庭のモミジの木の下に、故郷から持ち帰ったシュンラン(春蘭)を植えました。
4月上旬には花蕾を上げましたが、一部を株元で越冬した小さなカタツムリが食害し、
朝と午後の日の当たる方角が違うため、花が同じ方角に向かず、
大株になって、たくさん咲くのにイマイチでしたが、
山を駆け巡った子供の頃を思い出します。
1本をクローズアップ、
同じ向きの集合写真です。
アシタバ(明日葉)は日本原産で、房総半島や伊豆諸島などに自生するセリ科植物
です。元はポット苗を1株植えたのですが、庭でも日当たりが悪い北側の通路脇や、
ブルーベリーやアケビの樹下などに勝手に実生で生えてきます。
雪下越冬した春先、伸び出した新葉を1枚は残して切り取り、炒め物やキンピラなどに
利用し、独特の風味を頂きます。
キアゲハチョウ の食草として、毎年産卵に来るチョウとその幼虫のために、
私たちが利用するのは春先だけにしています。
夏に花 が咲き、秋に種子 が稔ると親株は枯れますが、
あちこちから小苗が芽生えて来るので、適当に残して維持しています。
ニラ は緑黄色野菜で、原種は中国からモンゴルやシベリアに自生するようです。
最初は園芸店の種をまいたのですが、我家では野菜栽培としてでは無く、
秋に咲く白花にタテハチョウ などのチョウ類が集まるので、
菜園の周辺や果樹類の下草として維持しています。
雪融け後、すぐに伸び出る新葉は柔らかくて美味しいので、各種料理に利用します。
現在もほぼ毎日摘み取って汁の実などに使いますが、まもなく自然に帰します。
秋にたくさん花を咲かせる為にです。
ニラの葉を食す以上にチョウの舞う姿に栄養を頂けます。 花後には、たくさんの種が
出来るので、出来るだけ刈り取って、ニラ屋敷にならないように努めます。