元日本代表監督のオシム氏が元気になってきているようです。川淵キャプテンが病院で面会し、会話したようです。
昨日の報道での川淵キャプテンの話では左半身にまひは残るが、食欲もあり会話も問題なし。既にリハビリも開始しているとか。
キャプテンは回復後に日本サッカーの発展に何らかの形(デイリーSはご意見番としてのスーパーバイザーとも)で貢献してもらえるようにオシム氏に現場カムバックを要請したそうです。更に千田通訳と今後1年の契約を結び、「こういうことができると(前監督が)思い付いたら相談してほしいし、それを(協会として)受け入れる」と川淵キャプテンは今後を期待しているようです。
オシム氏が尊敬できる事は、こういう状態でも常に前向きである事です。転院してからは許可されたテレビを観戦しているようですが、「サッカーを見る時間を削ることはできない。サッカーの勉強はいつまでもやらないといけない」として先日のエル・クラシコのビデオを観ていたようです。何歳になってもどんな状況でも絶えず学ぶ姿勢を持つという事は素晴らしいと思います。復帰へ意欲を見せているという事ですね。
仮にスーパーバイザーでも総監督でも、もしオシム氏がそういうポストに就いたら、岡田監督は内心どう思うでしょうか。責める戦術のオシム氏、守る岡田監督。微妙な心理状態かなと、個人的に思ってしまいます。
一度託された物が前任者の復活で、微妙な存在に変化していく。でも監督ですから強く意志を貫徹しようとする。そこでそれらのバランスに影響を及ぼすのが成績でしょう。結果は突破するとしてもアジア予選の内容によって、疑問符がつかなければいいですが。
あくまで個人的な妄想なので、気にしないで下さい。とにもかくにも日本代表が強くなって欲しい、それだけです。アジア予選敗退にはならないとは思っていますが、フランスW杯、ドイツW杯のように1勝もできなかったら「空白の3年」になってしまいます。監督が誰であれ、誰がバイザーに就こうが就かまいが、我々サッカーファンにとっては、「結果」が欲しいです。今はただただ「岡田サプライズ」「岡田マジック」が起こることを念願します。
今さっき、TVでいい情報が流れました。
「新春特別番組地域とクラブチーム~3監督新年の抱負を語る」
1月2日(水)9:30~10:00 テレビせとうちにて放映。
岡山の3クラブ(ファジ、ベル、シーガルズ)の3監督の対談番組のようです。手塚監督の話はじっくり聞いた事がないので、楽しみですね。絶対に観ねば。