森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「風林火山」ー最強の敵

2007-07-09 00:16:53 | ドラマ (大河)
 ねぇ、良かったよねー。
「うわぁ、レベル高ーい」って感じた今回の大河。勘助が晴信が甘利が板垣が(しつこいって)、競いあうように演技合戦だ。もしくは甘利板垣前夜祭。


 ワタクシ、その前の「苦い勝利」は見損ねていまして、土曜日の再放送時に見ました。その後惰性でかかっていたNHK、スタジオパークのゲストは板垣こと千葉ちゃんでした。ハイライトシーンの全てで涙ハラハラ流しながら見ていた千葉ちゃん。
「役者は駄目なんですね。そのシーン見ると、そのときの気持ちになってしまうんです。」と言っていました。要するにあの時この時と、板垣の心は滂沱の涙に濡れながら、お屋形様にお仕えしてきたわけですね。
今回のラストのシーンのように。


「若っ、若」
呼びかけるような彼の声は、まさしく父の如く。その声は、恐怖の大王になってしまっている晴信の心にも、届いていくような感じがしました。

そして、予告編。来週はハンカチ持って見ますよ。
ホームページの更新された予告編も読んでしまいました。
―甘利よ、そうであったのか。―

私もすでに晴信と一緒に叫んでしまいました。
「イタガキ~!!!」




細かい所は他の方にお任せして、ここで終わってもいいのですが、でも、それでは少し寂しいのでもう少し。

 勘助に軍師としての仕事をさせない晴信ですが、今回の評議の場面での勘助は良かったですね。甘利は気に入らなかったわけですが、そこまで深く私には考えることが出来なかったので、勘助の
「敵は己の胸中にあり。」と言う言葉にジーンとしました。(セリフはいつも不正確)


タイトルの最強の敵は、村上ではなく、我が胸中にある「己」と言う敵のことなのではないかと思いました。
惚れちゃうよ、作家様に。


ところで、小山田様とミル姫エピソードは、違った意味で泣けました。初めて私はこの小山田に「愛」を感じました。同情転じて愛になるというか・・・


唯一笑えた平蔵拉致のシーン。逃げろっていったのは自分なのに
「本当に逃げるのかー」には笑えました。彼はいつだって癒し系ですね。



 最後に、子供から変なツッコミがありました。
「その頃、二月って言ってたのかいな。」
「えっ、はぁ、じゃあ、何かい
『葉月にあらず、如月でござる。』ってか。」

うーん、それじゃあさ、ドラマは成り立たないのよね。

「じゃあさ、ルート君。七月はなんていうの?」
「ワー、来ると思った。」







 




 
コメント (8)
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