森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

きっと何かしらを頑張っていたに違いない、4月。

2021-05-17 09:53:09 | 梢は歌う(日記)

またも5月も半ばになってしまいましたが、4月のおまとめ日記です。
4月も、コロコロコロナの毎日でした。

いつか本当に「こんな事があったね。」と過去の事として語り合える日が来るのでしょうか。
いや、きっと来ます。 そう信じて、今を生きるしかないと思います。

 

そう言えば、道でバッタリ会った知人と立ち話をした時に、「コロナ、早く終わって欲しい。」と言うのは、今やお天気の挨拶と同じレベルになってしまったと思うのです。

だけどその時に、その知人が言った言葉に軽い衝撃を受けました。

「もう、楽しみはオリンピックしかない。オリンピックが始まったら、毎日楽しみに見るんだ~。」

「あらっ、そうなの?」と軽く会釈をしてお返事をしたけれど、

心の中では 「えーーーーーーー!? そうなんだーーーーーー!!」ぐらいのお返事だったと思います。

オリンピックはどうなるんだろうと思うと、気が重くなりますね。

 

ところで下の囲みは、昨年の4月のおまとめ日記です。

たぶんその頃は、今よりもなお真面目な自粛生活でお散歩ばかりしていましたが、私的にはやっぱり、それなりの楽しい毎日だったのです。だけど何の目標も立たずに、またお仕事もかなり減って、何をどうしていいのか分からない毎日を過ごしていました。

今年の私・・・・

この不自由な生活に、少々慣れてきたかもしれません。

その慣れが緩みに繋がらないように、気を付けねばならないと思います。

 

 
何も始まらなかったように感じた4月
4月のおまとめ日記です。3月のおまとめ日記が「去って行ってしまった3月。。。。。」で、比べてみると、コロナによる「疫病騒動天魔付き」・・・なんじゃ、この変換は。でもあまり嫌......
 

 

 「4月はもう一つの新年」

今年は、4月によくやっていた目標建て直しをしました。読み直してみて「ああ。」と言う気分になりましたが・・・・まあ、これは4月だけの目標じゃないから・・・・・・

 

 4月に見た映画は。

ブログにまとめました。→【近未来二番館】のお知らせと4月に見た映画

 

 読書

「樹木希林 120の遺言」

・「芸術新潮2020年7月号」→朝令暮改☆鳥獣戯画

記事にはしていないのですが「すっきり幸せ簡単片づけ術」も、読み終えたのです。感想を書こうと思いつつタイミングを逃しました。感想と言うより心に残る事があったからです。

この本は「ごんおばちゃま」と言う方が書かれているのですが、ブログも書かれていて、ちょうど読み終わった時にやる気が出て来て、久しぶりにブログ訪問をしたのです。そしたらちょうどその日に、閉じると言うお知らせが書かれていました。

知らないで後で知ったら、もっとショックだったと思います。感謝のお手紙(コメント)も書きました。

『2021-04-02 14:02:42こんにちは。
コメントをするのは初めてですが、ブログと本のファンでした。
昨日は一日掛かりの検査日で、朝から夕方まで病院にいましたが、「すっきり幸せ簡単片づけ術」を持参し、再度読んでいました。
「えっ、そっち!?」と思われたかもしれませんが、そちらを持って行きました^^。なんだかヤル気がムクムク出て来て、そして4月になったので、また気持ち新たに頑張ろうと言う気持ちになり、ちょっと久しぶり(すみません(^_^;))にブログを訪問したら、「閉じる」との事で、本当にびっくりしました。
これはある種の虫の知らせかと思ってしまいました。
ショックでしたが、カッコいいなと思いました。
今日の記事のくだりにもあるように、今日までそして明日からも(拓郎の歌ですね^^)、同じように生きていくごんおばちゃま。
ブログも年内は残してくださるとの事で、助かります。
お元気で♡♡♡』

後2冊、読みましたが、そのうち感想を書くかもしれません。

 

 漫画の感想は→ポーの一族「秘密の花園」Vol.6

「岸辺露伴は動かない」1,2巻

 

 電車・自転車に乗って、または徒歩でお散歩してきました。

☆「大宮公園駅」にまた行き「大宮盆栽美術館」

と「漫画会館」に行きました。→「大宮公園駅下車「漫画会館」に行きました。」

☆ また、妹に会いにレイクタウンに行きました。→「猫好きな彼女」

☆ 清水公園「花ファンタジア」の記事は→「牡丹とつつじ」ネモフィラとたくさんの花たち」

翡翠カズラとアカバナトケイソウ」

☆ 近場のお散歩では→「またもキンランの季節が廻って来た」

あまり正確ではありませんが、歩数計に残っている歩数は110001歩でした。

 

 日記を30日分付けました。

よく「月往ぬる二月逃げる三月去る」と申しますが、4月だってうたかたのように毎日が過ぎて行ってしまうのは同じだと思います。特に4月は年度替わりで、ともすれば毎日が泡のように消えていくような気がするのです。日記は昨年の4月も、このブログ内でおまとめ日記として書きましたが、今年は別ブログにて19記事書きました。それでもやはりブログはブログなので、細かい事まで書かず、意味があったのかなかったのかと模索中です。

その19の記事は→「果樹園のティータイム」「2021年4月」

 

 花が咲いて散っていく、相変わらずにその過ぎていくスピードについていけてない私がいました。

 

 

みんな一番良い時に、撮ってあげられなくてごめんね。

 雨と雷が多かった4月。それでも虹を本当に久しぶりに見る事が出来て嬉しかったです。

→「春雷と虹、そして桜」

義母が膝の手術をするので、その前に家を訪ねて事前お見舞いに行きました。そう言えば前の手術の時には、下着などの洗濯を全部私がしたのに、今回はどうしたのかしら。病院に日参できない今なので、それは離れて暮らす私には無理な事だったので、敢えて聞かなかったのでした。彼女と一緒に暮らしている息子(義兄)がいるわけですが、前回の時は、俗に息子よりも嫁の方が遠慮がいらない、または同じ女同士なので恥ずかしくないと言う理由だったと思うのです。「こんな時代」だから、みんなちょっとずつ我慢をしているのだと思います。

それから妹のスノウさんは、ある時まで、本当に真っ暗な闇の中に落ちていて、私たち姉妹の心を暗くしていました。

「覚悟した。」とか言うけれど、全く覚悟など出来ていなくて、みんなを巻き込んでいました。だけどそんな事は当たり前の事だと思います。だけどある時から、止めていた抗うつ剤か何かを復活させたら、嘘のように明るくなりました。

薬については、いろいろと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえ肉体的病状は変わらなくても、気持ちの問題という事は海の深さのように大切な事だと思います。

今はスノウさんが明るいので、姉妹四人も明るい気分です。が、スノウさん以外も、みな肉体的にはそれぞれあって、みな自分と闘うオバサンズです。

 

5月だって、負けないぞ~ !!

と言いながらも、5月も残り15日ですね♪

 

関連記事:

1月往ぬる☆2021

逃げてしまった如月姫

花咲きて 三月去りて 散りぬるを

 

 

  


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【近未来二番館】のお知らせと4月に見た映画

2021-05-16 01:17:07 | 映画

4月に見た映画の感想のまとめです。

見た映画の感想を全作書くと言う、無謀な挑戦、続行中です。

タイトルは、みな「近未来二番館」の感想のページにリンクしています。

気まぐれにお立ち寄りくだされば幸いです。

 「悪人伝」

ポスターは昔のヤーさんの映画みたいで、いや確かにヤーさんの映画なんだけれど、美しくはないのです。だけどこれが意外と面白くて・・・・。ハリウッドでリメイクが決まっているのだとか。

 「バケモノの子」

 「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」

 「The Game is Afoot」様の「『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』2013年」と言う記事を読んで、

「あっ、こういうの、絶対に好きそう。」と思いアマプラで検索したら有ったので、ビューンと言うスピードで見ました。思った通り、私好み。ホラーではありますが、怖いのが苦手な方でも大丈夫だと思われ姉妹たちにも勧めました。面白かったですよ。(Yam Yam様、教えて下さり、ありがとうございました。)

 「弥生、三月 君を愛した30年」

 「パーフェクト・バディ」

 「ワイルド・スピード スーパーコンボ」

 「ジュディ 虹の彼方に」

 

映画館では4作見ました。

 

 「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」

 「世界で一番しあわせな食堂」

 「騙し絵の牙」

 「ノマドランド」

 

邦画はアニメも含めて4作品、韓国映画の2作品を含めて海外作品は7作品でした。

たった11作品でも、NO.1は決められません。ただ邦画のうち3作品はNO1には選ばないと思います。

昨日会った友人に、「騙し絵の牙」を強くお勧めしてきました。4月も良い映画に恵まれて、幸せな時間が持てました。

 

1月から3月の映画おまとめ日記は、

「近未来二番館」の再開のお知らせと1月に見た映画

2月に見た映画【近未来二番館】のお知らせ

3月に見た映画、【近未来二番館】のお知らせ


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朝令暮改☆鳥獣戯画

2021-05-13 00:41:21 | 梢は歌う(日記)

もう既におとといですが、11日の午前10時半、私は友人に

「鳥獣戯画、解禁になったね♪ どうする ?」とラインにメールを入れました。

その朝の段階では国立は再開、だけど都立は休業延長という判断だったのです。だから東京都美術館は引き続き休業。

このバラバラな統一感の無さはと、巷でもちょっと話題になっていました。

だけど、美術館が予約制にして入場人数を制限し管理していて、尚且つ、上野の山の美術館をさらに半分閉じているならば、それこそ地域的に人の波は削減されて、良い事なのではないのかと私は思いました。

が、夕方6時には、都の要請を受けて再び東京国立博物館は閉園延長になってしまいました。

ツイッターには

「オリンピックより鳥獣戯画を見たかったな。」

「ああ、がっかり~。」

「鳥獣戯画、見られると思ったのに。」

と嘆きの言葉が並びました。

かく言うわたくしも。

(ちょっと無理なんじゃないかなと思いつつ)、緊急事態宣言が解除されたらラストのチケットを買いたいなと思っていたのです。友人が、見に行きたいと言っていたので宣言前にリサーチしておいたのです。(それまでにもう少し、数が下がっていて欲しいなとも願っていましたが。)

だから先に書いたように「解禁になったね♪」と言うようなメールを送った次第。

だけどよもやの、朝令暮改 !!

本音を言えば、いまだに何処か「東京怖い !!」になっている臆病な私ですが、上野だったら行けるかな行こうかなと思ったとたんに、「NO」と言われると、天邪鬼ではありませんが、がっかりしてしまったのでした。

 

ところで、この東京国立博物館の顛末が無くても、ご紹介したい本がありました。

それは2020年7月号の「芸術新潮」です。

 

 

私は時々、「芸術新潮」のバックナンバーなどもアマゾンで買ったりすることもありますが、これはたまたま図書館で借りたものです。

しかも実は友人に「見に行きたい。」と言われる前に借りていたのです。

許される範囲の延長を繰り返し、マックスの期限を借りたのですが、よく途中でリクエストが入らないものだと思いました。(リクエストが入ると延長が叶いません。)

最近は本を読むときには、ノートを友にしています。

「へえ、そうなんだ。」「ふーん、そうか。」とちょっとメモを取りながら、読み進めていくのです。

 

これはは読みごたえ見応えがある一冊だと思いました。

またその取ったメモで、ブログ記事を書きたいと思っていました。

ところが・・・・・

「鳥獣戯画展」は以前にも、二人の息子たちと見に行ったことがあります。(楽しい想い出です♪)

その時のお出掛け日記を読んで吃驚してしまいました。

なぜならそこには、メモを見て書こうと思っていた「鳥獣戯画」の説明が書かれていたからです。

同じ事を二度書く必要もない事なので

以下は、その説明部分の転載です。

>『鳥獣戯画についてですが、これらは甲乙丙丁と描いた人と年代が違うのでした。

一番人気が甲の部分で、ここが90分待ち。教科書などでもおなじみの一番有名な所です。

下記の画像は買ってきた絵葉書で、甲巻の部分です。

 

  

細筆の使い方が巧みだなと感心することしきり。

と思ったら、丁の巻はいきなり筆の線も太くなって、見比べると雑な印象を受けるのです。そう思いながら掲示されている解説を読むと

「墨線は太く淡く、かなり速いスピードで筆を走らせています。おおらかともいえるこうした線描は一見すると稚拙な印象を受けますが、よほど腕に覚えがなければここまで思い切った線は引けないでしょう。」とありました。

一見すると稚拙な印象・・・・・!

思わずニヤリ。

 

人気の甲巻は平安時代に描かれました。

次の乙巻も。

この巻は動物たちは擬人化されていなくて、動物図鑑のようになっています。親子の雰囲気が微笑ましいです。

次の丙は鎌倉時代に描かれ人物戯画、動物戯画によるもので、その時の生活が生き生きと描かれています。

この巻が紙の裏表に書かれていることが判明し、はがされ修復された部分だと思います。途中でそのはがしの作業をどのようにやるかと言うビデオを見る事が出来るのですが、丁寧さももちろんですがかなり根気のある人でないと難しい作業かと思われました。私なんかがやったら、途中でエイッっとやって最後にびりっといきそうです。

線の太い丁巻も鎌倉時代に描かれました。

甲巻と丁巻を比較して感じたのは、線の太さのみではありませんでした。

もちろんこれは私だけの感想ですが、同じように動物たちの可笑しさが描かれているにもかかわらず、甲巻にはユーモアを感じ丁巻にはシニカル的なものを感じたのでした。』

 

その時のお出掛け日記は→「鳥獣戯画展」

しかし、なぜ同じような事をメモに・・・・・

忘却とは忘れ去る事なり・・・・ですかね(^_^;)

コメント (2)
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「岸辺露伴は動かない」1,2巻

2021-05-11 16:19:36 | 漫画・マンガ・まんが

4月に読んだ漫画は「岸辺露伴は動かない」でした。

昨年の年末にドラマで放送されたのを見て、原作の漫画も是非読みたいと思っていたのです。

 

 

ドラマも面白かったですね。

もしもコロナ禍が収まったらそのお祝いに、是非このドラマチームで海外ロケを敢行して、続編を作ってもらいたいものだと思います。

海外ロケに相応しい原作があるからです♪

フランスのルーブルに行ったり、イタリアに行ったりして欲しいと思います。

岸辺露伴は漫画家であって、読者と漫画のためなら、その好奇心を最大値まで上げて、けっこうどこにでも出かけて行ったり取材を頑張ってりします。但し、彼は漫画のための取材なので、解決したり、悪の根源を退治したりなどはしません。

それが時には、後味悪くモアッ~とした気持ちにもなるけれど、逆にスリラーの怖さを感じさせたりもするのですよね。

 

1巻に収録されているのは

「懺悔室」「六壁坂」「富豪村」「密漁海岸」

2巻に収録されているのは

「望月家のお月見」「月曜日 天気一雨」「D・N・A」「ザ・ラン」

 

1巻の中の「富豪村」はドラマでもありましたが、出てくる子供みたいな執事が、ちょっとドラマの方が良かったような気がします。

「懺悔室」はアマゾンでお試しで読めるかもしれません。

このイタリアの男でなくても、人は生きているうちに、いろんなものを引きずって生きていくような気がします。ただその引きずっているものが普通は見えないだけじゃないかしら。振り向いて見たら、私にも・・・・きゃっ、こわっ   ゾクリ

「六壁坂」は妖怪の話。なんだか江戸川乱歩の世界のような気もします。

私は書きませんが、これ、検索すると、ちゃんとあらすじや考察なども出てきますね。

「密漁海岸」は、ある時期に密漁したら、昔から死刑になるとされていた地域でした。露伴の知り合いのシェフが妻の健康の為に、露伴を誘って密漁に出掛けます。

だけどそこはクロアワビの性格から、死刑にしなくても密漁者は勝手に遭難してしまう場所だったのです。

「密漁厳禁」は逆に彼らを守るための立て札だったのかもしれませんね。

だけど助けてくれた××が、最後にお料理で出てくるなんて・・・・・・という変な所がショックだったりする私・・・(^_^;)

 

2巻もみんな面白かったです。

「望月家のお月見」。その家にまつわるジンクスや決まりには、本当に意味があるような気がします。

まあ、これは漫画の話ですが、リアルにジンクスや決まりのあるうちってないですか ?

私の実家では、母がかざぐるまを家に持ち込むなと言うのがあって、・・・・・・と言うのは、この漫画には関係のない話でしたね^^

「月曜日 天気一雨」。きっと、荒木先生は、街ゆく人たちが皆同じようにスマホを触りながら、歩く姿に気持ち悪さを感じて、この物語を作ったのじゃないかなと思いました。このお話、良い人の悲劇が描かれていて、ちょっと切なくなりました。

ドラマにもあった「D・N・A」。珍しくハッピーエンド。この原作、なんと別マに2017年9月号に連載したものなのですって !!

ちょっと女性読者を意識したみたいですね。

ラストの「ザ・ラン」。ホラーじゃないのに、怖さで行ったらこのお話が一番かも知れません。筋肉に憑りつかれた男とでも書いておきましょうか。

『筋肉キャラクターをここにきて復活させてしまった。なんとその事に僕自身が驚いています。』と、荒木氏自身が語っていますね。

 

「岸辺露伴シリーズ」は他にも「岸辺露伴ルーヴルへ行く」があって、読んだのですが、その時もネタバレなしで感想を書いたら、既に記憶の中に埋没してしまいました。もう一回読もうかな。

以前のネタバレなし感想は→「岸辺露伴ルーヴルへ行く」を読みました。

(何もかもが懐かしい。その記事、2011年の7月の記事なんですよ。胸がきりりとなりました。)

 

 

 

 

 

 


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「樹木希林 120の遺言」

2021-05-10 09:50:52 | ユーモレスクを聴きながら(book)

4月に読んだ本の感想です。

 

 

言うなれば、彼女の名言集です。

かなり共鳴いたします。

 

このブログに訪問して下さる人の中には、時折「かなり若かったんだな。」と思う方もいらっしゃるのですが、たいがいがgoo様の仕組んだ罠で(笑)、同年代かもしくはその近い上下の方だと思うのです。

このくらい生きてきてしまうと、それなりに悟っていることもあるでしょう。だから「目から鱗」とか「すっご!!!」とか言うのではなく、ひたすら共鳴。その多さに、やはり惹かれました。

それに言いたかったことを、短く簡潔に分かりやすく言う、やっぱり、樹木希林さんはカリスマ性がありますね。

今年96歳になった姑は、以前から彼女のファンで、その影響で彼女の映画も見るようになったような気がします。

既に記憶があいまいになってしまいましたが、数年前に姑がやはり膝の手術で入院した時に、お見舞いに彼女の本を持って行きました。

 

確か、↑ この本だったと思います。

正直、既に90歳越えをしていたの、読めるのかしらと疑いつつ贈ったのでしたが、「時間がいっぱいあるから、ゆっくり読むね。」と、かなり喜ばれました。その後、本当に読まれたのかは分かりませんが、実はこの本のエッセイ集は、ターゲットに合せて、すこぶる読みやすくなっているなと思いました。上の姑に送った本は読んでいませんが、この紹介している「120の遺言」もあっという間に読み終わります。

 

心に残った言葉はいくつもありましたが、120のうち31をメモに書き写しました。

本当なら手元に置いて、さりげなく何かの時に読み返したりするのに良いのだと思います。

図書館で本を借りてしまったので、私はそのメモを読み返す事にします。

あっ、みなさんは、上のアマゾンサイトからお買い求めください(笑)(笑)(笑)

 

そのメモのうち一つぐらいは載せさせていただくと、

映画「あん」のインタビューで

『やり残したことなんて、死んでみないと分からないですよ。』。

なるほどなぁと思います。

だけど、

「私、今死んでいくんだな。あれもこれもやり残していたんだな。」とその時気が付いても、もう後の祭りでしょう。まさにのその時、ジタバタしないで「まっ、いいか。」と思い、その想いを切り捨てられるという事も大事な事なのではないかと、私は思っているんです。

 

また、彼女の言葉ですが

『今日までの人生、上出来でございました。これにて、おいとまいたします。』

カッコいいですね。

こんな風に今生を立ち去っていきたいけれど、自分の最後の時、この言葉を思い出し言ったならば、そりゃ、最後にパクリじゃんってなるので、違う言葉を今から考えておこうと思います(笑)

 

・・・・

 

 


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頭が痛い !! その2

2021-05-09 16:10:05 | 梢は歌う(日記)

別に、ひとつ前の記事「頭が痛い !!」の続きと言うわけではありません。

近頃、頭が痛いなと思った事の壱エピソードです。

 

義母が膝の手術をして、予定では5月1日に退院してきたことになっていました。連休中に顔を出すと言っておいたので、3日の日に行こうと思いラインのメールで連絡しても既読にすらならないので心配になってきました。

それで家の電話に夫から電話を入れてもらうと、どうもスマホの調子が悪くて、私のラインも送られてなかったらしいのです。

 

それで予定したとおりに3日の日に顔を出してきました。

義母の入院体験記も面白かったのですが、長々いても疲れるだけだからと思い、もう帰ろうかなと思った頃、夫が私に義母のスマホを見てやれよと言いました。

それで私は「ヘイヘイ」と言って、手に取ると、義母がいろいろとそうなったいきさつを語り始めました。

『なんだかおかしいわ、と言ったら隣の少し若い方が貸してみてと言ったの。その人が何処か触って、もう平気と言って返されたけれど、全然平気じゃなくて、だけどその人は退院して行ってしまって、その人が触ったところがダメだったんだと思う。その人がいじった所がどこか分かればいいのだけれど・・・・・・・・』

私は最初、Wi-Fiの設定か何かなのかなと思っていたのです。なんか環境が悪そうだし。だけど以前は平気だったわけですからおかしいなと思いながら、義母の話を聞いていたのですが・・・・・

 

ここではっきり言うと、世の中にはいらない情報に惑わされてはいけないという事はたくさんあると思うんです !!

 

設定なんかを見直しながら「何か、さっぱり分からない。」と私は言いました。

本当は凄く嫌なんだけれど、仕方がないので言いました。

「ルート君呼ぶから。」

「だったら、それを持って行っていいから。もしダメだったら、ドコモに持って行って。」

(ヒェ~!! 何故にそんな事を簡単に言うのだ。そういう所に行こうと思ったら半日潰れちゃうじゃん。)←心の声

 

で、家に帰ってルート君に頼みました。

「ううむ。これじゃない、これじゃない・・・となるとこれしかないな。」と彼は言い、その「これしかない」を聞いて、

私は、自分のスマホがそうなったら迷うことなくやるだろうある事を思い出し、悲鳴をあげました。

「あーーーーーーー !!」

「くやしい~!!!!!」

 

家に持って帰って、1分掛からず。

だろうね。

だって電源切って再起動させるだけだもんね。

 

だけど即電話を入れて、「直ったよ~。」と告げた時、義母は本当に嬉しそうに「良かった~」と言いました。

 

義母が嬉しそうで良かったけれど、私はショックでした。なんでこんなことが起きたわけ。人のスマホだったから?

耳元で言われ続けた、「あの人が」攻撃のせい ?

いや、たぶん、私の脳内の馬と鹿がご成長あそばしたのだと思います。

 

再び義母の家に、最近顔を見せてなかったルート君と一緒に行き、そのスマホを渡しました。

そして次にそうなったら、とりあえずの対処法を教えました。

「こんなんでドコモに行ったら、恥ずかしかった。」と言ったら

「ううん。なんでも直ったら、私その人を拝んじゃうわ。」と義母。

(なるほどナ。)

「なんだか私、馬鹿になっちゃったみたいで、・・・・」と嘆く私。すると義母は即答で

「そんなこと無いわよ。」と言ってくれました。

(♪)

だけど義母は帰りがけ幸せそうな笑顔で

「ほんとうにありがとう。これからはこんな事があったらルート君に直に頼むことにするね。」と。

私はにっこりと笑い、「そうね~」と言いました。

(私はひきつった笑いを浮かべ『ハィ~ ?!』と首を傾げていました。)

 

あっ、タイトル、「頭が痛い!!」じゃなくて「頭が悪い!!」の間違いか。

だけどこんな事があったから、翌日の夜中に本当に頭が痛くなってしまったのだろうか・・・・。

 

トップ画像はイボタノキ。

 

 

 


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頭が痛い !!

2021-05-08 16:40:54 | 梢は歌う(日記)

あまりと言うか、全く良くない事であるが、死んでしまった猫を諦める事が出来ない。

忘れられないとか寂しいとか言う話ではない。諦めきれないのである。

確かに妹に「気配を感じないわ。」とか「お別れを言いに来たのよ。」などとのたまっている自分がいたが、それは私という人間の、笑顔で暮らす外側の部分が言わしめているだけであって、自分の内側にいるもうひとりのダークな本当の私と言うやつが、夜な夜な「諦めきれない。」などとのたまい、それでもしくしく泣いていればいいものを、じっと誰も何もいない空間を見つめていたりする。

封印切る気か、私?!

 

決して、そして全くいい事ではない。

 

きっと、こういう執念が、清く美しかった魂をまったく違う禍々しいものに変形させて、この世に災いをもたらす者にさせてしまうのかも知れない。

また、無意識に何かを念じているものにとっても、異界に念を送っているわけなのだから、けっして良いわけがない。

もう止めないとー。

☆         ☆        ☆

4日の未明、あまりの頭の痛さで目が覚めました。

頭が痛くて目が覚めた事など、今までで一度もない事ですし、若い頃はちょっとは頭痛持ちだったこともあったかも知れませんが、最近では「頭痛」自体があまり無い事だったのです。

この痛みは、勝手経験したことのない様な殴られたような痛みかしらと、意識してみました。

そうとう痛い・・・・。

だけど殴られた様な痛みとは言い難いな・・・・。

それでも怖くて、私はブルブルと震えました。

妹は2年前の12月、ラインで姉妹で話していた時、

「今日、頭が痛くてさ、病院予約したから長く話せない。」と言いました。

普通に元気だったので

「風邪ひいちゃったのかしら。」と皆で言っていたのです。

だけどラインを切ってから30分後ぐらいに、その痛みの凄さに吐いてしまったそうです。

そして病院で彼女の病名は脳腫瘍だったと分ったのでした。

また最近、友人は頭痛が酷くて病院で検査をしたら、今は退院していますがそのまま入院してしまいました。

その友人に起きたことが、私に起きない約束はないのです。

しばらく眠る事も出来ませんでした。私はやはりずっと怖くて、祈りの言葉を小さい声で唱えました。もしもその祈りの言葉がちゃんと言えなくなってしまったら、それは一大事で夫にSOSを送ろうと思いました。

だけどその時、私は思いました。

ー 分かった。もう分かった。もう絶対にやめる。

負の想いは負の連鎖になるに決まってる。―

人は崖っぷちに立って、初めて本当にその意味が分かり行動に移せる場合があるのかも知れません。

実行する、留まる。いずれの選択にしても。

 

ここまでの話を読んでくださった方の中には、「はぁ?」と思われた方も多いかも知れません。

まあ、そうかも知れないなと思います。

ただそれはたまたま、今まで出会った人の中にある種の世界を語る人がいなかっただけ、もしくは荒唐無稽と切り捨てて来ただけなのではないですか。

キツサの最たる言い方で言えば、単なる経験不足なのだと思います。

「寂しさ」はこれからも大切にしていきたいと思います。だけど本当に私は気持ちを切り替えて生きて行こうと思いました。

 

妄想とリアルのはざまー。(モウソウジャナイケド)

 

さて、その頭痛の話ですが、朝起きた時もずっと痛いままでした。

だけど寝たので少々冷静になり、目薬を差しまた眼を温めて、また肩に湿布薬を貼り、頭もマッサージをしました。要するに血流が悪くなっての頭痛なのではないかと思えたからなのです。病院に行っていないので正解は分かりません。(今後しばしば起きるようなら、考えないといけませんね。)

だけどその日は徐々に体が温まって来て、時間が経つと、その頭痛は消えたので、予定していた通りルート君も誘って3人で買い物に行きました。近くにあるショッピングモールのうち、行きたいと言ったモールはガラガラでした。(ちょっと予想通り)

午後から人も増えてきたと思いますが、午前中に行ったのでセーフでした。

夫とルート君は必要な物を買い、私はまた不必要なものを買って、楽しくお買い物をしてきました。

ただ私は、なにげに新しい下着を数枚買いました。

すぐに必要になりませんように。だけど何か考える機会があった時には、さりげなく少々の実践はしておきたいものです。

入院時のパジャマなど、今はレンタルが常識なので心配ない事だと思いますが、家族が分かるような入院セットって、やはり大切かも知れませんよね。

 

 


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「ノマドランド」

2021-05-03 17:48:33 | 映画

いつの頃からか時々、公園の水道で髪を洗う妄想に憑りつかれる時がありました。冷たいなぁと思いながら髪を洗う妄想・・・・・・。そんなに冷たくないけれど、深夜の公園で蚊と戦いながら髪を洗う妄想。それはホームレスになってしまったらどうしようかという、それは私の心の中の恐怖の心象風景なのでしょうか。

☆       ☆      ☆

この作品の中で、ヒロインに

「先生はホームレスになってしまったの?」と、教え子だった子供が聞くと、

「ホームレスではないわ。ハウスレスよ。」と答えるー。

印象的なセリフだと思いました。ハウスを失ってもホームは失わないー。

 

リーマンショックの影響で、ひとつの企業で成り立っていた町が消滅してしまいました。それによってファーンもノマド(遊牧民)となってしまいます。

 

この状況が良いとか悪いとか、この作品がどうのこうのという事をすっ飛ばして、まず思った事は、日本でノマドは無理で、やはりホームレスになってしまうなと、自分に当てはめて思ってしまったのでした。車の運転が出来ないという事もあるけれど、60を過ぎても生活できる分の収入を得るために季節労働者として渡り歩くノマドの人たち。

過酷だなと思う前に、「仕事があるんだな。雇ってもらえるんだな。」と思ってしまったのでした。

何も日本と比較しなくてはならない映画ではありません。なんともしょうもない感想から書き始めてしまいました。だけどなんたって、トップに書いた妄想をする人なので、自分を彼らの中に置いて見てしまう私がいたのでした。

映像が綺麗です。

彼らは何かに縛られることのない自由人にも見えます。

溢れかえる物に、残りの人生を費やすがごとく右往左往する自らの生活を、思わず顧みたくもなります。人に必要な荷物とは何かとか。

またしがらみの苦しみからも解放されているような気さえします。彼らは別れる時に『さよなら』とは言わない。またこの道のどこかで再会するから。

この時、私はやはり自分の生活のある事を思っていました。『さよなら』とは言わずに「じゃあ、またね。」と言って別れていく、そこにあった無意識の自分の気持ちに気付かされたような気がしたのです。

ただこれは、ノマド賛歌ではないはず。

現実はかなり過酷な生活です。キャンピングカーの移動などではなく、ヒロインなどは自分でVANを改造した車上生活者なのですから。真冬に公園の水道で髪を洗うなどの、私的妄想シーンはないものの、やはり寒さに震える夜や車を止める事を拒否されたりなど、そんなには簡単ではないのです。

だけれどもどのような状況からそこに辿り着いても、本当の豊かさを失わない人たちが描かれているような気がしてしまうのは、フランシス・マクドーマンドやデビッド・ストラザーン以外には、本当のノマドの人たちが実名で出演していて、彼らは本当にイキイキとした顔をしているからなのだと思います。

それに物語の構成にもそう感じさせるものがあったのだと思いました。そこはネタバレしているので画像の下に書きます。

この映画は4月14日に行きました。

その時、朝の9時近くの1回のみの上映だったのです。朝早くから行動して見に行ったのです。だけどその後、その作品はアカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞の三冠を果たし、公開映画館も時間も増え、メデタシメデタシの模様。

今なら行く場所も時間も選びやすかったと思うけれど、第4波襲来中の今なので、逆に私自身は見逃してしまったかも知れないと思います。見逃さずに見る事が出来て良かったと思っています。

ひとりで生きる、そこにはその大切さがぐっと伝わってくるものがあるのです。だけどそんな凛としたものがあるから、過去・今・未来の人との触れ合いと絆が強く感じられてきたように思いました。

 

作品情報は→こちらです。

画像の下はほんの少しのネタバレ感想です。

 

  

 

ヒロイン、ファーン(フランシス・マクドーマン)には、2回もこの車上生活から抜け出すチャンスが訪れます。

1回は、息子の家に帰った同じノマド仲間だったディブ(デビッド・ストラザーン)の所に遊びに行った時に、ここに留まってくれと頼まれます。彼の可愛らしい赤ちゃんの孫を抱いた時の、その柔らかい手を感じてファーンは何を思ったのでしょう。

彼の息子の妻が「お父さんは、あなたの事が好きなのよ。」と言われて、ファーンもまんざらではなかったと思います。

夜になって、彼女はスカートなんかを着て、彼に会いに来るのですから。だけどその途中の階段で、彼と息子がピアノを連弾で弾いているのを聞いていて、彼女は翌日立ち去るのでした。

ファーン自身も車の中でフルートを練習しようとしていました。代用教師もしていたし教養の高い人なのです。

ピアノは定着した生活の現れだったのでしょうか。もうその生活には戻れない事をファーンは知ったのでしょうか。

またもう1回は、車の修理代を姉に借りに来るときです。姉はまったく邪魔するでもなく歓迎し、心配していた事も伝わってきます。そこに留まる事も出来たのです。

でも彼女は留まりませんでした。

レンタル倉庫に残してきた荷物を処分し、もう誰も住んでいない街のそして自分の住んでいた家にも立ち寄ってみます。

裏の戸口からずっと続く荒野が見えるのよと言っていましたが、(字幕では「砂漠」になってたけれど、違うと思いました。)、彼女はその裏木戸から外に出てずっと歩いて行きました。

 

そして車は走っていきました。

ずっと未来に向かって走って行くように・・・・。

 

 

 


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「騙し絵の牙」

2021-05-02 17:44:48 | 映画

4月12日に近所の友人たちと見に行きました。

既に映画に行く前に騙されていました。予告編で、この映画は大泉洋のコメディなのかと思い込んでいたのです。

実は一緒に行った友人のひとりも同じで、ちょっと最初はがっかりしたみたいです。

私自身も、ほんのわずかであっても、「切り替える」と言う脳内変換をしないわけにはいきませんでした。

まったくコメディではなく、大真面目な映画だったからなのです。

 

しかしこの作品、その切り替えが済むと、本当に面白くてドキドキ・ハラハラ・ワクワクしました。

物凄い私好み。

ワクワクしすぎて、ちょっと泣きそうになりました。

「泣く」とか「涙した」なんて書いたら、「えーっ!!」と言われてしまうかも。

だけど少しずつお仕事をリタイアしているような私の毎日だからなのか、みんなの、特にヒロインの仕事に向かう姿勢と情熱には、心に食い込んでくるようなものがあったのです。

私も何か・・・・何かって何よ・・・・・今は分からないけれど、とにかく何かよ・・・・・・その何かを頑張ろう。

そんな事を思える作品だったのです。

 

あっ、この作品の騙しですか ?

私は推理小説は、本で読むと、意外と犯人が分からない人なんです。きっと文字を抜いて読んでいるからかも(笑)

だけど映像で来られると、・・・ああ、犯人は居ませんが、その騙し部分、意外と読めるんです。

偉そうに言いましたが、そういう人は多いと思います。

キャストの顔で読めちゃうのですよね。(笑)

だから4つの騙しみたいなものが、この物語にあったら、そのうちの3つは思った通りでした。

速水(大泉)の立ち位置とか、あの新人の作品はとか、イケメンの矢代はとかとか。

だけどラストは、「へぇ、そう来たのか~!!」と思いました。

素敵なラストでした。

 

お勧め出来ます。

面白かったです。

 

【ある種の遠いネタバレ

もう故郷の町にもわが町にも、小さな本屋さん、もう一店もありません。

それらを守って、そして消えて行った人たちに捧ぐと、

私は勝手に心の中で呟いていたかも知れません。

コメント (2)
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「4月の4枚」☆過ぎていく日々は愛おしい

2021-05-02 01:41:31 | お散歩&写真日記

#写ん歩クラブの企画「4月の4枚」に参加します。

写真4枚で4月を振り返る・・・・・。

その企画の説明は→こちらにて「写ん歩クラブからのお知らせ」

 

※          ※        ※

4月は花の祭り継続中。

去っていく花にも目を向けると、名残りの花の姿にときめかされる時がありますね。

一枚目は、そんな桜の写真です。

 

だけど花が早かった今年はたくさんの花を見逃したような気がしてしまいました。

美しい花をたくさん見たと言うのに。

桜の花もたくさん見たと言うのに。

 

だけど「見逃した !」感じるのは、いつもの場所のいつもの花を見ていなかったからだと思いました。

下の写真に写っている公園の染井吉野はいつ咲いていつ散ったのだろう ?

あの公園の花桃は、今年も通りすがりの人たちを感動させたのだろうか ?

いつも思うよ。

時の過ぎていくスピードについていけないと。

だから思うよ。

しっかりと見よう、過ぎる時をと。

 

そうかと言って、何も見なかったわけではないのです。

新緑前の公園の緑に八重の桜の濃いピンク。

遠くに遠雷の音がしていても、足を止めたくなる美しさでした。

そして4月の最初に、一年に一回の大腸検査をしてきましたが、一日掛かりだったせいで、桜のライトアップを見る事が出来ました。

 

そしてー、

ここ数年の間、いいえ、もしかしたら十年近くかも知れませんが、ずっと見逃していた虹をも見る事が出来ました。

雨が降らなければ、虹は見る事が出来ないー。

これって「にじいろカルテ」のセリフだったかな。


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