何で、こんなタイトル?
それは、「ホロリ、きりきり、もやっと」をお読みくださいね。
私のブログのカテゴリーに「オカルト倶楽部」なんてものがあるの、知っていました?
でも、これカテゴリー紹介の記事みたいなの一つだけで、記事が増えないんです。私のPC時間って、割と真夜中が多いんですよね。で、編集ページには書きかけの記事が放り込んであるのに、書ききれないんですよ。だって、真夜中だと怖くて書けないんです。内容は大したことないんだけれど、それでもね。予想外でした。自分のビビリ度が高くて。
で、先日も子供とリビングでお茶など飲んでいたのですが、ラッタ君が
「絶対に消してはいけない広告って知っている?」と聞くのですよ。
「何、それ?」
以下、ちょっと概略。
ある日の放課後、友人が「俺」にラッタ君が言ったようなことを言うのです。そして、友人はそれを探していると。それはいつの間にか画面に現れて、クリックしても何処にも繋がっているわけではなくて、機械音である言葉を言うのだと言うのです。それは
「あなたは好きですか?」 と言う言葉。
そして、その後続く俺の物語。
このとき私はお茶を入れていたので、私のPC 前にはラッタ君が座っていたのですが、
「面白そうね。出して、そこ。」と言ったら、
「もう出している。」とPCの向きを変えます。もう、見るしかないですよね。
そして、ラッタ君が言ったとおりに話が進みます。
出てきましたよ。
「あなたは好きですか。」 ドキドキドキ
あれ、いつの間にかラッタがいない。
駄目ですよ。続きを一人でなんか見ることは出来ないですよ。部屋まで、迎えに行きました。
「ちょっと、後ろに立っていてくれない。」
「駄目だよ、超忙しい。」
「なんで フィールド歩いているだけジャン。ちょっとだけで良いからさぁ。怖くて見ること出来ないよ。」ラッタ君はネットゲーム中で冒険のダラダラ旅の途中。
「じゃあ、見なきゃいいでしょ。」
「いやだぁ、見なきゃ意味ないじゃん。ちょっとで良いんだからさ。」
「じゃあ、その先教えてあげようか。」
「何、それ。いつ見たの?」
「ずーっと前。」
その時、私はピンと来ました。きっと、彼は見たくないんだな。
「いや、ストーリーはなんとなく丸わかりだよ。でも、想像したとおりだったら、怖いから一人で見れないよ~。」
でも、ラッタ君は来てくれませんでした。彼に確認したら、想像したとおりでした。誰もが想像できる展開ですよ。でも、こんなのは、ストーリーなんて関係ないのですよ。
私はこの先は諦めて消しました。ええ、見ませんでしたよ。
なんたってビビリですから。
でも、単純な物語なのに、人にそんな恐怖を感じさせるなんて傑作ですよね、「Red Room」。
気になる方がいても、怖いので勝手に検索して見に行って下さい。
これって、トイレとか(おっと失礼)シャワー浴びている時とかの完全個室状態の時、結構来ますよ。最後まで見ていないのに、よく言いますよね。なんたって、想像力過多なもので。
でも、
「あなたは好きですか」
その言葉を選んだことが、何だか凄いなと意味もなく感心している私です。