田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

町を美しくする日 田舎ならではの豪快な ゴミ拾いと草刈り

2015年05月31日 | 山裾集落のこと

5月31日(日)  晴れ 涼しい風 心地よい一日

毎年5月と9月の最終日曜日 町を美しくする日 とされている

6時30分 ゴミ拾い班と公園の草刈班に別れて作業を開始

思いの外涼しい風に救われながら 集落全域に草刈り機の熱い爆音が響く

公園は斜面をひな壇状にして桜を植え途中には水仙が植えてある

草に紛れた花を刈らないように注意をしながら 1時間で完了 

朝飯タイム1時間のあと 集落を取り巻く農道の草刈り

ここは昔 蓼科山から曳いた水が流れる堰 今は地下を通る 

鹿柵が道沿いに張られ 草刈り機の回転刃があたる金属音

山側では枝が伸び 覆い被さるように軽トラの通行を妨げる

西と東から二手に分かれ2時間の作業 中央で出会い暫し歓談

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フクロウの森へ 朝の散歩

2015年05月28日 | 日記

5月28日(木) 晴れ  湿り気のある空気  午後は蒸し暑さが増す

 夕べも遅く フクロウが啼いていた 掌笛で応答を試みるのを控えた

日の出に合わせて裏山に登り 二日前の出会った樹の下へ行くが姿はない

3箇所のそれらしき樹を巡ったが姿はく 神社の洞あるご神木に移ったのだろう

湿り気のある空気が程よく太陽を赤く見せ田植えを終えた水面を染めている

振り向けばタウエグミが実を赤に染め 鶯神楽の名に相応しい姿に変化させた

散歩道を北に向かい国道の手前で甘い香り 懐かしさを覚える一面の白い花

ニセアカシアの猛烈な繁殖力にヨタモノと呼ばれているがこの時季だけは美しい

この花を天ぷらにして食するという 試してみたが甘ったるしくていけない

近くでみればフジの花にそっくりだが 花が散れば再びヨタにもどる

唐松も同じに繁殖力は強い 雌雄別の花で♀花は下向きに開き松ぼっくりになる

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特別な出会い  朝の散歩 至福

2015年05月26日 | 日記

5月26日(火)  晴れ  爽やかな風 心地よい一日

いつもの裏山 でも 今朝は少し違う ボーボーと夜に啼く鳥

声だけのフクロウ 山の中で姿をみることはない 

軸足を定め倒木をまたぐように見上げると上では見下ろす

輪郭をボカすのは幼子の産毛? それとも太陽の光線か

長居をしてはいけないと早々に歩き出し 明日の楽しみとしよう

小さなホオノキは大きな葉をどうして支えられるのだろう

 俺の腰ほどの丈だが 近くでは優に20mを超す親樹が4本

その昔 初夏になると藤の花が滝のように見事な姿を見せた

大木にまとわり仕舞いには枯らし共に地に伏した

親はひねくれ 子はハナタラシ 孫は厄介ハジケモノ

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虫との面会 

2015年05月25日 | 日記

5月25日(月) 晴れ  風は冷たい  心地よい一日

早朝から下の家の普請に生コンを送り込むポンプ車が来ている

ミキサー車は一台が終わると次の車が入れ替わり入るタイミングが素晴らしい

裏山との境に植えたハマナスが沢山の赤い花 控えの蕾が順番に膨らんでいる

クマバチだろうか羽音をブンブン云わせ お座りまでして花粉を腹にため込んでいる

虫の姿を見なかった春から初夏 暖かくなってきて花も香りで虫を呼び寄せている

 数日前 薪割りをしていたとき視野を通り過ぎる影をみて 蝶と解った

ツバメ返しではないが向きを変えるときにチラッと見えた茶色に銀色の文様

風も無い今朝 バラの根回りに敷いたコモに何か動いている

ウラギンヒョウモン ポケットのデジカメ 口吻の動きをとらえることができない

ワラからミネラルを補給しているのか ゼンマイバネを延ばしては丸める動きが速い

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朝の日課 裏山徘徊

2015年05月22日 | 日記

5月22日(金)  晴れ  冷たい空気  乾いた風 過ごしやすい一日

 快晴ながら低気圧の通過とかで上空は不安定な雲の動きが

近頃の浅間山はおとなしいと思ったら ニュースで不穏な動きを伝えていた

裏山ではヒトリシズカの次 フタリシズカが丈を伸ばし蕾を見せ始めた

アマドコロも緑のつぼみを白い花に変え夏モード 野の花も夏を迎えている

葉の下に花をたわわに付けているが上から目線には姿を明かさないアマドコロ

草の葉に止まったガガンボ 寝ぼけているのか動く気配はしない

ぐるっと廻りシャッターを押すが動かない 更にレンズを近づけると触角を延ばした

次に ハネビロハナカミキリも動く気配はない 目だけが光ったように見えた

地面近くの虫たちに気を取られていると 目の前にツリバナが揺れる

次に目に入ったのはタニウツギ? 薄い黄色の花 既に花期は終わりか

日の出時刻から2時間の徘徊 朝飯もそこそこに最後の薪割りに臨む

タワー4本になるかとスペースを確保したが 残りは少なくなった

マキ材はいらないか? と声が掛かったが 少し様子をみよう

作業は午前中で薪割りを終えた 辺りを見廻すと草丈が伸びている

5月の半ばに草を刈っておくとあとが楽になる

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恒例の花植 大内道竜の子広場 花壇が賑やかに

2015年05月19日 | 日記

5月19日(火)  曇り  午後からは 夏日 蒸し暑さを感じる

公園の花壇 花植えを一手に引き受けている老人クラブとふれあいネット

昨日は小諸 今日は東御へ 今年の花柄を決めて苗の購入に車を走らせた

花苗は補助金に見合う額 数は多く 秋まで咲き続け 株が大きくなるもの

欲張りな注文が多い買物だが これも人生ベテランの先輩のお達しの上

作業が終われば花壇の花たち以上に賑やかなお茶話 今年の計画はどうなるのか

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花の名 木の名 微妙な違い 所詮は人が名付けたもの

2015年05月17日 | 日記

5月17日(日)  晴れ  爽やかな一日

 ニシキギの植え込みの下で ヤブイチゲが咲き出した

この花 訪ねて来る人が  あっ“イリンソウ” ? と云う

確かに花は似ている 白いカップ状の姿から想いあたる名

遅めの時間に裏山に向かうと ここでもトリビトシラズが咲いている

白い花 木陰の中で見るとズミ?っと想った近寄ると花弁は細くシベが賑やか

道を外れ南斜面が開けたところ 急斜面を降りると大きな株の樹

初めて見るが近くにこんな姿の樹があるとは知らなかった

山の木が燃料になっていた頃 根元から伐られ再生

幹廻りにでた脇芽が全て順調に育ち今の姿を見せる

辺りを見廻すと同じような株が3つ「森の樹」と命名

 

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恵みの雨とはいかない 小雨ながら田植えがはじまった

2015年05月17日 | 宇山地区農地水保全会

5月16日(土)  雨   午後   雲間から青空

 夜半に雨の予想 雨雲の進みが遅れたようだ

明るくなってから雨脚が激しくなり 田植え機のエンジン音も消される

“水が少ないと”農業者のぼやきを耳にしたがこの雨も役立ちそうにない

早朝にTさんに新たな取組の役員をお願いするが田んぼのシロカキだとか

躰やすめはPCに向かい事務作業 しかし 久々の支払書類の作成に矛盾を感じる

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朝の涼しさはどこへ 猛暑のマキ作り

2015年05月15日 | 日記

5月15日(金) 晴れ   熱  夕方になっても変わらずの暑さ

 薪割りの腰の痛みを癒すためか 朝の散歩はリハビリモード

山を歩くには獣道をたどるのが楽 解っていながら道を外れる

アマドコロ 花はまだ白さはなく緑が全面を覆う状態 

フタリシズカ 拳のような白い花を見せるのはまだまだ先だ

カラマツのマツボックリ 持ち帰れば鱗片がバラバラになるのは承知している

ヤツデにしては数が合わない さて 調べてみるとハリギリ

センノキとも云うそうだ 名を聞いてみれば裏山にもある高木

実生で生えたものか俺の腰の丈 中を覗いて見ると名の所以が見えた

朝の散歩も僅かな時間だが汗ばむほどの暑さ 午前中から薪割りに励む

ギロチン台を移設して長さを揃える リンゴの木は堅い夕方までハリキリすぎか

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さんぽに2時間半 起き抜けの朝には躰に毒だ 

2015年05月14日 | 日記

5月14日(木) 腫れ   心地よい風  午後の陽射しは熱

いつもの裏山を直登するコースを進み鹿柵に沿って歩く

鹿たちはフェンスを直しても破り 支柱を頑丈なものに代えても折り曲げる

ぐるっと一廻りして 子守地蔵尊 六天様に手を合わせて 更に降り道を進む

降り道 頭上では松が風を受ける音に海を想う 300mほど降りると季節の花

珍しくササバギンラン そして トリビトシラズ 背丈の高いスミレ

花は小さく 花心を覗き込むと中央のシベに向かって髭が密生している

巻き道を東へ向かうと 朝陽が差し込みスミレの花を浮き立たせる

スミレの名は難しいが この種の特徴は背丈が高いのと花が小さい

葉は良く見る草ににているが 直射日光の射さない場所が似合

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農地は守られていくのか 非農家庶務のつぶやき 

2015年05月13日 | 宇山地区農地水保全会

5月13日(水)  夜半 雨  晴れ  強い風  寒い

今年度取り組む「施設の長寿命化活動」に農事に詳しい方を訪ねた

新たな取り組みに対応できるお二方を役員さんとしてお迎えしたい

米作りに必要な水と田んぼ 水は上から下へ 道は田んぼを縦横につなぐ

しかし 漏れていれば下には廻らない 道は穴があれば通れない

農業者が減れば荒廃地が出るのは当たり前 交付金で解決ができるのか

日照り続きでタブチもシロカキもできず 田植えは未定だと云う

水がたりなきゃ  ため池の水を開ければと 誰が言い出すか

穴のあいた道は通らすに 廻り道をすれば事は起こらない

国の補助金を活用 これって 役員の一部しか知らないヨ

これには参った  家にもどればシランが開き舌を見せた

 

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雨ふりの前に 朝の散歩

2015年05月12日 | 日記

5月12日(火)  晴れ   寒さを感じる朝

午後には確実に雨がふると云う 目覚めた5時過ぎには青空

散歩にでよう 裏山へ行こう 誰を誘うまでもないが長靴に手袋

急登の鹿道を足を踏んばりながらよじ登るとミヤマナルコユリが目に入る

辺りには既に花を終えた草たちが沢山群れ 木漏れ日に揺れるズミが美しい

頂上近くになると明るくなり 自然のなかにあるツツジの赤い花が一際輝く

 

 

昔 朝鮮人参を作ったと云う草原 木瓜の朱色が目立つ

誰かが野趣ある草を集めたかのように 季節を追って花が開く

集落を囲むすり鉢状の山 足下の田は水が広がり田植えはまじか

もどり道をたどると  蛇  確かに ヘビ よく見れば 心臓がバクバク

急坂を斜めに滑らし歩きなれた道へ 90分の朝の徘徊 至福 

 

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なにか 物たりなげな 庭の花たち

2015年05月11日 | 日記

5月11日(月)  晴れ   強い風  午後 風が冷たくなる

 朝一で社協に出向き 役を降りたことで書類を整え鍵を返した

トンボ帰りで 遅れおくれになっていた草刈りを実行

しかし 辺り構わずに伸びたラナンキュラス 花を見ると刈ることはできない

土手の脇では早くもチョウジソウが花を開き サクラソウも増えた株で花を見せる

しかし 姿を見た蝶はモンシロチョウだけ(寂) なぜか

虫が少ない 畑の脇で唯一赤い色を見せているカラスノエンドウ

近寄って見ると蜘蛛と蟻がいる クモがアリを捕食したのか 更に近寄る

しかし アリも自由に動いているしクモもアリに拘っていない

アリはクモを利用しているのか それとも 反対にクモがアリを

キャットミントには毎年アブや蜂が多く来る しかし 本格的な夏をまとう

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立夏も過ぎて 季節の移ろい

2015年05月10日 | 日記

5月10日(日) 晴れ  爽やかな風   午後には風が強くなる

山裾の田んぼに水は入り始めた 静かに上の田から順番に滲みていく

季節の変化が目と耳そして音で感じられるなんとなく嬉しくなる季節

初夏の香りというと甘く透き通ったスズラン 今年は花が目立つ

深紅の花びらに黄金の花心 あの花の翁の所以を風になびかせる

立夏を過ぎた季節 早足のようだが 此所では5月27日まで霜が降りる

 

植物たちは季節を忘れずにしっかりと花を開いてくれる

挿し木をした紫陽花?それとも ・  ・ ・ 名を忘れたが花を開いた

ビックリグミも大きな実を付けるとは思えない花 花心に?と示していた

俺的な季節というと 「町民活動センター」の代表を降りることができた

町社協のボランティア集団の総会も事なきに終えて新しい体制にバトンタッチ

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集落の公園 全戸参加の草削りに樹木の手入れ

2015年05月06日 | 日記

5月6日(水)  晴れ  風が冷たい  午後は一段と冷え込む

 連休最後の日 集落全戸から人が出て公園の整備が行われた

竜の子広場 として親しまれている 長野県元気支援金を活用した手作り公園

男性は草刈り機などを使い女性は鎌で草削り 男は立って女性はしゃがむ

何故か 伝統的な作業の振り分けが言葉で発することなく決められている

30本植えた桜の木もそれなりに育っているのは この年中行事の所以だろうか

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