Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

熱帯魚の繁殖~メダカ科

2010-03-08 | ペット

 アフリカのサバナ気候(熱帯で雨季と乾季が交代する)地域の湖沼などに生息する
卵生メダカのグループは、雨季に生育産卵し、乾季には卵のままで干上がった泥の
中で休眠
します。 
Eblueglarissanran513tr_2 Eblueglarissanran511ttr_2 翌年雨季に孵化した稚魚は、短期間で成熟して
産卵を始め、雨季の終りまで、即ち死の直前まで
卵を産み続けます。
 左は体長10cmを超えたブルー・グラリスです。
煮沸したピートモスを産卵床として、仲良く産卵を
繰りかえしましたが、卵の保存処理を失敗して、
稚魚を見ることが出来なかったものです。

 一方、中南米に分布するメダカに多いのが卵胎生メダカの仲間です。
中でもグッピーは、私にとっても最初の繁殖経験でした。
オスの尻ビレが「ゴノポジュウム」と呼ばれる交接器に変形  してきます。
オスがメスを激しく追尾して、このゴノポジュウムをメスの性口に挿入し、胎内で受精し、
メスは卵ではなく仔魚を1匹ずつ生み出す
のです。
 下写真は地味な体色で大きいメス親の 1、腹部から頭を出し、
2、丸い卵の形で出産、 3、同時に体を伸ばして泳ぎだす稚魚です。
交配による品種改良の歴史が長く、右端はそのオスの1例です。

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コメント
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