近所の生け垣のモチノキに沢山の果実がついた。
我が家の周りには、モチノキ科モチノキ属で赤い果実がなる木、
たとえば、セイヨウヒイラギ・クロガネモチ・ソヨゴ・ウメモドキ等が
あるが、中でもモチノキの果実が径約1cmと一番大きい。
果実の先端には4つに分かれためしべの跡が褐色に残っており、
中には4つ種子がはいっている。
参考サイト 植物雑学辞典 モチノキ
モチノキ科モチノキ属
2014年1月14日
↓ 葉が密生していることと、陽当たりの関係からか、こらから熟すまだ青い実も沢山ある。
↓ 巨木に成長したモチノキの生け垣。
メモ
・暖地の海岸に近い常緑樹林に多く見られる。
・大きなものでは、樹高30mになることもある。
・樹皮から鳥もちが採れ、品質は本種のものが最上とされた。
・名前もその特徴に由来する。
・花期は4月、前年枝の腋に黄緑色の花を多数咲かせる。
・雌雄別株で、雄花は枝に蜜につき、雌花は緑色の子房が目立つ。
・花弁は黄緑色で4枚。おしべも4本で花の直径は5mmほど。
・11月~12月には、1cmほどの果実が赤く熟して美しい。
日本文芸社「樹木図鑑」より