田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

本を読む 雑感

2006年11月03日 | 日記
11月3日(金)文化の日  曇 後 晴薄雲多し
  ここの集落は子供が少ないのか休日と言っても平日と変わらない静けさをを保っている。天気予報では快晴のはずがまた朝日がまともに出ない。向かいの山が霞むように曇っているが午後には北の方から晴れてくるだろう。
  朝食の片付けも終わったところでテーブルの読みかけの本を手に取った。
  立松和平著「道元」である。これは「傘松」として大本山永平寺が発行(1998年9月~2002年4月号)に掲載したものを1冊に纏め、4年前に出版されている。出版されたときの書評を読みそのままになっていたのを、今年の6月に古本で購入した。実際に読み始めたは10月頃、読書週間に合わせてだと思う。福井県の永平寺は道元により建立されたものと以前から教えられていたため何時かは知りたいと思っていた。また、永平寺と町内にある古刹『光徳寺』とは同じ宗門であり関係が深いのだと檀家の方が話をしていた。本の内容は『地・水・火・風・空』と各巻に分かれており誕生前の時から年代を追って表されている。
  初めに「地の巻・水の巻」までは読んだがそのままになっていた。4百頁のものなので半ばまで読んでリビングに置いたままだったが、続けて読むとなると読んだところを戻りザット目を通してからでないと「火の巻」には入れない。仏教の歴史と思いながら読むこととする。これからは外仕事が少なくなるので最期まで続けて読めるだろう。
  本は読めば取っておきたくなる。しかし、良いと思う本でも、結局そのまま本棚の肥やしになり処分をしなければならなくなるが、本をゴミに出すと云うことは苦しいことだ。今はどこの図書館でも古い本は受け入れてもらえないのが当たり前で処分も難しい。なんとかならないものだろうか・・・・
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