草むらの中で淡い紫色の花に気づいた。
名前は、茎の板状のヒレによる装甲が目立ち、花がアザミに似ているのでヒレアザミ。
花びらは舌状花はなく、小さい筒状花が多数つく。花の大きさ1.5~2cm。
葉の形は、羽状に中裂または深裂。葉のつき方は互生。
葉にも、茎にも、トゲがあり、花の総苞片も鋭いトゲになって反り返っている。
キク科 ヒレアザミ属
2014年6月3日午前11時10分ころ
メモ
・ユーラシア大陸原産で、日本には古い時代に大陸から渡ってきたと考えられている。このようなものを、史前帰化植物という。山渓「野の花辞典」より