田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

七月最終日 夏本番となるが寒く感じるほどの風

2011年07月31日 | 日記

7月31日(日) 雨   曇り   昼には青空が見える  午後は冷たい風

久しぶりに国道142号線のゴミ拾いイベントに参加した。町の社会福祉協議会のイベントに町民活動センターが協力する形になっている。

今日は町内の企業東信日軽株式会社の有志の社員が主体となって活動した。詳しい報告は町活センターのブログをご覧いただきたい。http://blog.goo.ne.jp/cyoukatutowntateshi/e/0c15860e2f964dd52425aa1b7d697848

朝は霧雨が降り天気予報でも60%の高率で雨となっていた。太陽がカンカン照りと云うのも困るが、いつ雨になるか雨具を心配するのも困りものだ。具合良く、途中からは青空が除くほどで、風も寒いくらい冷たく吹いてくれた。

昼前に家に戻り、草刈りのメンテナンスや8月から本格的に薪作りをするのでチェンソーのオーバーホールも施した。今日で7月も終わり、今月を振り返ると裏山の上段一列目の木を伐採したことが大きなことだろう。

もう一つは国蝶オオムラサキが庭に二日間いてくれたこと、またクジャクチョウを初めてカメラに収めることがきたことだろう。昨日のブログにも載せた「キャベツが完全無農薬・自然農法」で育ったことだ。穴だらけのレースのようなキャベツの葉を見たときは、これほど虫たちに助けられるとは思わなかった。ミミズも多く、4年間で無肥料の畑も徐々に力を付けてくれたようだ。

月締めといことで、「7月の蝶たち」として今月カメラに収めた蝶たちを再び見ていただきたい。

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自然農と名のつくほどではないが 少し手伝いあとはお任せ

2011年07月30日 | 日記

7月30日(土) 雨    午後には太陽が顔を出す  夕方近く雨 

朝から断続的に激しく雨が降る。昼前には太陽も顔を出しながら直ぐに雨が降り出した。

雨が止んだところで畑に降りて見たが、この所の雨でバジルもしっかりと元気を取り戻したようだ。ここは草マルチをしっかりと敷いてあるので草の心配はない。僅かに枯れ草の隙間から強引に背丈を伸ばしている草があるが、もう少し伸ばしてから刈り取り草マルチの材料にする。 

キャベツの畝に行くと7月の初旬には穴だらけでモンシロチョウの天国と化していたが、いまでは蝶も簡単には近づけない。アマガエルが育ちしっかりと野菜の番をしてくれる。キャベツも虫が来るからと不織布で覆ったり、消毒と称して毒薬を撒く人もいるが、自然の摂理の中で日々の営みをすれば、虫たちとの共存が可能となる。

キャベツ、カボチャの隣にはニンジンも花を咲かせている。これは集落の婆様たちからは笑われるが、花が咲き種がこぼれると新しいニンジンが芽生える。晩秋から初冬に掛けて指の太さくらいになるが、そのまま厳しい冬を越させる。春には半分は寒さに負けるが、残ったニンジンは薫りも甘みも強く美味しく食べられる。このときに全てを収穫しないことが来年の楽しみに繋がる。

ニンジンの花にホソトラカミキリが来ていた。これはよく見るカミキリ虫だが一瞬奇形に見えたのでドキッとした。

顔を花に近づけて見ると、カミキリ虫は♀の上に♂が乗っているのだ。しかも、♀は悠々と花から花へと歩きながら蜜を吸っていた。大きさも倍くらいあるのだろうか?ここでも♀の強さは人並み以上と観た。 

隣の花ではアカハナカミキリが頭を花の中へ突っ込むようにしている。このカミキリは歩いては首を突っ込み長い間この姿勢でいる。ニンジンの花は甘い強い薫りなので俺も顔を突っ込みたくなるほどだ。

畑に猫じゃらし ・ ・ ・ これはホントに猫が好む物かは定かでないが、近所の飼い猫が数匹畑に集まる。彼らのホントの目的はネズミだ。ジャガイモを食い荒らす野ねずみを捕まえてくれる猫も、ネズミが出て来るまで猫ジャラシで遊んで貰えればとここに生えることを許している。 

畑の訪問者で種類が多いのはハチだろう。花が開くと一番に来るのがクマバチで次がマルハナバチの仲間だ。蜜蜂も彼らの仲間のだろうが、ミントの花を好んで来るハチがいる。彼らの集めた蜜はミントの薫りがするのか確かめてみたい。 

春に淡いピンクの花を楽しませてくれたニワウメ、今は真っ赤な実を沢山つけいる。数年前収穫して焼酎に漬けてあるがそのまま開封した覚えはない。収穫時期が来ているが ・ ・ ・ どうしたものだろう。

畑の東に植えてあるヤマボウシ、ここでも花が終わり実を楽しめる季節になった。どう言う順番で赤く色つくのだろうか。熟した実は食べることが出来ると聞いたことがある。

木や草、虫や鳥いろいろな物がお互いに連鎖し当て自然ができあがっている。野菜作りもその流れにそって自然の中におくことで、人はホンの少しだけ手を掛ければ良いのだろう。

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雨上がり 草刈りに具合がよいが テンションがと言い訳

2011年07月29日 | 日記

7月29日(金) 夜半からの雨 昼前には青空がでる 蒸し暑い一日

今朝も雨で夜が明けたがやがて明るくなる頃には雨音もしなくなり朝飯を摂る頃には止んだ。

久しぶりに俺的な朝飯を摂ることになるが、冷蔵庫や食品庫の内容に疎くなっていると勝手が違う。昔を思い出しサニーサイドにベーコンかソーセージ、それにトマトを玉葱のみじん切りとオリーブオイルで焼いたものを添えようと頭で描くのはカラフルな朝食だった。野菜庫を開き、レタスを探すとキャベツのような白いレタスがビニール袋のなかで固まっていた。これを見たとたん俺のカラフルの朝飯は色あせて遠い想い消えてしまった。家事を突発的にこなすと云う思いは甘く儚いものと知らされたようだ。

朝飯を片付け草刈りでもしようと外にでるが雨が降っている。東には浅間山も見えているが ・ ・ ・ やがて明るくなり雨もほとんど感じないほどになったので外にでた。

井戸の脇で咲くクチナシ、いままで何回もカメラを向けているが光線が合わない。晴れているときは白が飛んでしまうし、曇っていても立体感がでない。拘るようなカメラを使っているわけでもないが、純白の陶器のような白さが表せない。光沢がない白だが、花びらが重なり合うとその反射光でその表面に透明感が見える。自然光と安直なカメラでのこと、実物を見に来て欲しい。 

薪が積んである脇ではハナズオウにツルが絡まり、そこにに花が咲いている。花を見れば可憐な姿をしているが、ヤイトバナとも云うそうだ。花言葉は「人嫌い」人間が勝手につけたもの花にとっては迷惑千万だろう。

花を近くで見ると形も色もそれなりに良い、更に近づくと臭いと云うがそこまで近づかなくても充分に花を愛でることはできる。

畑の脇ではブラックベリーが食べ頃になっている。来月の頭には充分な黒さに変身すると思うが、これを狙っているのは俺だけではなくタヌキやハクビシンも同じだろう。

草むらに足を踏み入れると何かが動いた、蛇と云うことはないが ・ ・ ・ 草をかき分けて覗き込むとキリギリスと目が合った。色からして始めはバッタと思ったが、図鑑を見るとキリギリスの雄となっていた。

ラベンダーが並んでいるところでは、今日もキアゲハ来ている。この蝶とラベンダーのムラサキは色合いもよく、花から花へ飛び回る姿が可愛い。長い間ここに居続けるが、花の方も歓迎しているように見えた。

キアゲハのラベンダーダンス

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何もないような一日 “聞いてください” などとは言えない

2011年07月28日 | 日記

7月28日(木)  曇り 雨  陽が射すが直ぐに 雨  不安定な天気

朝から町へ出向き社協(社会福祉協議会)の会議に出席した。会議と云っても難しい審議事項があるわけではないが、出席者の構成が町の有力団体の長が集まる会議、文言一つで雰囲気がが変わるのが怖い。輪番制とは云っても議事進行役が俺に廻ってくることもあり、短時間で閉会としたいところだ。時間を気にするばかりに意見を聞かないで先に進めるなど手の内を読まれても困る。終了時刻の定めはないが、途中の進行が停滞したわりには予定通り90分間でめでたく閉会にこぎ着けられた。

会議中に携帯がブルブルと膝に振動を伝えていたので、会議終了後タイミング良く直ぐに打合せが出来るのでM氏が来る間カバンの本を読み返した。彼との連絡も会議中のブルブルで連絡を取った彼は野良着だと云いながら首にタオルを巻いていた。

M氏との打合せもレジュメを見ながら9月後半のイベントについて短時間で済んだ。

読み返したと云うのは、信州の小さな出版社から6月に発行された坂田静子さんの『聞いてください』と云うタイトル、副題は“脱原発の道しるべ”となっている。既に読んでしまった本だが、誰かに読んで欲しい ・ ・ ・ 俺が持っていても限られた人にしか渡らない、それなら図書室へということで公民館の図書室へ行き本を託した。

http://plaza.rakuten.co.jp/0511katutyan/diary/201107030000/

時計を見ると既に午後一時が過ぎていた。一時からは公民館で歴史研究会の役員会がある。今日の打合せでは夏からからの行事を決めることになっているが、見解の違いが町内のことと町外のことで意見が纏まらない。無駄に時間が過ぎていくのが気になるが高齢化ゆえ仕方がないのだろう。俺は庶務が本役だが会計も背負わされているので、決めごとはしっかりと確認を取りながら ・ ・ ・ 1時間が過ぎてしまった。

思い通りに行かないのは仕方がないが、俺的なことなので“聞いてください”と言えるほどのことはない。帰りは雨脚が強くなっている ・ ・ ・ 

 

 

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久しぶりの雨 虫も草も一息つく そして 俺も

2011年07月27日 | 日記

7月27日(水)  霧    雨    僅かながら薄日が射す

この所、雷は鳴るが雨が降らない。直ぐ近くそれも1kmと違わない集落ではものすごい雨が降ったと云い、隣接する町では大雨で被害が出るほどの雨だったそうだ。ここ山裾の地域は全国でも降雨量が少ないことでは一・二を争うというから仕方がないのだろう。

夜半の雨脚は収まり朝には濃霧で夜が明けた。雨が降らなければ草刈りと山際の伐採した粗朶を片付ける予定になっている。濃霧が薄くなり霧雨状態と云うことで外に出てみると、花を開きだしたミントにハチが来ている。 

何種類かのハチが来ているが、中でもとびっきり胴がくびれているのがいる。細い胴が膨らみ掛けるところに黄色い帯、図鑑を開くとミカドジガバチとある。“ミカド”とは天皇を表す言葉と思うが ・ ・ ・ 

畑の中央で咲き始めたコスモス、ここにもハチがいる。このハチは人を刺すアシナガの仲間だろうか?

 人を毒針で刺す種にしては、花の花粉を集めるのに夢中になっている。腹にため込んだ花粉は彼の胴の太さ以上にあるが、これで飛び立つことが出来るのだろうか。

雨が身体に当たるのが判るくらいに降り出した。今日の外仕事は止めと決め込んで庭を一巡する。桔梗はだいぶ前から咲き出しているが、次から次に紙風船のような六角形の蕾を膨らませて順番を待っている。

秋の仲間のトンボ、これもアキアカネだろう。もう少し日が経つと赤さが濃くなり秋の装いを色濃くしてくれる。 

桔梗の花びらに溜まっている雨粒、なかなか下に落ちない。小さい粒が少し動いたかと思うと一廻り大きくなる、更に 次に大きくなるのを見届けようとするがその先はまだまだ時間がかかりそうだ。花びらの表面を障ってみると僅かにザラザラとして短い毛が生えていた。

庭の中央では秋を先取りしたナツハゼが葉を紅色に変えている。鈴蘭のような花も今は赤い実に姿を変え、“今だけ”と言いたげに、ガラス球の実を見せてくれた。

俺が歩く草むらから不器用な翅の動かし方でジャノメチョウが飛び立ち直ぐに草むらに降りた。スマートさは全く見られなかったが、雨宿りでもしていたのだろう。 

頭を草の影に隠し落ち着いたところ、脇の草むらから小さなカエルが俺の餌だと睨みをきかせている。このカエルにしては少々獲物が大きすぎる気がする。飛びかかるのはよいが、蝶の飛びたつときにカエルも空へ舞い上がるのではないだろうか?空飛ぶカエルを見たいとだいぶ長い間待ったが、カエルは飛びかかる気配を見せず横を向いた。

雨は直ぐに止み曇が薄くなり僅かながら明るくなった。ムラサキシキブは秋に丸い実が主役となるが、俺は王冠のような小さな花が好きだ。誰が「花よりダンゴ」と評したのか、ムラサキシキブは花を愛でて欲しい。 

アジサイも雨粒を溜めながら美しさを際立たせている。しかし、花は中央の小さい球、まだツボミの状態、花が開く頃は茎から切り取られてしまうこともある。小さな花ながら実も付き種もできる。 

 中途半端な天候だが 虫も草も俺も一息付けそうだ 

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久しぶりの砂嵐 地デジではないと云うことらしい

2011年07月25日 | 日記

7月25日(月)  晴れ  爽やかな朝 

昨日が期限となっている地上波テレビ、昼の12時でキッパリと切り替わるのかと思っていた。勿論、東日本の震災地域では来年の3月まで変わらずに放送が続けられることも知らされている。

我が家ではBSアンテナを設けてある。もうひつとは地域のケーブルテレビ「蓼科ケーブルビジョン」の回線(青い線)も引き込まれている。このケーブルビジョンの必要性は中山間地、特に山裾の集落ではテレビ視聴が難しく、山の上にNHKが共同アンテナを建てたて、その後、NHKの肝いりで有線放送が出来たらしい。“らしい”と云うのは、俺が移り住む前の話だ。ケーブルビジョンは町行政として広報チャネル持っている。しかし、地域の情報を流すチャネルもあるからケーブルに加入と云うよりも、町民が受け入れているのは首都圏の番組を見ることができるということが大きなウエイトを占めている。と云うよりも観ることができていたということだろう。

昨日の正午、地上波がデジタルに変わる瞬間にテレビを見ていることは出来なかったが、夕方ニュース番組を観ると、右端にNHK・Gと表がでていた。この“ジー”とはグランドのGと解釈したのだが ・ ・ ・

今朝になって同じ2チャネルNHKを観ると地上Aテレビと表示される。やはり我が家は地デジ化されていないことを確信した。

地デジへの手順は蓼科ケーブルビジョンで手順を聞き、手元の操作でデジタル化する方法を確認している。俺の手順が悪いのか?このテレビが地デジ用ではないのだろうか?

テレビ自体はそれほど問題はないのだが、地デジになって何が変わるかと云うことだろう。昨夜のニュースでも“通常番組”が終了とと盛んに声を高くしている。『番組』が変わると云うことは内容が変わるように取れるが、どれほどテレビ業界が変われるのかも見届けたい。

確実に番組が変わったのは4,5,6,12チャネルは砂の嵐を見ることができる。もっともこれは電波が迷子になってアラブの砂漠をさまよっているいるわけではないだろう。番組が変わると云っても近頃のクイズ番組では安直な安タレントがクイズの解答で妙技を見せるのではなく、逆だけで自分を如何にアピールするかが表にでる。また、トーク番組でも如何にも客席の歓声と思わせるような“間の手”は合成された音声が入れられているを聞くと興ざめてチャネルを変えざるを得ない。

 

久しぶりの砂嵐、不思議な時代の遡りを感じた

総務省はの地デジ化に掛けた費用はどの位なのだろうか?また、民法でも基材の投入などで赤字だと云うが ・ ・ ・ 

http://www.news-postseven.com/archives/20110707_24951.html

今日からはNHKは受信料のトリッパグレもなくなると、更に大きな態度にでるのが見えてくる。これからはテレビはネット見る方が良いのかも知れない。

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チデジカが現れたが 集落の生活は変わらず

2011年07月24日 | 日記

7月24日(日) 晴れ 午後から雨と云うが 頗る爽やかな一日

7月の第三日曜日「町を美しくする日」 と言う長野県中でゴミ拾いや草刈りが行われる。6時30分に集落全戸から代表者が参加することになっているが、今朝の集まりは12名となり欠席者2名となった。

集落内の道路にはゴミは落ちていないと云うわけで、参加者の分担を三つに分けて作業が開始された。集落内のゴミを集める人、公園の草刈りに廻る人、集落を取り巻く山の中腹を周回する堰掛台(農業用水の水路で今は送水管が埋設されている) のゴミを点検するするグループに分かれた。

俺の組は公園の草刈り、何時もは四阿や池がある平坦なところの草刈りをしていたが、今日は上の部分の草刈りを行った。

春から一度も草を刈っていないところは背丈ほどもあり、クズのツルが絡みついたところは力がいる。エンジンを全開にして横一列になって刈進む、このときの爆音はものすごい音で集落全戸に鳴り響いていただろう。 

一時間の作業でひととおりなぎ倒したが  ・ ・ ・  Kさんが背中にエンジンを背負う方式の真新しい草刈りを持っていた。これは刃の角度が変えられて斜面に正面から取り付くには都合が良い機械だ。草刈り機も高価なものを買う人と廉価販売しているものを次々に買い換えて行く人、これに使う円盤式の替え刃も高価なものは一枚3500円のものもあれば、2枚で1500円の物もある。

俺はどちらの派に属するかと云うと、どちらでもない。始めに買った草刈り機の燃料料はガソリンで値段もそこそこしたので高価な部類に入る。次には友人が使えなくなったと云うのを譲り受けてエンジンを直して使っている。しかし、排気量の大きい物が欲しいのでホームセンターで廉価販売のものを購入した。二度目以降は全て混合ガソリンで一般的なので燃料の融通が可能だ。

作業が終わった後は集落全戸全員参加の公園での焼き肉パーティーとなった。タレも集落産のニンニク、玉葱、ゴマ、それに醤油と酒を入れた極上品が準備された。焼き肉に付きものの野菜も全て集落さんと地産地消、因みに肉も安信安全、放射能なしの蓼科牛となった。 

こう言うときの子どもたちは別メニューは致し方ないが、特性のテーブルと椅子が準備された。 

焼き肉が宴闌のころ、公園の池ではトンボが盛んに卵を産み落としている。シオカラトンボの割には長さが短く、腹の厚みがなく平べったい。ハラビロトンボだろうか?小さなカメラで捕らえた映像文様まではハッキリしないが、この池にはカエルがいるので、安全だとはいえない。 

急にトンボの姿が見えなくなった思ったら、カエルがスーゥっと浮かんできた。波を立てるでもなく ・ ・ ・  

 姿から察するにダルマガエルだろうか

 

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久しぶりの山登り 歩くと云うほどのことはなかった

2011年07月23日 | 日記

7月23日(土)  晴れ    涼しい風  山登りには程々の天候だった

春にスタッフがあつまり計画をした『東信州田舎暮らしネットワーク』の春のイベント・山登りが今日となった。参加者は35名と予想以上の大盛況、バスとワンボックスに乗り込み大河原峠に向かう。

所要時間は一時間くらいだろうか、徐々に高度が増すたびに窓からの空気が冷たさを感じさせる。バスから降りて靴の紐を締め直すなど、案内のM氏の注意事項を思い出しながら三々五々歩き始めた。

そういう時、俺はと言うと靴はなんともいただけないスニーカーで来てしまった。今朝になって思い出したように、キャラバンシューズの紐を変えて準備万端と思ったが、このところ5年以上は使っていない靴、他には本格的な登山靴もある。しかし、いざ、出かけるときになり数年間下駄箱に入れっぱなしの靴で大丈夫だろうかと不安が過ぎった。その昔、富士山の須走を降りるときに靴の前の糸がすり切れ開いてしまったことがある。あのときの事が甦ったので、スニーカーで来てしまった。登るには全く不安はなかったが、降りのときに着地する不安定さが靴底から感じる。双子山だからと甘く見てはいけなかった。

出発の時は青空も見えていたが、歩き出すとガスが掛かりだし、間近に見えるはずの蓼科山は全く姿を見せなかった。笹の生い茂る平坦な道をひたすら一列になって進む。標高は2200mくらいと云うことと、太陽が霧に隠されているので暑さは全く感じない。

30分歩いて双子山頂上と云うことだったが時間短縮で20分もかかっただろうか?呼吸が乱れることもなく頂上はなだらかなピークが二つある文字通りの双子山だった。ここで弁当を広げそれぞれが好きに近辺を散策して1時間を過ごした。

この辺りには花が、咲いていると聞いていたが、どうやら中途半端な時期でゲンノショウコウのような花が沢山見ることができた。あとはエーデルワイスの仲間だろうか?まだツボミで僅かに開きかけている物もあった。ノンビリと辺りを散策し、眼下に見える双子池を覗き込むようにしていると集合の声がかかった。

バスを降りたところまで歩き、次に向かうのは多くの会員が移り住んだ旧望月町布施地区の水道水源“五斗水”を見学、蕩々と湧き出る冷たい水に換気しながら喉を潤す者もいる。

ここからは立科町女神湖を経由して長門牧場で一休み、ソフトクリームに舌鼓を打つものも、草原を歩く人と夏休みに入ったためか小学生の団体が大勢来ているわりに、静かな行列に少々戸惑う。今時の子どもたちはあまり大声を上げたりしないのだろうか? 

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夏を通り越し 秋のような涼しさと空の広さ

2011年07月23日 | 日記

7月22日(金)  晴れ   爽やかな東の風  涼しい一日

重たい黒い曇が上空に張り出し、今日一日が雨になるかのような空模様だった。風は東から少し強め、山の伐採した木を片付けるには都合のよい天気となった。

今月で裏山の整備の第一段階を終えることにしているが、倒した太い木は薪に、細い枝は使いようがないので焼却処分となるが、今日の風は南東から吹き、焚き火の煙は集落と反対側、山に流れるので次ごうがよい。

午前中は上の棚から縄で括った粗朶を降ろす作業に集中、あっという間に昼飯になった。気温が低く風も冷たいので作業はしやすいが、水分の蒸発が早く、気がつくと喉がカラカラで声が擦れている。

午後はゆっくり作業をするように心がけながら、中棚と下に置いてあった木を片付けた。山を見上げると光が通るようになっているが、秋に向けて太い木を伐採することで今年の作業を終わりとしたい。開いた山肌には低木のシモツケを植えることでミスジチョウが舞う山になるようにしたい。

 

暗くなるまで続けた作業、何がこうまでさせるのだろうか?

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台風の恵み 窓を閉めるほどの涼しさ

2011年07月22日 | 日記

7月21日(木) 晴れ    強い風   涼しい 夜には寒いと云う

夜半までの雨もあがり今は爽やかな風が吹く。さわやかと云っても起きて直ぐ窓を開けたときには思わず冷たいと云う声が出るほどだった。

風は冷たいが陽射しが強いので外にいる限りは心地よく、こう言うときは草取り日和となる。風が強ければ蚊や虫に刺されることもない。芝の中の草取りを終えて庭を一廻りした。キンシバイの花を見ているとアシグロツユムシの幼虫が勢いよく下から登ってきた。花びらの先端までくると強い陽射しで我が身の影が映ったのに驚き、足が竦んだのか身体だけを前後に動かすが足が前にでない。次の瞬間、パッと音もなく跳ね上がって姿が消えた。

庭のハズレではタヌキかハクビシンが食べたカボチャが種が未消化で糞として出されたのが花が咲き実が着き始めた。この先どのように変化するのか ・ ・ ・ 獣たちは所有権を主張するのだろうか?

畑で咲くニンジンの花も盛りを過ぎているが、小さな蛾?が口吻を小さな花に差し込みながら歩き回っていた。蝶と同じような仕草をして、文様も同じようなものだが、”ガ“と云うだけで嫌われてしまう。他の虫がいないのが幸い、ニンジンの花でゆっくりと独り占めしてもらおう。

強い陽射しに翅を干しているのか? ヤマトシジミも万歳ポーズをとったままだいぶ長い間この姿勢でいた。

夜には久しぶりのボランティア集団「町民活動センター」の会議があった。出だしが遅く話題も直ぐに幅がひろがってしまう。尤も彼らはそれぞれが独自の活動をしているので、この集まりは息抜きになればよいと思う。わいわい云いながらも決めごとはしっかりと進めるが大幅に時間が超過してしまった。

なんとなく緊張感のない一日を過ごしてしまった。

会議はガス抜きではないのだから ・ ・ ・ 

 

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病院通い 雨にも負けず と云いたいところだが

2011年07月20日 | 日記

7月20日(水)  雨   ドンヨリとした一日 台風の影響もない

今日は月一回の病院通い、しかも、2ヶ月に一回の眼科と内科二つの診療を受けることになる。台風の影響で激しい雨の中車を走らさなければと少々憂鬱な気持ちだった。ところが、朝になって見ると夜の雨音は消え、東の浅間の麓は見えていた。 

病院の駐車場は何時もの混雑とは比べものにならないくらい車が道路にあふれている。雨が少なかったことで水たまりは見えないが、俺の軽トラの荷台にはこっそりと長靴を忍ばせたのを周りから見られているような気がする。

眼科は時間とおりに終え、次に外来治療室で注射と採血がある。ここがものすごい混雑、いつもならすんなりと通過できるのが外で待ち、中でも待たされ、採血を終えてから、注射の係り看護師(婦)が来ない。採血を終えた看護婦が別の看護婦に『注射お願いします』と声を掛けているのに、返事をしない ・ ・ ・ 待合の椅子に座る人もアゴを突き出し腕を組んでいるが、これって怒りの表現かと勘違いしてしまう。 

待たされた注射も看護婦の怒りのためか、いつもより痛い!!ホルモン系の筋肉注射故、痛みは常だがドカンと云う感触と共に針が突き刺されたことで指の先まで響いたのには参った。そのショックのためか、直後に内科診察に必要な血圧を測ると115と67とでた。何時もの院内を早歩きで一廻りしてからの血圧と同じだった。

時計を見ると12時55分を指している。あとはカバンに入れてきた本を読んで待ち時間を潰すことになるが、その本も読み終わってしまい、午前中の眼科でもらってきた花粉症のパンフを読んだ。イネ科の植物は家の周りというか、町中どこにでもあり俺の散歩する道にある草が写真付きで載っている。 

スズメカタビラやスズメノテッポウなどは花を見ると意外にも可愛い姿をしている。カモガヤも朝露を溜めたところに朝陽が射すと美しい電飾のように見える。 

内科は11時30分の予約だが13時30分を過ぎても音沙汰がない。周りの人は一端少なくなったが、午後の予約の人が椅子を埋め始めている。2時少し前になると看護師(婦)が名前を呼びながら俺の方へ向かってきた。話を聞くと「採血の結果がでないから診察は遅くなる、昼飯でも摂ってから来て欲しい ・ ・ ・ 」病院の都合もあるだろうが、俺にも都合がある。ここで仕掛けに乗って大声で叫んでも解決はないので、次回の予約日時を紙に書いて見せた。今日はこれでお仕舞いにしようと云うわけだ。

眼科の支払いを済ませて俺は家に向かったが、後味の悪い病院通いとなった。

いつもは毎月第4水曜日と決まっているのだが、今月は病院の都合で今日になった。今日の全てが病院の都合、俺がモガイテも始めっから決められていたようだ。後期高齢者予備軍相手のこと、病院も近い将来のカルテを先取りしているのだろう。 

 

小さな雨粒  棘のあるミドリの葉

暗い緑に 透き通るほど白い蜘蛛

俺には 見ることができない糸

見えない糸をあやつる 白衣の天使 

そんな時のベル 蜘蛛の糸が繋がっていた 

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台風の前の静けさ 20年ぶりの出会い 

2011年07月19日 | 日記

7月19日(火) 雨  ときたま激しく降る 台風の影響 久しぶりの冷たい風

昨夜は激しく降る雨音を聞いたので、畑のバジルを見る。苗の定植をしたときから炎熱を浴び、水やりも我慢させて凌いできた。昨夜のあめで息を吹き返したようにシャッキリとしている。これも枯れ草マルチの効果は高い。

カボチャのツルの伸び始めたところでは草が目立たないが、沢山生えている。何れ実が着き始めたら、ここにも枯れ草を敷くようにしよう。カボチャはツルに咲く「一番花を摘花した方がよい」と云うようなことがうろ覚えにあるが ・ ・ ・ 

朝飯を摂っているときに電話がなり、東御市に住む大学時代の友人から電話が入った。「珍しい人を連れて行くので楽しみにして ・ ・ ・ 」

やがて10時少し前に現れたのは俺より一年後輩、20年振りだろうか?在京のオーケストラリタイアして中国瀋陽音楽大学へ客員教授として3年半単身赴任していたと言う。彼が大学の入学受験のころから知り合い、親しくしている。昼飯を共にした久しぶりのゆっくりとした時間を過ごすことができた。同世代の元気な姿が光って見える。ツアー客ではない中国の滞在話は国民性を理解すればこれほど楽しい物はないと云う。激しく雨が降るなか、車高の低い車を見送った。

雨が降るとAlgoもSalaも俺のパソコンの置いてある部屋にいることが多い。Algoの定位置は俺が座る椅子の下、しかも、この赤いタオルがないといけないようだ。

Salaは大きな座布団を敷きながらウインザーの椅子で寝るのが常だ。リビングでSalaを探してもいないときは必ずここで寝ている。

このウインザーの椅子、30年近くなるが今月3日に亡くなられた村上富朗さんの椅子だ。当時、彼はアイリスが咲く別送の管理をしながら(と思うが・・・)椅子作りに情熱を傾けていた。菅平の友人と訪ね、一目で気に入ったが、彼はあらためて出直してくれと云う。次の週に訪ねると未完成のこの椅子に座ってくれと云い、そこで肉うどん(確か・・・)を出してくれて半日過ごした。帰り際に座り心地を聞かれ、感想を言うとその部分に鉋を入れて、あとは持ち帰り使ってから手を入れていくから ・ ・ ・

その後は図書館や東京でもお会いしているが、もう一度会いたかった。それは俺の足の長さが短くなったのか少しだけ椅子が高く感じる。その調整をお願いしようと思っていたときだ。Salaの専用の椅子のように思われるが、こんどはじっくりと写真でお見せしよう。彼の名工と云われた所以が移せるのだろうか。

村上富朗 作品展

http://www.studio-kuku.com/kobou/kohbou-1106_isuten.html

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虫たちも台風を予測して 活動しているようだ

2011年07月18日 | 日記

7月18日(月)  晴れ  曇が多く涼しい一日  風が心地よい

朝靄が朝陽を遮っていたかと思ったが、外へ出ると既に太陽は相当の高さになっている。空気が澄んでいるのか、浅間のシルエットにつづき群馬の山々が見えた。

天気予報では明日から雨が降るという。しかも、台風の影響で風も強く、雨量も多いようだ。雨が降るのは嬉しいが畑や庭の草が、一機に伸びるのがこまる、朝一番で畑の草刈をしたが、気がつくと2時間も過ぎたことになる。

2時間と云っても畑はそれほど広いわけではなく、しかも、野菜も草も同じ所に植えてある。人様がみれば草だらけの畑と思うが、野菜も昔は草、香味野菜と云われるハーブはフランスの言葉では“Herbs=草”だと教えられた。 草も空気中の水分を地中に送り込むのでそれなりに役に立つと信じている。しかし、野菜よりも背丈が伸びるのが早く、影を作られるのは困る。地面が露出しない程度の短さで生えてくれるのを願う。

そうは云っても、俺のキャベツ畑を見ると虫の穴だらけ、モンシロチョウの天国のようなところだ。近頃はアマガエルが増え出すと様子が変わってきた。確かにモンシロチョウは卵を産み付けるが、幼虫になるとカエルが食べる。カエルも親子ではないだろうが、年配者が若い者に虫の取り方を教えている場面に出くわした。何が正しいかは判らないが、皆さんがそれなりに感じて貰えれば嬉しい。キャベツ畑に顔をだしたニンジンの花にはコアオハナムグリも沢山来ているが、コガネムシと云う方が通りが良さそうだ。

キャベツ畑の攻防

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遅い朝飯を摂り、昼までには充分時間があるので、こんどは庭の草刈りに入る。ここは作業の誘惑が多いところ、蝶たちが盛んに俺に作業をやめろと云いに来る。

昨日のブログでも載せた“ツバメシジミ”俺に草を刈るのは止めろと言いたげに、ハルシオンに止まりイツまでも口吻を花に差し込んで離れない。

尾羽と云うか飾りのようなものは、ツンとしているように見えるが、風に靡いたり、横に曲げたり自由に意思表示が出来るのだろうか?翅の縁取りの白いのはお洒落なテーブルセンターの端のように縦糸だけで作られているようだ。

観察していると休憩時間もあっという間に過ぎて、15分では時間が足りなくなる。作業も予定が組まれて後が遣えるなど云うことではないのが、好都合と云うか俺の身勝手な判断で予定は未定となる。

ツバメシジミと同じようにベニシジミも人なつっこく、近くに寄っても断らない蝶だ。表情が豊か、翅の美しさから切手のデザインとなっているのが理解できる。写真でどれくらい表情豊かかを理解して貰えるかは定かでないが、是非野原にでて事物を観察してほしい。

ベニシジミ

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明日から雨が降るとニュースで報じている。大きな台風らしい ・ ・ ・ 今日の草刈りと、バイカウツギの根回りの草取り、そして、伸びすぎた枝を払ったら夕方になってしまった。短い距離だが絶妙のカーブにはバイカウツギを植えてあるが、今日のような作業をすると植田まさしさんの「刈りあげ君」を思い出す。

庭の方はスッキリと草丈を短くし夏モード、虫たちの居所と蝶の産卵場所になるシロツメクサは奥の方を水路まで残した。

道具を片づけるころは雨も地面が濡れるほどになった。一日12時間以上外にいられる幸せとほんのちょっぴりの疲労感が好い。

 

朝に見た浅間山は闇に包まれて

隣の集落の街灯五つが星座のように見えた。 

それぞれの生活は明かりの灯る場面に変わる

電気に求めすぎたしっぺ返しが今の日本を包み込んでいる

“なでしこ”が日本を支え元気づける時代になった

 

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アシグロツユムシと出会った 道普請の日

2011年07月17日 | 日記

7月17日(日) 晴れ   眩しい朝陽 日中の陽射しは熱い 雷雨がない夕方

毎年恒例の道普請が行われる。7時30分公園に集合と云うことで、鋤簾をもって出で掛けるが、公園にはバックフォーの運転手がいるだけ、皆は堰掛台に向かったと云う。相変わらずの時間前の活動開始 ・ ・ ・  

 

俺は遅く起きたわけではないが、太陽が曇の越えて顔を出した5時には外に出て庭を一回りした。西の外れに植えたハコネウツギがこの夏をうまく乗り越えてくれるか心配なのだ。昨年挿し木をしたものを定植したが、既に幾つかの花を開いている。その花を見ると虫がいる。しかも、髭(触覚)が身体の倍以上あり、緑と茶黒色の文様がある。名前は定かでないが、明らかにまだ幼虫ということはハッキリしている。

 顔は愛嬌のある顔で目が黒く陽の光を受けてしっかりと輝いていた。顔が身体に対して直角について口が尖っている。蟻とキリギリスの絵本に出て来るような顔をしている。図鑑を調べると“アシクロツユムシ”の幼虫だそうだ。“ツユムシ”と言う虫はどんな鳴き声をするのだろうか?

 朝陽が曇を乗り越えて鋭い光線を伸ばし始めたとき、バラの葉の上に止まっていたツバメシジミが翅を僅かに広げた。正面からは黒にしか見えないが、青緑に鱗粉が反射する美しさを知った。

 背中から見ると碧黒い翅に白の縁取りが美しい。

 黒ごまのような愛嬌のある目、白い足に触角が白と黒の螺旋状になってお洒落なシジミチョウだ。

 ラベンダーも朝日を受けると日中見る姿とは違いくっきりとして整然と生き活きとした姿を見せている。この中にヒカゲチョウがしっかりと捉まり蜜を吸っているのか?それとも夜の過ごしたのだろうか?

 近づき過ぎたカメラを嫌い、草むらに飛び移ったが今度は翅を閉じた姿を見せた。表と裏の文様が違うがこの蝶は地味な文様でもあり、日頃、薪を積み上げた暗がりで見かけることからも、性格的にも地味なのだろう。

北側のアジサイはほとんど陽が当たることはないが、ピンクとブルーの花が咲き出した。 

 道普請は集落を取り巻く中棚の道にバラスを撒く作業となった。草退治の役と、バラスをダンプで降ろし、バックフォーで均したあと、ジョレンで手直しをする。この作業を昼までつづけ、弁当を集会所でとって解散となった。山裾の集落は17世帯、今日の作業には12名が参加した。あとの五軒は高齢化とも関係するが、俺が道普請で出役できるのはイツ頃までだろうか ・ ・ ・ 

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夏の盛り 今をそう云うのか、 身体がついていかない暑さ

2011年07月16日 | 日記

7月16日(土)  晴れ    無風   猛暑   夕方には僅か風が吹く

昨夜は白夜のような明るさ、午前一時頃に裏山でアオゲラが 口笛で呼ぶように啼く、やがてはホトトギスと交互に激しく啼きあうが何かあったのだろうか?

朝からジリジリと肌を焼くような暑さを感じた。このところ一昨日と昨日は野暮用で文書の提出、夏以降の諸々の打合せなど、自然の風が閉ざされた部屋の中での作業は身体に悪い。今日も日中、一番熱いと云われる午後1時に町の建物、土曜日で休日のため、締め切った室内は入るだけでサウナのように汗が流れでた。部屋の窓を開け建物南北の窓も開け放って風を誘い込もうとしたがムリ、90分の予定だった打合せは何時ものように延長 ・ ・ ・ 

家に戻ったのは4時近くだったが、僅かに風を感じる心地よさがある。庭では遅く咲き出したギボウシが僅かに風にゆれた。

 灼熱の太陽の光を反射する白は涼しさを演出すると云うが、見た目ではあまりそれに当たるとは思えない。ムラサキのラベンダーが咲き誇る前に白い桔梗が株を増やして次々に花を開くが、あまり涼しさを感じないのは俺の先入観からだろうか?

玄関には毎年挿し芽で更新するストレプトパーカスが花を開きだした。まだまだ小さな株で植木鉢の土が見える。夏も後半になると沢山のブルーの花を着けて緑の厚ぼったい葉と対照的な涼しさを演出してくれる。 

リビングの前では毎年花を見せるわけではない、気ままなネジリバナが一本だけ花を開いている。上の方はまだツボミが硬く、全ての花が開くまで至っていないが、炎天下では少々草臥れた様子だったが、日陰になると急にシャッキリと見えた。 

 家の中は外ほど暑くはないが、風がないといたたまれなくなる。Algoは自身が分厚い毛皮を纏っているせいか、風を読む能力がすごい。椅子のした、階段の脇、僅かに開いた隣の部屋とのドア ・ ・ ・ 必ず風にスピードがでる所に陣取るようだ。

Salaは風が直に当たるのを好まない犬、毛が短いことにも関係しているのが、二人の棲み分けに争いが起こらないのはありがたい。Salaは熱い部屋でも常にベッドに潜り込んで寝込んでいるが、Algoがいるところに潜り込んでみると風がとおる心地よさを感じる。

梅雨が明け、夏に身体が慣れていないころは、涼しさを演出する器具で身体をだますようになる。我が家でも夏の夕暮れに灯すには最適なランタンがあるが ・ ・ ・ 近頃の節電キャンペーンでは登場させるには少々勇気がいるようだ。 

炎熱のなか 草刈りや山仕事で汗を流すと 心地よい

町にで 会議や打合せでジットリした汗は 身体に響く

熱射病ではないだろうが 後頭部首の付け根が痛い

身体が柔なのか 夏が急激なのか それとも ・ ・ ・ 

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