アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ヤブガラシ(藪枯らし)の花

2007-07-16 | 動物

ヤブガラシ(藪枯らし)は大堀川の草地といい、近所の農家の庭といい、地下茎を伸ばして芽を出しあっという間に繁殖する。他の植物に覆いかぶさって枯れさせるというのが由来だそうだが、まさにその通りだ。橙色の花には蜜がこぼれんばかりで、虫を引き寄せている。
ブドウ科ヤブガラシ属
学名「Cayratia japonica」
別名「ビンボウカズラ」
撮影2007年7月13日午後4時頃
マウスオンの2枚セットです。


 ヤブガラシ(藪枯らし)の花
橙色の部分が花盤(蜜がでる所)ローソクの台に見える。
4枚の緑色の花びらのついた花も見えるがすぐに落ちてしまう

<>

 花盤は蜂が蜜をなめやすい形になっている

<>

 花盤と花びらのついた花

<>

 ヤブガラシ(藪枯らし)の生命力旺盛な葉と蔓

<>

メモ
・ヤブガラシの花の花弁(花びら)は緑色で,咲いたばかりの時は花盤(中心の蜜が出る平らになった部分)が橙色をしている.花盤の周囲には4本の雄しべがあり,中心に短い雌しべがある.時間が経過すると花弁と雄しべは落ちてしまい,雌しべが長く伸びてくる.中心の色も橙色からピンクに変わってくる。
・地下茎を伸ばしいたるところから芽を出し繁殖する。
  山渓「野の花」より