結構長い映画だったけど、
なんだかんだすっかり見入ってあっという間に見終えてしまった
インド映画にしては短いほうでもあるんだろうけど、
唐突なミュージカルシーンというか、踊りのシーンを挟みつつ
コメディテイストで、名門学校内での悲喜こもごもを描いた
非常に面白い映画でありました
何よりも、ハッピーで終わるのが本当によい
つくづく、自分は歳を食ったと思ってならないと、
いたらせてくれるような幸せな映画でありました
学生時代、物凄い秀才だった男が、実は本人ではなく替え玉だった、
その男を捜して、過去と今を行きつ戻りつしながら
探していく元同級生たちのやりとりが
面白おかしくて凄くよかったのであります
その影でもないが、悲しいところも描かれていて、
秀才がいるから、その周りが楽しくあるのだけども
それだけでは救われず、学校の仕組みや、
世の中の仕組みとも言い換えられるような
俗物的な悪意みたいなものに
押し潰されていってしまう事件もままありつつ、
乗り越えたこともあり、乗り越えられなかったこともあり
でも、最終的には、みんなが笑って出会える
そういう物語で
すこぶる気持ちがよいのでありました
特に白眉だなと思うところで、その秀才と張り合っていた金持ちのボンボンが、
凄い嫌なやつで、そのいやらしさを隠すこともなく描いているのに
なんか憎めないという部分でありました
彼の滑稽さと、たくましさみたいなのが
いかにもインドという風なんだろうかと思わされるような
楽しい気分を増幅させてくれていて
面白おかしいのであります
コメディといいつつも、お国柄なのか、腹を抱えて笑うような感じでもなく、
シリアスというか、嫌なことがあったら、それを覆すような
小気味のよいやり返しがあるというものの繰り返しで、
勧善懲悪とは違うけど、見ている側がすかっとすることの多い
ある種わかりやすい物語であったのも
楽しかったゆえんでなかろうかと思うのである
実際に、あんな秀才と一緒に学生時代を過ごせたら
楽しいんだろうか、いや、彼が見出してくれるほど
自分に、別の楽しさがあるだろうかなんて
考えたりしたんだが、
まぁあんまり深く考えるようなものでもないなと
楽しく長い映画を見たとメモっておくに
留めるのである
なんだかんだすっかり見入ってあっという間に見終えてしまった
インド映画にしては短いほうでもあるんだろうけど、
唐突なミュージカルシーンというか、踊りのシーンを挟みつつ
コメディテイストで、名門学校内での悲喜こもごもを描いた
非常に面白い映画でありました
何よりも、ハッピーで終わるのが本当によい
つくづく、自分は歳を食ったと思ってならないと、
いたらせてくれるような幸せな映画でありました
学生時代、物凄い秀才だった男が、実は本人ではなく替え玉だった、
その男を捜して、過去と今を行きつ戻りつしながら
探していく元同級生たちのやりとりが
面白おかしくて凄くよかったのであります
その影でもないが、悲しいところも描かれていて、
秀才がいるから、その周りが楽しくあるのだけども
それだけでは救われず、学校の仕組みや、
世の中の仕組みとも言い換えられるような
俗物的な悪意みたいなものに
押し潰されていってしまう事件もままありつつ、
乗り越えたこともあり、乗り越えられなかったこともあり
でも、最終的には、みんなが笑って出会える
そういう物語で
すこぶる気持ちがよいのでありました
特に白眉だなと思うところで、その秀才と張り合っていた金持ちのボンボンが、
凄い嫌なやつで、そのいやらしさを隠すこともなく描いているのに
なんか憎めないという部分でありました
彼の滑稽さと、たくましさみたいなのが
いかにもインドという風なんだろうかと思わされるような
楽しい気分を増幅させてくれていて
面白おかしいのであります
コメディといいつつも、お国柄なのか、腹を抱えて笑うような感じでもなく、
シリアスというか、嫌なことがあったら、それを覆すような
小気味のよいやり返しがあるというものの繰り返しで、
勧善懲悪とは違うけど、見ている側がすかっとすることの多い
ある種わかりやすい物語であったのも
楽しかったゆえんでなかろうかと思うのである
実際に、あんな秀才と一緒に学生時代を過ごせたら
楽しいんだろうか、いや、彼が見出してくれるほど
自分に、別の楽しさがあるだろうかなんて
考えたりしたんだが、
まぁあんまり深く考えるようなものでもないなと
楽しく長い映画を見たとメモっておくに
留めるのである