昨日の朝、姉から電話あり。姉からの電話は毎日の出来事に近いほど日常の事なのですが、どんな話をしているかと言うと、それは多岐にわたり、毎日話していても話の泉は枯れないのです。
昨日、姉は家の片付けをしていたら、詩の走り書きを見つけたのですって。TOKIOの長瀬君のドラマで出てきたもの。凄く良いからって教えてくれました。もちろん別に電話口で朗読してくれたわけではなくて、一部を教えてくれて、ネットでググリなさいと言ったのです。
再びもちろん姉ですから「ぐぐれ」とも言いません。
「検索してみてね。」と普通のお言葉。電話は、それで終わりです。
で、調べてみました。
なんだか知っていた様な気もしたのですが、どこかでやっぱり聞いた事があったのでしょうか。でも全部は知らなかったので良い機会でした。これは作者不詳。つまりネットのどこかに書き込まれ、そして広まっていったものらしいのです。
私はこの詩も好きだけれど、この現代で、読み人知らずを作って言ってしまうネットの世界の凄さも感じてしまいましたよ。
こんな詩ですよ。
※ ※ ※ ※
「一年の大切さを知るには」
一年の大切さを知るには
落第した学生に聞くとよいでしょう
1ヶ月の大切さを知るには
未熟児を生んだ母親に 聞くとよいでしょう
1時間の大切さを知るには
待ち合わせをしている恋人に聞くとよいでしょう
1分の大切さを知るには
電車に乗り遅れた人にきくとよいでしょう
1秒の大切さを知るには
たった今、事故を避けることが出来た人に
聞くとよいでしょう
10分の1秒の大切さを知るには
オリンピックで銀メダルで終わった人に
聞くとよいでしょう
だから、あなたの一瞬一瞬を大切にしましょう
そして、あなたはその時を大切な誰かと
過しているのなら、十分に大事にしましょう
その人は、あなたの時間を使うのに
十分にふさわしい人でしょうから。
そして、時間は誰も待ってくれないと
言う事を覚えましょう。
昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。
明日は、まだ分からないものです。
今日は、与えられるものです。
だから、英語では 今を 「present」と呼びます。
※ ※ ※
ラストが素敵。でも私、ちょっと気になってしまいました。「一日の大切さを知るには」誰に聞けば良いのかしら・・・なんてね。