田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

みじかい夏 世紀末に通じるのか 楽しみがいっぱい

2011年08月31日 | 日記

8月31日(水) 晴れ  不安定な気候だが 風は涼しい

先月、7月の内科診察は待ち時間が長くなり、診察を受けないで帰ってきてしまった。そのときに、8月の注射(月1回)と9月の第4水曜日の診察の予約をお願いした。8月の最終水曜日と理解していた今日、内科に注射の伝票をもらうため、窓口で鄭重に申し出ると、看護婦から「先週でしたね」と即答された。

俺の勝手で診察を受けずに帰ったのに ・ ・ ・  と云うわけで今日は病院ではおとなしく小さくなって注射をしてもらい、先月分の費用共々支払いを済ませた。待たされる病院、狭い、と人が云うが、俺にとっては、益々親近感を持ち無くてはならないものとなった。 

帰りには役場により書類を受け取ってから、社協で9月4日に参加する防災訓練の打合せをすませた。

家にもどり雨が降る前に庭を一廻り、白樺レストランには珍しく大型のカミキリ虫 ゴマダラカミキリが来ていた。

顔をしっかりと写そうとするが上手くいかない。触覚が太くゴツいのがジャマになるし、俺を危険と見なしアゴを引いているように見えた。 

季節を先取りした彼岸花、昨日のブログに掲載したのは裏山の上から見下ろしたものだが、今日、改めに畑越しに見ると確かに枝に囲まれて日照時間は少なく感じたのを納得した。 

季節を先取りするの花もあるが、今年の異常はヤマボウシの実が鈴なり(上に向いているが) になっている。ツブが大きく今までになく美味そうに見えるが、実際に口に入れるとそれほどでもない。

木の実が沢山なると云うことは自然環境に変化があったのか、それとも近い将来危機的なことが起こるのを予知しているのだろうか? 

確かに夏に入る前に大幅な剪定したサルスベリが今年も花を見せた。花を諦めるつもりで、ばっさりと切り詰めたのに8月の末になって咲き出した。自然界は“マヤ歴が終わる日”を確実に知っているのだろう。

2012年12月とされているが、実際には2011年10月28日だと断言するスエーデン人の医学者がいると云う。名前を覚えることは出来なかったが、一年早いのだと云い、しかも、12ヶ月早くなる計算結果が出たというのだ。

 

俺はいつ世紀末が来ても良いと云うように、夏に入る前から秋の装いを見せているナツハゼと話が出来れば、自然界の用心深さが理解できるのだろう。 

世紀末でもマヤ歴の終熄でも、ハルマゲドンでもどんと来いと言う、立科町環境フェアは実行委員の面々、意を介さずに前に向いてイメージカラーは“みず色ね イヤ 空いろ”などと楽しくやっています。本番は10月2日(日)町の権現山室内運動場(ゲートボール場)ですが、室内だけではなく、駐車場では電気自動車の試乗会もあります。これて、ラクータでない本物の電気自動車ですヨ、その他にも町内の環境仲間、地産地消の美味しいとこ、などなど山盛りです。

 

斯くして実行委員長F君は“エコ転車”で頑張っております。オーエン

2011年8月 異常気象と云われた短い夏

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出会いの多い一日 初めてのことばかり ワクワクする

2011年08月30日 | 日記

8月30日(火) 晴れ 心地よい風  午後には薄い曇が張り出す

久しぶりに裏山に登る。昨夜はNHKのテレビ山田風太郎特集の深夜番組を見てしまった。今朝3時にベッドに横になったが、語られた天皇のヨーロッパ旅行に対する彼の言葉、何回も思い出され寝付けなかった。しかし、6時の有線放送が始まるときに散歩に出た。目覚めが早いのは、加齢(ハヤイ)のためか、緊張感か定かでないが裏山を訪ねたくなった。

いつもの道ではツリバナが大分大きくなり、弾けて中の赤い実が顔を出すのも時間の問題だろう。カメラを向けて覗き込むと、バックにホウの木の枯れ葉か、茶色の大きなものが重なる。 

 

ジャマなので取り除こうと近づくと、蛾だ。太い腹に毛が生えていた大きい、前に絹織物の資料館で見たミドリの繭を作るガだろうか? 

裏側に回りを覗き込むとガラスの丸窓が前と後ろに一つづつある。図鑑を調べるとウスタビガ(薄手火蛾)となっている。晩秋に羽化するとあるが、ここは標高(900m?)が多少高いせいもあるのだろうか? 顔をUpで写そうと枝を少しだけ動かしたら落ちるように瞬間的に姿を消した。

この道はこの秋には獣除けのネットを張ることは前にも書いたが、まだまだ山野草が当たり前に咲いている。陽当たりの良いところではヒヨドリソウが花を開きだしていた。 

獣(鹿)除けネットを張るところで、春にはイカリソウ、ヒトリシズカ、フタリシズカが咲くところでは草刈り機で頭を切られたヤマオダマキが下の節から花芽をだし、健気な姿を見せるが、他の草花もほとんどが、盆前の道普請で刈られている。 

ウスタビガをもう一度見たいとツリハナの木があるところ、陽当たりのないところを歩くと、ヤマオダマキが無傷で咲いていた。北側の斜面では9月の10日頃にも花を見ることができるので、ここで増えてくれれるとうれしい。 

山を下りいつもの白樺レストランを覗くと、ヒカゲチョウ、カナブン、蜂少し離れて、サトキマダラが何時ものように相手を牽制しながら樹液を吸っていた。隣のハナモモの枝におかしな格好をした虫がいるのを見つけた。

はじめはトンボが何か捕まえてるのかと思ったが、更に近づいてカメラを覗き込むと、アオメアブがヒカゲチョウを捕食していた。アブは見るからにどう猛で愛嬌を持たない虫と理解しているが、この場はどうすることもできない。自然の摂理なのだろう。

最期まで観察をしてやろうとレンズを近づけると蝶を抱え込んだままブーン と音をたてて飛び去った。 

朝飯を摂って片付けを済ませ、予定の草刈りを始めた。畑の草を刈、道路にでて下から太陽光パネルを廻り、白樺レストランの東側、更にバイカウツギの植え込みに沿って東の崖、そして石積みの上を刈ると予定が全て完結する。草刈り機を満タンにして畑は瞬間的に終わったが、熱い ・ ・ ・ 炎天下に激しい作業は禁止と素早い決断を下し、涼しい風が吹く石積みの間の草取りをしようということになった。

草取りを始めるとタニウツギに止まっては飛ぶスミナガシがいる。この蝶はタニウツギは食草ではないと思うが。 

石積みの草取りも陽の当たる処ではキツい、場所を移して日陰へ移動する。此処にはキンミズヒキと普通の赤白のミズヒキがある。キンミズヒキは黄色い花が茎に螺旋状に沢山花を着ける 

赤白ミズヒキは小さな芥子粒のような赤いテンテンが花として開くがほとんど花を見る人はいないだろう。 

しかし、タイミング良く花が開いていると時に出くわすと嬉しい。ルーぺで見た方がよいと思うほど、花が開くとめでたいミズヒキと云うことが判る。 

赤い花で時期がおかしいのは、曼珠沙華が花をひらいていた。一般的と云うか、いままでは彼岸が終わってから花が開くことが多かった。しかし、今年は何故だろう。 

 

裏山から下を見ると此処はシロハナヤマブキが実生で繁茂し彼岸花を囲むようになっている。そして、周りにはドクダミが増えて陽当たりも悪い。日照時間が少ないので8月の終わりに花を開いてしまたのだろう。

久しぶりに浅間山が一日中見えていたが、午後は薄い曇が張り出し、明日の天気は良くないことを表していた。

石積みの草取りも半分くらいできた

草もいろいろある 虫やカエルにも云いたいことは有るだろう

俺は彼らの云うことを理解できないが

無理強いするするようなことはしたくない

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リンゴドクガに愛おしさを感じる 青空と冷たい風 待望の秋 

2011年08月29日 | 日記

8月29日(月) 晴れ  午後から心地よい風  日没が確実に早くなった

久々の晴れ、草刈りの予定だったが、この処のシャックリ事件で少々気おくれしている。腹筋を使う作業は見送ることにして、今週土曜日に中学校の廃品回収に出すダンボールや新聞紙・雑誌をまとめることにした。

作業の前に庭を一廻り、柿の木の下、菊が花芽を見せ始めた近くで妙ナルモノを発見。妙なると云うか、明るい黄色・美しいツノ・そして、毛虫らしからぬ可愛さがある。

歩くと云うよりも移動する早さはそれほどでもなく、ツカツカやモゾモゾでもない。前方の黒いのが頭だと思っていたが、前後にツノが生えている。風で草の葉が動いたときに地面に接触すると丸くなった。不思議な毛虫だ ・ ・ ・ 丸くなって動かないので、急いで家から“イモムシハンドブック”を取ってきた。調べてみると『リンゴドクガ』とある。

俺が戻ってきたときには少しだけ動いていて、自分の身体の色と同じような黄色い枯れ葉の上にいた。イモムシハンドブックを見ると「刺激を受けると背を丸めて黒色の横帯を見せる」とある。今は黒帯ではなく、オレンジ色の二股に分かれているもの、レンズを近づけるとYの字型ではなく、魚を捕るヤス(手銛)のような三本形だ。

リンゴドクガについて詳しく書いてある「衛生動物たより」が公開されていた。興味のある方は是非  

http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000064/64979/HP026.pdf

 また、「イモムシハンドブック」は見ていて楽しくなる。嫌な毛虫も愛嬌があるように見えてくるし、イモムシが俺たち“人”を見ると同じように見えるのかもしれない。http://www.bun-ichi.co.jp/

 リンゴドクガに時間を取られてしまい、ガレージに運び出したダンボールは急いでツブシて平らにして、紐でしばり軽トラの荷台へ運んだ。生花が送られてきたダンボールを眺めていると、急に冷たい秋風、秋からは燻製を志す、ダンボールは最適の材料だということを思い出した。 

遅い昼飯を済ませて、今度は物置の整理にかかった。しかし、この作業をしている間も庭に来ている蝶が目に入る。目線に入るニラに来た。花の季節が長いニラ、いろいろな虫や蝶がきている。ヒョウモンチョウだろうが固有の名は判らない。 

手前の花に移ってきたので表の翅をパチリ、前にも来ていたクモガタヒョウモンだろう。 

畑にでたついでに白樺レストランに顔を出してみると、常連のサトキマダラが来ていた。彼はおとなしく一頭か、同種の蝶で樹液を吸う。  

 

 

幹の上では樹液の坑で先に来ていたらしいカナブン、お追い払おうとキタテハが盛んに攻める。この勝負はキタテハは小型で翅の力もたたき落とすには弱々しい。

赤とんぼが心地よさそうに陽の光を虹色に受けて、一段と涼しくなった風を交わしていた。これからは蜻蛉の季節となる。 

蜻蛉はの模様だけではなく、胸の脇の紋様で種類がキマルらしい。 アキアカネもあればナツアカネモもあるという。蜻蛉はこうしてを休めていると思うと、急に飛び立つ。飛んだ先を見ると他のトンボが縄張りをジャマしに来たようだ。秋の風物詩 赤とんぼ と気楽に云うのは人の勝手なようだ。

物置の雑誌や新聞を軽トラの荷台に運び込んでガレージの物置はだいぶ空になった。しかし、ここにはMの車のタイヤが入れてある。もっともガレージは彼女の車用のものだから当然だろう。しかし、その他のモノには俺のお宝がしまい込んであるのだから、だから ・ ・ ・ 

太陽がだいぶ西に傾き日が短くなったのを感じる。一休みということで、畑の脇で夏休みをしていたミニバラ“バレリーナ”が咲き出した。町のSさん宅から枝をもらい挿し木をしたのだが大きくなった。

同じ処にあるミニバラは、俺が勤め先の玄関脇にあるのを枝ワケした苗を貰ってきた。名前は“モツアルト”と云う。 

 

畑の真ん中で大きくなったコスモス、7月中頃に背が伸び始めたので下から切った。そうでもしないと7月には咲き出してしまう。コスモスは菊と同じ、日照時間が少なくなると花を開くと思っていたが、この頃は、秋の気配もないのに花を見る。立秋が過ぎた頃からボチボチ花を見せてくれるのが正しいコスモスだろう。

 冷たくなった風が知らせてくれた 本格的な秋が直ぐ近くまで来ていることを

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水で腹が一杯になった でも シャックリは 止まらない

2011年08月29日 | 日記

8月29日(月) 曇り  やや蒸し暑さがある 風はつめたい

このところシャックリが止まらない。止まらないというよりも断続的にでる。出るたびに水をゆっくり呑む 口の中に水を含んで 呼吸をゆっくりと そして、空気を腹一杯に吸い込んで 腹を膨らましたまま 静かに水を飲む。

予想しないときにシャックリがでると大きな声と云うより音を発する。電話で話をしているときや、玄関に人が訪ねてきたときにでるのが困る。喉の奥の方でシャックリが来ることを察するが、確実に来ると云うわけではないのが困る。

土曜日の午後は町の「町民福祉促進大会」なるものがあったが、会場でシャックリがでたらどうしようとなるべく人と離れた場所にいた。緊張していたためか、1回だけで治まったのはありがたかった。

ことの起こりは金曜日の夜中、云うか土曜日の夜半に激しいシャックリで目が覚めた。寝ていてシャックリがでるのは始めてだ。このときは寝ぼけたまま防御姿勢も取らなかったために、腹筋や背筋が痛めつけられた。朝方まだ暗いころに起き出してコップの水を飲んだ。一杯飲んでも止まらないで、こんどは氷を入れて冷たい水を口に含んだが結局は朝までシャックリは止まらなかった。

今はシャックリが来るのが恐ろしい、喉の奥もヒリヒリする。くしゃみが止まらないというのも困るだろうが、シャックリもたいへんだ。腹筋に神経を集中させて、大きな声を出さない、笑わない、不用意に熱いお茶などを飲まない。

緊張感を持つことでシャックリが出ないと言う。昨日の夜に「たてしな環境フェア実行委員会」の準備会なるもに招集されたが、ここではシャックリがでなかった。緊張したわけではないが ・ ・ ・ 

今朝になって気がういたが、腹がヘコんでいる。シャックリの効能だろうか

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モウカル床屋 当たり前の話だが カミヲキル

2011年08月26日 | 日記

8月26日(金) 夜半の激しい雨 断続的に雨がふる 蒸し暑い 青空

予定では草刈りをすることになっている。深夜の激しい雨も止んでいたが朝飯を摂っていると再び雨が降り出した。激しさはないが、ゲリラ雨にはちがいない。予定の草刈りはムリということで、予定を変更、町のY床屋へ電話をする。10時からできるということで、野暮用を済ませてから少し前に店に入った。既にカットをしている客も知り合い、ここにくるといろいろな人に会えて、まったくの個人の立場で話せるのがよい。

昼から草刈りを考えていたが、家につくなりに雨が降り出した。またも、予定を変更して、先週の会議のメモを読み直し整理をしてPCに打ち込んだ。

3時を過ぎると陽射しがでてきたので、カメラを持って外にでた。白樺レストランにいくと、コジャノメ蝶が幹の下の方で樹液を吸っていた。白樺の幹に坑を開けたのはだれかわからないが、そうとう切れないドリルで開けたようだ。カミキリ虫かスズメバチ?カナブンか 蝶はこのような開け方はしないだろう。 

微動だにしないで樹液を吸っていたので周りを見廻すと、無花果の葉に滅多に翅をひろげないコジャノメがいた。シャッターを押してから葉を見ると既に蝶の姿はなかった。 

再び樹液を吸っているところに行くと相変わらず同じ姿勢でいる。彼らはどのくらい吸い上げる力があうのだろう。ここには蟻もカナブンもいないので安心しているようだ。 

畑の中のヒマワリを見に行くと蜂が沢山きている。この花のどこに蜜があるのだろう?レンズを向けると手を合わせて拝むような動作をした。ハエの仲間?それともアブなのだろうか? 

雨が降り出したので家に向かう。一段高いところのムラサキシキブの葉がだいぶ虫に食われている。もしや、蝶の幼虫でもいるのかと覗き込むと蛹になる準備をしているイモムシがいた。 

近くの葉に着いている虫を見ると吸盤のような二本の足で吸い付いているようだ。図鑑をみると蛾の幼虫らしく、似たイモムシはイボタガが書いてる。果たして何になるのだろうか? 

一頻り降った雨は通りすぎたので、ムラサキの花のムクゲを見に行く。この樹は花が開いた時花びらが虫に食われていて輪郭が整わないのがある。ツボミを見ているとカミキリ虫がしっかりと抱きかかえていた。 

美女と野獣とでも表現できるような姿だ。顔は愛嬌がある表情をしているがゴツい。前に薪材のところで見たゴマフカミキリだろう。彼がツボミを食っているのか?近づいて覗き込むと、ツボミはまだ傷はついていなかった。 

 

寸暇を惜しんで草刈り と活きたいところだが ・ ・ ・今日も予定は未定だった

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花も鳥も秋 カエルも空を飛ぶ

2011年08月25日 | 日記

8月25日(木)  夜中には激しく降る  一日中 断続的な雨

この所 連日雨、夜中に降り朝に止む、そして午後から雨、断続的に雨期のような天気が続いている。しかし、少しでも動けば湿度の高い空気が身体に纏わり付き汗がでる。

中途半端な季節だが、自然界では秋に衣替えを始めていた。庭のシュウメイ菊も初めての花はピンクのものだった。まだ完全に開いてはなく、雨に打たれるのを避けるように中開きとでもいうのだろうか。

遅めの午後には東側の荒れた草むらでは葛の蔓でモズが雄叫びを上げていた。モズは枯れ木で ・ ・ ・ と云うには季節が早く秋が近づいていることを察して縄張りを意識し始めたのだろう。

桔梗は秋の花と云うイメージがあるが、既に花は終わり花びらが落ちた代わりに、未だ色つきがたりないアキアカネがとまっていた。 

朝方、まだ夜明け前のことだが、猛烈な雨音で目が覚めた。雨が屋根に落ちる音よりも、東の草むらに蔓延る葛の葉にあたる雨音がバサバサと激しく響いていた。日の出時刻には東の空は明るいが相変わらず雨は激しく降っていた。 

午前中は9月4日に行われる町の防災訓練に伴う、災害ボランティアセンターの炊きだし訓練の打合せに出かけた。社協の職員も入れ替わっていることもあり、初心に返り準備を怠りなくして、災ボラセンターに登録している町民と、しっかりやろうということになった。

家に戻ると12時になっていたが、再び雨が降り出してきた。庭も白のムクゲの花だけがめだつ、地面を見るとだいぶ草が伸びてきた。午後の予定、草刈りはオアズケとなってしまった。

昼飯を終えて、北側の部屋の窓から裏山を見ると、クルミの大木に沢山の実(胡桃)がなっている。この木はオニグルミで房状に実がつくのだが、ほとんど虫にやられている。中央の三つ重なった実を見ると、何かがいる。 

レンズで近づけて見るとアマガエルだ。しかも、しっかりと目を据えている。

胡桃を守っているのか、下に降ろしてくれるのを待か ・ ・ ・ しかし ・ ・ ・ ここへどうして登ったのだろう?

大きな蝶を餌にしようと飛びついたところ、身体ごと持ち上げられ胡桃の木の上まで運ばれてしまったのか?

 

絵本にあるようなことだが、空飛ぶカエル 不思議が一つ増えた  

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オオムラサキ 色褪せ 翅やぶれても 国蝶なる所以

2011年08月24日 | 日記

8月24日(水)  晴れ  久しぶりの爽やかな青空  夕方には曇が広がる

昨日の下翅が緋色の蝶か蛾が気になる。先ずは名前を調べようとネットで探し、蛾の仲間だと云うことが判った。チョウ目ヤガ科シタバ亜科 “オニベニシタバ”と云うそうです。

詳しくは右記サイトをご覧頂きたい。http://www.insects.jp/kon-gaonibenisitaba.htm

今日の午後遅く白樺レストランを訪ねました。すると、昨日オニベニシタバ が樹液を吸っていたところに“オオムラサキ”です。はじめはこの姿を見て、オオムラサキ?と疑問を持つほど、ムラサキは色あせ、翅は傷ついた姿を見せていました。

この姿をみて樹液のでる坑を求めてヒョウモン蝶、クモガタヒョウモンが飛び込んで来ました。オオムラサキは目を剝き触覚と口吻で追い払います。 

クモガタヒョウモンを一喝し、蟻の攻撃をかわしながら口元に集中しているとき現れたのは、スミナガシ、赤い舌を見せて果敢に樹液を奪おうとします。

オオムラサキは力を振り絞り、翅を広げ、スミナガシを扇ぎ飛ばして撃退です。 

しかし、そのときに足下を数匹の蟻に襲われ、転げるように下に落ち葉陰に消えました。こんどはスミナガシが蟻との攻防です。 

直ぐ下ではコガネムシとクロヒカゲが樹液を求めて枝の付け根に纏わり付いています。 

夕闇が迫ったころ、スミナガシも蟻も姿を消した樹液の壷、サトキマダラ蝶が独占していました。

辺りが暗くなりかけた一時ですが、葉陰では静かな時を過ごすジャノメチョウのカップルがいました。

オオムラサキの傷ついた姿、日本の蝶として何かもの悲しさよりも、今の日本を一人で背負っているように見えました。あのときのオオムラサキの初々しい姿は、何処へ行ってしまったのでしょう。

http://blog.goo.ne.jp/kana655969/d/20110712

午前中は役場に出向き、不可思議な施設の在り方にもの申すと云うことに時間を取られ、よい方向に向かうことを由としながらも、なにか心晴れない一日でした。

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蛾か蝶か それとも 繁盛な白樺レストラン

2011年08月23日 | 日記

8月23日(火)  雨   曇り  午後には陽が出る 夕方は重たい曇

昼過ぎに白樺レストランをのぞくと何時ものように閑古鳥が鳴いている。二本目三本目と見廻しながら4本目まで来て驚いた。

驚いたのは白樺の樹皮がフワッと広がったのだ。しかも、俺の目の前で赤い文様を見せた。翅の模様から直ぐに蛾だと思い、どうせ飛ばないだろうと覗き込むとパッと機敏な動作で飛んだ。

一端白樺の林から出と思ったら直ぐに方向転換して直線的に少し高いところに止まった。そこには緑の大きなカナブンが樹液をむさぼっている。周りにはサトキマダラヒカゲや頭の青いアブ、大きな蟻も樹液を狙っている。

蛾か蝶か定かでないが、アオカナブンに近づき花をブルブルと振るわせて威嚇をする。このときに見えたのだが、口吻が赤く螺旋状になっていて蝶と同じように見える。また触角は長くはないがそれなりに蛾とは違うように見えた。

 翅を振るわせながら頭を下げてアオコガネに向かっていく。足も膝まではケムクジャラでボーダーのハイソックスをはいているように見える。アオコガネの後ろの蝶がパッと飛び立ったと思ったら、この蛾だか蝶だかも姿を消した。しかし、この白樺の、樹皮の化身のような“蛾か蝶だか”の名前はなんと言うのだろう。俺の手持ちの図鑑には載っていない。

何方か “蛾か蝶だか”の名を知っているかた 教えてほしい

アオカナブンだけは残っているが、彼は木に坑開けたところに頭を突っ込んでいる。こんどはスミナガシの攻撃にあっている。スミナガシは口吻と触角を使いながら後ろから攻める。

後ろからではラチが開かないと見えて、こんどは腹の下に口吻を差し込んでいる。蝶の口吻は象の鼻と同じと思っているが、案の定、彼は口吻でアオカナブンをすっ飛ばそうとしているようだ。

腹の下がだめならこんどは足は払いを掛けている。青い目玉が異様に鋭く殺気だっているように見えた。

一瞬だが、アオカナブンが片足を上げたと見えたとき、アオカナブンとスミナガシは飛んだ。両方が木から離れたのを見たが ・ ・ ・ 一瞬どこへ落ちるかと見たが、アオカナブンは地面近くまで落ちてから重そうにを振るわせて飛んでいった。

見上げるとスミナガシは勝ち名乗りを上げるように翅を広げ、上下させながらゆっくりと樹液の坑へ歩み寄っていく。

万歳をするように翅を高く伸ばし、口吻を樹液のでる坑へ差し込んで行く。

白樺レストランがいつの間にか大繁盛をしているが、来年には新しい白樺を植えた方が良さそうだ。そろそろ雪の重みで虫たちに提供した樹液の坑から折れるかもしれない。

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獣から畑を守る 獣除けネットから山野草を守る手立ては

2011年08月22日 | 日記

8月22日(月) 朝方まで降る 冷たい風 少しだけ青空が覗いた

涼しいと云うのには夏の暑さを忘れさせるほど雨の日が続いた。朝の室温は17度と半袖シャツを着て直ぐに、長袖に着替えたほどだ。

昼前に雨も上がったので久しぶりの散歩。庭の錦木では虫の仕業か、秋の先取りかは定かでないが、赤く色づく葉には水玉模様に緑を残している。

山との境に植えた、園芸種のホトトギス、今年は沢山の花を見せて呉れそうだ。

裏山に登るのをいつものコンクリート舗装の道を避けて、雨水を含み落ち葉の積もった道を登ってみた。ダルマハギが一つだけ咲いていたが、例年だと足の踏み場に迷うほどだが、季節が早いのだろうか?

濡れた道をジグザグに登り、いつもの堰掛(センゲ)にでた。ここは45年くらい前まで宇山堰と云う農業用水が流れていた。今では埋設したパイプを流れているが、上は軽トラが走れるようになっている。この堰の話は地域の物語となって語り継がれている。http://www.town.tateshina.nagano.jp/gaiyo/81/000246.html

下の写真の右に黄色いテープを結んだ棒が建ててあるが、この秋には此を境に道に沿って鹿除けフェンスを張ると云う。作業にあたるのは集落の男衆なのだが、俺にとっては少々悲しいことにつながる。

明るい所にでると既に道沿いの木は既に倒されていた。ここでは早春にアカハナイカリソウ、ヒトリシズカ、フタリシズカが花を見せてくれる。また、初夏にはヤマオダマキがランプのように可憐な姿を見せる。そして、早朝や夕方に歩くと必ずキツネやタヌキに出会う。鹿対策で仕方がないことだが、山野草はその時代の変化にも負けないで、来年の春に花を見せてくれることを信じている。

道の山側にはツリバナが実を開く準備をしている。丸い実はだいぶ大きくなり弾けると赤と黄色、春の花よりも目立つ姿が楽しみだ。

この山ではタラの木も多く、今は盛んに花を見せてくれる。山菜採りの季節にはその姿が目立たないが、今では明るい色があちこちで目立つ。気をつけないとヌルデ(うるし科)と間違えるので要注意だ。

帰りには遠回りをしてナイショの山を歩いたが、この山の陰斜面にはヒトリシズカ、フタリシズカが群生している。早春には陽があたる上まで一面に花を見せてくれる。

切れぎれの息で、登り切り、次の山を下りてやっと裏山に戻った。ニセアカシアを伐採したので明るくなった屋敷神様。秋のクマバチが姿を消す頃には太い木を数本伐採する。

すこしだけの散歩と思ったが昼時をすぎて、家に入ると昼飯の準備が出来ていた。

昼過ぎには僅かに浅間の麓に青空が見えた

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歴史研究会 歴史的会員に学ぶことが多い

2011年08月20日 | 日記

8月20日(土)  雨    寒い    雨

昨日から続く雨、天気予報ではこの先一週間くらい晴れの日がないようにされている。雨が降っているので午前中の予定、草刈りも道普請止めとした。

午後二時から町の歴史を研究しようという会、たてしな歴史研究会が開かれた。15分前に公民館に着くと既に大方の会員が来て机が並べられていた。会が終わり軽トラで走り出すと道に何かがある。直前まで行くとまだ幼い姿のスズメだが動かない。エンジンの音もワイパーがガラス擦る音にも反応しない。

カバンからカメラをだしてシャッターを押していると、キィキィキィと警戒音を発しながら親スズメらしいのが舞い降りた。しかし、小雀は動こうとしない。目が不自由なことはないだろうが、音を聴くことが出来ないのだろうか?少し間を置いて親スズメが小雀にぶつかるようにして二羽が飛び立った。

研究会の話に戻るが、今年度二回目の集まりだが、集まった人が多い。雨のせいもあるのだろうか?

今回のテーマは「町誌」を読むと題し、“たてしなの方言”となっている。講師は竹花初雄先生、自ら用意したレジュメを判りやすく読み上げ解読してくれる。言葉の語源や江戸言葉、関西の言葉など、この町の方言では今でも当たり前に使われている言葉に深い意味があることを学んだ。

講座の中で竹花先生が20年前に構成した「ふるさと立科カルチャー」という冊子があるという。俺も以前だれかれに譲ってもらった記憶があり、本箱を探すとあった。この冊子は当時の老人クラブ連合会が発行して町の味、細工、やきものといろいろな文化活動のことがまとめてある。 

冊子の中には 方言を使った川柳が100首以上掲載されている。幾つか上げてみると・・・

おてこもり 箸よりさきに 口をつけ (おてこもり→山盛り)

てづくなに 目のない子ほど 可愛がり (てづくな→手あそび → 手料理・手づくり)

地域の言葉では、俺もこの町に移り住んだときに戸惑ったことを懐かしく思った。集会所に初めて行ったときに“おしずかに”と云われて、沈黙を通したが、今思えばこの意味は『おらくにしてください』と意味でしかも、丁寧語なのだった。畑でのこと、昼前に婆さまが帰りしなに“おあがりなんし”のことばを掛けて帰った、また、野菜を置いていって呉れたのかと思い、辺りを探したが何もなかったこともある。これは『お先に』と云うことが判ったのは数年経ってからだった。また、非定型では“ダレダレ~”と云う。

使い方を文字にすると

Aさん あいつぁ いいやつだな

Bさん ダレダレー えぶせってー たーくらったーだに(だめだめ むさくるしいやつで いい加減な者だ)となる。

この町誌は五巻揃いで、歴史編(上下巻)、民族編、自然編と歴史年表となっている。俺もこの町に移り住むことを決めたときに、教育委員会に頼み郵送して貰った。平成8年に発行され当時は多くの家庭で購入したそうだ。しかし、その後本を開くことなく世代が変わってる家庭もある。

90分の学習会も高齢者が多く皆が先生となって、説明には“間の手”がタイミング良く入るのが楽しかった。会員H氏が持って来た佐久地方の方言を手ぬぐいに染め抜いたものをS会長が披露する。直ぐ近くでありながら言葉の違いがあり、中には隠語と思われる逆さ語も昔から疲れていたようだ。

 

方言も業界用語も同じ意味合いをもつのだろうが、俺が社会にでて初めて隠語をしったのは、「アキナイニモトデナシ」と云い、値札の裏に“キシ”とか書いてあった。その表には25000円とあり、“キシ”は値切られたときこれ以下にはするなと教えられた。また、音楽仲間では言葉を逆に使っていたが、今ではテレビタレントが自慢げに使う。シーメ、シータク ・ ・ ・ 下品な言葉だとクラシック音楽の世界では仲間内の隠語としていた。役者やタレントが楽屋話をしたらお仕舞いと聞いたことがあるが ・ ・ ・ 今のテレビはお仕舞いなのだろう。

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花というと赤が定番のようだが 赤もいろいろ

2011年08月20日 | 日記

8月19日(金) 雨 涼しい 昼には雨も上がる  寒いほどの一日

花の名前は知らないが、可愛い花だと云って貰ってきた種をプランターに蒔いた。育つ段階での経過にはいろいろあったが、支柱をたてて蔓がマキ始めたときは一安心、初めての花が今朝の雨が降る中で咲いた。

芽が出たときは幅の広い双葉とコスモスの発芽時と同じように細い双葉の二種類があった。両方の双葉が育ったが幅の広い方が育ちが早くコスモスの方はいじけるように葉の陰にいた。

花を正面から見ると星の形そして、近くに寄ると色紙で折ったように折り目が見える。しかも、花の表面はベルベットのようで、弾けた水滴を受け止めている。

 

我が家ではプランターや鉢植えの物は全てMの領分だが、彼女は蒔いた種は一種類だと云い、育ちの早い幅の広い方を抜いてしまった。

葉はのように爽やかな姿、花は深紅な花びらの中央に白のシベが目立つ。美しい花だ。花の名前を調べると“縷紅草(るこうそう)”となっている。『縷』とは細い糸と云うことが、ネットで教えてくる。夏の花との説明があったが、我が家では夏の終わりに咲き出した。長く咲いて種をしっかりと残し、来年も花を見たい。

雨の降る中で爽やかな赤を意識すると、同じ軒下では源平葛が長く咲いている。咲き出したのは6月ころだったと思うが、この花も赤白をしっかりと色分けし、美しさを競っている。

花の姿は同じでもシベの形が二種類ある。蝶の口吻のように螺旋状に巻き込んでいる。虫が来たときにはこの螺旋をスルッと伸ばすのだろうか?

こちらは花芯から長く伸ばした四本のシベ、二つの違いが何を表すのか?この花は雌雄別なのだろか?

外は雨、雨に濡れるのを避けて、軒下の花にレンズを向ける。いろいろな花があるが、今日は赤だけを ・ ・ ・ 赤に拘るわけではないが、猫じゃらしと云っている“キャットテイル”も元気だ。不思議な花で咲きだすときは円錐形をしている。これがツボミなのかは定かでないが大きくなるとハンドモップのようになる。シベがどこにあるのか?花粉はどうなってとぶのか?判らないことだらけだが、冬はボイラー室に入れると聞いた。

赤い花が揃ったところでホッタラカシで蜘蛛にとって巣を張るのに都合がよいチェリーセージ、夏の暑さに花数が少なくなった。秋の涼しさを感じると元気を取り戻すのだろう。

花の手入れは人任せ、“花には水 妻には愛”そういう言葉があるそうだ ・ ・ ・ 花もいろいろ ありそうだ

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アゲハモドキ キニナル夏の終わり 花も虫も元気

2011年08月18日 | 日記

8月18日(木) 曇り  蒸し暑さと風の心地よさのせめぎ合い

シロのムクゲが咲き出した。ムラサキや白地に花芯が赤のムクゲは既に花の時期を終えようとしているが、この白のムクゲははシベまでも白く、盆明けの頃から花を開く俺の好きな花だ。 

朝の涼しさも陽が高く昇るにつれ蒸し暑さに変わってきた。木陰に入ればまだ涼しさあるが、太陽の下では熱い。庭を一廻りするだけでも汗が噴き出てくる。

畑の外れではヒマワリの黄色ととフジウツギの紫が照りつける太陽に立ち向かうように元気な姿を見せている。

フジウツギも近くで花を見ると小さな花がびっしりと房になって風に揺れる。一房の重みはどの位かと手のひらに載せてみると、小さな虫が慌てて飛び出してきた。 

ヒマワリは既に雌しべが種に変化しているが、後から立ち上がってきた枝にはまだツボミがある。何か保険会社のコマーシャルの家族写真のように見えるのがいやだ。 

畑ではまだジャガイモが土の中にあるが、その畝の脇ではニラが花を開きだした。和の香草とでも云うのか、あの独特の香を想像できないような清楚な花が咲く。ツボミが開くと直ぐに小さな蜂たちが花粉を集めていた。 

ニラは春に芽をだして直ぐにキッチンに運ばれるが、その後は草刈りをする度に刈り込まれる。秋には種が落ちて来年の春には一廻り大きな株になってくれる。 

草むらでは手のひらの中から花がでてくるような露草、その昔、野原で昼寝をしたときに、この草の葉を 目の上に乗せて眩しさを防いだが、草のエキスのせいか瞼が腫れて目が見えなくなったことがある。この草だけがそう言う特性をもっているのか、どの草の葉でも同じような現象が起こるのだろうか?

露草の葉に止まったキアゲハ、なにか物足りない。翅の色が褪せたように見えるが、じっと見ると片方の翅の先端がない。蜘蛛の巣にでも捉まったのか、それともカマキリだろうか?なんとなく翅の角度がずれているように見えるが、天命を全うしてほしいものだ。 

昼前にはやっつけ仕事を片付けて、午後は社協へ向かった。昨日の続きの作業を確認して、明日の会議資料をIさんに届け、一廻りが順調にすみ4時前には戻ってこれた。

5時過ぎだろうか、北側でMが「綺麗な蝶がいる」 との声、カメラを持って駆けつけると図鑑では見ていた“アゲハモドキ”と云う蛾だった。腹のケバケバしい模様から咄嗟にイモリの化身と思えた。一頻り眺めていると、羽化したばかりで飛ぶのが上手くいかない。スズランの葉を上から下下から上と歩き回っていた。

アゲハモドキ蛾

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子どもたちに教わる Ecoの大切さ この町で良かった

2011年08月17日 | 日記

8月17日(水) 曇り  曇は多いが晴れ 蒸し暑さも夕方には解消

天気予報は外れて曇り、しかも西からは低く黒い曇が近寄っている。俺が不安に思うよりも町の児童館に通ってくる子どもたちは残念に思っているだろう。話に聞くところでは、孫が「テルテルボウズを作っていた」と言うことも耳に入っている。

昼からは子ども未来館(児童館)恒例のEco教室が開催される。町民有志の活動「たてしなエコ・クラブ」が提供することになっている。開始時間の30分前に入り準備をするが、既に数人のちびっ子が手伝いをかってでてくれる。17名の参加者は小学生1年から4年まで、エコクイズでも皆が正解というEco°の高い町だ。

エコの話をクイズを織り交ぜて子どもたちと巧みなコミュニケーションのNさんの後は、ソーラークッカーを使ったヤキヤキバナナの実習。バナナを焼いて食べる習慣はないが、このエコ教室では皆が太陽の力を美味しさで納得する一番の方法としている。

バナナが色よく焦げるまで、今日の天気では少々時間がかかるのでこの間に、ソーラーグッズで太陽の光を電気にして風車を回したり扇風機を動かした。手のひらサイズの太陽光パネルで乾電池より長持ちする太陽の力に納得、この子たちの育った環境では既にソーラーを使ったおもちゃがあったと云う。

一頻りバナナを食べてソーラークッカーで沸かした麦茶を飲んで楽しんだあとはCO2を計測する。人の息で計ったときと山に入って計るとだいぶ数値が違うということが見えた。

プログラムの終わりにはEco教室でやったことを振り返り、子どもたちに話を聞いた。小学校一年生が環境の大切さ、この町の住みやすさを自分の言葉を探しながらも人に伝えられることを知った。改めてこの町の素晴らしさが発見できた。

たてしなエコ・クラブのサイトで詳しくご覧ください。

http://garbageate.exblog.jp/d2011-08-18/ 

片付けを済ませ、早々に俺は社協のボランティア会報誌の印刷に戻った。午前中に最終的な原稿を確認してTさんに印刷を頼んでいた。戻った時は半分の印刷が終わり残るところを済ませて、封筒つめをした。

明日には関係者に発送できるが、反応は如何なものだろうか。

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締め切り 追われないと 進まない日々

2011年08月16日 | 日記

8月16日(火)  霧 湿り気がある空気 午後から青空が広がる

このところ毎日霧で夜が明ける。夕べも宵っ張りでの作業、今朝になって追い出した言葉を入れて修正メールを送った校正を見て貰えたのだろうか?午前中は来訪者が持って来た書類をどのようにボランティアグループに配布するかなど話をしたが、話題がいろいろなところに飛び時間がかかってしまった。顔を合わせて相談すると思わぬ良いアイディアが浮かぶが、話題がそれて時間を食うことがよろしくない。

午後3時を過ぎると風が涼しくなり、青空が広がりだした。南の空にはキノコ雲のように勢いよく立ち昇った曇が急に西からの風に流された。

午後になってやっと明日の準備に取りかかった。ソーラークッカーをガレージの奥から出すにはその前に山と積まれたダンボールを片付けなくてはならない。この場所にパラボラ式のクッカーを置くのはキケンと感じるほどだ。

軽トラの荷台に積み込んでから、フライパンの底を耐熱式スプレー塗料で黒く塗らなくてはならないが、その塗料が見当たらない。やっと見つかったと思い、吹き付けると黒ではなくシルバーのものだった。しばらく探すのに外の物置を片付ける羽目になった。

気分を変えるために庭を一廻り、ナツハゼの木に、俺の胸の高さくらいに白い小さい花が見える。?と近づいて見るとウシハコベだ。何時もは地面に近いところで見る花、こんなに高いところまでよじ登って花を見せるとは ・ ・ ・

白樺の3mくらいのところにある蜂の巣を確認、どうやら幼虫から蛹になり、羽化するのが近い。彼らが飛び交うようになると少しだけキケンなのだろうか?温和しい性格のようなのでもう少し様子を見ることにしよう。 

薪が積んであるところではつる性の植物がだいぶ繁茂している。この草、毎年やっかいなもので、カラスノエンドウと同じように退治をしなくてはならないが、米粒ほどの小さな花を見ると豆が出来るまで様子を見よう ・ ・ ・ 毎年これを繰り返すので増えて困るのだ。 

再びスプレーを探すが見つからない。

明日の児童館、環境学習会の印刷物を用意して一日を終わろうとしている。

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この季節だから楽しめることがある

2011年08月16日 | 日記

8月16日(月) 濃霧   晴れ   蒸し暑くジットリとした空気  雷は鳴るが雨はなし

朝は太陽が充分高く上がっている時間なのに暗い、それでも東の窓からは田圃の緑が見えてきた。畑を一巡するが目新しいものを見つけるまでもなく、足下がびっしょりになりポロシャツもしっとりしてしてきた。夜中にだいぶ雨がふったようだが、俺は夢の中全く雨音には気がつかなかった。

日中は社協へ書類を届けたり文書に捺印したりと、慣れない書類に目を通すのに迷う。それほど大層な内容ではないが、三人の記名と印鑑が必要だと云われた。俺が捺印した後に、記述内容が違っているなどとクレームがついてはまずい。

町内四箇所を廻り家に着いたとき集落の高齢者のお宅の前に救急車止まっていた。赤灯を点けて患者を運ぶ病院を探しているのか?俺の時は運良く佐久病院に一発で行くことができた。数少ない高齢者、しかも行事というと必ず参加してくれた人だ、無事でいてくれるように祷る。

Mが同時に戻ってきて、美味しいまんじゅうをいただいたと云い、箱を取り出した。俺も友人宅から彼が種から育てた蕎麦をいただいた。写真の蕎麦は前回のものだが、まんじゅうはお盆に作るというもの、蒸すときに紫蘇の葉を当てて蒸すという。餡はナスを使っているが、紫蘇の香りが混じり合って美味しさが倍加されている。

田舎のものだから ・ ・ ・ と云って渡されたそうだが、正に食文化の高さが表れている。蕎麦も韃靼そば、エグミの深い味わいが俺の好みだ。

夕方は雷が鳴り出したが、急に遠ざかり雨は降らなかった。北西からの高気圧が曇を押しやっている。その曇のスケールの大きさは魚眼レンズが欲しくなるほどだ。

普通のカメラではスケールの大きさが表せないと、パノラマの効く小さなカメラで写したが ・ ・ ・ なんだか変だ。尤もカメラが変なのではなく、俺の腕の方なのだろう。

然らば大型のカメラということではなく、画面を大きくすればとブログを見ていただく方に甚だ迷惑ないサイズだろうが、ご勘弁を願う。

 

17日まで残すところ一日、ボランティア団体の会報の印刷日が迫っている。午前中に印刷を可能にしたい。

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