アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

センリョウ(千両)の花

2007-07-06 | 動物

お隣の塀のセンリョウ(千両)に小さな花がさいた。花には花被がなく、
雄しべは雌しべの側面から直接出る変わった姿をしている。
センリョウ科センリョウ属
学名「Sarcandra glabra」

センリョウ(千両)の花 2007年6月29日撮影

センリョウ(千両)の花 2007年7月1日撮影

花を拡大すると雄シベは雌シベの側面から直接でているのが見える

 
メモ

・センリョウ科の常緑小低木。
・林内に生育し、また冬に赤い果実をつけ美しいので栽培される。東アジア~インドに分布する。日本では南関東・東海地方~九州・沖縄までの比較的暖かい常緑樹林下に自生している。
・高さは50~100cm。葉は対生。花は黄緑色で7~8月頃に咲き、茎の先に穂状花序をつくる。花には花被がなく、雄しべは雌しべの側面から直接出る変わった姿である。果実は液果で10月頃から赤く熟し、翌年2月頃まで見られる。
・被子植物であるにもかかわらず、維管束の木部は導管でなく、裸子植物同様の仮導管から構成されている。花の構造の特殊性と共に、この植物の原始性を表す特徴と考えられる。
・特に名前がめでたいのでマンリョウ(万両)などとともに正月の縁起物とされる。
    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


ワルナスビの花

2007-07-06 | 動物

6月初めに大堀川の草ッ原は芝刈り機で、綺麗さっぱりと刈られていた。
なんと一月余りで、たくさんの草が膝につくまでのびていた。
そこに、ワルナスビが背丈20cm位に成長し花を咲かせていた。
撮影2007年7月5日午前6時頃

ナス科ナス属
学名「Solanum carolinense」

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ワルナスビの花姿、右の写真のピンクの花は赤詰草


ワルナスビの花

 
メモ

・明治初期に渡来した北アメリカ原産の帰化植物で、現在では、全国の畑や荒れ地に定着し、野生化している。
・草たけ50cm~1mで茎は葉の両面、葉柄には毛が生える。また、茎や葉の裏の葉脈上には、鋭い棘がある。葉は長さ8~15cmの長楕円形。
・初夏から秋にかけて、直径2.5cmほどの白または淡い紫色をした花を咲かせる。がくは皿形で、裂片の先はとがっている。果実(液果)は直径1.5cmの球形で、橙色に熟す。
・可愛い花には似つかわしくない名前がついているが、繁殖力旺盛で、根茎の断片があれば繁殖し群生し、除草剤もあまり効果がなく、畑を荒らすナス科の害草という意味合いで「悪茄子」の名前がつけられたそうだ。    新星出版「野山で見かける山野草図鑑」より

     昨年のワルナスビの花(2006/8/29撮影)