田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

手紙もかかず 文月が過ぎる 晦日

2008年07月31日 | 日記
7月31日(木) 涼しい 太陽の下でも風が乾燥している 心地よい一に

一週間ぶりに裏山へ登った。
前回は咲いてなかった花が開き始めている。
キツリフネソウが一番花を開いている。
ピンクの外来種に圧倒され黄色の花はどんどん少なくなっているが・・・・・
先に花を開くことで種の保存が確保されるように知恵を出しているのだろうか?


少し離れた処で葉に裏に黒い物があるのが目に入ったので近寄ると幼虫だった。
一列に卵を産み付けられそのまま幼虫になり盛んに葉を食べている。
6匹の幼虫も一つだけは行き先を変えているのか後ろの方にいるのが見える。
これがどのように育って何になるのかを観察してみよう。


上の写真の幼虫のいる直ぐしたの葉にはカマキリが様子をうかがっている様に見える。
彼は幼虫を食物の対象としているのだろうか?
ここでも弱肉強食が展開されているようだ。


少しだけ降りた道沿いにホップの花が咲いていた。
数十年前この山も畑だった頃にホップを生産し出荷していたという。
それが今は自生して集落の人はヤマホップと呼んでいる。
実を集めて水にいれエキスを抽出すると花粉症に効くと聞いたことがあるが・・・・


再び上に登り右側へ回り込んでみると、そこにはテントウムシのギャングがいた。
これは“オオニジュウヤホシテントウ”が本名だが、畑の天敵でジャガイモ、ナス、トマト・・・・
畑の作物を片っ端から食い荒らし、見ればひねり潰す虫だ。
山の中でもシッカリと葉を食い荒らしているのだから畑はひとたまりもないのは仕方ないか。


庭の草を取るために外へ出たのに山に来てだいぶのんびりしてしまった。
太陽の陽射しは熱いが風が涼しい・・・・・
下に降りる途中カメムシに目がとまった。
名前を調べたら“ホシハラビロカメムシ”らしいが本の写真と実物の色が少し違う。
カメムシはアフリカの原住民盾に書かれた文様と同じように見える。
いろんな図柄あるので刺激を与えないようにカメラに納めた。


夕方まで庭の草取りをしたが、草刈機が故障してパーツを注文したら時間が掛かるという。
時間単位なら待てるが何週間も待たされるのは困ったことだ。
鎌を研ぎならが手作業で始めたが、たいした広さはできない。
夜は寒いくらいで窓を閉めた。
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この時節 うさぎは何処へ バナナ月 (哉々)

2008年07月30日 | 日記
7月30日(水) なんとなく晴 昼頃には青空が広がる 涼しい 夜窓を開けると寒い

今日(早朝午前2時半)三日月が見えるかじっと待つ・・・
東の空には星が見えているから月も昇ってくるものと確信して待つ!!
乙女座流星群が地球に接近するので流れ星が見えると云われていたが上空は雲に覆われているのでムリだろう。
山並みの上には雲があるのか?月が出てきたのは3時近くなっていた。

レンズを向けると月の明かりだけで街灯も遠くに見える地上の灯りも写らない。
三日月は俺の好きな月の形でなんとなく不安定なのだ良い。
闇夜にカラスならぬ闇夜にバナナと云うところだろうか。


午前中は役場へ電話をするが担当者が外へ出ていると云う、昨日の文書は郵送したのか知りたい。
昼過ぎに再度確認の電話をするとこれからメールを見るという!!
今まで何故役員が集まり会員の意見を纏めてきたのか・・・・
今時、「メールをしたから見てくれ」と確認の電話をしなくてはならないのか?

気分を替えようと東側の部屋へ行くと青空が広がり、白樺の葉が太陽に照らされてピカピカしている。
白い雲が一つだけ南へ流れて行くのが見え、のんびりしろとでも言いたげな雲だ。


気分を変えるために髪をカットして貰うことにする。
予約は4時で良いというので、その前に郵便局で昔の預金の住所変更をしたり、満期の手続きをした。
此処で30分以上も時間を取られカット屋さんへ着いたのは時間ぎりぎりになった。
裾を短く全体にサッパリ系にしてもらい、次の客がないからとシャンプーとマッサージを念入りにしてくれた。
ここは一人で仕事をしているので時間がゆったりと流れるのが癒しになるありがたい店だ。

家に戻ったのは6時前、Mは盆前だからと言いガラス、網戸を大掃除している。
彼女は朝から初めていたのか?家の回りのガラスは全て洗ったという(凄)
俺はバケツに貯めた生ごみをコンポストへ移し、米ぬかと土を入れて天地返しをした。
充分に発酵しているようで湿り気のある熱気が立ち昇ってくる。
近くの鉢に入れたクチナシが花を開き甘い香りを風に載せてくる。


明日は日曜日にできなかった草刈をするために道路側の土手を確認に行く。
ホッタラカシで草ぼうぼうになっているが、タケニグサが勢いよく天に向かって花を開いているのが良い。
如何にも夏の花と云う雰囲気が好きだ。


井戸の水を道の脇にある水路へ落としている近くに、赤い実をたくさん着けた低い木がある。
春には八重桜のような花をたくさん見せてくれるが、名前が思い出せない。
今年は今までになく大きな実を着けたので、一つ摘んで口に入れる甘酸っぱく美味だった。


井戸に戻り生ごみを入れるバケツ洗い、スコップ、フォークを束子で洗った。
赤い花が視野に入ったので見に行くと百日紅が咲きだしていた。
長い間、紙風船のような丸い蕾が弾けると華火のように五つの花が○く咲くのが凄い。


昨日から涼しくなっているが終末には熱さが戻るという。
今夜も三日月がでるのだろうか?
頭がか~るくなったところで 一句ひねった・・・・
この時節 うさぎは何処へ バナナ月 (哉々)
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対話して かみなり響く まちづくり

2008年07月29日 | 日記
7月29日(火) 晴 風が冷たい 午後 熱くなった ボンヤリした天気

午前中は真面目に町づくり研究会の中間報告のレジメをまとめた。
まとめたと云っても過去10回の会議の資料に目を通しながら、改めて思い直すことで時間がかかる。
完全に解決していることは1件しかないが、行政に托した案件が進んでいるかが見えてこない。
一通り終えたのは昼前になっていた。
Mは我が家のモロッコインゲン(此処ではカルイザワインゲンと呼ぶ)が大豊作なので近所に持っていったまま帰ってこない。

北側のドアから外に出ると目の前のスズランの葉に止まっていたミスジチョウと目が合ったようだ。
なぜか蝶の顔が曲がって見えた・・・・蝶は首を振ることができるのだろうか?
トンボは正面から見つめると顔をそむけるから、首を振ることができるのは判るが・・・


南の方へ廻ると此処でも同じ蝶が俺のことを見ている。
ヤブイチゲの花が終わったところへスーっと来て止まり、上目遣いになる。
今まで蝶の視線を感じたりはしなかったが・・・・・
輪廻転生ではないがこの蝶の前世は何だったんだろうか?


遅めの昼飯を採ってから役場へ行き、午前中作った中間報告書を会員へ郵送することを托した。
帰りには「ふるさと交流館芦田宿」で絵画展をやっているの見に行った。
正面の階段を上り自動ドアを入ると凄い勢いで冷たい風が吹き付ける。
『立科在住の画家たちのシンフォニー』と書かれた立て看板が目立つ。
会場には大凡40点くらいはあるだろうか?
油絵、水彩、現代風の物もあれば日本画風の物もある。
町民のなかでこれほど絵を描いている人がいることに驚いた。
客は誰もいなかったのでしばらく、受付当番のTさんと話をした。
絵が飾られている応接間気分でのんびりとした時を過ごした。
その後、SさんHさんも来られ展覧会場での談笑に花が咲いてしまった。
本来ならシーンとしている会場だが客は仲間だけなので楽しい一時だった。


昨日予定していた芦田城趾の竹を伐採する作業が午前中あった。
俺は町づくり研究会の作業のため参加できなかったが、
展覧会場で合ったHさんが大変な作業だっと話をしてくれたので帰りに見に行った。
下から見上げてもその作業の大変さが見えるようだ。
竹を切って看板がよく見えるようになったが、文字が抜け落ちているのか?
看板をかけ直さなくてはかえって侘びしさ感じるのは俺だけだろうか?


家に戻ったら4時過ぎていた。
Mが役場から電話があったという。
町づくり担当者へ電話を掛けると、郵送を依頼した文面の内容が違うという。
我々は役員で協議して書いたこと、内容に関しては「会議で語られたことが記されている」と云った。
行政と町民との感覚の違いだろうと思うが、小さな町が自立して行くには価値観を同じにしなくては前に進めないだろう。
だいぶ長い間電話で話をしたが、観点が違うのか解決には至らない。
行政人は仕事だと口にこそ出さないが、町民は好きでやってるって意識が湧くのだろうか?
進むほどに嫌気がさしてくるのは何故だろう? 
それも計算尽くのように思えてならない!!

たいわして かみなりひびく まちづくり
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辛南蛮 家中に刺激臭がただよう

2008年07月28日 | 日記
7月28日(月) 濃霧 雷雨 曇り 寒い 夜 晴

今朝は晴れていることを願っていたが、目覚めると外は濃霧
起きてから一時間しても霧が晴れてこない・・・・・

玄関から外へ出て見るとアプローチの先が霧に包まれている。
集落の集会所近くの数軒の家は全て霧の中にある。
向かいの山もすっぽりと包まれ少しだけ庭を歩くとシャツが濡れたようになる。


朝飯を摂っている頃から霧が晴れてきたが、上空には重たく黒い雷雲が被さっている。
遠くでゴロゴロと深く重たい響きが伝わってくる。
東の方は下の方にも霧が集まったのか雲海が黒く見える。
ワニのような白い雲がなぜか南から北へ流れているのが不思議だ。


やがて雷が上空まできて大粒の雨が音を立てて降り出した。
今日は8時半から町内の芦田城跡を遮る竹を切ることになっていた。
城跡に見晴台があるが、丈が伸びて用をなさなくなっている。
また、芦田城趾と看板があるがそれも下を通る観光道路から見えないので、ボランティアを集めて伐採することになった。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/b03_gyousei/12_kyouiku/mybunka/05/05.html
連絡もで今日は中止と電話が入ったのはもの凄い雷と雨の中だった。

午前中は雨で動きも取れないと云うことで身体を休めることに徹した。
そんなときMは『辛味噌』を作ると好い鍋を掻き回していた。
米麹+激辛南蛮+赤ピーマン+日本酒 これを鍋に入れて煮つめるという至極簡単なものだ。

夕べから煮込んでいたようで、激辛ピーマンは友人に頼んで作ってもらっていたと言う。
1.5kgの激辛ピーマンを使っての辛味噌作りは3回もこの鍋で作らなければならないそうだ。
今年は何本くらいの瓶を用意しているのか解らないが、ラベルは俺が作ることになるのだろう。


遅めの昼にはすっかりと雨も止み晴れては来ないが雲もだいぶ薄くなってきた。
満開に近づいた紫陽花は激しい雨に打たれて地面すれすれまで枝が下がってしまった物がある。
白から極薄い紫に変化した紫陽花は花の中央に更に色を濃くしたリボンのようになっている。
紫陽花の可憐さが一層放言されているが、これは雌しべなのだろうか?


畑に回り込むと元気がなかったバジルがあたりに香りを振りまいている。
今年はトマトの完熟を待たずに早めに収穫をして香りを大切にしよう。
1本だけ花を咲かせて種を採るためにしっかりと育つように見守っていこう。
しかし、受粉に虫が来るのを待ってのことか蜘蛛がしっかりと網を張っているようだ。


夜は町づくりの役員会が開かれ、短時間で有意義な会話ができた。
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日の出から夕焼け 田園交響曲が響き渡った

2008年07月27日 | 日記
7月27日(日)晴れ 蒸し暑い  昼 雷雨 止む 豪雨 超雷雨 虹 夕焼け

日の出と共に目覚めるように5時に携帯のアラームをセットした。
アラームの前に目を覚ましたが太陽は出ていない。
いつものように霧が立ちこめる朝を迎えている。

洗顔をしていると雲の切れ目から白い太陽が昇ってきた。
徐々に雲が薄くなり赤さを増す。
日の出時刻は4時48分となっているが、此処では5時20分に輝きが出てきた。
朝焼けは今日の天気を不安定にする兆候かもしれない。


6時に各戸代表者が集会所へ集まることになっている。
今日は『立科町を美しくする日』として全町で集落の近辺のごみ拾いと草刈をする。
草刈機に燃料を満タンにしてでかけて定刻にそれぞれのコースの作業を始めた。
ところが、途中でエンジンが止まってしまいどうしても掛からない。
家に戻りプラグを外して磨いても、チョークの開きを調整しても掛からない。
相方は既に山の上の方まで刈り上げて進んでいる。
仕方なく鎌をもって手作業で始めるが、文明の利器に頼り切った身体が悲鳴を上げ、次には弱音を吐きだした。
なんとか時間が経過し相方のIY君に詫びを入れながら家に戻り朝飯を摂った。

次は8時に集落の公園に集まり草刈と花壇の草むしりの作業がある。
公園に着くと既に作業を始めていて上に向かった崖の下までの草刈が始まっていた。


俺は草刈機が使えないので花壇の中の草むしりを始めた。
池の近くへ行くと睡蓮が咲いている。
2年前にKHさんが植えた黄色とピンクの睡蓮、黄色の花は今年は無理なようだ。
カメラを取り出して構えると蛙(ダルマカエル?)がポーズをとった。


一通りの作業を終えて解散となったのは10時30分・・・・
家に戻り身体を洗い少しだけ休憩して草刈機を修理することにした。
昼飯を終えて外に出ようとすると大粒の雨が音を立てて落ちてきた。
雷も鳴り出し予定を変更して家でのんびりとすることにした。
一度止んだ雨は再び激しく降りだし、風も強くなったので慌ててガラス戸を閉めた。
稲光が走り雨がガラスを叩く・・・・カメラを構えて稲光を掴もうとするが毎回旨くすり抜けられた。


いったん止むと再び西北の方からゴロゴロとなりだし激しい雨と共に雷が近くまで来た。
何時だったか、雷は遠くでしか聞こえないと俺が言ったことを覚のだろうか?
今日は“パカッ・バッシッツ”一瞬停電したようだ。
給湯器のガイドランプが点滅しだしている!!
暴れまくった雷もやがてだんだんと遠くへ行きだした。
雨も止み東の浅間山はボンヤリと墨で描いたように見えてきた。
西日が射しているのか雨に洗われた明るい緑が日に照らし出されている。


更に浅間山の南側には垂直に近い虹がくっきりと見える。
黒い雲の上に白い雲のが自己主張するかのように浮いている。


浅間山を隠すように覆っていた黒い雲が南へ流れると、
そこには西日に照らされた前掛け山越しに朝間の頂上付近がくっきりと見える。
激しい雨で空気が現れたのか、こんなに間近に頂上付近を見るのは初めてのことだ。
頂上は光の加減なのか雪が降ったように見える。


やがてその姿も茜色に染まり空一面に赤くなった光が反射して田圃を境にした隣の集落まで赤く染めている。
久し振りに見る夕焼け、午後の暴れた雷が詫びを入れているような空だ。


朝焼けから雷雨、そして穏やかな夕暮れを紅に染めた、田園交響曲のような一日だった。
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コメッコ体験学級 鹿の子蛾? 

2008年07月26日 | 日記
7月26日(土) 晴れ  猛暑  夕立 雷雨 

朝8時30分に我々のホームグランド、農ん喜村交流促進センターへ向かう。
第4回“こめっこ体験学級”が開かれるひです。

会場に着くと多くの子どもたちが来ていてスタッフも準備を始めていた。
9時前には全員が集まり、朝のミーティングから畑へ移動してジャガイモ掘りをしました。
ジャガイモは充分に育ち昨夜の雨のお陰で土も軟らかくほとんどが手で掘ることができました。


ジャガイモは大収穫、次は前回の作業で作った牛乳パクに植えたレタスとサラダほうれん草の収穫です。
牛乳パックの中にある土から丁寧に抜き取って根を挟みで切り取ります。
あとはきれいに洗ってお昼のサラダになりました。


外仕事のあとは部屋に入り調理実習で昼のバーベキューに使う野菜を切る作業です。
タマネギは滑るし包丁は重たい・・・・おっかなびっくりで包丁を握りなが、ナス、きゅうりと準備は整いました。
次は自分たちで育てた野菜を食べるのに、マヨネーズも手作りします。
卵黄+酢+砂糖+塩+胡椒、さしすせその順番です。
最後は酢を少しずつ入れながら泡立て器を使いました。
直ぐに手が疲れるので全員で交代で美味しいマヨネーズに歓声!!

お昼の時間にピッタリに準備が終わり、外の木陰に全員集合。
今日の食材は全て町内で採れたもの。
肉は蓼科牛町内のT牧場で育てられた最高のサーロインでした。
ワイワイガヤガヤ、“こめっこ”のお昼は全員満腹状態、お土産はたくさんのジャガイモでした。


バーベキューの間だは俺はと云うと、勿論スタッフとして子どもたちがヤケドをしないか・・・など目を光らせていました。
しかし、すぐ後ろの大きな樫の木でしょうか?その根元に黒い蝶でもないトンボがひらひらしているのに気がついてしまったのです。
最近昆虫付いている俺としては見逃せませんが・・・
全ての片付けを終えて、スタッフの反省会も終えた2時過ぎに再びあの場所へ行きました。

黒いトンボ、糸トンボでしょうか??
カメラを向けても動きません・・・胴体が緑に発光しているように光っています。
このトンボは4枚のハネを別々に動かすんですね。
向後にハネを動かすのに・・・空と飛ぶのに挑戦した人々が作った飛行機?で見たような動きです。


近くには胴体は光沢がなくツヤケシの黒でなかなかシックな姿をしています。


飛び方から弱々しくか弱いイメージです。
しかし、正面を向いたときにイメージは払拭しました。
顔つきと云うと戦国武将さながら厳つい面構えに兜を被り全く飛ぶ姿とイメージが繋がりません。


めでたく初めてカメラに納めた“ハグロトンボ”緑に光っているのが♂、黒でまとめたのが♀と云うことです。
家に着いたのは3時少し前、玄関の壁に張り付いている蝶?トンボ?をパチリ
よく見ると水玉文様の白いところは透き通っているではありませんか。
これはトンボでも蝶でもなく“蛾”だそうです。
『カノコガ(カノコガ科)』鹿の子と同じような文様があるからだそうです。


今日の昆虫のの名前は福光村昆虫記を参考にさせていただきました。
http://members.jcom.home.ne.jp/fukumitu_mura/ga_.html
この昆虫記たるや素晴らしく良くもまア こんなに集めた物だと感心するや尊敬するや素晴らしいものです。

夕方に雷雨となり熱暑の信州も一気に涼しい夜を迎えました。
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親指姫 と アマガエル なんかへんだなぁ~

2008年07月25日 | 日記
7月25日(金) 晴 風は涼しいが湿度が高く熱い 激しい夕立

昨夜の雷雨はいったん止んだが、深夜に再び降り出していた。
目覚めたときには止んでいたが、日が昇るにつれて木の葉に着いた雨滴は消えていった。

昨日まで数日間は炎熱地獄の中で辛抱していた紫陽花も、充分な雨を受けすっかり表情が変わっています。
クリイム色がかった白い蕾から空の色を淵に取込やがては全体を青に変化させる。
活き活きとして七変化の紫陽花としての姿は面目躍如を呈しています。


少し離れた処のやや遅れて咲きだした白のアジサイはブルーの筆を洗った水のような色変わっています。
ここで驚いたのは紫陽花の一つの花にすっぽりと座り込んでいる愛くるしいアマガエルがいるがいました。
親指姫がヒキガエルに氷の刃のような冷たい言葉を投げかけたため、小さなアマガエルに替えられてしまったのか?


辺りを見回すとアマガエルがたくさんいます。
緑の葉から今にも飛び出そうとする姿勢をとりながらジッと固まっています。
未だ小さいから向こう側へ飛ぶには少しだけ怖いのでしょう。


一番下の地面スレスレに咲いている紫陽花は昨夜の雨の激しさで跳ね上げられた土で花びらが汚れています。
そこへアマガエルがよじ登って順番に手助けをしているのでしょうか?
これほどたくさんのアマガエルが出てくると、どうやら親指姫の化身ではなさそうですね。


朝飯前にアマガエルに夢中になり、家にはいると朝飯はできあがっていた。
昼には友人OKさんの父上の告別式にM共々伺いました。
斎場には重々しい読経が響き渡る中焼香をさせていただきました。
ご冥福をお祈りします。
家に戻り7月1日の当ブログに乗せた『この花の名前教えてください』の花を見に行いいきました。
ブログ世界の親切さ、直ぐに答えが『ヤブラン』その後『コクリュウ(黒龍)』とメールをいただきました。
緑の葉が黒に変わる、しかも、艶がないツヤケシ黒は素晴らしくお洒落な物だと思います。
http://blog.goo.ne.jp/kana655969/d/20080701
既に花は終わり実がつきはじめていましたが、この先どのようになるか楽しみです。


午後3時からは蓼科ケーブルテレビの番組審議委員会に出席しました。
自主制作番組で町の文化財を映像に残すことを提言しました。
欠員になっていた委員に希望していた方がなられたので一安心です。
益々、充実した番組作りをサポートできれば嬉しいですね。
激しい夕立が小振りになったところで家路に向いました。
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蝶づくし 故小宮山勇樹氏へ捧げる

2008年07月24日 | 日記
7月27日(木)曇り  青空がでて熱くなる 雲は多い 夕方雷 

8月の12日から24日まで立科町「ふるさと交流館芦田宿」で写真展を開催するポスターが送られてきた。
タイトルは小宮山勇樹写真展「昆虫たちの詩」(むしたちのうた)となっている。
小宮山氏は今年の5月突然亡くなら、生前から自然を愛し虫の写真を好んで撮影していたという。


9時半頃から予定していた草刈をするべく、燃料を草刈機に入れていると玄関前に蝶が来ている。
慌てて作業を止めカメラを持って玄関へ・・・・
ところがこの蝶どうしたのか玄関マットの上に止まったまま動かない。
息絶えているのかと手をさしのべるとヒラリと石の上に移った。

べったりと羽を広げてまたジッとし始める。
だいぶ長い間だ待っていると足を動かしながら半を閉じる開く閉じる・・・・
ゆっくりした動作を繰り返していた。
図鑑で名前をしらべると“サカハチチョウ(逆八蝶)”面の模様の八が逆さに見えるからだという。
春に羽化するものと夏に羽化するものでは羽の文様が異なるという。
自らを大自然の太陽の下に身さらすときに目立つ文様を選んで替えるという。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/sakahatityou.html


サカサハチチョウの写真を撮っているときに向かい側の花壇に咲くラベンダーに蝶が来ているのを見た。
直ぐにそちらへ向かうとラベンダーの林の中を潜り込みながら終わりかけている花を探しながらなかなか出てこない。
やっと上に出てきたが羽を開いてはくれない。

“アカタテハチョウ”だろうか・・・・・
表のは文様はどうなっているのか?
やっとのことで羽を広げてくれたが顔がこちらを向いてくれない・・・・

熱い陽射しのなか立ちっぱなしでカメラを構えたまま汗ビッショリとなる。
いったん木陰に入り蝶の図鑑を見る・・・・・

木陰にはいると風は涼しく心地よい、北側の石を積んだところで休んでいるとシジミチョウが交尾している。
ヒラヒラと繋がったまま飛び次から次へ移っていくが最後にはススキの葉に止まった。
細いススキの葉は風にゆられ上下とゆっくり風に靡いているが、この二人はその揺れが心地よいのだろうか?


あまり見続けるのもおじゃまかと、西側で咲きだしたアジサイ(隅田の華)を見に行く。
腰を下ろし上から眺めてみると隅田川の花火を表したのか周りの星形の花が綺麗だ。
するとまた、さっきと同じシジミチョウが絡みながら空に登ったり急に降りたりしている。
やがて急降下をしたと思ったらアジサイの葉に止まり此処でも交尾が始まった。
種類は“ツバメシジミ”だろうか?
雌の羽にチョウンとでた出っ張りがお洒落だ。


今日は午前中だけで蝶の写真が沢山撮れた。
どれくらいがピントがあって構図がキッチリとしているのだろう?
今日のブログは蝶づくし、 故小宮山勇樹氏へ捧げたい。
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8年前の 引っ越し荷物

2008年07月23日 | 日記
7月23日(水) 晴 相変わらずの猛暑 風は心なしか涼しく感じました。

有言実行ということで今日は不要物の整理となりました。
地下室に放りっぱなしになっていたパッキン材料や諸々を徹底的に片付ける覚悟です。
開始は9時過ぎから終了は午後4時!!
珍しくも気合いが入り・・・と言うよりも場所が場所だけに室温は24℃と外気を入れている割には涼しいのです。
片付けものはジックリすることにしているため、懐かしい物に出会ってついつい時間が掛かってしまうのです。
中には東京から信州へ引っ越ししたままになっていた荷物もありました。
昼飯はザル蕎麦にデザートは少々の午睡、金曜日にゴミとして出せる物を軽トラに運んで終了としました。
軽トラにゴミ袋8つを運び流石に家の北側は涼しい風が心地よく吹いてくれました。


一休みをして5時過ぎに庭を一回り、ラベンダーは全ての花を開いて最後の見頃です。
ところが香りが終わったのか蜜がないのか虫の姿は全く見えません。
花は恥じらう蕾の頃か開き加減が虫寄ると云うことでしょう。


畑では零れ種で発芽した赤紫蘇の葉に未だ幼顔のバッタが止まっていました。
近寄って見ると何とも云えないお洒落なスタイルと脇にある文様・・・・
久し振りに珍しい物に出会ったという思いです。


再び戻って少し前まで白い花を見せてくれたオカノトラノオも花を終わりです。
花の後に小さな丸い玉を花と同じ数を付けて、この中に種が育っているのでしょうか?
あの小さな花に実がなりその中に種は幾つ入るのでしょう。


夏から秋への準備が先手必勝のように自然界で進んでいます。
東側の白樺に隠れていた、春に白い花を沢山咲かせた木に丸い実が着いていました。
今年初めてですが、今までは藤の蔓に絡まれてほとんど花も実の見ることが有りませんでした。
この木の名前難というのでしょうか?


6時を過ぎた頃に北東角のキンモクセイ脇に咲きだしたキキョウがあります。
キキョウに目を向けると花びら開き掛けている中に小さな蝶がいます。
なかなか羽の文様が見えない垂直の姿勢で長い時間が経過していきます。
やっと横向きになった処で“~セセリ”だろうと云うところまで判りました。
だいぶ立ってからシッカリと文様が見える姿勢になるとアット云う間に山の方へ飛んでいきました。
『ヒメマダラセセリ』でしょうか?
購入したばかりの「信州の蝶:信濃毎日新聞社発行」を見ると、似てはいますが少々文様が違がっています。

充実した一日の終わりに良いタイミングで写真が撮れました。
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欠陥住宅に住まう 今日この頃

2008年07月22日 | 日記
7月22日(火) 晴 蒸し暑い 風は涼しいが 夕立でも来て欲しい

朝からなんとなく湿度があるので景色がスカッとしないのがいけない。
今日は予定どおりの行動をとる決心をする。
窓を開けての寝冷えが夏風邪と思わせる気怠さを感じる。
気の精が身体に入っているのだから・・・・・
パキパキと行動をして彼女(キノセイです)を居づらくすることにしよう。

朝飯の片付けを終えたら即、テレビ信州の番組レポート仕上げることにする。
先週の土曜日午前中に放送された番組で『開け!全国の扉~信州高校サッカーの挑戦~』と云う。
青春学園物語的に見れば何ら拘ることはないが・・・・
俺自身は学校で野球やサッカーを専攻コースの如く活動することは反対なのだ。
番組のモニターは自ら希望してなったもの、少しでも作文の練習に成ればよいと軽い気持ちだった。
興味のない対象でもシッカリとレポートすることが作文の勉強かも知れないと云いながらも
文章はなかなか上達せずに字数だけが多くなるのは困ったものだ。


次の作業はMのやっている『童謡唱歌を歌う会《やまびこ》』のボランティアをすることになった。
大人のグループで歌っているところに、夏休みを利用して小学生を招いて一緒に歌を唄おうということだ。
これの募集チラシを小学校の終業式前に配ろうという・・・・
25日が終業式と聞いているが、間に合うのだろうか?
後援を町公民館にお願いに行くので今作るようにと云う。
ボランティアは『可能な限り合理的に能力を発揮し、相手の要望に応えること』だとMは云う。
まあ、其れなりに仕上げて渡した。
お近くの方は是非参加しては如何でしょうか!!


午後に俺は此処の家を建てたときから問題が解決しない、地下室(倉庫)を確認した。
今月初めに再々再々再・・・手入れをしたのにもかかわらず水が侵入してきていた。
今更水が染み出ることを止めるのは不可能だと思うが、少しでも染み出た水を乾燥させる手だてが欲しいのだ。

当初、床はコンクリートだったが、入り口から深く落ち込む(設計ミス)ので後から床を張った。
しかし、下の写真で見るように束の長さがたりなかったのか、木っ端を挟んである。
このような仕業をする大工は最低だと思うが如何なものだろうか??

湿気が壁との間を立ち上るため床板は水分を含み表まで染み出ている。
M住建はチョイ直しの連続で8年を経過している・・・・・・
何時になったら倉庫として快適に使えるのだろう。

この地下室にはスチールの棚を組み、ダンボールに入れて多くの重要な物をしまってある。
このダンボールが湿り気で直ぐにダメになる。
今まで4回も交換している。
毎回『今度は湿気でカビは生えないから』とM棟梁の答えだ。
今日も沢山の湿り気で使えなくなったダンボールをを片付けた。


このような住宅クレーム他に有りますか?
もし、最良の方法が有りましたら教えてください。
ドーデス 「宮文字住建様」真剣に対策を検討してください。
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時代と距離を 感じさせない景色

2008年07月21日 | 日記
7月21日(月) 晴 湿り気がある風が吹く 夕方 雷雲発生雨を待つが来ない

朝から身体のだるさを感じて起きられない。
夕べ遅くまで起きていたのがいけないのだが・・・・・・
町づくり研究会の役員にメールを送るのが手間取ってしまった。
俺の考えばかりで進めているような気がして、少々自己嫌悪に陥っているのか?

午前中は窓の近くに座ると心地よい風が入ってくる。
久し振りにギドン・クレーメルのヴァイオリンのCDを聞きながら本を読んだ。
本を読み始めると夢中になり本の中に入り込みすぎるのだが、最近は頭の中がいろいろ複雑に絡んでいて集中ができない。
何時か読書に没頭するために小学館 昭和文学全集全32巻を購入したが未だに数冊しか目を通していない。

午後遅めに畑に出てみたが、リーフレタスは種採りするための株が大きくなっていた。
あまり背が高くなると風で折れてしまっては種も採れなくなるので支柱を立てる必要があるのか?


近くの調理用トマトイタリア系は一昨年から続けて実生で生えた苗が育ち立派なトマトがなっている。
まだ、青いがこれも初めてのときは種を購入して育てた物、毎年最後の実を採らないで置くことがよいようだ。


離れたところにあるツルナシインゲンは一昨日全ての実を収穫したのにまたも大きくなっている。
4本しか植えてないが二人の生活では消費できないので、ご近所のK家のキャベツと交換したようだ。


畑は草も多く生えているが、この草が朝露を葉にために地面に落とすことで適度な湿り気になっているようだ。
果樹の方ではプルーンの実はまだ青いが、だいぶ大きくなってきた。
去年から成りだしたが、虫に食べられた一つも俺の口に入らなかった。
今年は木酢+酢を散布しているが、だいぶ虫にやられている。


6時近くなって西の空から雷雲が張り出し、ゴロゴロ響かせている。
夕立が来れば一瞬にして涼しくなるが・・・・・
午後からの蒸し暑さはたまらない、臍でも出して雷を呼ぶしかないだろう。


夜になってMがアジサイを活けたというので、軽井沢彫りの子机に花瓶を載せてみた。
花瓶は親が結婚した頃からあるという昭和一桁時代の物だろうか?
アジサイの投げ込みに似合設えだろう・・・・・


半世紀を悠に超えた道具に今のアジサイが輝いてるように見える。
時代と距離を感じさせない景色となった。
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故郷を語る 「まちづくり」

2008年07月21日 | 日記
7月20日(日) 爽やかな風が吹く朝  午後からは雲が広がり蒸し暑くなる

早朝 身体の冷たさで目を覚まし、慌てて窓を閉めた。
梅雨が明けたと同時に空気が乾き風の冷たさを感じる。

少々風邪気味かと思うほどに身体が怠い・・・・・
外へ出てみると花が咲き終わったハマナスが再び花を開き始めている。
近くへ寄ると沢山の蕾が見えた。
梅雨も明けたことだし雨に弱いハマナスにとっては良い条件で長く花を観ることができるだろう。


畑を覗いてみると敷き藁の下から勢いよく伸びた先にピンクの花を沢山開いている。
どのようにして此処に芽を出して花を開いたのだろう?
畑だから肥料はシッカリとあるが・・・・花の名前が判らない。


少し先の土手に登ってみると裏側には野いちごだろうか?
美事に赤く熟した実が沢山目に入った。
一つ摘んで口に含むと甘さよりも先に酸っぱさと苦みを感じた。
食用になるようならもっと良い条件の処に写しても良いのだが・・・・


朝飯の後は夜開かれる町づくり研究会のレジメを印刷した。
金曜日までに役場に持っていけば印刷をしてもらえるのだが、役員間での合意が採れていない。
メールでは送っておいたが確認の返信が来ない・・・・・

午後に外に出ると軽トラの荷台に逆さに止まっている蝶がいた。
図鑑を見ると「里山に生息して夏に多く見る蝶」として同じ文様の“ミドリヒョウモン”らしい。
幼虫のときにはスミレを食するとあるが、我が家のスミレも葉が食われているのがあるがこの蝶の栄養になったのだろうか。


3時過ぎには余りにも怠いので少しだけ昼寝をすることにした。
起きてみるとMはでかけているのか姿が見えない。
愛息Salaに聞いても無関心なそぶりを見せる。
先日、母の所へ行ったついでに貰ってきた、使い古した花台と言うのか、サイドテーブルか?
軽井沢彫りの小机が大中小とセットになっている。
http://www.osakaya-f.co.jp/
だいぶ乱暴に使われたのか、植木鉢を置いたり花瓶を置いたりした後が残っている。
塗り直せば良いのだろうが、このまま使うのもよいものだろう。


夜7時半から役場2階会議室で町づくり研究会の会議を開いた。
子育てと図書室のあり方を検討した。
当初役場へ資料の提出を願い出ていたが、簡素な規定しかなく少々気抜けした。
再度文書で確認をすることにしよう。
会議の中でこの町、立科町で育った参加者(50才代)に『故郷の思いで』を聞くと
多くの人が、野山での遊び、川やため池で泳いだ、子どもの行動に大人が口出ししなかった、近所の大人に教育された・・等々

町の子どもが元気になり大人になる、大人になるとなぜ元気がなくなるのだろう?
『子どもは地域で育む』を主目的として展開して行きたい。
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梅雨明けに 郷土を知る 歴史散歩

2008年07月19日 | 日記
7月19日(土) 晴 爽やかな風 梅雨明け 

午後2時に中央公民館集合で『芦田宿及び旧津金寺古参道散策』が行われる。
当初は4月の末に“めぐみ会”の主催だったが雨のため中止となった。
それを、“たてしな歴史研究会”と共催と云うことで今日に至った。


挨拶を終えて直ぐに歩き出し中山道にでて本陣へ向かう。
中山道第26宿芦田として本陣、脇本陣と江戸期の建物が残るが、当時からわびしい宿場だった云われている。
これには「飯盛り女」を置くことが禁じられたため、宿泊客は大名や公の者以外はあまり利用されなかったようだ。


本陣からは目と鼻の先くらいにある旅籠は門の中に蛇石と称する石があり、その石に触るとたちどころに死に至ると云われていた。
その宿には大名に同行した公にできない御方(女性)が泊まられたという。
触ると祟りがあり死に至るということに納得がいくようだ。


蛇石を覗いてからは「塩の目」「赤羽」と歩き、津金寺の古参道入り口を左折する。
今泉を通り抜けこの近くは昔のままの道が残っていて趣のある風情だ。
更に進み左脇に入って黒姫社を参拝した。


此処からはR254を少しだけ歩いて権現入り口から野球場の手前で小休止をする。
万歩計では4500歩くらいか・・・・・、木陰にはいると風が冷たく感じた。
ここは柳大門と云い昔、津金寺の山門があり仁王があったという。
その仁王も屋根もないところに置かれていたので荒れてしまったのが現在の津金寺山門に置かれている。


此処からは山部交差点のローソンの北側を歩き国道の下を潜って中山道入り口に着く。
更に正明寺の脇を通り鳥居井戸を見学する。
井戸は現在は使われていないが辺りは圃場整備がされたため水系がだいぶ代わってしまったようだ。


此処からはまた芦田宿へ向かい金丸旅館を見学して役場南西角にある元の芦田小学校の門柱につく。
門柱の脇には小学校校歌の碑がおかれていた。
また、この町を担った土屋省三、柳沢徳太郎の碑も荒れた草むらとしだれ桜に隠れ哀れを感じた。
なぜ、綺麗にしておかないのだろうか?
役場の庭に移設しながらも管理がなされない状況はこの淋しい。


今回は20名前後の申込をを想定して18名が参加、歩きやすい人数となり竹花初雄先生の説明も良く聞き取れたのでよかった。
一番上の写真にある冊子は竹花初雄先生自ら編集、製本していただいたもの、再度手にしてじっくり歩いてみたい。
歩数5600歩、梅雨も明け爽やかな風が吹く中楽しい学習会となった。
次回は9月隣町望月城趾、天来記念公園など半日を掛けての学習会としたい。
今日の催しには会員以外の方も参加して新たな交流ができたのがよかった。


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穂含の 満月に見る すかし雲 (哉々)

2008年07月18日 | 日記
7月18日(金)曇り  雨   午後 晴れ 雲は多いが青空が見える

早朝3時15分に寒くて目が覚めてしまった。
窓を開けたまま寝てしまったのだが、こんなに気温が下がると思わなかった。
目が冴えて起き出すには早すぎるし眠くもない・・・
ウトウトしていると6時を過ぎていた。

午前中は小学校で芝居が上演されるのだが・・・・・
町づくり研究会のレジメも仕上がらないまま芝居を見に行くのも気が引ける。
結局、家にこもりなんとか「環境フェアー」の叩き台を書き上げたのは昼過ぎだった。

昼過ぎに雨も止んだので外へ出てみた。
アジサイは雨に打たれ美しさを倍加している。
この花が終えたら直ぐに剪定をして来年は高さを低く抑えたい。


南側へ周りキキョウの咲く処に目をやると白いのが咲きだしていた。
毎年思わぬ処に白い花が現れるが・・・・・
今年はその場所をキチンと記録してみよう。


植木鉢で咲いているアマランササスは初めの茎の途中から次に咲く花が顔を出してしまった。
心なしか上に咲く花を栄養を摂られているのか数も少ないし元気がたりないように見える。


ヤブイチゲの花が終わりトゲトゲの実が目立つ頃になっているが、一本だけ花を開いている。
奥手なのだろうがヤケに目立ち凛としている姿がよい。


このアズマイチゲ(訂正:ヤブイチゲ)が一面に広がっている中に
一本だけネコジャラシ(アキノエノコグサ)が穂を突き立てている。
これを取り除かないと来年はこぼれた種で大変なことになりそうだ。
もう少し、楽しんで種になる直前に摘み取ることにしよう。


遅めの昼飯を摂るために家にはいるが・・・・
Mは友達の見舞いに行くので遅くなると云っていた。
昼飯は自分で好きなように作ることにして、きゅうりが沢山あるので“南蛮漬け”にした。
南蛮漬けとは云ってもキュウリを玉切り(丸太)包丁で叩き、キムチの素にごま油少々を混ぜるだけだ。
それに熱々のご飯に“めん茶房つたや”特性の『南蛮肉みそ』で食した。
全てが辛い物でまとめたみたいなので、食後には牛乳を暖めてゆっくりと呑んだ。
モノの5分ほどで昼飯の仕度ができて同じ時間で食すというインスタント昼飯は一人の時こそ美味く感じる。

3時過ぎに裏の石積みに咲く“カレープラント”を見に行く。
蕾の状態で3週間以上は待たせただろうか?
花は開いているが小さな管のような花が沢山集まって丸い形を作り上を向いて咲いている。
小さな花だが、植物全体はシルバーで初めの香りはカレーその者だが、奥深い微妙にエスニックな香りを漂わせている。


6時頃にMが戻ってきた。
お見舞いに行ったのか、沢山の野菜を貰ってきたようだ。
夜7時過ぎには満月が向かいの山から昇るのだが・・・・・
雲が多く切れ目からなんとなく月の光がこぼれている。
だいぶ昇ったところで僅かに雲の切れ目に丸い月が姿を現した。
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今年最高の熱さ 32.2℃信州立科町

2008年07月17日 | 日記
7月17日(木) 靄  晴 猛暑 あつい 曇り

朝から気温が高く風がない、外の景色は昨夜の雨のためか靄っている。
太陽もボンヤリしているが徐々に蒸し暑さが増してくる。

予定どおり久し振りに庭の草刈と畑の整理をするために外へでる。
初めっから熱風と夏の光に襲われた。
先ずは庭の点検と思いカメラ持って階段を下りると直ぐ目の前にシジミチョウが石に止まっている。
幾ら待っても羽を広げてくれない・・・・・ヤマトシジミなのだだろうか?


少し先へ行くと草の中にモンシロチョウ?
花に一際目立つハートの形のような文様がある。
早速本で調べてみると『モンキチョウ♀とあり、♀は白と黄色があると云う』
何気なく見る蝶もなかなか奥が深い。。


ラズベリーは収穫をしようと思った矢先大雨に打たれ多くの物がダメになっている。
手前のブラックベリーはこれから熟すので雨に当たらないことを祈るのみだ。
ここに近づくとアマガエルがこちらを向いていたのでカメラを近づけるとクルッと後ろをむいた。
丁度そこにブラックベリーの青い実があり昆虫の目のようなので蛙は驚いたのか固まってしまった。


一回りしてから今日の作業は第1日道路側の草刈と決めた。
草刈機にガソリンを満タンにして作業開始・・・・
北側の畑の隅から初め南の先端まで猛暑のなか麦わら帽子を通して熱さが伝わる。
スグリや丁字草を刈り取らないように慎重に進めるが野ばらの枝が伸びているのに驚く。
約一時間して終了として、次には畑のリーフレタスから玉レタスに植えかえをした。
去年の種を蒔いておいたが発芽したのは半部くらいだろうか。
余りの熱さに耐えかねてレタスからトマトの剪定をする途中でやめにした。
時計を見ると既に12時をとっくに過ぎている。
今日の外仕事はこれで終わりとした。

5時頃に再度外に出て一回りする。
1ヶ月前に挿し木にした梅香卯木は全てが順調にいっている。
根付くのは9月にならないとわからないだろう。


ムラサキシキブが咲きだしている。
梅雨が上がっても良い頃だと思うが花の方が気節を敏感に捉えているようだ。


白樺の影にノカンゾウが花を開いているが、そこには蔓性の植物が絡みついている。
お互いに野草どうしの仁義で助け合っているようだ。


熱い一日だったが今年一番の熱さだとニュースで言っていた。
夕方には黒い雲が広がってきたが・・・・夕立には至らなかった。
町役場の裏にあるアメダスでは午後3時過ぎに32.2℃もあった。
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