6月19日に見てまいりました。これの前作を以前テレビで見て、岡田君のアクションにしみじみと感心したことがあります。そして今回の予告編を見て、パワーアップしているようにも見えるそのシーンに、映画館で絶対に見たいなと思っていました。
公開延期もあったものの、無事公開し、初週ランキングでは1位だったみたいで良かったと思います。公開延期などがあると、なにげに応援してしまいますよね。
(因みに「ヒノマルソウル」は9位スタート。こちらも応援していますが日程的に映画館で見る事が出来るか否か。)
アクション、期待通りでした。
特に足場アクション最高!
この足場を足場屋さんが、この映画の為にトンカラトンカラと作ったのかと思うと、なんだかワクワクしました。
またマンションでの普通の人が(ある事があって)わんさかといる所での、格闘アクションシーン、思わずそのマンションの住人にエキストラとして参加したかったなぁと、しみじみと思いました。
だけどこんな時代だからだと思いますが、エンドロールを見ていたら、ボランティアエキストラの名前がなかったです。
と言っても、このマンション(または団地)ロケは、神戸で行われたそうで、ボランティアエキストラがあっても参加は出来るはずもない事だったわけですが。
なぜこんな事を言うのかと言うと、見ていて、この映画の作り手たちの熱量が伝わって来たからです。
丁寧に作られていると思いました。
もちろん、この手の映画で丁寧で無かったら、怪我人も死者さえも出てしまうかもしれませんから、それは当たり前かもしれませんが、「そういうお仕事」と思うと、その点だけでも評価は上がると言うものですね。
だけどこのお話は、誰も殺さないで戦い抜くと言う所が面白いのですが、アクション映画の「あるある」になってしまうと思うのですが、あの高さから落ちて、確かに直下の落下でなくても、そこに足場の鉄骨が落ちてくるんですよ。申し訳ないのですが、普通は死者、出るよね。「ふつう死ぬだろ。」が皆不死身ってところが、ハリウッド並みになって来たって事かしらん ?
そう言えば予告編で、まさに死なない方々の映画の予告編をやっていましたね。(ワイルド・スピードとか)
なんか感想は、アクションの事しかないのかと言われそうですが、ショージキな事を言うと、まあ、そうかも・・・・・。
でも、敢えて言うならば・・・・
何でも無いよう日常があって。
親に反抗するのも、日常の中のひとつの当たり前の通過点。だけど選んだ行動には、闇に通じる罠が仕掛けられていて、人生が180度変わってしまう、そんな事はあるのかも知れません。
じゃあ、その闇に引きずり込んだ者が消えても、元に戻れるのかと言えばそうではないー。
ラストはしみじみとしました。
ファブルは「寓話・伝説」と言う意味。
過去のファブルによる暗殺シーンが出てくるけれど、ちょっと怖いです。狙われたら逃れられない感じ。
ヨウコ役の木村文乃さん、カッコ良かったです。
この人のスピンオフをやって欲しいとおっしゃっている方がいましたが、私もちょっと見たいかも。
ドラマスペシャルなどでいかがかしら。
下の画像を載せたのは、ヒナコの笑顔が可愛らしかったのもあるけれど、このシーンは本当に一瞬のパッパと織り込まれたもので、この同級生の子たちを載せたかったのです。普通と言うのは、こんな風に自然に笑える生活なのかも知れませんね。
その他の諸々の情報は→ここで
ひとつだけ疑問に思っているので、ネタバレ。
何故、ボスはファブルに途中で暗殺を中止させたのかしら。それによって宇津帆は生き残り、ヒナコの更なる悲劇は始まったのでは ?
何かを見逃したのかしら ?