田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

師走を前に 一年の収穫を祝う  

2014年11月30日 | 日記

11月30日(日) 晴れ  小春日和まではいかないが 暖かな一日

一年の収穫を祝う前に 水路改良の下検分とゴミステーションの大掃除

水は農業にも生活にも一滴も無駄にできないが遅れる水路の改修

太いパイプで送られる山からの水 土手から落ちる雨水 溢れる水路

急斜面の棚に設えた水路 広げるのも難しく 太くするのも難儀

手作りの鉄骨スレート葺きのゴミ集積所 春と年末の大掃除は恒例の作業

集会所では朝から総出で祭りの準備

地産地消・自産自消を絵に描いた農産物から畜産物

メインは麺に通じると そば打ちは代替わり 若モノたちの作業と化す

捏ね 伸ばし 切る 全てに技を会得 仕上げは先輩の茹で腕に麺を任せる

地産の小麦を使った天ぷら チジミ 白菜キムチと賑やかにテーブルを賑わす

 

祭の挨拶は町会議員 一大収穫は新住民

収穫の喜びの上に、集落の防災・減災に眼を向け 集会所の多目的化など

いつになく新しい動きが見え始めたのは新世代の活発な表れなのだろう

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冬への誘い 

2014年11月28日 | 日記

11月28日(金) 晴れ  暖かな朝  午後には雲が広がる

初夏から夏そして秋までは玄関前で出迎えた花

気温が下がると花も葉も 若芽を摘まれ来年に託される

一鉢だけ室内に入れられ窓辺におかれ 夜はストーブの恩恵をうける

つるし柿には間断なく通う蜂 越冬する女王蜂に蜜を運ぶ忠実な戦士だろうか

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麗らかな日和 

2014年11月28日 | 日記

11月27日(木) 晴れ 風もなく穏やかな一日 暖かい

 二日続きの郷の雨も山では雪 浅間もすっかり冬景色を見せる

日の出時刻を雲に閉ざされ郷に朝陽が届いたのは10分遅れ

庭のオオイヌノフグリ 花を開いた碧の絨毯を見せるのは来春のことだ

この季節の受粉は? 余計なお世話と花アブが抱え込んで腹に花粉を溜めた

一廻りするだけで汗ばむほどの温もり 小春日和の裏山に足が向く

天空を見上げると唐松は金色の針を落とし中途半端な冬の姿に

陽の光を受け 秋色に染め上げた木の葉 風に舞う姿を見たい

鳥たちが騒ぎ立て啄む草の実 雪を被る前には彼らの腹に収まるだろうか

夏には眼にも止めなかった草の葉 芸術的な姿に変えて楽しませる

山裾の小さく切り取った景色 季節を楽しませてくれる

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ものふりながら 右往左往 家守の昼飯会

2014年11月26日 | 日記

11月25日(火) 氷雨   雨  気温の変化がない一日

 山裾の住む町では過去より天災は無縁と云われている

天災に備えるより日頃の見守りをしっかりしようと声かけ

一人住まいはもとより家族と住む者も高齢の人は日中は一人暮らし

地元の農産物を販売する「菜ないろ畑」の弁当で乾杯

思わぬ話から防災マップが必要だと話が盛り上がる

 

夜には地域の役員会が開かれた

会議と云うと難しい話が先行するが主題は多面的機能と農村課題

「農地水環境保全」から「多面的機能」と名を変えた交付金事業

農村を元気にする事業ならが取り組みが気になるところ

課題は多いが地方創世の波乗りに足腰鍛え見事に乗り切りたい

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風に浮かぶ笠雲 暖かすぎる初冬

2014年11月24日 | 日記

11月24日(月) 晴れ 快晴 暖かなぬるま湯のような一日

 太陽が顔をだす前から屋根に降りた霜が雨だれになって落ちる

南の風が入って暖かな日 明日の雨を知らせるかのような笠雲

蓼科山の山頂で沸く雲 段を増やして上空の風に引き上げられる

干し柿も温かすぎて香を放っているのか蜂が寄る

軒の大きくなったスズメバチも来週には薪小屋を建てさせて欲しい

 太陽と空気のぬくもりを地面にため込んだタンポポ

こちらでは越冬組のヒラタアブがホバリングで様子を伺う

花の裏側にはしっかりと糸を張った蜘蛛がいる

この暖冬を知っているかのような花や虫たち

次々と浮かぶ笠雲は偵察隊 地上の動きを観察しているようだ

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プチ土木作業に汗 暖かな気候にビオラが花開く

2014年11月23日 | 日記

11月23日(日) 晴れ 湿り気を感じる暖かな一日

 明るくなるに合わせ上空を長野市へ向かうリコプターが飛ぶ

東から西に向かって山裾集落の上空が航路となっているのか

太陽がすっかり登り切ったころ外へでるとビオラが花を開いた

2週間前 ふれ愛むらで小学生自ら苗を育て販売していたもの

昼過ぎまで薪割りや踏み石を設えるプチ土木に汗を流した

 

冬へ向かっての準備も師走まで残すところ一週間

まだまだ行事が続くが今年は暖かく雪は遅いの声に甘える

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初冬の春 暖かな日夜には思わない地震に驚かされる

2014年11月22日 | 日記

11月22日(土) 晴れ 暖かな一日 

 秋も過ぎ初冬とも云えない季節に移っている

初夏から夏に緑を楽しませてくれた風知草

紫と黄色の花のノコンギクも種を膨らませている

凛とした冬芽を見せる夏椿 すでに実は鳥たちが啄んだのだろう

皆 冬越しの準備はできたから草木を整えろと言っている

強い霜が二度三度と繰り返すと秋明菊の旅立ちが整う

風に揺れる綿毛に種を託し若い者に旅をさせる

玄関脇のゴールドダストも最期の花をキチョウのために残す

小春日和には遅すぎる季節 もうすぐ初雪が来るのだろう

のんびりした一日ならが 夜の地震には驚かされた

俺の日常の居処は狭いながら柱に囲まれた安全地帯

本箱の上に更に段ボールなど積み上げ地震には防備が薄い

震度4!ながら上から落ちるものはなく一安心

先輩や友人から心配のメールをもらった

長野の友人宅では本やテレビが棚から落ちてピアノが動いたという

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リベンジオーブンでpizzaを焼いて ペール缶がツブれた

2014年11月20日 | 日記

11月20日(木) 曇り  寒い一日  火のそばから離れられない

 草刈機や管理機を片づける作業を昨日から始めた

エンジンが焼き付いたままのビーバーをマニュアルを見て分解

冷たい風が吹き抜ける作業場 昼飯は竈でpizza焼きのリベンジと決めた

前回は炭 今回はマキを焚 300℃に維持するのは難しい

焼き台をアルミフォイルやクッキングペーパーで試したがpizza thinには適わない

昼飯に時間をかけすぎ慌てて火を消そうと密閉できるペール缶に入れた

片づけをしているとカッコッパコン! の音と共に缶が踊りだした

見るとドンドンペール缶がヒシャゲて来る

中のマキが燃え続け酸素を消費したのか?

日頃 空気の有難さを意識しないが 真空とはこう云うことなのだろうか

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霜月も半ばを過ぎ タメンテキ に追われる日々

2014年11月18日 | 日記

11月18日(火) 快晴  風は冷たいが 秋の楽しさを感じる

 午前中はキノウからの続いている 一週間後の会議資料に追われた

資料とは云え会議の次第に合わせて“見ればわかる式”を

内容は「農地・水保全管理支払」が『多面的機能支払』変わったこと

名称が変わって来年度から法律に則って事業展開するとパンフにある

しかし パンフのとおりにいかないので 抜き書きしたものを作った

この多面的と云う文字に敏感な方はご意見伺いたい

 click on

午後は昼飯もいい加減に午後1時開会の防災会議に出席

この会議 どう云う意図で開かれたのかわからない

防災ボランティアセンター立上げが目的のようだ

長野県社協から講師を招き実際の災害ボラセンの状況を話された

しかし 写真がなく話と簡単な印刷物では臨場感が沸かない

なんとなく中途半端な会議ながら予定時間を15分過ぎて閉会

帰りに来週集落の「家守りの会」の“お楽しみ弁当”を発注した

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町の国道 散歩代わりのゴミ拾い

2014年11月16日 | 日記

11月16日(日) 晴れ  快晴  厳しい寒さ

朝の散歩も寒さが厳しくなると難しくなる

雪でも降れば足下の悪さが難しさの言い訳になるが今朝は快晴

8時に町の運動公園駐車場 社協の今年最後のゴミ拾いに集まった

4月から11月までの恒例の行事 人数は夏の頃より少ない

笠取峠から町中央へ向かう 山陰は太陽の恵みを遮断された極寒地

町の中央に来ると散歩気分で歩けるのが嬉しい

毎月のゴミ拾いでも今回は異常にゴミが少ないの驚く

ペットボトルが減っているのは気候のせいか 夏場とは大違い

俺は頭を刈ったためか帽子をかぶっていても後頭部は寒さを防げない

月末の会議やイベントの案内作り 朝の頭の冷えすぎが影響する

 

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秋と冬のあいだ 風もなく穏やかな一日

2014年11月15日 | 日記

11月15日(土) 曇り 薄ぼんやりとした風もない一日

家の中からは寒そうな景色 昼飯を終えて外にでる

プチ散歩をと裏山へ ガマズミの赤い実と対照的な黒い実

鳥たちが騒がしくしていたのは何の実を争っていたのか

夏の薄暗い山では驚かされたマムシクサも寒さには弱い

昨日の冷たい風で山の木々は梢の葉を飛ばされ空が透ける

 

雲の流れに合わせつるし柿がトラックのシートで揺れる

来春に備えて紫陽花を切り詰めようと根元を覗くと花

濃い青からピンクに色変わりする種類だった

開花時期がずっと遅れて咲いたのか夏には見ない

陽に照らされる葉も紅葉してまだ伐るなと云う

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一日を秋の陽の光のなかで

2014年11月13日 | 日記

11月13日(木)  晴れ  寒くはないが強い風 一日中吹き荒れる

散歩に出るのを躊躇させる唸る 木の葉が誘うように舞う

陽の光も澄んだ空気に隔てるものがなくシャワーのように

西の空には帰りそびれた白い月

浅間は自ら吹き上げた蒸気を冷やされ山肌に白くなって降りる

この季節になると西から眺める浅間山が見栄え一番だろう

昨日の続きひもに吊した柿を煮えたぎった湯に浸し殺菌

強風では焚き火は危険とガスコンを使ったのが邪道か上がらない温度

柿を風呂に入れるわけではないが数を数えて時間を稼ぐ

本来の殺菌が成り立ったかは定かでないが上出来の玉すだれ

つるし柿となった柿 陽の光に当てるには もう一工夫必要

 陽が当てて雨には当てず 手間をかけないと干し柿にはならないそうだ

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天国からの光 予定どうりに一日が終わる

2014年11月12日 | 日記

11月12日(水)曇り 午後 晴れ 湿り気のある暖かい一日

朝日は雲の隙間から一瞬だけ赤い光を射した

一日中曇りを覚悟して 雨だけは予定を狂わすので困る

庭に残る西条柿を収穫し 3本の柿の木を剪定す予定

西条柿故の形から皮を剥くのに時間が取られた

頭の方が熟している このまま干すと腐る

皮を剥いて昼飯 柿は一年おきに成りるのが定説だが

剪定の技で毎年変わらずに実が成るそうだ

今日の予定は柿をつるし 枝を払い 一日で終わる予定が狂った

俺が柿の身になりすぎて 吊す立場の作業ができてない

カビや腐敗を防ぐため 沸騰した湯に浸してから吊す

3時半を過ぎると山裾は冷たい空気に覆われ一日を終えろと云う

軒下に柿のすだれができるのは明日の心

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秋の研修 バイパスを早く完成させたいという話

2014年11月11日 | 山裾の住む地区

11月11日(火)  晴れ   暖かく 行楽の秋日和

毎年秋になると地域の様々な役員衆があつまる研修会がある

今日は山裾地区を通る国道254号線バイパス期成同盟会の研修会

早朝 各地区に集まった役員をバスが回り乗せていく

行先も事前に送られた資料に目を通していないためか定かでない

目的に着くと、工事の規模の大きさにあっとうされてしまった

現地で配られた資料には「国道403号筑北村~安曇野市 矢越防災」とある

山間の細い国道をトンネルを通しバイパスを作る工事だった

平成21年から工事に取り掛かり完成は31年以降だという

要望から計画決定までにかかった年月はどのくらいか計り知れない

宇山のバイパスはこの先何年たったら完成するのだろうか?

 

帰り道 堀金道の駅では農産物の表示が多く

こういうものには皆 薀蓄を傾けるのに納得

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焼酎で柿の渋を抜く 

2014年11月10日 | 日記

11月10日(月)  曇り  昼から快晴 時間と共に風が冷たくなる

 渋柿を植えた覚えはないのだが 信州では甘柿でも渋いそうだ

涼冷地ということで日照時間が長くても関係ないという

東京・武蔵野の家にも柿の木があったが 子供の頃に渋抜きを手伝った程度

今回は干し柿を予定していたのでT字の枝と額を切り落とすのに手間が掛かった

アルコール45°の焼酎に蔕を浸して苗かごに一列に並べた

濃度45°下戸の俺はビニールの袋を広げるたびに強い刺激を受ける

俺は注射をする前にアルコールで消毒されると辺りが赤くなってしまう体質

焼酎に見向きもせず 順調に作業を進め 3つの籠をストーブの上の棚に並べた

庭に残された柿は何となく未熟者と見ていたが 「西条柿(さいじょうがき)」と云うそうだ

西条柿(さいじょうがき)と名を知ると貴重品のように思う

下記サイトを見ると 元から干し柿を作るための柿のようだ

< http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/kaki-Saijyo.htm >

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