2月17日の水曜日、4時からの再放送では「右京の・・」タイトル繋がりなのか、「右京さんの友達」を放送していましたね。
私は、あれが凄く好きなのでライターさんの真野勝成さんは、結構好きなんですよ。
今回の山本むつみさんも「ゲゲゲの女房」とか「コウノドリ」が好きなので、信頼度が高いです。
小学5年生の時の、たった3日の同級生。
「先生は間違えていると思います。」
少女のはっきりとした澄んだ声は印象的でした。
そのシーンを学校の先生が見ていたとしたら、こんな先生はいないよなんて、苦々しく思いながら見たのでしょうか。
でも、ふと多くの人の中には、自分の過去にあった何気ないシーンと重なった人も多かったのではないですか。それは盗難事件とかではなくても、教室の中の唯一の大人である先生になんとなく理不尽に感じた感情。その想いをあんな風にはっきり言えるとは、半端な正義感ではないと思います。
最後に亘が
「初恋の人だったりして。」と言ったのは、右京は否定したものの、あながち間違いではなかったように感じました。
ただ右京が、ハッと心惹かれたのは、少女の正義感でありそこに同じ魂を感じたのかも知れません。
ただ大人になった小峰律子の思う正義と右京の思う正義は違ってしまいました。
私は時々、右京の正義にはイライラする時があると書いたことがあるのですが、でも今回は、たとえ正義感から生まれた不正であったとしても、不正を見逃すことはしないと言う右京の正義は理解できました。
この「正義」について深く書くと、ドラマの感想から離れて行ってしまいそうです。
ただ警察と言う立場を背負う人は、いかなる場合もこうでなくてはいけないなと強く思いました。
まずそこから。
そして、では今ある現実をどうしていくのかとなって行くべきだと思ったのです。
不正に大小は関係のない事。
そして右京は時々負けるー。
「今日はお見送りだけになってしまいますが、お迎えにも証拠を持って我々が来ます。」・・・のようなセリフ・・・
「我々はあなたを必ず立件しますよ !!!」
「やれるものならやってみろ。」
ううう。
後味が悪い・・・。
でも好きです。「相棒」のこういうシーン。
今回、凄く丁寧に作られているような気がしました。
面白かったです。
ただ余計な事ですが、右京さんが小峰律子さんの事が同級生だったあの律子さんだと分かったのは、名前からですよね。
だって絶対に無理ですよね。顔見て面影とかからなんて・・・・
あっ、やっぱり「愛」だな、愛。