CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【ドラマ】腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。

2019-06-14 21:49:14 | ドラマ映画テレビ感想
土曜の夜にやっていた、NHKよるドラ枠でありました
タイトルが、どこのラノベだよという感じでしたが、
ラノベとか読んでそうな年代が主人公なだけで
内容は、結構ハードな同性愛テーマのものであります

原作があるようなのだけども、読んだことないので
ドラマの感想のみとなってしまうけど、
クイーンの曲にあわせて、毎回テーマとBGMが編まれていて
なにげに見入ってというか、聞き入ってしまったのであります
ゲイであることに悩む少年と、
そうと知らず恋に落ちたような感じの少女のお話で、
二人の出会いと、愛くるしいかもしれない感じは
なかなか楽しく見られたのだが、
同性愛について、はっきりと世間から拒絶されるターンに入ってからは
まぁ、重苦しいし大変だと衝撃を受けた

解りやすい悪役といざこざがあっての顛末が
最終的に危険な水準まで進んでいたけど
実際、ゲイが同級生にいてどんな反応したかなと
自分を省みたりしてみたのだが、
あそこまで拒絶することないような気がするなと
考えたところで、
そこが問題じゃないということに気付いたりして、
よくできたドラマだったという感想に至る

結局、友情のいざこざというか、
青春特有の、惚れたはれたと、許す許さないのお話が、
たまたま違和感のある部分、今回はゲイというところに
集約されて、最悪の状況と結末を導いてしまったんだと
そんな風にも見えたのでありました
とはいえ、終業式シーンは衝撃的というか
ちょっとやりすぎだろうと思ったりもしたんだが
青春ドラマと思えば、ああいうのもありかと
しみじみ楽しみつつ、ゲイだからどうしたというところよりも、
腐女子だからこそ迫害されていた、また、いるという事実のほうが
ずっと重かったようにも思えて、
考えさせられたのでありました
もっとも、このテーマは、げんしけんが随分昔に取り組んだそれかとも思うと
どちらも、年月がたって市民権を得たんだなと
そもそも、ヲタクというものが
こんなに世の中に浸透するだなんてという感想にまで
繋がってしまいそうだと思ったりしつつ
楽しく見終えたのでメモっておく