天才数学者にして、二次大戦の英雄の一人に数えてもよい男
アラン・チューリング博士の物語でありました
チューリング博士が、エニグマ暗号を解読するその姿を描きつつ、
戦争に関わることと、英国特有ともいえるジェンダー問題とを
暗いタッチなんだけども、見事に描いていた力作でありました
すげぇ面白かった
チューリング装置の設計話のところが、
素人でもわかるような解説を挟みつつ、何をしていたか
凄く理解しやすいビジュアルで再現されていて脱帽、
また、それを見せながら、博士の天才っぷりと孤独ぶりが見事に調和して
大変面白い、人間ドラマとしても見ごたえたっぷりだったと
思うのでありました
出てくる人たちをぼんやり眺めていて、
これはシャーロックなのかと思わなくもない
出演者たちでありましたけども、
昨今、イギリスではジェンダーを取り扱う内容を盛り込まなくてはいけないのかと
かんぐってしまうくらい、そちらへの丁寧な説明も含まれていて
なかなか考えさせられてしまうのでありました
当時、確かに同性愛というものを異常、違法としていた
その姿を描きながら、ひとつとして、同性愛そのものの行為を描かなかった
だけど、心の機微として、その移ろいというか、
チューリング博士の孤独と恋情、あるいは、愛情というものが
物凄く伝わってきてよかったのでありました
凄いわ本当にもう
素直に物語だけを見て楽しく過ごしたので、
特にこれと思わなかったんだが、感想をまとめるにあたり
色々と思い返してしまうと、最終的に博士がああなってしまったのは
結局、MI6の仕業だったんだろうかなとも
思ったり思わなかったりしてしまうのであった
いや、でも、ほかの人たちはそれなりに幸せだったし
やはり考えすぎかとも感じるのだが
ともかく、エニグマを打ち破ったときのカタルシス、
そこにいたるまでのいざこざと、組織、人間の葛藤なんてのが
凄い面白かったのに、
そのあとにまっているもの、彼らが守ったものについての残酷さが
尺は短く、ほとんど語られることがなかったのに
迫ってくるような演出で、凄く心に響いたのでありました
なんて面白かったのだろうか
そんな風に感じつつ、天才の話、特に数学の天才の話というのは
やっぱり面白いと表層的な部分で随分楽しんでしまった
そう書いてメモを置く
アラン・チューリング博士の物語でありました
チューリング博士が、エニグマ暗号を解読するその姿を描きつつ、
戦争に関わることと、英国特有ともいえるジェンダー問題とを
暗いタッチなんだけども、見事に描いていた力作でありました
すげぇ面白かった
チューリング装置の設計話のところが、
素人でもわかるような解説を挟みつつ、何をしていたか
凄く理解しやすいビジュアルで再現されていて脱帽、
また、それを見せながら、博士の天才っぷりと孤独ぶりが見事に調和して
大変面白い、人間ドラマとしても見ごたえたっぷりだったと
思うのでありました
出てくる人たちをぼんやり眺めていて、
これはシャーロックなのかと思わなくもない
出演者たちでありましたけども、
昨今、イギリスではジェンダーを取り扱う内容を盛り込まなくてはいけないのかと
かんぐってしまうくらい、そちらへの丁寧な説明も含まれていて
なかなか考えさせられてしまうのでありました
当時、確かに同性愛というものを異常、違法としていた
その姿を描きながら、ひとつとして、同性愛そのものの行為を描かなかった
だけど、心の機微として、その移ろいというか、
チューリング博士の孤独と恋情、あるいは、愛情というものが
物凄く伝わってきてよかったのでありました
凄いわ本当にもう
素直に物語だけを見て楽しく過ごしたので、
特にこれと思わなかったんだが、感想をまとめるにあたり
色々と思い返してしまうと、最終的に博士がああなってしまったのは
結局、MI6の仕業だったんだろうかなとも
思ったり思わなかったりしてしまうのであった
いや、でも、ほかの人たちはそれなりに幸せだったし
やはり考えすぎかとも感じるのだが
ともかく、エニグマを打ち破ったときのカタルシス、
そこにいたるまでのいざこざと、組織、人間の葛藤なんてのが
凄い面白かったのに、
そのあとにまっているもの、彼らが守ったものについての残酷さが
尺は短く、ほとんど語られることがなかったのに
迫ってくるような演出で、凄く心に響いたのでありました
なんて面白かったのだろうか
そんな風に感じつつ、天才の話、特に数学の天才の話というのは
やっぱり面白いと表層的な部分で随分楽しんでしまった
そう書いてメモを置く