Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

カンパ エルゴパワー 取り付け

2011-10-21 20:18:10 | Tacurino ロード 組立て
タクリーノのロードにはカンパニョーロのコンポ RECORD 11s を選択しています
今回は前回取り付けたハンドルに シフトレバー Ergopower エルゴパワーを
取り付けましょう






Campagnolo RECORD 11s Ergopower Ultra-shift
カンパのエルゴパワーの登場は 1992 年の事
シマノの手元変速 STI に対抗し開発された商品です

自転車競技界を引っ張ってきたカンパが 始めて
追い掛ける立場になった時です






レバーがカーボン化されたのは 1999 年のレコードから
2000年には 10速が登場しそれから 10年 カンパは
11速化しシマノとしのぎを削っています






エルゴパワーの取り付けには ブラケットカバーを
大きくめくる必要が有ります ハンドルクランプの
締め付けネジは トルクスレンチ T25 が必要です






じゃハンドルに取り付けましょう クランプ金物を外し
ネジにグリスを塗っておきます ここには緩み止め剤が
使われていますが 私はそれを無視しグリスを選びます

まあこの辺りは賛否の考え方が有るでしょうが 私は
部品の新しい時の状態を長く保ち 何時までも使える
様な組付け こちらを選択します






クランプ金物をハンドルに通し レバー位置まで
運びます このクランプには ↑ が刻まれており
それを上に向けて装着します






クランプにレバーを取り付けます トルクスレンチを
使いますが ブラケットカバーが邪魔になり かなり
使い難い状態です ネジの頭を潰さない様 注意が
必要です






レバーの位置 まあこの辺は目見当なんですが
少しでも正確な位置を出す為に 定規など真っすぐな
物を使います 私が使っているのは建築で使う差し金

ハンドルのドロップ下部のエンド部分 そこから
ハンドルの直線部分に定規を這わせ レバーの先端と
その定規を合わせるのが 基本の位置

それを基準にすると この写真ではまだレバーが低い
と言う事になります しかし最近はハンドルの形状も
さまざま

この部分を睨みながら 優先するのはブラケットの上部
ここがハンドルのラインと一直線になる位置が良しと
する風潮です






前記を基準にブラケットの位置を決めてみました
ただ 調整をするのはここだけでは無く レバーを
左右平行にする必要も有ります






その調整をする為には ブラケット部を上から
見たいので 仮にホイールを付けます この車輪は
私のスペアホイール この自転車に使うシャマルは
まだ汚したくありません・・

前輪の下に敷いているのは 自転車を平行に置く為の
調整 ハンドルのしゃくり具合も、横からの目視で
決めたいですから




上から 横から何度も微調整をし 私の感覚では
この位置が良さそうです ただここは感覚の部分ですから
バーテープを巻く前に 本人に確かめてもらうのが良いですね

この感覚と言うのは 本人にしか解からない事ですから
数値化は出来ないですね





さてここまで進みました この後の作業は ワイヤーラインを決めて行きましょう 

誰がやっても同じ様ですが このワイヤーの微妙な長さの違いでセンスが問われます 
やはり見てバランスが良く綺麗な方が良いですよね しっかりと決めて行きましょう

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大阪の南で インド料理

2011-10-20 20:14:35 | よもやま話
少し用事が有って大阪の南と呼ばれる所へ出掛けました
大阪駅の有る地域を北 そして難波駅が有る方面を南と
呼びます この辺は若者が多くて面白い街ですね






ここは美術の先生のお部屋 壁には 100 号程の大きさの
作品が製作中 隣のお部屋には木製のテーブルが・・








このテーブルの色が剥げてきたのでその補修依頼
一度ペーパーを掛けて ペイントうすめ液で脱脂
もう一度オイルステインを塗り 今度は木ニスを
塗っておきましょ




お昼に行きましょうよ いいよ少し待ってと
お化粧をする先生・・






お食事をするお店を探していると 和風の品々を
扱っているお店で 綺麗な手ぬぐいが有ったので
一つ買いました






ここは何屋さん? 誰か自転車が好きな人が居るん
だろうね 表の自転車は古いプジョーでした






お昼はここにしましょう 今日はインド料理だね
店内は本国の人がやっているみたい

このお店 Bindu と書いてありましたが ヒンズーと
読むのかな?






お料理が出て来るまでに やはりビールがいいね






これはチョウミン 焼きそば 600 円と
チキンチョイラ 800 円 もっと癖が有るかと
思ったが それ程インパクトが無く ちょいと期待外れ




じゃ私はコロナ これはやっぱりラッパ飲みがいいね






これはランチ エビカレーを選びました サラダと
飲み物がセットで 900 円

何か辛かったのかな(笑)




美味しくお昼も頂きましたので 少し近所を歩いてみましょう






上海? ちょっと嘘っぽい






ここは オーシャンファクトリー 結構街乗りの
人達の間では知っている人も多いのかな? 南に
有るのは知っていましたが こんな所に有ったんやね

先生 何故か笑っています





用事と食事を済ませて宝塚まで帰ると 近くの河原には秋の気配が濃く感じます
これは朝顔の種なの?

大阪の繁華街も大変結構ですが この様な草花が身近に有るのもまた良いね 

コメント (6)
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DEDA ZERO 100 ハンドルを取り付ける

2011-10-19 20:30:20 | Tacurino ロード 組立て
TACURINO COZMA タクリーノのカーボンロード 少しずつ形になって来ています
今回はハンドルを取り付けましょう 選んだハンドルは DEDA デダの ZERO 100
ショートリーチで浅いドロップの綺麗なハンドルです






DEDA ZERO 100 の白いハンドル 白い色はフレームに
合わせました 私の LATIDO ラティードのロードにも
これのメタルグレーを使っています




ドロップの形状はアナトミックとマースの複合型
上部の真っすぐな部分は扁平に潰され 裏側には
アウターワイヤーの為の一本溝が有ります 

パイプはトリプルバテット 資料での重量は 242g と
軽量です






選んでいるステムも DEDA ZERO 100 のメタルグレー






クランクボルトを外しましょう ボルトはステンかな
確証は無いですが そんな雰囲気です アーレンキーは
4 mm を使います




クランプ部の蓋が外れました






ハンドルをクランプする部分 ここは汗や埃が
付着し放題 こう言う場所はグリスを塗っておきましょう
腐食防止です






ステムのクランプ部にハンドルを挟み  4 本のボルトを
対角の順に締めていきます






一箇所を一気に締めるのでは無く 少しずつ同じ量を
締めて行くと良いですね 締め加減、私はかなり強く
締める方です




RHM  Rapid Hand Movement, concept ハンドル上部から
ドロップエンドまで移動がし易いデザインと言う事らしいです




このハンドル私も使い実証済みですが 大変使い易く
不満は全くありません 

ややハンドルが柔らかく感じますが ロードスプリンター
でも無い限りこの位の方が疲れなくて良いのじゃないかな?

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ロードレーサーに ブレーキを取り付ける

2011-10-18 20:27:07 | Tacurino ロード 組立て
タクリーノのフレームも色々な部品が装着され 少しずつ自転車らしく
なってきました 今回はブレーキを取り付けましょう 使うのはカンパの
レコードです






今回の自転車の為に用意したコンポは カンパニョーロの
レコード 取り付ける前に少し見てみましょう






フロントはデュアルピポット ブレーキを作動させる
支点が二ヶ所あります リアはシングルピポット 
こんな難しく言っていますが 昔から有るサイドプル
ブレーキですね

カンパはリアメカも追加料金を支払う事でデュアルを
選ぶ事が出来ます




駆動部に少量のマイクロロン・メタルトリートメントを
スプレーしておきます




取り付け用の沈頭ナットは トルクスレンチが必要・・
カンパはこれが好きだね






フレームに取り付けると隠ぺい部になり 普段掃除も
出来ない所には 腐食防止のグリスを塗布し 装着部
には ギザワッシャーを使います






フロントから装着しましょう






フォークの前部から本体を差し込み フォークの
後部の穴から沈頭ナットを使います




最初にメカに付いていたナットじゃ少し短いです






カンパの付属品として 2種類のナットが同梱されて
います 今回は一番長いのが良さそうです




しかし この付属パーツは 5 mm のアーレンキーが
必要 何故揃えないの? 整備性が凄く悪いですよね






まあそんな事 文句を言っていても仕事は進みません
こんな事普段の仕事でも良くある事 そんな時は黙って
仕事をする!(笑)

フォークの裏側から 沈頭にもグリスを塗り締め込みます
最後に細かな調整をするので 今の段階では適度に締まって
いれば良いですよ






じゃリアにいきましょう






こちらもする事は一緒 リアのブレーキブリッジの
裏側からナットで止めます






リアにはトルクスレンチが必要です この沈頭ナットは
表から見え難いパーツ ここで 2種類の工具が要るのは
誠によろしく無いですね 整備のたびに、いちいち工具を
突っ込み 確認の必要が生じます これは良くないよな・・・




と、もやもやした気持を引きずりながらリアメカを固定





さてここまで進めばこの後はハンドル周りを決めワイヤーラインと進めて行きたいですね

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少し気になる F.D マウント

2011-10-17 20:44:54 | Tacurino ロード 組立て
Tacurino COZMA タクリーノのコズマ ロード用カーボンフレームですが
前回フロントディレーラーを取り付けた時に少し気になる処が有りました
F.D の取付け位置とボルトオンタイプの直付け台座を 再度見直してみましょう




Campagnolo RECORD カンパニョーロのフロントディレーラー
これに限らず これの調整は前ギアと F.D のプレートを
平行にするのが基本






このタクリーノのフレームに変速機を付けると
その平行が出ない あとわずかな事なんだが
ブレーキシューで言うなら トウイン方向へ
変速機を動かしたい

しかし写真の取付け部 変速機の角型パーツと
フレームの直付け台座が干渉し これ以上内側に
動かせない・・・






だったら不安を残すより 今の間にどうにかしよう!
取り外した固定用ボルト この角の出っ張った所を
少し落としてやれば行けるんじゃないかな?





バイスにパーツをセットし ヤスリで擦ってやる
この部分なら大きく強度に影響しないでしょう




かと言ってやり過ぎは禁物 ほんのわずかな事なんで
今、直付け台座と競っている所を 軽く落とすだけに
しておこう






着手前と施工後 パーツの角、尖っていた部分を
少し落としました






このフレームの F.D マウント用の台座  この角度、
位置の取り付けなら この様にF.D のトウアウト方向
には必要以上 調整巾が有る

しかしトウイン方向へは 下の写真が限界 今回
F.D の取付け金物を削ってみたが ほとんど改善
出来ていない これは取付けボルトが フレーム側の
台座に当るからでしょう いざとなればその部分を
削ってやる必要が有るかもね





フロントディレーラーの調整で 前ギアのアウターリングと F.D のプレート(羽)を
平行に調整するのは基本 これをトウアウト側にやや寄せる事が有ってもその逆の
調整はまずしない しかし今回のケースでは その平行にやや届かない状態

これはチェーンとワイヤーラインを決め 実際に変速調整をしてみないと判断が
出来ないね しかしもう少し調整代が欲しいのは正直な気持

今日はお天気も良かったので 写真も綺麗だよね

コメント (4)
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