田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

梅雨は雷がなると  やっていくるのか

2010年06月29日 | 日記
6月29日(火) 薄曇り 蒸し暑さ  午後には雷と雨

予想どうりに朝には雨が上がり薄日がでている。
今日の行動予定は午前中は畑の草刈りと堆肥を施すこと。
午後は大内道沿いの草刈り、庭の草刈り、リビング前の芝刈り、東の土手の草刈り、ドッグランの芝刈り、北側山との境の草刈り
午後は少々オーバーワークになることは承知でのこと、全てが予定は未定としている。

畑ではジャガイモの花が咲きだしている。
5月29日に種イモを撒いたのから順調すぎるくらいに、オソマキながら立派に育ったものだ。


我が家の畑は基本的には肥料をやらないのだが、畑からでたものは畑に返すという循環を建前としている。
コンポストに野菜くずや草刈りの青葉などを入れ米ぬかを入れて発酵させた。
それに、ストーブの灰を混ぜて再発酵させてたものを豆やジャガイモの根周りに施した。

畑の脇では花菖蒲と思われる和風でデザインをまとめた花が咲きだしている。


堆肥を簡単に施したあとは畝との間の草をエンジ式の草刈り機で刈る作業に入る。
燃料を入れているときにマキ材として積んであるリンゴの樹に蜂のような虫がいるのを見た。
翅が涼しげで黒い水玉がふたつ対照的に入っている。
胴は蜂の色とおなじ黒に黄色の縞がある。
図鑑で調べるとその名がおもしろい・・・・
“スネブロクシヒゲガガンボ”の♀でハエや蚊の仲間だだそうだ。
オスだとヒゲが櫛のようになっていると云うのだから、この夏には見ることができるかもしれない。


草刈り機を振りまわしているとエンジンの音に構わず飛びまわっているのがいる。
葺きの葉に止まってのを見るとセセイリチョウだ。
今年初めてだろうか?
後ろ姿だが直線的に猛スピードで駆け抜ける技がこのステルスのような翅の形にあるのだろう。


朝飯を終えて直ぐに畑に出て作業に取りかかったので腹の空きかげんもいつもの寄り倍のような気がした。
“ゴハン”と窓から呼ばれるのを何時かと待ちながら作業を進めるのだが・・・・
以心伝心か昼飯はゴハンではなかったが大盛りの冷やし中華だった。
夏の暑い中、作業の途中の飯は酢を使ったものがよい。
食べきれるかと思いながらも・・・・・・完食となった。


昼飯が済んだあとはゆっくりと昼休みを取らなければ・・・・・といつものように裏山へ登る。
登り切ったところには山芹やシソ科の植物が多いところでキアゲハが盛んにタッチアンドゴーを繰り返している。
不器用に翅をはばたきながら草から草へ・・・時々長くとどまるのは産卵をしているのだろうか


気になっていた“クララ”の花が咲きだしているのではと近づくとシジミチョウがいるのを見つけた。
若しや、オオルリシジミではないか!!
少し離れたところからシャッターを押す。


近づいて見ると確かに蕾のところに尻を丸めて・・・産卵をしているようだ。
強い風が吹き始めて花穂が大きく揺れるがしっかりと掴まっている。
オオルリシジミがこの山裾の裏山で玉子を生む!!
嬉しさを押さえてカメラを近づけると、オオルリシジミとは文様が違うようだ。
“大”が付かないたんなるルリシジミだろうか?
我が家の庭でもよく見る翅の文様のようだ。


次にはオオルリシジミが来る・・・・と思いながら辺りを散歩しながら待ったが、急に風が冷たくなると瞬間的に雷がなった。
北西からの雷は危険だと云われている。
急いで山を折、午後の作業に使う道具を片づけて家に入った。
タイミング良く激しい雨が降ってきたが・・・雷は治またが
梅雨明けにはまだ早かったのだろう。
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4 コメント

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雷が鳴ったら・・・ (hirugao)
2010-06-29 23:31:40
山裾さん

今頃はサッカーでしょうね。
雷が鳴ったら梅雨が上がるなんて言われてましたが、今年の気まぐれな雨はどうなんでしょうか。
植物も動物も夏に入って来ましたね。

美味しそうな冷麺ですね~
明日のお昼は我が家でもそうしましょう。
返信する
一喜一憂 (山裾の人)
2010-06-30 08:02:18
hirugaoさん おはようございます

サッカー よく頑張りましたね。
PKでの勝敗は神のみぞ知る!!

一喜一憂 一夜の応援で日本が盛り上がるのは大したものです。

畑の夏草が整えられ、野菜たちもこの先元気に育ってくれるでしょう。
ありがとうございます
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オオルリシジミ (会津マッチャン)
2010-06-30 09:58:58
おはようございます。
オオルリシジミ、40年ほど前、上田近辺は当たり前に飛んでいました。その後、あやしくなりましたが、皆さんの努力で、東御市や安曇野で復活していますね。
 こちら会津盆地は、昔は図鑑にも紹介される有名な産地でした。でも東北地方はどこも絶滅して遥かになります。クララは健在ですので、ひそかに復活を夢見ています。オオルリシジミは青春の思い出です。
返信する
オオルリシジミ (山裾の人)
2010-06-30 18:48:26
会津マッチャンさん こんにちわ

3年前に町内の研究者に蝶のことを離してもらう機会を持ちました。
「いろんな人のいろいろ話」こんなタイトルで連続講年間12名の方が話題を提供してくれました。
その中にオオルリシジミの保護と立科町にも復活させようと・・・・
クララも道普請で刈られたり抜かれたりいろいろです。
裏山の道に二株だけ見つけました。
これからが楽しみです。

ありがとうございます
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