でも、これ。。。
震源地はまた新潟の柏崎の方みたいだ。震度6弱。あそこが震源地だとここも強く感じるのよね。
でも、それでも震度3らしい。震源地の方はどんなに怖かったことか。またですし。余震にも気をつけて。
やっぱり泣いてしまいました。皆様、期待を裏切られることのなかった今日の「両雄死す」でした。
板垣の最後の時の和歌には、本当に心打たれて涙が出ました。いつもながら思うのは、この作家様は、本当にさりげなく伏線を張っていくのでたまりません。
あの昔、父に愛されなくてなんとなく父が望んでいたかのような自堕落な日々を送っていた時に、板垣が下手な和歌を詠って、晴信を諌めたことが蘇ってきて、涙が溢れて留まりません。
勘助の「甘利様は御屋形様の槍になり、板垣様は御屋形様の盾になって」と言うセリフにはぐっと来ましたね。
甘利は裏切ったと見せて、敵の懐に飛び込み村上の首を打つと言う作戦でした。巧くいったとしても、自らの命は助かるわけはありません。板垣は伝兵衛 を影武者にしたて、先鋒で村上を食い止めようとする作戦です。いずれも討ち死に覚悟です。
晴信にとって父のような板垣、甲斐の国を心底憂いていた甘利の、守らなければならなかった者達のために、彼らは散っていきました。
ところで、どう見ても通りすがりキャラの伝兵衛、ふと気が付くとかなり大事な人になっていましたね。
なにげに摩利支天の妻関連の人たちは、御活躍でした。せっかくの甘利のチャンスを矢を放ち、奪ったのは平蔵でしたから。それから名前は忘れてしまいましたが、勘助の家来になった人も、晴信を留めるのに働いていました。平蔵以外は、みんなあの村でお別れぐらいに思っていましたので、人は見かけでイメージしてはいけないのだと思いますよ。しみじみ~
だけどワタクシ、ずっと泣いていたわけではありませんよ~。どんな時でも涙の向こうに微笑が・・・と言うより・・・あれですか~
「あ~ま~り~」 怒りに打ち震える晴信。
―キャー、何。ふぐ、その眉毛は何 いつ止まるの―
と、叫んでいた私(心の中で)
―ええ、何・・・「ふぐ」って、・・・アタシとした事が・・
今日我が家では二回「風林火山」がかかっていましたが、このシーンは気に入っていたので、また二回目も見てみました。すると二回目は違って見えたのですね。
これって、歌舞伎の大見得じゃないですか。
「ヨッ、なんとか屋~」って、声が掛かる所ですよね。
なので、
―ヨッ、亀~ーと声をかけましたよ(心の中で)
河豚と言ったり亀と言ったりで、なんと言うかなのですが、そんなことでは感動は薄れませんので、御安心を。
感動と言えば、今回のHPはいいですよ。どうぞコチラから。
でも、そのフォトギャラリー、板垣の最後の一枚は笑えます。
涙の向こうに微笑が・・・・ですか。