森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

朝の光

2010-10-17 01:54:29 | お散歩&写真日記
画像は10月16日の朝の空です。
真夜中には雨の音が聞こえていたようなのに、朝にはすっかり止んでいました。でも空には一面に雲が広がっていたのです。
でも朝の光は、その雲をまるで破って差し込んでくるような、そんな感じがしました。

それに上の画像。光の部分が一瞬ハート型。撮るのは雲の向こうといっても太陽なので上手くは撮れなかったかも知れませんが、差し込んでくる光に、思わず幸せな気分になりました。




さてさて、今週の私。なかなか片付かない仕事を片付けなくちゃ。
家の中では、まだ半そでで過ごしている私ですが、衣替えだってしなくては。
もちろん映画にだって行きますよ。
美容院にも行きたいし。
やりたい事、やらなくてはならない事が目白押し。

頑張れ頑張れと言わなくても、朝の光が差し込んでくるように、普通に暮らして普通にいろいろ終わらせよう。
そんな風に思っている真夜中の私です。

おやすみ、おはよう、またあした。

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あのう、もしもし・・!

2010-10-16 17:24:15 | テレビ・ラジオ
続けて「インシテミル」の宣伝のお話。(なにげに同じテーマで今日二回目の更新になってしまいましたね。)

王様のブランチの映画コーナーはかなり楽しみにしているコーナーで、見ることも多いのですが、今日は「インシテミル」のメンバー10人がゲストでかなりの豪華さ。

バーンとド派手な感じがしましたよね。

インタビューも楽しかったです。
藤原竜也君はやっぱりオーラがあるんだなあと再確認してしまいましたよ。あまり発言はなかったのですが、存在感が凄くありました。
映画って一ヶ月で撮ってしまったのですね。日本の映画って、やっぱり撮るのが早いですね。でもかなり詰めての撮影みたいで、両ヒロインはとイケメン新人君は精神的に辛かったと言っていましたね。朝なのか夜なのか分からない感覚とかに苦しめられたとか話す事が面倒になったとか・・・
オーラと言えば、北大路欣也さんの存在感は安心感。そんな感じがしました。やっぱり藤原君の演技に対する姿勢が気に入ったようですね。

武田真治さんのはしゃっぎぷりも半端ない。さすが「めちゃイケ」レギュラーです。

夫も見ていたので、思わず
「この人、こんな感じだけど『エリザベート』の死神なんか凄く素敵なのよ。」と思わずフォローしちゃいました。すると夫、
「そうだと思うよ。俺、武田好きだから。」
それを聞いて、何でか安心する私。
ちなみに武田さんと藤原君が一緒に出てきて、ふと、「ああ、この二人は『身毒丸』の新旧だなあ。」と、私は思ってしまいました。

と、それを触れられて、(その話が出るなんて、ちょっと吃驚しました。)
「えっ、今そこに触れちゃう?」って武田さん、返しが上手いです。そう思っても、ここで聞くのはあまりに軽すぎるでしょ。
何考えているんだか・・・


でも、何考えているんだか、って思ったのは、ネタばれ映像を流した事ですよ。

「ええええ~!!!」って思いましたよ。

「早くも一人目の犠牲者が・・」って、最初の犠牲者が丸映り。

確かに物語の確信ではないかもしれませんが、この部分は、私たちがお金を出して映画館で知りたい事なんですよ!
今日が初日ですし。

ああ、やっぱり予想通り、最初の犠牲者はあの人ね・・とか。

馬鹿じゃない・・。いや馬鹿よ。はっきり言って。
こんな怖い番組、次から見ることは出来ないわ。
と、思っていたら、
さすが、女王、上手くフォローしましたよ。

この女王って言うのは片平なぎささん、ミステリーの女王です。
映画は如何でしたか、と言う質問に、

「最後にあっと言うようなどんでん返しがあるのですよ。例えば最初に死んだ人が生き返るなんてこともアリです。お楽しみに。」とかき混ぜてフォローしたのですよ。分かっているなあ、流石です。

映ってしまった映像の人も、「僕は死んでいないですよ。」などと、追い討ちをかけて更に攪拌。

フォローは流石だと思いましたが、見てしまった映像は消えません。

ちょっとがっかりです。

映画好きから言わせていただければ、作る人の気持ち、そして見る人の気持ちを考えて番組を作って欲しいものですね。

大切なのは、愛だな、愛。








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近頃、彼は。

2010-10-16 09:20:29 | テレビ・ラジオ
彼って、藤原竜也君のことです。あしからず。
今日、16日からの「インシテミル」の番宣で、藤原竜也君が出ずっぱりで頑張っていると言うのに、何も言わないのもどうかなと思っていました。
先日14日は「ズームイン」に「スッキリ」に「DON!」にも出ていて、実は全部見ましたよ。
(この記事、書き始めて時間がちょっとだけ経ってしまったので、書き直しつつ書いてます。)

ちょっと幸せでしたけれど、なんかね、テレビドラマの新番組的な宣伝の仕方だなとちょっと思ってしまいました。

以前は、こんなに出て大丈夫かと思うくらい孤軍奮闘であちらこちらのトーク番組に出ていて、私を幸せにしてくれたのに・・・・
と、心の片隅で思ってしまったりして。
でもまあ、それは我侭と言うものですよね。だって今また、次から次へとお仕事が続いていて大変ですものね。
トーク番組ではなく、本当の役者のお仕事の方で幸せな気分に浸りますわ。

今回は孤軍奮闘ではないのも楽しい―綾瀬はるかさん(ホンワカに癒されます)と石原さとみさん(元気&つやつや)と一緒なのが嬉しいですね。 (綾瀬さんは凄く好きな女優さんです。石原さんは『大仏開眼』から好き度がアップ)
朝から出ずっぱりだと、その変化も楽しいと言うか。

「ズームイン」の時には、目とかが潤んでいるような感じで、お二人とも朝がキツイという感じにも取れました。で、聞かれることは最初から映画絡みの事でしたが、DON!だけは番組参加で、見ていても楽しかったです。


見た人も多いとは思いますが、一応。見ていない方はご自身もやってみて。

心理ゲーム①、
「恋人にプレゼントを届けようとして、タクシーに乗ろうとしたら乗車拒否されてしまいました。」
そこで一言どうぞ。

竜也君の答えは
「ふざけるな!」

心理ゲーム②
「水族館に行ったら、水槽の中から魚が一匹近づいてきて何か言いました。さて、なんと言ったのでしょうか。」

竜也君の答えは
「餌をクレ」

心理ゲーム③
たこの絵を描く。
藤原君のたこは、まあ普通のたこ。真ん中に一匹。墨を吐いていました。



答え編(上のセリフは答え編の一言と同じだそう)
心理ゲーム①
恋人に振られた時の言ってしまう一言。
心理ゲーム②
気になっていた好きな人に話しかける最初の一言。
心理ゲーム③
心配事の数や大きさだそうです。但し、墨を吐いている場合は欲求不満気味らしい。

司会の人に、竜也君、「ミスターえさをクレ」とか言われちゃって、大笑いしてしまいました。


14日の木曜日、何って事もないのにヤル気が起きなくてクタクタしていましたが、お昼に大笑いしていたら、そのあと元気になりました。笑うって大切ですね。



さてさて、加えて昨日「カイジ」が金曜ロードショーでやっていましたね。
今、間違えて「ロードシュー」とか打ってしまったのだけど、訂正しなくても良かったかも。「ロードシュー」って番組でしたよ。

物凄いカットでしたね。映画の背景奥行きばっさり切りまくり。
カイジと言う人が描きこみが足りません。ちゃらんぽらんのコンビニバイトシーンもなく地下帝国でのお買い物シーンもなく、あれではカイジ君はちょっとした勇気凛々のヒーローになってしまう。彼はかなりいろいろ駄目な人。だけどお人よしで基本は悪人じゃない。そんな駄目な人が最後に大逆転を如何にして、駄目ヒーローになるかと言うところが醍醐味なのに・・・
挙句の果てにラストの大事なシーンもなく、遠藤が泥棒もどきになっていました。時間の関係なのは分かるけれど、こういう編集は、映画が分かる人にやってもらいたいしみじみ思います。

と言ってもこれからも、その番組は見ることも多いかと思います。
但し、「金曜ロードシュー」だけを見て映画の感想だけは書かないようにしなくてはと、改めて肝に銘じました。


でも、「カイジ」自体は面白い映画だとしみじみ再確認しましたよ。来年の続編も楽しみです。
で、今日公開の「インシテミル」も楽しみだけど、なんだかドキドキしそうな内容ですね。
だからって、今からドキドキしてどうするのでしょうね。月曜日に行く予定です。


ついでです。
映画「カイジ」の感想は→ここです。
原作漫画の感想は→こちらです。

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藤原竜也,天海祐希,香川照之,山本太郎,光石研
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青富士

2010-10-14 11:44:54 | お散歩&写真日記
久しぶりの写真日記。

今年の富士山の初冠雪は、9月25日だったようですよ。昨年より12日早く、平年と比べても6日早いそうです。

上の画像はその翌日の26日のものですが、まったく分かりませんね。

雪を抱く富士の姿を見るのには、もうちょっと掛かりそうです。
それでも富士は富士。赤富士とかあるから、これは青富士かしらなんて思ってしまいました。



これは雲に飲み込まれている富士。
山頂の形がないと富士らしくないけれど、これは自然vs自然と言う感じがしました。
この雲の上の山頂から見下ろせば、見事な雲海が広がっているのでしょうね、きっと。

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チリ落盤事故救出、良かったですね。

2010-10-13 13:26:14 | 梢は歌う(日記)
チリ落盤事故 U STREAM でライブ中継していました。「今」を目撃できる、凄い時代ですね。

今日の日を待っていましたよ。

※   ※    ※

今、午後12時50分。16人目。チリの外は明るい。12時間の時差とか聞いたので、正午過ぎなのでしょうね。

一人目が救出された時、見守る少年が泣いていました。思わず声をあげて泣きそうになりました。一人で部屋にいたので、もらい泣きも派手なのです。

私、最初から思っていました。
これはいつか映画化になれば良いと。

いや、現実にそういう話も出ているらしいのですが、誰もが飛びつく凄い話だからと言う意味ではないのです。

中に閉じ込められた人たちに、絶対に生きてそこを出て家族に再会して欲しいと言う気持ちの表れ・・・
そのぐらいのことを思って励みにして欲しいと言う表れ・・・

不謹慎になりそうな言葉を省いたので、訳分からないですよね。
頑張れというエールの気持ち→映画化になれば良い
まあ、矢印の部分に省略がちょっと。

でもまあ、常連様には、この人の考えそうな発想だなと思ってくださりそうな事でも、通りすがり様には誤解されるといけないので、もう止めておきますわ。

でもやっぱり映像的にも凄いなあと、思ってしまいました。くるくる回る滑車。降りていくカプセル。

別に想像する必要はないのですが、そこもやっぱり考えてしまいませんでしたか?

もしも自分だったらって。

いやいや、絶対に無理。
―扉が閉まらないから、お腹引っ込めて・・・

いや、そこじゃなくて、
閉所恐怖症なんですよ、私。
上がってくるのに15分も掛かるんでしょ。

想像しただけで、呼吸が乱れちゃいますよ。

えっ、?
―あなたのたわごと聞いていたら感動が薄れちゃうわよって・・
すみません。本当にもう止めますから(汗)

でも、何か嬉しい時ってちょっとはしゃぎたくなってしまったりして。

あなたの70日間はどんな70日間でしたか。
私の70日はそれなりでしたがいろいろな事がありました。
彼らの70日は・・・


ああ、本当に良かったです。
今、1時27分。まだやっぱり16人の救出。


現在午前8時35分。29人の救出。後もう少しですね。

10時少し前頃でしょうか。33名全員救助されましたね。おめでとうございます。
救助スタッフが、後6名。もう少し掛かりそうですが、本当に良かったですね。

後から入って行った救助スタッフも凄いですね。
いろいろ感動しました。


ライブは大統領の演説が続いているところですが、この先に放置状態になるのもイヤなので終了させていただきます。
映画情報は「33人」と言うタイトル名という噂が出ています。









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「喝采に嗤うダリア -煌煌心中箱-」

2010-10-12 02:49:54 | 観劇・コンサート日記
ザムザ阿佐ヶ谷にて、今日、劇団金子第三回公演「喝采に嗤うダリア -煌煌心中箱-」を見てまいりました。
ラスト日の昼の部でしたが、会場は満杯で多くの人、そして老若男女(お子様はいませんが)で埋め尽くされていた事に、ご贔屓劇団ゆえに嬉しさを感じました。

トップにてお知らせ掲載させていただいてきましたが、もし、それにてご興味を持っていただけた方がいらしたら、この場を持ってお礼を言わせていただきます。ありがとうございました。

ここまでやっていると、さながら関係者のようですが、そうではありません。ただこの劇団を応援したくなる理由があるのです。さながら子供を思うようなものです。だからなのか、結構見方も厳しくなってしまうのですよね。ちょっとだけちょっとなと思うことありました。もちろんそれについては書きませんが、一点だけ願望的なものは書かせていただきました。お許しあれ。

とは言っても、お話はサスペンス、かなり面白かったです。

「身毒丸ー復活」のパンフレットの中に、蜷川さんの「幕開き三分が勝負」という言葉があって、私はその言葉がいつもお芝居を見るときに思い出されてしまいます。
それで言うと、

「今、見ていますか?」
とヒロインが爽やかに監視カメラに呼びかけるシーンは、掴みはo.kと言ったところでしょうか。ぐっと来ました。

「今、見ていますか。」
この言葉って、意外と切ない。今私の事を見ていて欲しい、思っていて欲しい、着ぐるみを脱いだ本当の私を見て欲しい・・・・
着ぐるみ・・・
みんな、みんな何かの着ぐるみを着て生きているでしょう。それを外したときの私を見て・・・

なんてね。

おいおい、最初の一言目のセリフでこんなに書いてどうするんだ。

演出が斬新的でした。監視カメラと言う設定もあって、映像を上手く使っていましたね。
効果的な部分や心に食い込んでくる部分もあったのですが、だったら、最後辺りの逃走劇の部分も、もっと上手く活用して欲しかったなあと思ってしまいました。利用して緊迫感をもうちょっと・・・・ムニャムニャ
あそこ、高山さんのかっこいい見せ場でもあり、それと狂気の人が襲ってくる恐ろしい場面でもあり・・・・

でも主人公の青年の気持ちを映像で語らせて、ヒロイン失踪と言う切り替えは上手いなと思いました。と、その時大概のミステリー好きには犯人は分かってしまうと思います。ゆえにその後の展開が切ない。
ミステリーの醍醐味は、あらかじめ立てた予想にパズルが当てはまっていくと言うところにあると思います。
パズル嵌め、なかなか面白かったですね。
あのセリフもこれもフムフム・・

だけど伏兵がいて、混乱させる・・・
そして11体目のマービィの秘密、急に止めてしまった前任者の秘密などなど物語全体のパズルが当てはまって行く面白さもありましたね。

と言ってもですね、隣に座っていた母などは、とんでもない時に
「あの子は犯人じゃないよね。」と、分かったように独り言。
分かったのはそこか・・。
思わず「しっ!」と強く言ってしまった事は家に帰るまでの私の反省点です。

母上殿、すまぬ。

と、それはともかく、私が劇団金子のシナリオと馬が合うのは、ラストの〆にラストドリームを使うからかもしれません。
夢は私にとってもテーマなので、心に食い込むのです。

ラストドリーム、その心中箱を開けてみたら、そこには。
そう、夢はいつだって明るくて、夢の中では辛い気持ちも抑えて、彼女の為に言ってあげる事が出来たのに。
高山の好きなドリンク剤の名前。

そして余ったからくれた、ついでのようなドリンク剤。でもそれは本当に彼女が青年にくれたもの。

心中箱の中身は指であったか髪であったか。
でも受け取った者には、それはどんな重みがあったのだろう・・・


青年の涙には、ちょっとジーンとしましたね。


ついでですが、多くの人と絡んで仕事をするということは良い事だなと思いました。

またもオマケですが、阿佐ヶ谷は面白そうな町でした。阿佐ヶ谷から高円寺までなんとなくぶらぶらしてみたい感じです。いつか実行しようと思います。もちろんその時のテーマソングは吉田拓郎の「高円寺」

だって~、毎日電車に・・・♪









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劇団金子、第三回公演のお知らせ♪

2010-10-11 02:12:27 | お出掛け日記
この記事は、しばらくトップに置かせていただいています。新しい記事はこの下にあります。
今日は「龍馬伝&大仏開眼」を更新しました。


ご贔屓を持つ事は、人生のスパイス的喜び。

劇団金子は旗揚げ公演から応援している劇団です。それも三回公演を迎える事になりました。
ご贔屓として、今回は事前告知にて応援します。




今週の三連休、まだまだ予定が決まっていない方、是非阿佐ヶ谷まで足をお運びくださいませ。

以下はHPからのコピーです。HPの公演情報は→こちら

第3回公演「喝采に嗤うダリア -煌煌心中箱-」
Kassai Ni Warau DAHLIA "Koh Koh Shinju-Bako"

【チケット】
前売券¥3,500/当日券¥4,000 (税込・全席自由席)
ご予約はこちら

【日程】
2010年10月8日(金)~11日(月・祝)

【開演時間】
8日(金)19:00~
9日(土)14:00~, 19:00~
10日(日)14:00~, 18:00~
11日(月)14:00~, 18:00~
※開場は開演の30分前を予定しております。

【会場】
ザムザ阿佐ヶ谷(東京都杉並区阿佐ヶ谷北 2-12-21 ラピュタビルB1)
MAP会場HP


面白いかどうかは、私も見ていないわけなので分かりません。

ただ昨年見た「漣を抱くセシル」は本当に面白かったのです。その感想は→こちらです。
その面白さを担保に、お勧めしています。

ついでながら、旗揚げ公演「旅するシカーダ」の感想は→こっちです。

でもその感想、半端です。追記すると言って、一見放置。でも実はこのブログの膨大な記事の中に紛れ込ませて、かすかに辛口で書いています。(両方とも)
若者よ、自分の優秀さに溺れずに、若いうちにこれでもかと言うほど「学べ」と言うような事をいっていたような気もしますが・・
それを偉そうにならないように、クタクタになるほど気を使いながら書いていたように思います(笑)
昨年見た「セシル」の話を、もう少々。
確かに役者さん、シナリオ共に完璧なんてことは思っていません。でも、その直前に見たプロの演劇集団のお芝居が霞んで見えるほど、彼らのお芝居は印象深かったのです。
その霞んで見えた他のお芝居も、かなり評判良くて、続けてみたら「セシル」が可哀想かなと思っていたら、とんでもないサプライズだった訳です。

何とはなしに、深まってきた秋。
小劇団の特異な空間で、素敵な秋をお過ごしください。








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龍馬伝41回「さらば高杉晋作」&大仏開眼

2010-10-11 02:09:10 | ドラマ (大河)
今日の夜はテレビ三昧。

昼間は新しいエアコンの取り付け日で、それなりに頑張ったから夜はダラダラしながらテレビを見ることにしました。だって見たいテレビが目白押し。
「大仏開眼」はNHKでやった歴史スペシャル第三弾で、再放送。でもはじめて見ました。その後「龍馬伝」、そしてwowowで映画の「ゼロの焦点」を見ましたが、どれも内容濃く素敵な作品でした。

【大仏開眼】

吉岡秀隆が吉備真備。石原さとみが孝謙天皇。
時は平城京の時代。

大仏建立のお話と言うと、私は手塚治虫氏の「火の鳥・鳳凰編」を思い出してしまいます。
権力の象徴として描かれ、その開眼の時人々がひれ伏すと言うシーンが印象的でした。大仏をを中心に中央集権を目指すと言う構図だったでしょうか。
もちろん火の鳥のテーマはそこにあったわけではなく、得がたき人としての命を得て、如何に生きていくことが大切なのかと言うようなことを茜丸と我王と言う二人の仏像師を通して描かれていたように思います。

テーマは同じではありませんでしたが、このドラマにもそれに通じるところがあったように思いました。

藤原仲麻呂(高橋克典)は、最後には大君とほぼ同等の権力さえ手に入れて君臨したと言うのに、最後の時には何を思ったのでしょうか。また、同じく遣唐使として学び、最初に大仏建立を提案していた玄(市川亀治郎)もまた何故道を誤ってしまったのでしょうか。

この物語は藤原氏とその他の豪族との権力闘争というような歴史物語になっていて、意外と勧善懲悪的な感じに描かれています。ここでは藤原仲麻呂は敵役です。適役が強いとお話は面白くなってきますが、高橋克典、なかなかの好演でした。灰汁の強い悪役も出来るのですね。なんとなく正義の味方の人のイメージがあるので、そんなイメージを払拭しているので好感が持てました。

吉備真備らがどんな逆境にも甘んじ、仲麻呂を倒すのにも、後ろ盾の大后が亡くなるまで根気良く待ち続け、そして「時」到来に感じ一気に討つところも感心しました。

遡って玄の皇子暗殺シーンは、凄まじく見事でしたね。野心抑えがたく、仲麻呂の言葉の罠に嵌って少年である皇子を毒殺してしまい、大仏の絵と共に自分も血まみれになるシーン。地獄に落ちた瞬間でありました。
自分の悲願だった大仏建立は、結局は行基が中心になって作っていく事になりました。
でも彼だからこそ、人々は一握りの土くれさえ持ち合わせ、大仏建立に力を捧げたのだと思います。ただ玄は仲麻呂の手の者に掛かる時穏やかでした。行基は語ります。
彼は道を踏み外したがゆえに仏に近づけたのだと。
吉備真備は、私には分からないと寂しげに答えます。最後は思いが離れていってしまっても、共に唐の都で学んだ大切な友達だったからでしょうか。
逆縁の縁・・・
ふとそんな言葉を思い出します。彼には彼の役割があったのかもしれません。


形的には大仏建立の反対派だった吉備真備は、唐に追いやられる事になります。(このドラマでは違った事を言っていましたが)

後の孝謙天皇と吉備真備との別れのシーンは良かったですね。
離れていてもずっと側にいる・・・
フォースと共にあらんことを、ってな感じでした。
でも手を差し出し、その手を慈しむように取る吉備真備。すっとその手を引いて去っていく女帝。

だからその後、唐から帰ってきた時も、仲麻呂を倒した時も、駆けつけて手に手を取ると言ったシーンはありませんでした。
それでも国を思い、女帝を守り続けたのだと思います。

はっきり言ってこういうお話は大好きです。

【龍馬伝】
―おっと、ここで眠ってしまいました。(上を書いているときも、かなり寝ぼけていたようで朝直しましたよ。汗)
もういつもの寝る時間と言っても深夜ですし、結構疲れているのでついうとうとと。
寝ぼけた頭で書いてもなと思いつつ、明日はお出掛けなので簡単に書いておこうと思います。

なんと言っても高杉さんですね。
元騎兵隊の人たちが遠くで「高杉さまー、高杉さまー。」と呼ぶシーンは感動しました。また後のシーンでは見張りの目を盗んでに会いに来てしまう彼ら。身分関係なく国を守るために、共に騎兵隊で戦えた事はわれらが誇りだと伝える良いシーンですね。決してお涙頂戴な演出ではなく、飄々と海を見ながら去っていく高杉様、カッコ良すぎです。

海援隊としていろは丸に乗り込む龍馬の下に、騎兵隊の旗が届けられます。
新しき世を高杉は見ることは出来ませんでした。でも心はしっかりと龍馬に受け継がれていったのでした。

そしていろは丸の交渉時の弥太郎が、またカッコいい。
そう言えば、このドラマが始まった時に、毎回龍馬が土下座をするので、水戸黄門みたいなお約束に感じてイラッと来ていた事があったことなどを思い出しました。でもこの土下座、弥太郎にとってはお約束。頃合を見てそれが出るとクスッとか笑いが出てしまいます。

そして長崎奉行に「坂本詮索は今後は無用」と言い切る象二郎もカッコいい。
カステラを喰いちぎる象二郎は、醜いがカッコいい。敵の時には不気味。だけど味方になってしまうと、なかなか頼もしい象二郎でした。

と言う訳で、来週は「いろは丸事件」。幕末、詳しくありません。楽しみです。








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ドガ展

2010-10-09 09:58:52 | お出掛け日記

横浜美術館にて「ドガ展」を見てまいりました。
だけど、時間が経つのって早すぎる。見に行ったのは、先週の月曜日、9月27日だったのです。
横浜の実家に行ったついでに姉とで雨の中出掛けてまいりました。

今回のドガ展、なんと言っても目玉はこれじゃないかなと思います。
パステルで描かれた「エトワール」。日本では初公開。

この絵は期待通り・・・、それ以上だったかもしれません。まるで絵の上部から照明を当てているかのような錯覚に陥る作品でした。もちろん照明なんかなしですよ。舞台の一瞬を切り取ったような、そんな作品。光と影。その華やかさの影に、なぜか物悲しさを感じたのでした。
私は、それをあの舞台を見た後に感じる、祭りの後のような感覚が描かれているような気がしました。
華やかな舞台、その一瞬の煌き。ダンサーは夢を与え、見ているものがその瞬間に引き込まれる。
だけど、その後には必ず現実の世界がすべての者に訪れるのです。


ところで、早々とお土産コーナーのお話です。
そこのレジ横に「怖い絵」と言う本が置いてありました。
私も姉も気にはなりましたが、なんとなく美術関係で置いてあるのかと勝手に解釈してしまいました。
ところが、その本が置いてあるのには意味がありました。その本にこの「エトワール」は取り上げられているのですね。

怖い絵
中野 京子
朝日出版社

どんな風に取り上げられているかは、実際にてにとってお確かめください。(いきなり本の営業マン)

私はそこに書かれている考えには全面的には共鳴できないのですが、この本は面白そうですね。絵の解釈が広がりそうです。読書習慣復活中なので、いつかきちんと読んだ時に、また感想なども書けると良いなと思っています。


以下は気に入った絵です。

<田舎の競馬場で> 浮世絵の影響を受けていると言われている・・らしい。手前の馬車などが全景を描かれずに切られている所などから、そういわれているらしいのですが、日本人の私には言われなければ普通の構図に感じます。と言うところが、日本的なゆえんかな。と言うか、この文章自体が分かりづらい?
要するに、見慣れている訳ではないのですが、それでも身近に感じている浮世絵の影響と言われても、言われたからそうなのかと分かる。それは浮世絵が身近ゆえに、と言う事が言いたい訳ですが、余計分からない文章になってきたので、もう止めますね(汗)


←この絵は【ベレッリ家の家族】。展示されているのは<ベレッリ夫人と二人の娘>で、この絵のための習作でした。
この展覧会には、下絵・習作・模写なども多数展示されていて、凄く学ぶものがありました。

素晴らしい作品は、作家の天才的なインスプレーションのみでは決して描かれてはいないのです。


<バレエの授業>

<綿花取引所の人々>この絵は、凄く気に入りました。音声ガイドの解説がとても分かりやすく「へえ」と思う内容だったからかもしれません。構図とか人々の表情とか、描かれた背景とか。何も知らなかったら「おじさんたち」と思って見逃してしまったかもしれません。ずっと見ていても飽きない絵です。

<浴盤(湯浴みする女)>これもパステルで描かれています。結構有名な絵ですよね。
ドガの描く裸婦は理想化されず、ありのままの日常が描かれているのが特徴。

ちょっと変な感覚かもしれませんが、上から描くこの絵の方が、私にはよほど怖い絵に感じます。もちろんそれは美術館にては何も感じなかった事ですが、今、この絵を見ていたら、ふと感じてしまいました。
髪を押さえる手。手を広げてからだの重みを支える手。

一瞬の切り取りの中に、彼女の想いはどんなものを切り取られていたのでしょうか。
または、どんな会話がなされながら、モデルと画家はこの絵の前に対峙していたのでしょうか。

そんなことをぼんやりと考えてしまいました。

やはり、女性である私にとっては、裸婦は「現実」より「理想」の方が好みなのだなと思った次第です。

現実と言えば、絵の向こう側には画家たちの生活もあって・・・・

<マネとマネ夫人像> 友人マネと夫人を描いたものですが、贈られたマネが夫人の部分が気に入らなくて切り取ってしまったと言われています。その絵をドガが見つけて持ち帰ったと言うのです。

晩年、写真に凝っていたドガの自宅写真には、この絵がしっかり飾られていたように思います。

まさにドラマですね。

と言う訳で、「横浜美術館」にて12月31日まで開催されています。
休館日は木曜日。普通の公共施設が月曜日が多かったりするので、お間違いなく。祭日、12月30日はやっているそうです。

「エトワール」、見る価値アリですよ♪


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風が吹けば

2010-10-07 09:23:22 | 梢は歌う(日記)
先週の終わりからなにげに頑張っているのは、リビングのお片づけ。

昨年から、マンションのリフォームでベランダを塗り替えが始まると思えば、物置状態になっていたベランダを片付け、脱衣所・お風呂・キッチンのリフォームをやろうと決めれば、目の色を変えて片付ける。

じゃあ、今回は何があるというのかいって、誰か聞いてくれました?

なんと、エアコンを買い換えたのです。
実は壊れていません、うちのエアコン。
流石に効きはイマイチになってきましたが、一応動いています。

じゃあ何故買い換えたのかと言うと、エコ買いというやつです・・・

イヤ、そんな事を言うと、ちょっと偉そう。

だって、テレビで脅かすじゃない。古いエアコンは火を噴くぞ~って!

ちょっと自慢になってしまいますが、うちのマンションは古いタイプではありますが、広さだけはあるのですよ。
この古いエアコンも古くなかった頃は、一台でリビングと和室を一気に冷やす力があったのですが、今は両方の部屋で付けています。そして、両方とも20年以上使っているのですよ。

だからと言って、二台買えませんよ~。

二年にまたがって、一台ずつ買い換えようかなと思いました。
私がそんな事をい言い始めた時は、夫は私が何気なく願望を言っているのかと思っていたみたいですが、
「今週末に買いに行く。」と具体的に言うと、急遽、気持ちを切り替えたみたいです。

やっぱり、壊れてもいないものを買い換えるのって、それなりに勇気がいることなんだと思います。それに、ほらっ、私って、特に物の魂を大切に思ってしまう人なので、「買い替え」を言い出すとは思っていなかったのかもしれません。

でも、夏の終わりに買いに行きましたよ。

だけど、今年は皆様ご存知の猛暑。
エアコン業者は嬉しい悲鳴。在庫なんかはないのですよ。

だけどそこは壊れていない余裕。
「これなら、今週にもつきますが・・」
と、お店の人が言ったのは、それだけと言う一台。
でも、それは藁をもすがりたい人にどうぞ。

「いやいや、付けるのはいつでも良いから選ばせて。」と、自分なりに気に入ったものを選びました。
しかも、大型店は良いです、やっぱり。
何がって、取り付け料と撤去料が無料。もちろん、リサイクル代は掛かりますが、前の時は付けていくら、外していくらですから、それだけでも凄く助かるなあと思いました。
そして、取り付けは一ヶ月以上先の、今週末に決まったのです。

と言っても、流石にあの猛暑は去っていき、今エアコンを付けることはないですが別に良いのですよ。計画通り。でも試運転の時に震えそう・・・ぶるぶる・・・

お待たせするからとまた少し引いて貰いエコポイントも付くので、思っていたよりは、かなり安く買えました。

と、だからそのエアコンが予算より安く買えたのは分かったけれど、それがリビングの片付けとどう関係があるんだい・・と一人突っ込み。


エアコンを買って、書類に目を落としているときに、ふと、我が家の状態が頭に浮かんできました。
我が家は私の仕事が順調すぎた時、部分的倉庫化が起きて、そのリハビリが完了していないのです。長年の蓄積には長い時が掛かるのですと、言い訳。(ブログを止めたら、あっという間に片付くような気もしていますが・・・ムムム)
その倉庫化しているのが、そのエアコン下の本箱とその前に詰まれた小さな箱の山。

良かったわ~、今週末に付けに来るなんて言われなくてと、夫とこそこそ話している私。

そんな事言っても、時間のサイクルは一緒ですし夏には夏の予定があるので、今週がそのお方付け週間。
使い辛いから倉庫化してしまうのだと、本箱の移動を考えました。
だから本箱を移動する場所を考えて、そこにあるものを移動。
その移動する場所を作る為に夫のクローゼットを片付けるところから始めました。

つまり、
1、夫のクローゼットの整理。
2、本箱移動場所の整理。
3、本箱の移動。

そして予想はしていましたが、窓際にあった本箱を移動したら、その後ろの壁はカビで真っ黒でした。

4、壁のカビ取り。
このカビ取りだけは、写真をとって置けば良かったと思いました。最近のカビ取り剤は凄いですよ。真っ黒だったのに真っ白になりましたよ。やった甲斐あり。

長年の蓄積なんて言っているものを、片付けている訳ですから、まだ終わりません。

でもドレッサー周りとか、夫の机周りとか、テレビボード周りはすっきり片付きました。

完璧ではないのですが、まあ一応。

と言う訳で、後回しにしていた事を頑張っている毎日です。

風が吹けば桶屋が儲かる・・・(今の時代に合わないな、このことわざ)
エアコンを買えば、家の中がすっきりと片付くのです。しかも、エアコンの下だけでなく夫のクローゼットの中もすっきり。

「エアコン買えば夫の箪笥もすっきり片付く」
と言う私のことわざ新作、出来ました。 


いやいや、諺らしくちゃんと書くと(急に拘っちゃった。)

エアコン買えば箪笥も片付く」 ですね、ヤッパシ。





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