アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

キヅタ(木蔦)の実

2014-01-09 | 大堀川周辺の動植物

マサキ(柾木)の垣根の下に、キヅタ(木蔦)が沢山の実をつけていた。
キヅタは茎の各所から気根を出して岩や樹木の上に這い上がる。巻き付くことはない。
果実は液果、直径8~10mmのほぼ球形。はじめは、赤紫褐色で、翌年の5~6月に紫黒色に熟す。先端に花柱が残る。直径約5mmの偏球形の種子が5個入っている。
庭や公園のグランドカバーに使われることが多い。最近では、高速道路のインターチェンジなどで、雑草よけをかねたグランドカバーにも使用されている。(山渓ハンディ図鑑樹に咲く花より)
ウコギ科キヅタ属、常緑つる性木本。
別名「フユヅタ」












メモ
キヅタの花は10~12月に枝先に直径2.5~3cmの球形の散形花序を1個または数個出し、黄緑色の小さな花を多数つける。花は直径1cmほど。花弁は5個、長さ約4mmで反り返る。花盤は暗紅色。雄しべは5個、葯は黄色で裂開すると褐色になる。

昨年は撮り損ねたが今年はきちんと撮りたい。