田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

豆まきは 恵方巻で好しとしよう

2007年02月03日 | 日記
二月三日(土)快晴 風が冷たい 穏やかな一日
今朝も目覚めが良く良い一日になりそうだ。
昨日の薪割が残っているが、その前に土曜日の楽しみは信濃毎日新聞に掲載されている「風土と哲学」日本民衆思想の基底へ、内山 節 氏(うちやま たかし)を読むのだ。http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/513624/%C6%E2%BB%B3%C0%E1/detail.html?mode=0  
彼の里山、自然、田舎暮し、畑作等に関する著書を読んで、私が将来田舎暮らしを望む切っ掛けの一つだと思う。
信毎では今年から土曜日の連載が始まったのだ。
今日掲載された中の「私たちの精神の基層に、自然に日々学びながら自然に支えられて暮すことや、コミュニティーやその文化の中で暮らすこと、生活の中に仕事があるような暮らし方を、人間らしい有り方と感じさせるものが存在している」まさにこの生き方を実践したくて、早期退職・田舎暮らしを実行し自ら選んだ土地で生きていることだと思う。
土曜日の朝はこれが羅針盤のように思える楽しみの一つだ。

十時から外へ出て、薪割りをしたが、今日の作業は長い樹をチェンソーで40cmの長さに切り揃えるのが午前中の仕事だった。
昼は妻・Mと巻き割の現場(庭)で食事をした。
それは今日の節分の日の「恵方巻」を長いまま北北西に向けて食べるとご利益があるそうだ。
一本の太巻きは普通の昼飯以上の満腹感がある。
Mが食べきれないものに俺が食指を動かしたので満腹、腹八分目は何処へ行ったのだろうか。
薄着の季節がくる前にはダイエットをしなくてはならない・・・・・

午後は相変わらずの薪割樹での作業、終了は5時半になっていた。
片付けてから風呂に入り、窓を全開にして十六夜の月を眺めながらのんびりとした時間を風呂場で過ごした。
快適な一日だったが、食事のときにTVを点けると、子供の白血病のドキュメントをやっていた。

478日の闘病生活で天国へ召された・・・・・ 切ない。
生きようとする健気な子供の姿と、母親の強さに心を打たれた。

今、俺に何が出来るのか 自問する・・・・・・
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2 コメント

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先輩のパン屋さんへ (信濃屋中米)
2007-02-04 18:27:20
山裾人様
寝ている間に勝手にパンが焼けている・・・こんな素敵なことを何故もっと早くにしなかったのか悔やまれます。
驚いたのは4時頃に聞き慣れない物音が、どすん、ばたん・・・一生懸命パン屋さんが働いていてくれました。
これからは、いろいろなパンに挑戦したいと思っています。その節は是非ともご教示賜りますよう・・夢酔さんも誘って「山裾パン教室」はどんなものでしょうか?
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内山 節氏のこと (信濃屋中米)
2007-02-04 19:08:32
山裾人さま
・・・「里」とは村を意味しない。それは自分が帰っていきたい場所、或いは自分の存在の確かさが見つけられる場所である。・・・
内山節氏のこの言葉に衝き動かされるかのように私も5年前『里びと』になりました。
土曜日の信毎の連載、私も楽しみにしています。この新聞社、政治部はダメですが、文化教養部は出色ですね。

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