9月下旬の、栖吉川堤防道で見られた草花で、夏前に一度
草刈りされた後に成長したものです。
左がフジバカマ(藤袴)です。中国からの帰化植物のようです
が、万葉の昔から親しまれてきた秋の七草 の1つです。
下がイネ科3種で、「尾花」とも呼ばれる秋の七草のススキが
逆光に輝いて、秋野を象徴します。
オオヨシキリが営巣するヨシ(葦)原も、一度刈り払われたうえ
洪水の被害もあって、花穂を出せた株は僅かしかありません。
エノコログサは1年草で、「犬っころ草」が転じた呼称だそうです。
(ネコジャラシの通称もありますネ)
右端は新芽が食用にされるヨモギですが、成長して花をつけた姿です。
次は、野菊の1種ユウガギクの群落と、イヌタデとタデ科の仲間 2種です。