田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

信州も梅雨入り 地下室の湿気対策は万全です

2012年06月09日 | 日記

6月9日(土)  雨    激しく降る   本格的な梅雨入りだと報じられる

昨日までの外仕事で梅雨入り前の作業はホボ終えることができた。今朝のラジオで信州も梅雨入りしたと云う。毎年、梅雨まではやってしまおうと云うことが出来なかったが、今日は余裕で一日を過ごした。

外は激しい雨、梅雨入り宣言に気をよくしたのか久しぶりに、気合いの入った雨だ。雨の季節となるときになるのが我が家の地下室。床下一面に水が溜まったのを発見したのが2004年の9月だった。翌年の7月には数センチの水が溜まり運び込んでいた段ボール箱は全てカビで悲惨な状況となった。

その後の対策として建築した工務店と話し合い、地下室に入る水が何かを調べてもらった。結果は「裏山の絞り水」これには“だろう”が付いたが、山の地下水が入るなら、地下室の床より低い井戸を掘ろうということになり、4.5mの深さの井戸を掘った。その結果、地下室の水は季節になると相変わらず水が溜まる。その後は、工務店とバトルを展開しながら、専門業者に見てもらうと、壁の断熱対策が原因だということになった。

地下室の全てに発泡ウレタンを数センチの厚さに吹き付ける工事を施した。床もビッシリと隙間なく張ってあったのをすのこ状にした。このことで一昨年から結果を見るために、未だ荷物は屋根裏に移したまま、地下室の棚には空の段ボール箱を置いて湿り気を確かめている。

一番湿り気の酷かった凹みの部分も完全に乾燥するようになった。

床下を覗くと嘗ての水没時の面影がのこる木材の沁み後が痛々しいが、湿り気からは解放されている。しかし、これも床下の空気を循環させるサーキュレーターを稼働させることで維持されている。一年中廻しっぱなしだが3年間先ずは問題がない。通販で購入した優れもの、こんなに効果があるとは嬉しい限りだ。

 

西側の壁際が一番湿り気を帯びたところ、ここの木は見ると濡れているように変色している。手を触れると乾燥した木の感触はあるが、この色が注意を喚起する印と思っている。また、床下のゴミは困ったモノ、ゴミというよりはカマドウマの死骸が多い。どこから発生するのかは分からないが、現在生きているものは見かけない。この手の場所には“ルンバ”にお助け願いたいものだ。

 

9月の長雨に湿り気検査をクリアーしたら、屋根裏部屋の荷物を降ろすことにしよう。しかし、7年間近く屋根裏部屋に置いた荷物は大丈夫だろうか?

エッ 空になった屋根裏部屋? 誰かさんの部屋になるには寂しいカナ。。

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梅雨に入る前に片付けなくてはならない

2012年06月08日 | 日記

6月8日(金)   晴れ   爽やかな風  午後の雨は夜まで待ちになった

このところ窓を開ける度に甘い香りが飛び込んでくる。俺の家だけでなく東信州はどこでも今の時期にニセアカシアの花の香りで満たされる。裏山の殆どの木はニセアカシアで育ちが早く嫌われ者の代表格になっている。“憎まれっ子世にはばかる”ではないが、山裾の集落では昭和の中頃、山を切り開き其れまでのクヌギやミズナラを倒して、朝鮮人参の細微が盛んになったと云う。ニンジン御殿とよばれる邸宅を構えるほどの隆盛、そして、栽培に必要な日除けを張るために杭が必要となり、育ちの早い外来種『ニセアカシア(ハリエンジュ)』が持ち込まれた。花は藤のように垂れ下がり、天麩羅にすると食えると云うが、余り美味いものとは思えないが、悪いことばかりではなく花の香りと蜜が濃いので養蜂家が蜜を求めて巣箱を置かしてくれと来る。

集落内別荘のAさん夫妻が白樺高原で『ここだけデスと云う黄金アカシア』の苗を購入したのは昨年?2年前だろうか?畑の中央に植え換えた木に花が着いていたのを昨日見た。小さい木なのに花が沢山着いているのは園芸種のためか、それとも人工的に作られた種類なのだろうか。花も間近で見ると額が赤く花もクリーミーな色をしている。数少ないだけあって花を見ると貴重品に見えてくるのは俺の卑しさのなせる技か!!

 

一般的には、葉は緑色だが黄色の葉を持ち「金」の冠を着けられる種類はある。コデマリは小さな緑の葉だが、黄色い葉に白い花を着ける種類があり、「金葉コデマリ」と名前はよろしくない。実名は「アメリカテマリシモツケ‘ルテウス’」と云うらしい。確かに、花はコデマリと言うよりもシモツケに近いと思う。

朝火を着けた焚き火、昼飯を摂っても終わらない。昨年暮れに枝おろしをしたプルーンや梅、白樺の枝が片付かないで山となっている。朝から運んでは焚き火に放り込むことを繰り返している。梅の木は一冬で枯れてしまっているが、白樺はまだ生木の状態を保っていた。乾いた木と生木を交互に放り込み、夕方にはホボ片付いた。

天気予報では3時から雨と云っていたが、4時を過ぎ5時になても雷雲は姿を見せただけで雨はない。明日の予定にしていた錦木の剪定を前倒しでやった。錦木が覆い被さっていたので、ヤブイチゲが目立たなかったが、スッキリするとこの小さな白のカップ状の花も趣がある。直角に曲がった先は、まだ、ホタルカズラが残っているが、これから咲き出すコシオガマが太陽の光を受けるので赤色の艶が良くなるだろう。

全てを片付けると夕方に7時になってしまった。焚き火の始末は雨が降ってくれば良いのだが、夕方から風もでてきたので、水を掛けて完全に火をけした。白樺レストランの横に積み上げた細い枝は今日で完全になくなった。

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思い切って外仕事に徹する ジャガイモのベトヨセと草刈り

2012年06月07日 | 日記

6月7日(木) 晴れ  乾いた風が涼しい  爽やかな一日

久しぶりの青空を見ると家の中でPCに向かってばかりいられない。今朝は目覚めから快晴と確信できると空模様、カメラとケイタイそして図鑑を持って外にでる。今日の作業はジャガイモベトヨセ、“ベト”とは信州で土を表すが、福井や飛騨でも同じ言葉が使われるそうだ。畑のジャガイモは「とうや」「キタアカリ」「ダンシャク」の三種類。中でも、トウヤは北海道・洞爺湖の名を冠しているのだろう。その昔、東京紀伊國屋食料品スーパーで“まりも”と云うジャガイモを買ったのだが、それが、特別に美味い。澱粉質が多く美味だったことが今でも忘れない。そういうこともあり、この「とうや」と云うのを見つけたので直ぐに買い求めた。しかし、数が少なく人畝しか蒔くことが出来なかった。

調べて見ると、「とうや」は平成4年に北海道農業試験場で奨励品種に決定されている。また、澱粉質はキタアカリよりも低い ・ ・ ・ 詳しくは下記サイトを

http://www.geocities.jp/a5ama/toya.html

また、前出の「まりも」もこのサイトに表示されていた。俺がマリモで探してもわからなかったがのは、澱粉を採るための品種名と食用として売り出した名前を換えていたそうだ。拘るが ・ ・ ・ 下記サイトをご覧いただきたい。

http://www.geocities.jp/a5ama/eniwa.html

 

ジャガイモの蘊蓄に手間を掛けてしまったが、ベトヨセは簡単に機械の力を借りた。畝をたてるときから横着を決めこんで充分に畝間を開けて管理機の後ろに土寄機を取り付け、いとも簡単に済ませた。このあとは畑の周りの草刈り、ネギの畝は手で取らないとネギまで刈り込んでしまう。一頻りエンジン音を響かせ畑の周りの草を刈り上げるころ、手のひら・指先が振動で休めと云うサインをだす。

しばしの休憩は北側のロックガーデンで花と戯れた。咲き出した“イブキジャコウソウ”シソ科の薫りだが得も言われぬ匂いが涼しさを倍加させ、乾いた風も汗の引きを早めてくれた。

忘却とは恐ろしいことなのだが、イブキジャコウソウと同じ時に購入した同じような花、しかし、片方だけ名を忘れている。どうしても思い出させない。グランドカバーで香草の一つ、?と検索するが未だに名を知ることができない。前出のものより葉が細く、花の咲き方は似ているが、シベの形状が全く異なる。ハテナ サテ この花の名前 何方かご存じの方教えていただきたい。

午後は山側の草刈りに励んだ。裏山との境にニホンアナグマが巣を作っているが、ところが、このところキツネかハクビシンかは定かで無いが、争いが起きている。下草が生えて長くなっているので彼らも身を隠せるので巣としては使いやすいようだ。エンジン音を響かせながらニセアカシアの親指くらいの太さの若木を草刈り機でなぎ倒す。燃料が切れたところ、時計を見ると既に4時を過ぎていた。

草刈り機など片付けをロックガーデンの前でやっていると、斜め上の視野に白いものがゆれる。オキナグサだ、咲き始めは直立しやや俯き加減、濃いエンジ色に凛々しさを感じた。しかし、花の盛りも終わり近頃は白髪が分け目もなく下がっている。4つの花の先輩格は白髪を羽毛のようにして僅かに筋が見える程度にフワフワな姿、思わず俺の頭に手を置いてしまった。

7時からは町の公民館で「やらず会」の打合せ。毎年恒例の落語会、これも21回となる。来月7日が本番、あと一月だが多くの方に声を掛け、お願いをしてチケットを買っていただく。世の中スムーズに行かないことが多いが、落語を聞いて思いっきり笑うのもよい。

一つヨロシク

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眼まぐるしさと慌ただしさ どちらでもなく 落ち着かない一日

2012年06月06日 | 日記

6月6日(水) 曇り  小雨  薄日  夕方には青空が広がる

朝から雨の予報でAlgoとSalaの8種混合ワクチンの注射は日を改めようと云うことだった。9時を過ぎても重たい曇からは雨粒は落ちてこない。これでは行こうと云うことになったかならないかの間にMは身支度をして出かけると云う。俺は午前中に区の会議資料や配布物を印刷しているところ ・ ・ ・ 優先順位第1位は家庭のこととしてMの車の助手席で二頭の犬を羽交い締めにして医者まで付き添った。

昼まではいろいろ雑用があり、午後は社協、スムーズに行くことはよいが意味なく複雑になることに面どく臭さを感じるのはどうしたものか?仕事?収入を得るためのものではなく、趣味の粉と故楽しくなくてはヤルキは起こらないのは人の性だろうか ・ ・ ・ などを思いつつ、午後の青空に誘われて少しの時間でも庭や山を歩くのは楽しい。

昨年に挿し木で増やした小さな赤いハマナスをもらい、山との境の斜面に植えたのが花を沢山持った。昨年は2つだけ花を見せたが、今年は既に1回目の花を散らして、2回目の開花、花の数は相当ありそうだ。この時期に我が家の庭では殆どの花の色は白、赤は小さなハエトリナデシコくらいだろか?このハマナスが大きな株になってくれると景色がぢぶ変わりそうだ。赤と青の中間では花ではないが、アカマツの実?松かさの幼体とでも云うのだろか?この紫のパイナップル状の時がキュートで好きだ。

 

この時期の赤い花として射落とされるものとしてはギシギシ?スイバの花は大きくなった株からでるものは風情がないが、草刈りで刈った後からでる二番手の花は可憐だ。遠くから見るとどうってことはないが、近くで見ると美しい。また、イネ科のクサの花も不思議な力を持っている。

4時を過ぎると青空はグングンと広がり、朝の雨予報は何処へ行ってしまったのだろう。西の日が入り込むイチジクの葉の腕は蜘蛛が不思議な格好で待機していた。彼もハエトリ蜘蛛の仲間だろう。並んでいるブルーベリーの木では不思議な蓑虫がいた。しかし、これにはアリがしっかりと防衛しているのか?上から下へと何番も上がったり下がったりしている。簑虫の袋が未だ完成していないのか?それとも半分だけ袋に入っていればよしとするのだろうか。

短時間ながら珍しいものを見たようだ。

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田植作業のご褒美に深紅のルビー ウグイスカグラ

2012年06月05日 | 日記

6月5日(火)  曇り   一日太陽はでずに 涼しい一日 

昨夜と言っても深夜のことだが、ボランティア集団、町活センターのブログに4月に行った、新年度の総会を組み込んだままで、公開してなかった。ブログを書くときは下書きではじめて、完成した時点で公開にするやり方をしている。今朝になって慌てて、読み直し総会の議事内容を新たに認識しつつ公開とした。写真は少ないのが残念だが ・ ・ ・ これも社協で撮影してくれていたのをもらう予定だった。そういう大切なこともすっかり忘却の彼方へ飛んでしまったようだ。関係者の皆さんには申し訳ないが、だれもUPがないよと声もかからなかったので致し方あるまい。

申し訳ないが興味のある方は是非下記サイトをご覧いただきたい。

http://blog.goo.ne.jp/cyoukatutowntateshi/e/61f9b59972f09f29b91c97330c8aba46

午前中は草刈りの予定だったが、夜にある会議資料のつ以下が必要との連絡を区長から受けた。ネットから引用して役員分をプリントした。一頻りパソコンに向かっていたが11時を過ぎた頃にやっと解放された。外に出て見ると朝よりも空は明るくなっていて、裏山につづく道の脇ではウグイスカグラが赤く熟している。地元では田植えグミと呼んでいるようだが、田植えの時はくすんだピンク色の花を見せる。美しく赤い実だが完熟する前は表面に棘のような産毛が生えている。 

昨日、ブルーベリーの木で見た玉虫色の昆虫をもう一度見たくて覗き込むが何処にもいない。その代わりにマジロハエトリ蜘蛛と云うのがいた。“マジロ”とは前白のことだろうか?この手のハエトリ蜘蛛の仲間は網を張らないで直接虫を捕まえる。その瞬間をみたいのだがチャンスに恵まれない。下の写真はクサグモ(草蜘蛛)だろう。ハエトリクモもクサウモも種類が多いので見分けることが困らされる。 

細く丈の短い草が生えているところでは赤い花がさいている。蕾のときは外側が赤いが、開くと内側は白だ。発の頭の半分くらいしかない小さな花だ。トックリバチも蜜を吸うのに来ているのか、巣作りの材料をさがしているのか?バランスをトルンが難しいようだが。しかし、草の名がりかいできないので、もう暫く時間をつくろう。

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畑の虫も 個性豊かに玉虫色

2012年06月04日 | 日記

6月4日(月) 中途半端だが 晴れ   心地よい  湿り気も少なく 気温も中温

昼飯を終えてから畑にでると目につく虫は少ないが、相変わらずジャガイモの葉にオオニジュウヤホシテントウ虫がいる。彼らは俺の姿を見つけると素早くひっくり返って腹を見せる。この仕草は我が家の愛息Algoも同じような姿をして、“ご主人様 私の全てをご自由に ・ ・ ・ ”的な態度を見せる。しかし、畑で腹を見せられて「ヨシヨシ信頼の情を見せているな」などと思ったら大間違い。彼らは要領のよい草食系のテントウ虫で狡賢いヤツだ。

俺の視線が他に向かうと直ぐに立ち直り今まで食い荒らしていたジャガイモの葉に食らいつくの。この虫の大発生で全てのジャガイモの葉がレース状になり小さな芋しか採れなくなるを俺は知っている。捕殺、指先で下から挟み込み潰す。可哀想だが ・ ・ ・ 

この時期には小さなトノサマバッタも多い。彼らはジャガイモに害を与えるのか?その点は判らないが、正面から見ると正義の味方仮面ライダーとなるので、悪さはしないだろう。愛嬌のある顔、どこかで逢った人なのだが、思い出せない。アメリカの漫画だと思うがバッタが主役で登場するのあったと思う。その題名を思い出そうとするのだが ・ ・ ・ glasshopper はバッタだと云うことを覚えたのは、高校の化学の時間だと思う。理科では無く化学、俺は授業内容は全く覚えてないが、glasshopperだけは何故か記憶に留まっている。

ブルーベリーの木で初めて見る昆虫を見つけた。葉の陰から見たときは、あの細くなだらかな曲線を描く玉虫かと思ったが。影の葉から反対側に廻り根無と色は々ようだが、身体全体が光り輝き、しかも細い毛?棘に囲まれている。アカガネサルハムシ、図鑑では見ていたがマサカ本物にお目にかかれるとは思わなかった。美しい虫だが。益虫か害虫かが課題となる。葡萄やハッカの葉を喰うので害虫とされているようだが、我が家ではブルーベリーの木に数匹いた。捕殺処分は免れるほど美しい根の色だ。

ジャガイモの葉には甲虫類とは異なるアブも来ている。年季の入った顔を持っているのはムシヒキアブの仲間だと思うが、どのような虫を曳いてくれるのだろう?厳つい顔で睨みを効かせて草食系昆虫を近寄らせないで欲しい。

 

このところ追われ仕事ばかりだが、午前中は町の歴史研究会会長宅へ伺い、総会へ向けた資料の確認をした。高齢ながら闊達な方故の先の読みの深さに、こちらもどのように手を打ったら良いのか少々迷うところとなった。

夜はボランティア仲間の会報変種会議があった。A4裏表のモノだが、ページ数が少ないことで難しさを感じるし、これが紙面が多くなれば記事が集まらなくなる。どちらを優先させるべきか迷うところだが、先ずは足下を見て充実させよう。

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季節の移ろい 花も虫も

2012年06月03日 | 日記

6月3日(日) 曇り   予想以上に涼しい一日  夕方から 雨 

6月になるとホタルが飛び交うということが耳に入る。俺の住む集落でも数は少ないが梅雨が明けるというころに「蛍みたよ」 と聞く。でも、今年は寒い、半月は遅れているような気がするが、信州も今週中には梅雨に入ると予報がでた。

夏との間に梅雨があるのが季節の変わり目でよいが、梅雨になるとストーブを焚く日がある。梅雨寒というのか湿り気で空気が重たくなると、薪ストーブを焚くことで一気に部屋の中の湿り気がとれて過ごしやすくなる。庭のホタルカズラも丈が伸びてきて花の交代時期を教えている。これは後から生えたヤブイチゲがホタルカズラを越して花軸が伸びたのに合わせているようだ。ラメ入りのブルーの星形の花も赤みを帯びて終わろうとする。次は純白の器の中に黄色い花芯を持つヤブイチゲ、この花も清楚で夏を涼しく迎えてくれるが、花の時期が短いのが残念だ。

朝も落ち着いたころ太陽が顔をだしたので、百日紅の様子を見に行く。昨年、枝を摘めすぎたのでどうなるかと思っていたが、僅かに葉がでてきた。地面に近い葉の上に虫がいるが、ヤツホシカミキリかそれとも、ホタルの仲間ショウカイボンだろうか?少し気になるのは、彼の腹や胸に白いカビ状のものがある。若しや、りんご園などで使う害虫駆除の微生物農薬に振れたのだろうか?しかし、この薬はカミキリ虫専門で他の虫には効かないと聞いたことがある。

ミニバラの木に行ってみると、サシガメ、ゴミムシの仲間だろうか?この手の虫は沢山いるが、その紋様の美しさに驚かされる。普段は落ち葉の中などに居るのだと思うが、何故にこのような美しい紋様を持つようになったのか、不思議だ。昨夜の雨粒を着けた外側の葉の上には「ホソオビヒゲナガ」と見ればその名の由来が直ぐに判る蛾がいた。金属的な光沢をもった根を広げて飛ぶ様は器用ではなさそうだ。

ブルーベリーの幼木では既に羽化したカマキリの卵かと思って手で払い落とそうとしたら裏側から蜂が姿を見せた。正面に廻ってみると蜂の巣にしがみついている一匹のアシナガバチ?この巣にこれから卵を産み付けて家族を増やそうと云うには寂しく見える。他の巣では小さな巣でも必ずフタがしまっているものだ。今年は蜂が少ないと云うが、彼女も女王蜂としてこの先、やっていけるのだろうか。

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畑の虫もいろいろ 害虫と云えども捕殺をしても良いのか

2012年06月02日 | 日記

6月2日(土)  午前中 晴れ  午後 雷雨  そして 雨

ジャガイモの芽がでて既に2週間は経っただろうか?芽の数を2つ以下にするために脇芽を取る作業をした。種芋を撒くときに芽を欠いてから蒔けば良かったが、既に5~6本も出ているのがある。端から芽を抜き取っていくと草食系のテントウムシがポロポロと転がるように俺から逃れていく。しかし、ジャガイモにとっては彼らは害虫でもあるので、この際は捕まえ次第殺処分とした。大分進んだところで葉に穴が開いて、何かが動きながら穴を広げているのを見た。葉を裏返して見ると、尺取り虫のように身体をくねられせてぶら下がりながら葉を喰っている。もう少し観察をしようと葉を軸ごと千切りとり通路に置くとサット草むらに姿を消した。

尺取り虫を探していると脇にあったミントの葉に、美しい虫?がいる。カミキリ虫?カメムシ?それとも蛾?まるで木工製品の漆で固めたような美しさがある。カメラを近づけると飛んだ。根の開き具合から見ると蛾なのか?飛び方が不器用なところを見るとカメムシの仲間か?ヒメジヨンの葉に捉まるように止まり、ポーズを決めこんだ。図鑑を見ても同じ紋様の虫はいない。詳しく調べてから再度紹介しよう。

ジャガイモの作業を終えて辺りを歩いていると、草の名は忘れたがナミテントウムシの幼虫がいた。このテントウムシは肉食系でアブラムシを補食するが、幼虫時代もアブラムシを食うのだろうか?右の方にいう黒いのは蟻だが、アリはアブラムシを守るためにこの幼虫は敵となるのだろうか?虫たちの世界もいろいろシガラミがありそうだ。

幼虫ばかり眼に入れているときに、何処にでもいるヤマトシジミでも見るとホットする。開花していないムシトリナデシコで身体を休めているように微動だにしない。直ぐ近くのグミの木の下ではハルシオンの蕾にヒメウラナミジャノメが止まっていた。風で花茎が斜めになっても身をまかせて動かない。夕べの雷で大分疲れたのだろう。

 

白樺レストランも今は開店休業、客は僅かにハナムグリだろうか?カナブンのような甲虫が一匹だけ穴に潜り込んでいた。足下では春に俺が草刈り機で頭をカットしてしまったチョウジソウが出てきてくれた。世間では既に薄紫の花を咲かせ風情を見せているが山裾ではこれからのようだ。花芽があるか覗いてみると厳つい顔をした蜘蛛が両足を踏ん張り、俺を睨むように構えた。厳つい顔だ。名を調べるとヤミイロカニグモとあった。この手の蜘蛛に捉まるのヒラタアブの仲間だろうか?

雨が落ちてきたのでもう一度畑の方に廻ると、際にある小さな赤松の葉に何かがいる。細い松の葉にビッシリと黒いものが張り付いていた。不気味に思えるほどの幼虫。その名を調べるとマツノキハバチと云い害虫中の害虫で、松を枯らすほどだと云う。明日のはこの連中を捕殺しなければならない。

マツノキハバチ:http://www.hfri.pref.hokkaido.jp/zukan/konchu/00data/hati/matuhaba/matunoki/note.html

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畦道に 置かれし哀れ 余り苗 

2012年06月01日 | 日記

月1日(金)  晴れ  曇は多く不安定な一日  午後からは 

このところ安請け合いをした頼まれごとに遅れがでている。月末までには ・ ・ ・ と、それも言い逃れで伸ばしたところ既に月末が過ぎてしまった。

っと言う分けで、きょうもブログは5月の好きな写真でガマン。

 

トラフシジミ

タガソデソウ(誰袖草)

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