CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【ドラマ】ミストレス

2019-06-28 21:32:34 | ドラマ映画テレビ感想
NHKドラマ10だったかの枠でありました
相変わらず女性向けのセンセーショナルな物語をやるなと
いつもの通り、絶対、自分向けに作られていないとわかっているのに
見入ってしまったドラマでありました
というか、NHKのああいうタイプのドラマって
誰向けに作ってんだろうか、
やっぱり見てるから、俺なんだろうか(絶対違う)
そんなことを考えつつ、
少なくとも、40そこそこの男性が見るドラマではなかったと思うのでありました

NHKにしてはという言葉は
もう使えないのかもと、昨今の様子を見ていて感じるのですが、
今作もまた、使いたくなるような刺激的な内容で、
何がといえば、濡れ場シーンの濃厚さに中てられたというか
驚いたのでありました、しかもレズシーンとか
ちょっと攻めすぎだろうと思うんだが
衝撃的だったのであります

物語としては、仲良しの四人の女性たちが
それぞれに悩みや、なんだかを抱えつつ生きていくと
こういうタイプのレディコミ系の漫画を読んだことあるなとか
感じたりしたのでありますが、もう
そのテンプレを、本物の女優さんで相当に作りこんでやるというのが
新しいドラマ体験だったと感じたのでありました

主人公の一人である精神科の女医さんが、
いざこざのあった男の息子と、本当にもう、
唐突としか言いようのない恋というか、まさに落ちるといったシーンがあったけど、
ここの演技とシーンの作りこみが凄まじすぎて
なんというか、息をするのも忘れて画面に魅入られたのでありました
すげぇわ、女優さんの演技の衝撃たるやというか、
長谷川京子すげぇよ、でもそんなわけあるか、理解できねぇと思っているんだけど
ドラマに流されてしまうかのような説得力があふれ出てて
「あなたのことが好きぃ」とかいう台詞と表情が
しばらく夢に見るんじゃないかというくらい衝撃だったのであります
官能的とか、感動的とかじゃなく、怖いとかに近い感情を催したのであった

その他も、見所が多すぎてというか、
なんか凄い話だったなと、全体的に終わってみると
それなくね?と思ってしまうところがてんこ盛りだったのに
なんか、いい話だったっぽく終わったのが
納得できないような、これはこれで見事だったと思うのか
自分でも消化できないままなのに
なんか楽しかったと思えたのでありました

是非を問うものではない