セロトニン 作:ミシェル・ウエルベック
定期的に海外作家ものを読むことにしてんだが、
またも、わけわからなかった、読むのに凄い時間かかったうえに
理解不能でありました、なんでいつもこうなるのに
やめないんだろうね私わ
さて、内容は、解説を読んでそういう物語だったのかと
受け売りのことしかかけないほどなのであるけども、
ある男が、両親の遺産を抱えつつも、その両親を失い鬱病にかかったところから、
処方箋をもらって服用しているところに始まる
その時に日本人女性と付き合っているんだが、
それを疎ましく思いつつあり、ついには、そこから逃げ出すために失踪し、
なんともいえない旅が始まり続いていく
と、そんなお話だったと書いてしまうと
なんか、いい感じの出だしだと思ったんだが
正直、文章を追っていくと、確かにそういうことなんだが、
何かにつけて、性的な不能を嘆きつつも、
そこへの執着とは異なる、必要以上の描写が続くあたりが
なんというかよくわからず、
また、過去の話とか、現在の話とか、性的な話とか、政治の話とか
そういうものがザッピングされていて、よりわかりづらくて、
自分には本当のところが、さっぱり理解できなかったのでありました
ただ、なんとなし、失踪の切欠となる日本人女性なるキャラクタ、ユズについて、
そんな女、AVの中にしかおらんだろうという
凄まじいエロ強豪っぷりで、この作者、日本人女性をエロサイトで知ったくちじゃないかと
心配になってしまうほどでありました
エキゾチックなのにエロいというのが、物凄くはまるんだろうが、
そういう楽しみを薬の影響で失った彼は
ようやく、性欲と愛情はイコールでないということに気付いたとか
いや、そんな話じゃなかったように思うが、なかなか酷いのである
さて、そうかと思うと、ちゃんと血の通ったというか、
センチメンタルな思い出語りもあり、過去に最初で最後ともいえる恋愛をした
カミーユという女性との過去が美しい記憶として描かれ、
そして、それが現代においてどうなっているかという部分で
かなり危険なことになったりするんだが、とりあえず何もなく終わるとか
まぁ、何か始まりそうで、何も起こらないということが
連綿と続く小説でありました
実際に起こったところでは、友人が政府の農業施策に怒り
とてつもないことを起こすという事件があるんだけども、
それすらも、彼にとってはすぎていく事象にすぎないような
割と淡白な感じでもあって、なんというか、
主人公の思いにどうしても寄り添えない、骨の折れる読書でありました
読み終わって何か思うところがあるかといえば、
解説の通り、西洋人、とりわけフランス人には思い当たる節のある
ある種の精神的な病を描いているんだろうということで、
自分には、近しいところがあるはずだが(独り身という部分)、
共感がないのは、西洋人でないからかなんて、
思ったりして読み終えたのでありました
ちゃんと読んだ人の感想を読んでこよう
定期的に海外作家ものを読むことにしてんだが、
またも、わけわからなかった、読むのに凄い時間かかったうえに
理解不能でありました、なんでいつもこうなるのに
やめないんだろうね私わ
さて、内容は、解説を読んでそういう物語だったのかと
受け売りのことしかかけないほどなのであるけども、
ある男が、両親の遺産を抱えつつも、その両親を失い鬱病にかかったところから、
処方箋をもらって服用しているところに始まる
その時に日本人女性と付き合っているんだが、
それを疎ましく思いつつあり、ついには、そこから逃げ出すために失踪し、
なんともいえない旅が始まり続いていく
と、そんなお話だったと書いてしまうと
なんか、いい感じの出だしだと思ったんだが
正直、文章を追っていくと、確かにそういうことなんだが、
何かにつけて、性的な不能を嘆きつつも、
そこへの執着とは異なる、必要以上の描写が続くあたりが
なんというかよくわからず、
また、過去の話とか、現在の話とか、性的な話とか、政治の話とか
そういうものがザッピングされていて、よりわかりづらくて、
自分には本当のところが、さっぱり理解できなかったのでありました
ただ、なんとなし、失踪の切欠となる日本人女性なるキャラクタ、ユズについて、
そんな女、AVの中にしかおらんだろうという
凄まじいエロ強豪っぷりで、この作者、日本人女性をエロサイトで知ったくちじゃないかと
心配になってしまうほどでありました
エキゾチックなのにエロいというのが、物凄くはまるんだろうが、
そういう楽しみを薬の影響で失った彼は
ようやく、性欲と愛情はイコールでないということに気付いたとか
いや、そんな話じゃなかったように思うが、なかなか酷いのである
さて、そうかと思うと、ちゃんと血の通ったというか、
センチメンタルな思い出語りもあり、過去に最初で最後ともいえる恋愛をした
カミーユという女性との過去が美しい記憶として描かれ、
そして、それが現代においてどうなっているかという部分で
かなり危険なことになったりするんだが、とりあえず何もなく終わるとか
まぁ、何か始まりそうで、何も起こらないということが
連綿と続く小説でありました
実際に起こったところでは、友人が政府の農業施策に怒り
とてつもないことを起こすという事件があるんだけども、
それすらも、彼にとってはすぎていく事象にすぎないような
割と淡白な感じでもあって、なんというか、
主人公の思いにどうしても寄り添えない、骨の折れる読書でありました
読み終わって何か思うところがあるかといえば、
解説の通り、西洋人、とりわけフランス人には思い当たる節のある
ある種の精神的な病を描いているんだろうということで、
自分には、近しいところがあるはずだが(独り身という部分)、
共感がないのは、西洋人でないからかなんて、
思ったりして読み終えたのでありました
ちゃんと読んだ人の感想を読んでこよう