6月22日(水) 濃霧 快晴 午後からは曇が広がる 夜 雨
昨夜の予報では快晴マーク、夏至の朝陽を待ち望み午前4時に起きた。信州では4時29分が日の出となっているが濃霧だった。朝陽が出たのは7時すぎ頃だっただろうか。
夏至の頃の定番としてグリンピース入りご飯が食卓に昇る。それを知ってか友人 I さんが届けてくれた。夏至と同じ日の出・日の入り時刻は、昨日・今日・明後日と3日間同じになっているから夏至はこの三日間ならいつでも良さそうだ。
日の入りは19:09分となっている。7時30分でも曇り空ながら、残照が明るさを保っている。今時の庭は白い花が多く、夕方になるとその美しさが一際目立つようになる。地面に点線の文様を描くヤブイチゲ、湿り気のある香が梅雨時を楽しませる白花浜梨、道路までの道沿いは梅香卯木が品格のある香を漂わす。そして天空の星空のように見えるヤマボウシ皆それなりに存在感をもたらしてくれる白い花たちだ。
友人が帰るころにはまだ暗闇には間があり、白い花はそれほど目立つわけではないが、太陽光のライトが橙色に灯るのが好きだ。家々の白壁がこの時間帯だけは自己主張をするように目立っている。
太陽が高く昇った頃、北側の石積みでは蝶たちが身体を暖めるのか集まってくる。クロヒカゲチョウも翅を傷めながらしっかりとした姿勢を見せている。
咲き出した更紗卯木の花で蜜を吸うトラガも蛾の仲間ながら、カラフルな色合いから蝶の仲間入りをさせたい。
シモツケの花が咲き出したがその周りを旋回しながら止まろうとしないミスジチョウ ・ ・ ・ 数えてみると三~四頭いるようだ。
《 この蝶 ホシミスジ です 》
宙返りではないが反転しながらの飛翔も巧いもので、四頭が絡みながら組んずほぐれつ飛び交っている姿には闘争心は見えない。この木の下にはトカゲが潜んでいて蝶を捕まえたのを見たことがある。カマキリほどではないが、要注意のことを蝶たちは知っているのだろうか?
蝶の特技なのか滑空が上手い。巧みな技を持って急旋回、急上昇とぶつかり合うようなことはしない。
夜になり常夜灯に照らされたヤブイチゲの花が可憐だ。陽が落ちると花を閉じる種があるが、この花は夜中もこの姿を見せているのだろう。
電力消費削減で常夜灯を消しているが、ヤブイチゲの明かりでタヌキもハクビシンも足下は安心のようだ。
いつも信州の初夏を楽しませていただいております。
旋回しているのは,ホシミスジです。
我が家も庭のユキヤナギで育ったホシミスジが飛び始めました。コデマリやシモツケも食べるようです。
こちらも梅雨入り、今日は朝から雨降りです。
ホシミスジ ありがとうございます。
ミスジチョウにもいろいろですね。
何か人なつっこいヤツと思ってましたら、隣のユキヤナギで育ったんですね。
ユキヤナギが大きくなりすぎたから切り戻しをしようと思っていたところです。
剪定も虫たちの生活を脅かすようではいけません。
産卵期を調べてその前に少し小さくしましょう。
ありがとうございます。
ホシミスジはこの辺は2回発生で,8月に羽化を観察しました。
拙ブログ【ホシミスジ(2009-08-28)】
大分前までは庭のウメにオオミスジが来ていましたが、最近見ません。
ホシを見つけることも知らないで・・・・
蝶の不思議ますますハマりそうです。
今日もシモツケの奥にホシミスジが四頭重なり合っていました。
交尾なのか?
8月の羽化を観察・・・・
ユキヤナギを点検して見ましょう。
ありがとうございます