さよならを待つふたりのために 作:ジョン・グリーン
若くして癌を患った二人の青春を描いた小説でした
主人公は女の子、その子と運命的に出会い、
まさに運命的な青春を謳歌する男の子
二人それぞれの癌を患い、生きる様を描くという内容で
生きるとは、死ぬ怖さとは、どうすべきか
様々に考えさせられるけども、
ことは単純に、ステキな時間を生きる
それは二人という出会いによってだったように思う
そう詰めたくなる内容なのでありました
ネタバレになってしまいそうなので、
言葉を選ばないといけないのだけども、
癌を抱える身の上ということがあるために、
未来や、生きるということに対して
よりセンシティブな感情や、感想を抱きがちな周り
でも、それと少し異なる、さりとて、やはり
自前のそれとして受け止めている二人というのが色濃く描かれて
落ち込んだり、楽しんだりといったことが、
読み手としては、より一層くっきりと映るんだが
当人たちは、それが、当人たちの人生で、癌だから輝くのではない
そういう切欠はあるけども、それとは別に、
あるいは、それを含めての人生であるという教訓めいたことを
別に説教を一切使わずに
思い知らされるような読書となりました
声を上げて笑うような内容ではないけども
終始ほがらか、なんだったら、明るいタッチで読めて、
それなりにというか、かなり大きな冒険もあり、
そこでの失望もあり、さらなる絶望がありと
起伏にとんだ、どちらかというと谷の多い物語が読める
周りの人たちへの影響も考えてしまうし、
だけど自分が生きるということを肯定したいとも否定したいとも思わない、
癌を恨むなんてこともなく、ただ生きているという姿が
物凄く印象的に映って、すごくよい物語でありました
ラブロマンスとしてもよかったけども、
深く感動する作品でありました
若くして癌を患った二人の青春を描いた小説でした
主人公は女の子、その子と運命的に出会い、
まさに運命的な青春を謳歌する男の子
二人それぞれの癌を患い、生きる様を描くという内容で
生きるとは、死ぬ怖さとは、どうすべきか
様々に考えさせられるけども、
ことは単純に、ステキな時間を生きる
それは二人という出会いによってだったように思う
そう詰めたくなる内容なのでありました
ネタバレになってしまいそうなので、
言葉を選ばないといけないのだけども、
癌を抱える身の上ということがあるために、
未来や、生きるということに対して
よりセンシティブな感情や、感想を抱きがちな周り
でも、それと少し異なる、さりとて、やはり
自前のそれとして受け止めている二人というのが色濃く描かれて
落ち込んだり、楽しんだりといったことが、
読み手としては、より一層くっきりと映るんだが
当人たちは、それが、当人たちの人生で、癌だから輝くのではない
そういう切欠はあるけども、それとは別に、
あるいは、それを含めての人生であるという教訓めいたことを
別に説教を一切使わずに
思い知らされるような読書となりました
声を上げて笑うような内容ではないけども
終始ほがらか、なんだったら、明るいタッチで読めて、
それなりにというか、かなり大きな冒険もあり、
そこでの失望もあり、さらなる絶望がありと
起伏にとんだ、どちらかというと谷の多い物語が読める
周りの人たちへの影響も考えてしまうし、
だけど自分が生きるということを肯定したいとも否定したいとも思わない、
癌を恨むなんてこともなく、ただ生きているという姿が
物凄く印象的に映って、すごくよい物語でありました
ラブロマンスとしてもよかったけども、
深く感動する作品でありました