋 秋色も色濃く雪を迎える

2012年11月16日 | 日記

11月15日(木)  太陽はでるが 雲が多い一日  冬日

昨夜は集落の会議から戻るときに厳しく冷え込んだ。夕方には雪が舞うかのようなに見えたが濡れることはなかった。ところが今朝になって障子を開けて驚いたのは辺りが白い。マサカ、こんなにも早く雪が降るとは思ってもなかったが、Mは当分乗らない車に冬タイヤをつけて貰うことを頼んだと云う。

朝は帰りそびれた雪雲がまだ残っていたが、それも直ぐに陽の光に押され青空が広がりだした。過ごしやすいリビングでは太陽の暖かさで更に居心地を良くしたSalaとAlgoは日向ぼっこと決めこんでいる。屋根からは雪解け水が初冬の景色を点線で区切りをつけて見せている。

 

浅間山は完全に冬景色と化し裾埜の紅葉も冬色に変化している。午後には食料や洗濯洗剤などの買い出しに出かけたが、よく利用するスーパーでも目的のものがどこにあるのか判らない。カートを押しながらいったり来たり目につく物はメモにあるものとは違う物ばかりだ。数十年前は目についた物を片っ端からカートに詰め込んだ時代もあった、今は紙に書かれたモノ以外を購入するのは危険だ。食料品はともかく二軒目のホームセンターでは洗剤を見つけるのに苦労した。普段見ている外見で物を探せば良いと思っていたが、棚に陳列されているのはラッピングされているので形も書いてある文字も違っていた。女性の店員は俺が聞いた商品のところへ案内しながら、俺の手にあるメモを取り上げつぎつぎに商品をカゴに入れてくれた。

一日が短い 秋のせいだろうか

朝飯を片付けると直ぐに昼飯のことを考える

俺が食いしん坊だからではない

掃除も洗濯も機械任せだが

家の中の細々したこと これは見ないことにしよう

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ジョウビタキは冬支度の遅れを知っている

2012年11月15日 | 日記

11月24日(水)  晴  厚い雲に被われる  昼には霙   午後は冬の寒さ

スイースイーと透き通る音と共に表れるのがバックシャン(古語)のジョウビタキ。いつもなら冬支度が仕上がったころに来るが、我が家は庭の草も、畑の畝もそのまま、そして、玄関先や軒下に置いた鉢植えも外に出したままになっている。

午前中は午後に開く地区会議に提示する企画書や資料など、頭に描いていたコトを文字にしてプリント。これも昨夜までに済ませて置けば良いのだが、慣れない家事に追い廻されできなかった。昼飯は簡単に済ませて軽トラに飛び乗り会議も進行役を良いことにビュンビュンと進めて60分が経ったころ外を見るとミゾレが降り出した。田圃越しに見える神社も霞むほどに降りが激しくなり、これでは雪になると思うほどだ。早々に会議を締め、帰りに買い物をするメモを気にしながら家に向かった。

ストレプトパーカスもシンビジュームもシクラメンも、何から何まで夏を外で過ごした草花は家の中に入れる。しかも、午前中は陽射しが入り、太陽が雲に隠されたりモノ降りのときにはストーブを焚くリビングに置く花、また、陽射しは兎も角、四六時中暖かなボイラーのある機械室に置く花と種類が違う。

一仕事終えて家に入ると外には朝のジョウビタキが来ている。赤い実や黒い実を咥えているのを見るが何の実かは判らない。頭が白いのは♂、茶グレーなのが♀なのだが、辺りには雌は見えない。スイースイーと透き通る鳴き声とチッチッと云う声が聞こえるので♂♀で近くに来ているのは判る。すると眼の前のウメモドキの赤い実を啄んだのがいた。どのようにして喰うのかを見たいのだが木の陰で見えない。再び姿を表すと既に嘴には赤い実はなかった。

言い訳はクチゴタエと解釈される

言葉には出さないが ・ ・ ・ 

昨年よりも確実に俺の作業は増えている

だから だから ナンだって云うのだ

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秋雨にしては大ぶり 山の景色も冬に近づく

2012年11月12日 | 日記

11月12日(月) 晴れ   湿り気のある暖かな一日 

昨日は町の第4回合唱祭が開かれた。午後1時30分からの開演にはお客様もそこそこの入場、町内で3つのイベントが重なるということで客足が心配されていたが、出演者の手作りの演奏会だけ合って客の数よりも熱い心意気が伝わった。高齢者の団体、障がいを持つ人とサポートする人で構成されているグループ「ころころりんの会」、小学生、中高年と世代を超えた歌声が体育館一杯に響わったたのが良かった。

昨日の演奏会が始まってから降り出した雨も夜には上がり、今朝は明るい太陽が輝いた。紅葉も真っ盛りのところの雨で落ちた葉が多いが、湿り気のある空気は春の暖かさのような気候になった。午前中は雲を被っていた浅間山も午後に全容を見せると、雪に被われたことを思わせるように、白いスジが粋筋も見えた。浅間が3回雪を被ると里にも雪が降ると言う。昨年も11月末、今年も同じ頃に里は雪になるのだろうか?

 

家庭内に変化が起こったことで俺の作業仕分けがどのような為された定かで無いが、ツルの一声で掃除の手助けを迎え入れることになった。作業効率は未知のものだが、Algoとは相性が良いことが直ぐに判った。Salaはベッドのなかから首を伸ばしチラッとしただけだが、Algoは家中を案内して前に後ろにと着いて歩いている。

掃除のプロとして我が家の住民登録を済ませたが

さて どのような動きをするのだろう

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思わぬ出来事 鹿の食害は想定したことだが

2012年11月10日 | 日記

11月10日(土)  晴    雲は多いが 暖かな一日

昨日のことだが、家人Mが救急で佐久病院へ行った。本人の話では高いところのモノを降ろそうとして、自分が先に落ちてしまいシコタマ腰を打ったと言う。屈むのも曲げるのもできず相当な痛い思いをしながら、一晩ガマンをして更に塗り薬で良くなったと言ってた。病院嫌いの彼女だが、友人Oさんの厳しい説得と今すぐ連れに行くということで出かけたのは昨夜のことだった。

夕べは夜遅く戻ったが、今日は専門医に見えてもらえるとんことで、指定された時間にいった。MRAT,CAT,レントゲンの検査の結果腰の骨が折れていると言う。俺的には家事、洗濯、掃除は不得意ではないが、彼女のヤリ方とは少し違う。この先老々介護に向けた環境作りのシュミレーションとして、日々の生活を点検・精査して行くのは良いチャンスだろう。 

我が家は“災い転じて福となす”と言いがたいが、集落の公園では悲劇的なことが起こっている。春に植えた「十月桜」名前のとおり先月末から花を見せ始めたが、久しぶりに山に登ると苗木の幹が鹿に食われ、樹皮を剥がされている。桜はそれでも健気に花を見せているが、早急に処置をないと枯れてしまうだろう。桜もすかり公園の一部になろうとしている証拠にモズがハヤニエを託している。金網を幹に巻き付けたら良いのか蛇腹状のプラスチックの筒を何処かで売っているのをみたが、鹿は其れをも食い破る知恵を持っていそうだ。鹿の食害は幹の樹皮食いちぎることと、春に開く準備をしている若芽を喰い、それを引きずるために、幼木の幹まで折ってしまう。

 

集落を取り囲むように金網のフェンスを張り巡らしてあるが、鹿たちは其れをも突き破り食害を起こしている。苗木の支え棒も倒すという傍若無人の鹿、集落で一番若い30才代の農業者はネットで囲んで大麦を育てているが、大麦の前は大豆を鹿に食われた言う。

12月からは地区挙げての鹿ネットの補強の作業が始まるが さて

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