読書家の友達から 直木賞受賞作山本兼一著「利休にたずねよ」を貸してもらった。
利休にたずねよ
利休の茶道と恋を描いたもので、とても面白い小説だった。
ラストに近づくにつれ、ぐいぐいと引き込まれた。
まず、私の大好きな「茶道」と「歴史」という要素が
濃縮されている。
そして、その手法がまた珍しい。
読み進めるにつれて 時間が遡っていくのだ。
利休が秀吉によって切腹を命じられることから始まり
どんどん時間が逆戻りして
利休10代のころまで話がすすむ。
1章ごと、いろいろな登場人物の視点から話がすすめられるのも
面白い。
作者の山本兼一さんは茶道の稽古をされたことが
あるのだろうか?と不思議に思った。
大変詳しいところまで茶道の諸々が描かれているが
これを全て、茶稽古をせずに、取材や下調べによって
書かれているなら作家という職業はすごい。
今まで、茶道人「利休居士」という老人でしか
利休をイメージしたことがなかったので
このような艶っぽい利休に 戸惑いと刺激を感じた。
こんな華やかで色のある「茶道」は素敵だと思う。
お茶に興味あるひと・また携わっているひとには
是非とも読んでいただきたい本だった。
この本を読んでいるあいだに お茶の稽古で
先生から初級・中級のお免状をいただいた。
お稽古は 今月から濃茶にはいり
奥深い沼に入っていくような気が・・・
利休居士とは ほど遠いところでアップアップしながら
お稽古している
今週より来週、今年より来年・・と
少しずつでも「お茶のこころ」が身につくように
精進!の時間だ。
利休にたずねよ
利休の茶道と恋を描いたもので、とても面白い小説だった。
ラストに近づくにつれ、ぐいぐいと引き込まれた。
まず、私の大好きな「茶道」と「歴史」という要素が
濃縮されている。
そして、その手法がまた珍しい。
読み進めるにつれて 時間が遡っていくのだ。
利休が秀吉によって切腹を命じられることから始まり
どんどん時間が逆戻りして
利休10代のころまで話がすすむ。
1章ごと、いろいろな登場人物の視点から話がすすめられるのも
面白い。
作者の山本兼一さんは茶道の稽古をされたことが
あるのだろうか?と不思議に思った。
大変詳しいところまで茶道の諸々が描かれているが
これを全て、茶稽古をせずに、取材や下調べによって
書かれているなら作家という職業はすごい。
今まで、茶道人「利休居士」という老人でしか
利休をイメージしたことがなかったので
このような艶っぽい利休に 戸惑いと刺激を感じた。
こんな華やかで色のある「茶道」は素敵だと思う。
お茶に興味あるひと・また携わっているひとには
是非とも読んでいただきたい本だった。
この本を読んでいるあいだに お茶の稽古で
先生から初級・中級のお免状をいただいた。
お稽古は 今月から濃茶にはいり
奥深い沼に入っていくような気が・・・
利休居士とは ほど遠いところでアップアップしながら
お稽古している
今週より来週、今年より来年・・と
少しずつでも「お茶のこころ」が身につくように
精進!の時間だ。
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