CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】老けない体をつくる発酵食

2019-06-05 23:30:39 | 読書感想文とか読み物レビウー
老けない体をつくる発酵食  著:中西 雅寛

いわゆる健康本という位置づけでよいと思われる
平たくいってしまうと、ある会社の健康食品を宣伝している本なんだけども、
その部分はかなり薄くて、それよりは、健康な食とは何か、
発酵食品とはどういうものか、それがどれくらい健康によいかと
そんな論法で説明を積み重ねる、優しい本でした
かなり読みやすいけど、なるほどと思える内容なのである

健康なからだを作るために、菌とのかかわりが重要であると、
最近話題の腸内フローラの話や、善玉菌、悪玉菌のそれこれ、
健康のバロメータになる様々な状況というものが
どういう状態でおきるか、どのような仕組みなのかが
かなりわかりやすく記されていて面白い
あれこれと進めるうちに、発酵食品を食べなくてはと
そんな気分になったのであります
味噌汁毎日飲まないと

日本における発酵食の数々がどれほど体によいかというお話と、
菌は地についているものなので、出身地によって、
様々なバリエーションがあり、そういう環境が
知らずその人自身に影響を及ぼしていて
懐かしい菌環境下なら、体調が優れるというのも
興味深い話でありました
本当にそうなのかはよくわからんが、
まぁなんとなし、発酵食品によって、善玉菌を増やすという生き方が
日本人にあってそうだとそういう気分になれたのであります

健康な食事について、あれこれ考えさせられたのでありますが
運動も重要だが、食べ物そのものにも
考えるところを覚えるのでありました
よい漬物を自分でつけるのがいいんだろうが、そんな手間かけられんなぁと
ちょいと残念に思ったりもしつつ
納豆を食べ続けようと心に誓うのである