アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

トウネズミモチ(唐鼠黐)の黒い実

2014-01-12 | 樹木

TXのガード下のゴミの吹きだまりのようなところで、
真っ黒な実が沢山実ったトウネズミモチの木があった。
この実は野鳥が好んで食べるので、ここにも勝手に生えて成長したようだ。
ネズミモチと良く似ているが、葉の裏から透かしてみると、
トウネズミモチは主脈も葉脈も良く見える。
ネズミモチは主脈のみ見える。
参考サイト 植物雑学辞典 トウネズミモチ
モクセイ科イボタノキ属
2014年1月10日












メモ
・中国原産。日本には明治初期に渡来し、現在では暖地に広く植栽されている。
・常緑小高木。良く分枝し、高さ10~15mになる。
・葉は対生。厚い革質で、表面は濃緑色。光沢あり。
・花は、6~7月、新枝の先に長さ10~20cmの大形の円錐花序を出し、白い小さな花を多数つける。
・果実は長さ8~10mm、直径5~6mmの楕円形でネズミモチよりやや太い。10~12月に黒紫色に熟す。成熟した果実は白い粉をかぶる。
・ネズミモチより葉が大きく、先が細長くとがる。
・ネズミモチは葉の中央部がもっとも幅が広いのに対して、トウネズミモチは基部近くが幅広い。
・成長が速く、丈夫なので、都市の公園や工場などの緑化樹として植えられる。塩害や大気汚染にも強い。
  山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」より