田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

春ゼミも地上の寒さに動けず、晴れた午後 気温が下がる

2012年05月11日 | 日記

5月11日(金)  曇り 太陽はでるが寒い  午後は青空が広がるが更に冷え込んだ

玄関脇のコンクリートの上に何かがいる。近くに寄ってみると“ニイニイゼミ”だろうか?まだ羽化したてで羽の色が着いていない。透明の部分に茶色の紋様が入るのだと思うが、太陽もでてなくまた、寒い今日は動きが悪い。このような目立つところでは直ぐにヒヨドリに喰われてしまうので、柱の裏側に移したが、足の力がないのか止まることができない。ギボシの葉の陰にそっと置いたが ・ ・ ・ 

蝉を置いて家に入る芝生にいるスズメがしきりにこちらを見ている。俺が蝉を隠したことに文句を言いにきたのか、月曜日にストーブの煙突から落ちて灰まみれになったところを助けられた礼をいいにきたのか?太陽が出てきたが、反比例して気温は急激に下がったような気がする。

 

午前中はPCに向かい、頼まれ仕事をやっつけた。ヤッツケタと云うほどのことは無く、期限はとっくに過ぎてのことだ。夕べも社協報の編集会議があったが、年度初めの会合でいろいろなことが課題としてあげられた。昼過ぎに切り上げてリビングに来ると寒い、夕べの寒さにガマンしすぎたのが良くなかったか、風邪気味のようだ。

青空が広がり太陽がでているので、庭を一廻りしてみた。コンクリートのタタキと水路の間からヒメフウロウが芽をだして花を開いた。花としては劣悪な環境だろうが流れてきた種から発芽しただけあって元気が良い。錦木の植え込みの根元でもハナイチゴの実生から沢山の芽がでて蕾を持っている。

花たちは春を採りすぎて、今咲いている花は秋まで咲き続けるパワーを持っている。スズランも花を開くのはこの寒さでお預けのようだが、準備万端蕾を沢山ぶら下げた。明日の寒さに負けないように、エビネの芽には枯れ草を被せたとMが云っていた。

南の崖の途中から生えている木の名は定かで無いが、カイドウのような花を咲かせる。蕾を沢山付けて、中には開き掛けているが、花はカイドウと同じだ。冬には小さな赤い実をヒヨドリに提供している。

午後には頼まれていた、PCで出納帳を作る手順を書いてメールで送った。田舎暮らしも勤めをリタイアすると一気に役が廻ってくる。“ほっぺた廻し”と云うのは顔色を見て役を当てるのか?だれでも順番に廻すのか?今ひとつ解らない面があるが、都会から移り住んだ者へは地元に馴染んでくれと云う応援歌でもあり、住人としての審査段階なのだろう。地域の農・水・山・など奥が深いことは日を追って見えてくれる。

友人も他県の人ながら、田舎のシステムは信州山裾と同じようだ。会計係りとして酒代以外にもっと金が掛かることを決算書で表したいと云う。出来合のものをダウンロードすれば?と提案したが、自分で作りたいという。作業が簡単なソフトを買うには値段が張る。いまや自分で工夫して、説得がデキル方法を模索するしかない。

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